マレーシア、シンガポールで食べられている麺料理「ラクサ」
ココナッツミルク、魚介出汁、ピリ辛唐辛子のコンビネーションが絶妙なそのお味は、クセになります。大好物です♪ ここ最近、日本でも人気が高まっている様子。
そんな「ラクサ」を専門に提供する、しかも、めちゃくちゃ美味しいというお店が神奈川の茅ヶ崎にあるとのこと。
お店の名前は『いただきます食堂』。Googleや食べログの情報を見て、提供しているラクサの写真を見て、居ても立っても居られず、行ってみることにしました。
『いただきます食堂』の外観と店内の雰囲気

『いただきます食堂』のある東海岸シーサイドビル
JR茅ヶ崎駅から徒歩20分。一中通りを国道134号線へと向かう通り沿いの左手に、「東海岸シーサイドビル」という飲食店がいくつか入った2階建ての商業施設があります。
このビルの2階に『いただきます食堂』は、あります。

『いただきます食堂』の外観
『いただきます食堂』の外観です。
ポップでカラフルな色彩。
マラッカの街並みを思わせるような風情です。
さっそく、店内へ。

『いただきます食堂』の店内
『いただきます食堂』の店内です。
座席は、テーブル席と、靴を脱いで上がる小上がりの座敷席&カウンター席があり、席数は合計25〜30席くらいでしょうか。
11時半に訪問。食べている間に満席になりました。
スタッフは、厨房で調理する店主さんと、にこやかで気が利く女性店員さんのツーオペ。お二人とも日本の方。

エスニック且つサイケな雰囲気の店内
お店の内装は、ピンクや黄色に塗られていて、外観と同じく明るくポップな雰囲気。
壁にはサイケなデザインのアートや絵、布などが飾られていて、まるでアジアや中南米にあるバーやカフェに居るような気分に浸れます。
さて、カウンター席に座ったところで、さっそくメニューの物色開始です。
『いただきます食堂』のメニュー

ラクサとは
店主の個性の表れた独特のフォントのメニュー。
『いただきます食堂』のラクサは、マレーシアのマラッカで食べられている「ニョニャラクサ」
具材は、海老、厚揚げ、油揚げ、もやし、きゅうり、パクチー、オニオンフライ、海老ペースト、海老油が乗っているとのこと。

「うちのは発幸ラクサ」
『いただきます食堂』のラクサは、米麹を自家製ラクサダレに漬け込み、熟成発酵ダレで作った「発幸ラクサ」。スープも野菜のみで作っているとのこと。
店主さんは、マレーシアでラクサに出会ってハマり、レシピを教えてもらうのではなく、現地の味を参考に独学でオリジナルの「発幸ラクサ」を作り上げたのだそう。

単品とセットがあり。セットはオプションを2つ追加可能
『いただきます食堂』のラクサは、単品とセットから選べます。
女性スタッフによると、セットがおすすめとのこと。
セットは、追い飯、ジプシーアイスクリーム、タマゴかけキット、大盛りの4つの中から2つを選ぶことが出来、特に麺を食べ終えた後にスープの中に入れて食べる「追い飯」が人気なのだそう。

メンは選べる3種類
麺は3種類から選択可能。
- 玉子麺のたまちゃん(中細麺)
- 全粒粉麺のゼンちゃん(ちぢれ麺)
- 小麦麺のコムちゃん(中太麺)
と思ったら、

めんズ(メンは選べる5種類)
テーブルの上に別のプラカードがあって、こちらには下記の2種もプラスでありました。
- 米粉麺のヨンちゃん(フォーの麺)
- 米粉麺のブンちゃん(極細の麺)

増したい方はトッピング
増したい方はトッピングも出来ます。
サンバル(50円)、モリモリパクチー(150円)、海老(160円)、厚揚げ(50円)、油揚げ(50円)、もやしきゅうり(50円)、麺の大盛(110円)、特盛(220円)

梅酵素、プラントベースのアイスクリーム

酵素シロップ、クラフトビール
梅酵素やプラントベースのアイスクリーム、酵素シロップ、クラフトビールなどもあり。

アイスのフレーバー
アイスのフレーバーは、訪問時に注文可能だったのは4種類(緑のマークのもの)
それでもって、今回は、「発幸ラクサセット」(1,540円)で、セットオプションは、「追い飯」と「ジプシーアイスクリーム」を選び、麺は「全粒粉麺のゼンちゃん(ちぢれ麺)」をチョイス。アイスは「キャラメルナッツココナッツ」を選択しました。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。

お水、ハス茶はセルフサービスで
セットを選ぶと、ベトナム定番のお茶「ハス茶」を飲み放題で飲むことができます。
ハス茶やお水は、写真の給水スポットからセルフサービスで。

「ハス茶」
こちらが、「ハス茶」
東南アジアっぽい金属製のグラスがいい感じ。
さっぱりと飲みやすいお味。
「ハス茶」を飲みながら待っていると、ほどなくして「ラクサ」が運ばれてきました。
「発幸ラクサセット」。麺は「全粒粉麺のゼンちゃん(ちぢれ麺)」

「発幸ラクサ」
こちらが、『いただきます食堂』の自信の一品「発幸ラクサ」
ココナッツミルクの上に海老油の浮いたオレンジ色のスープ。二匹の海老や厚揚げ、油揚げがあり、赤い海老ペーストが乗っています。パクチーの緑が鮮やかなコントラスト。
見るからに美味しそう♪ さっそく、いただきましょう〜!

海老、厚揚げ、油揚げ、もやし、きゅうり、パクチー、オニオンフライ、海老ペースト、海老油
いただいた「発幸ラクサ」は、まさに絶品!
期待に違わない美味しさです。
米麹を使い、ほぼ野菜のみで作ったという「発幸ラクサ」。メニューに書かれた「自家製ラクサダレ」や「熟成発酵ダレ」がどのようなものかはわかりませんが、本場マレーシアで食べたラクサに引けを取らない、思わず「旨い旨い!」を連発してしまうような美味なラクサでした。
スープの中には、全粒粉のちぢれ麺と、ビーフン、春雨の3種の麺が入っていて、それぞれ違った食感が味わえて食べ飽きません。いずれもスープとの相性抜群!
プリプリした海老や、焦がし風味の厚揚げ、シャキシャキしたもやしなどの具材、旨味たっぷりの海老ペーストも味覚にバラエティを与えてくれます。
あっという間に麺を食べ終えてしまったので、お次は「追い飯」

追い飯の入ったジャー(セルフサービス)
「追い飯」のサーブもセルフサービス。
写真のジャーからしゃもじでジャスミンライスをお茶碗によそります。
フライドオニオンもあるので、ご飯の上に振り掛け。

「追い飯」
こちらが、茶碗によそった「追い飯」
これを「発幸ラクサ」のスープの中に投入!

ラクサのスープに追い飯を投入!
「発幸ラクサ」+「追い飯」
店員さんがおすすめした通り、これがとんでもない旨さでした♪
ラクサスープの旨味を吸ったジャスミンライスは、麺よりもこっちをメインにした方がいいんじゃないかと思うほど、ドンピシャのマッチング!
本当に美味しい★

スープを飲み干すほどの旨さ
夢中で掻き込み、スープも全部飲み干してしまいました!
写真を見ていただければわかる通り、ラクサの器は結構大きめで、スープもたっぷり入っています。それをいつの間にか全部飲んでしまうほどの美味しさ。

ジプシーアイスクリーム(キャラメルナッツココナッツ)
食後のデザート。「ジプシーアイスクリーム(キャラメルナッツココナッツ)」
大豆を使い、甘さも控えめな体に優しいアイス。ほんのりと感じるキャラメル風味とナッツの食感がGood!
食後の良いお口直しとなりました。

『いただきます食堂』
神奈川県茅ヶ崎にある、マレーシアのスープ麺「ラクサ」の専門店『いただきます食堂』
ニョニャラクサをベースに店主さんの創意工夫が凝らされた「発幸ラクサ」は、本場マレーシアで食べたラクサに引けを取らない絶品のお味。
特に、ラクサスープにジャスミンライスを入れていただく「追い飯」は、驚きの美味しさ! これは、本場マレーシアにも無い、このお店オリジナルです。
都内からだと少し遠いですが、行って食べれば、必ず満足すること間違い無しです★
『いただきます食堂』の地図・アクセス・営業時間
マレーシア・シンガポール料理店











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