東京メトロ千代田線乃木坂駅から徒歩1分。東京ミッドタウンのある大通り沿いにペルー料理店『ナスカ』はあります。
フレンチや中華、インド料理のレベルに達しているとの評判もある、世界的に注目されているペルー料理ですが、日本にはまだ数えるほどしかお店はありません。
この『ナスカ』は、都内にある数少ないペルー料理店のひとつ。本格的な味が楽しめるお店として評判の高いペルー料理専門店です。
なんでも、オーナーは本場の味やハーブにこだわり、大使館のお墨付きももらっているのだとか。
※現在は『ジャイタイナスカ』に店名・店舗形態(タイ料理&ペルー料理)が変わっています。

お洒落な南青山で味わう本場ペルーの絶品料理

『ナスカ』の看板

アルパカがお出迎え
「ナスカ」とは、もちろんナスカの地上絵のこと。
お店のロゴもナスカの地上絵のデザインが使われています。
店頭にはアルパカの人形も置かれていましたー♪

『ナスカ』の店内
『ナスカ』の店内です。
六本木、青山に似つかわしい洗練されたお洒落な雰囲気。
座席数は45席で、カウンター席も7席あります。
休日のディナータイムのこの時、お客さんは4組ほど入っていました。

お馴染み、ナスカの地上絵

かわいいアルパカやトウモロコシの布

レジ横にあったインカ人形

ここにもアルパカ

ペルーの民族衣装の人形

燦然と輝くペルー国旗
店内には、あらゆるところにペルーやインカのものが飾られています。
ナスカの地上絵とか、アンデスの民族衣装の人形とか、インカ帝国の彫像とか、ペルー国旗とか。かわいいものからアーティスティックなものまで。
だけど、それぞれの飾りが主張し過ぎずに適度に配置されていて、センスがいいんです。

「クスケーニャ ブラック」750円

「クスケーニャ」720円

ラベルにマチュピチュが

こちらにもマチュピチュ
まずは、お飲み物。
もちろん、ビールです!
ペルーの国民的ビール「クスケーニャ・ラガー」と、「クスケーニャ・ブラック」を頼みました。
「クスケーニャ・ラガー」は、アルコール度数5.0% 口当たりが良くて飲みやすく、後味はすっきりと爽やかで、ほんのりとした苦味が心地いい、おいしいビールです。
「クスケーニャ・ブラック」は、初めて飲みます。
こちらも深みとコクがあってなかなかのお味。
「クスケーニャ」のラベルには、マチュピチュが描かれていたんですね!
初めて気付きました★
セビチェ、ローストチキン、アンティクチョス、チュペ。ペルーの美味しい料理に舌鼓♪

「セビチェ」800円
さてさて、定番の「セビチェ」(唐辛子が利く、スパイシーな魚介マリネ)です。
「セビチェ」は、1、2センチ角くらいに切った生の白身魚やタコ、イカなどの魚介に玉ねぎやトマトを加え、レモンを絞り、コリアンダーやオレガノなどの香草を加えたマリネ風のお料理。
付け合わせに炒ったトウモロコシ(カンチャ)と、茹でたトウモロコシが添えられています。
この『ナスカ』の「セビチェ」も抜群に美味しかったです。
柔らかい白身魚とシャキシャキの紫タマネギ、カリッとしたカンチャとソフトな茹でトウモロコシの食感のバリエーション、そして、レモンの酸味とコリアンダーなどのスパイスさ加減が絶妙です!

「ポヨ・ア・ラ・ブラサ・ナスカ」1,000円
お次は、「ポヨ・ア・ラ・ブラサ・ナスカ」(ローストチキン ポテトフライ添え)
ペルー料理で特に人気のあるチキンの炭火焼です。
付け合せにポテトが添えられています。
シンプルな炭火焼料理ですが、これが本当に美味しいんです。
お肉が香ばしくて、ペルー産のジャガイモも日本のものとはひと味違った味わい。
黄色い唐辛子を使った「アヒ・パンカ・ソース」を付けて食べると美味美味です。

「アンティクチョス」930円
「アンティクチョス」(牛のハツの串焼き)は、ウシのハツ(心臓)を唐辛子やにんにく、クミン、ワインなどで作ったタレに数時間漬け込んで金串に刺し、炭火で焼いたお料理。
かなりワイルドなお料理ですが、これはインカ帝国時代からの伝統料理であるとのこと。
噛み応えのある食感と、クミンやニンニクなどのスパイシーさ加減、そして、こちらも「アヒ・パンカ・ソース」を付けて食べると美味しいです!

「クリスタル」720円

「ピスコサワー」800円
ドリンクがなくなったので、「クリスタル」ビールと「ピスコサワー」を追加注文!
「クリスタル」はペルーのシェアNo1ビール。
飲み口爽やかでドライな味わいが特徴で、アルコール度数は5%です。
「ピスコサワー」は、ペルー人なら誰もが飲むような国民的カクテルで、ペルー原産の白ぶどう果汁を原料とした蒸留酒「ピスコ」に、レモンジュースと卵白を入れてシェイクし、泡立った上にシナモンを振りかけて作ります。
飲みやすくて美味しいのですが、アルコール度数が結構高め(42%)なので、飲みすぎ注意です!

「チューペ・デ・カマロネス」1,900円
「チューペ(チュペ)」とは、シチューに似たペルー風のチャウダースープのこと。
「チューペ・デ・カマロネス」は、アレキパ産のエビ(カマロネス)を使った「チュペ」で、カマロネスの濃厚なダシに牛乳を加え、ハーブで味付けがなされています。
スープの中には、ジャガイモと、そして、ご飯が入っています。
クリーミーな洋風雑炊といった感じ。
カマロネスのダシとクミンやコリアンダーなどのハーブ&スパイス、そして、ミルクのクリーミーさがたまりません。
大好きなお料理です♪

「カンチャ・セラーナ」400円
ちょっとおつまみとして「カンチャ・セラーナ」も頼みました。
「セビチェ」にもちょこっと付いていましたが、この「カンチャ・セラーナ」、やめられない止まらないといった感じの食べ物です。
節分の豆に似た感じもありますが、もうちょっと香ばしいかな。

「アルファホレス」540円

「コーヒーセット」300円
デザートには、「アルファホレス」(ペルー風マカロン)をコーヒーセットで頼みました。
「アルファホレス」は、牛乳をじっくり煮込んで作る「マンハールブランコ(ミルククリーム)」をサクッとしたクッキーでサンドしたお菓子。
軽めのデザートとしてちょうどいいですね。

ナスカの地上絵

トウモロコシ
世界の食材の20%の原産地であるという食材の宝庫ペルー。
そして、豊富な食材を使い、多様な料理文化を融合させた、世界中で注目を浴びつつある「ペルー料理」
『ナスカ』は、そんな美味しいペルー料理の真髄を思う存分堪能できる、オススメのお店です。




◉『ナスカ』の地図・アクセス
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