東京メトロ副都心線西早稲田駅から徒歩3分。明治通りを大久保方面へと進んだ左手に、インド料理店『ヒマラヤ』があります。
お店のオープンは1993年。ナン&カレーなど北インド料理をメインに提供しているお店ですが、ガチなバングラデシュ料理もメニューにあるということで、行ってみることにしました。
『ヒマラヤ』の外観と店内の雰囲気
こちらが、『ヒマラヤ』の外観です。
インド国旗が表記されていますが、看板の背景色はさりげなくバングラデシュカラー。右上にはハラール認証マークも見えます。
お店は階段を降りた地下1階にあります。
階段の壁には、「バングラデシュの家庭料理 日替わりメニュースタート!」の張り紙がありました!
話によると、このお店は新大久保にあるバングラデシュ料理店『サルシーナ・ハラルフーズ』と経営者が同じだそうで、2023年5月まで平日限定でバングラデシュ料理を提供していたのですが、その後提供を休止。2025年9月に提供が再開されたのだそう。
階段の壁には他に、バングラデシュ国旗掲げられ、棚のショーケースには、ダッカ名物のデコレーションされたサイクルリキシャのミニチュアが飾られていました。
『ヒマラヤ』の店内です。
広々とした店内は老舗らしい落ち着いた雰囲気。テレビモニターではバングラデシュのニュース番組が映し出されていました。
座席はテーブル席のみて34席。お客さんは早稲田の学生が多い様子。スタッフはムスリム帽子を被った髭の男性をはじめ、皆さんバングラデシュ人の様子。
お店の壁には、バングラデシュ料理の写真がいくつか貼られていました。
さて、座席に座ったところで、さっそくメニューの物色開始です!
『ヒマラヤ』のメニュー
こちらが、『ヒマラヤ』の通常メニュー(の一部)です。
よくあるカレーのラインナップとナン&タンドリーチキン&カレーのセット。
お客さんはほぼ全員が通常メニューを注文していました。
食べたら確実に美味しいのはわかりますが、今回のお目当てはバングラデシュ料理。
バングラデシュ料理のメニューは、壁に掲げられたホワイトボードに記載されています。
このホワイトボードも、メニュー内容も、メニューの表記の仕方も新大久保の『サルシーナ・ハラルフーズ』にそっくり!
この日のメニューは、「マトンカッチビリヤニ」「デシチキンコシャ」「めちゃくちゃ大きいカトル魚ブナ」「ビーフカラブナ」「マトンカラブナ」「チキンブナ」の6種類。
それでもって、今回選んだのは↓のお料理。
- ビーフカラブナ(1,800円)
ジャガイモ入りのビリヤニや、デシチキン&ログニナンも惹かれましたが、今回は久々のガッツリなマスタード風味を求めて、カラブナにしました。
注文を済ませ、お料理が運ばれて来るのを待ちます。
「ビーフカラブナ」
まずは、セットの「ラッシー」が到着。
さっぱりとした味で美味しい♪
続いて、セットのサラダ登場。
定番のオレンジ色の謎ドレッシングが掛かったキャベツサラダ。
ポリポリ食べながら待っていると、ほどなくしてメインのお料理が運ばれてきました。
「ビーフカラブナ」です。
ビーフカラブナ、ダル、ボルタ、バジ、ライスがセットになっています。
こちらが、メインの「ビーフカラブナ」
ビーフを具材にスパイスを使って炒めた水分少なめのカレー。
これが、めちゃ旨!
ほど良く硬いビーフはマスタードのツーンとした辛さがガッツリ効いていて、思い描いていたベンガルのお味。
グレイビーはスパイシーで濃厚ですが、レモンを搾り掛けていただくと、爽やかさが加わって食べやすくなります。
ナスの「ボルタ」(マッシュした具材をマスタードオイルで味付けしたもの)、ジャガイモの「バジ」(ドライなスパイス炒め)も、ビーフカラブナの付け合わせとしてGood! どちらもマスタードオイルの風味が効いています。
「ダル」(豆のスープ)は、優しいお味。お口のマスタード感を和らげてくれる救世主。
ビーフカラブナやボルタ、バジ、それぞれにダルを掛け、ライスと一緒に賞味。
旨い旨いと脳内で独り言を言いながら、あっという間に完食!
西早稲田にあるインド料理店『ヒマラヤ』
カレー&ナンのスタンダードなインド料理もありますが、オススメなのは日替わりメニューのバングラデシュ家庭料理。
いただいた「ビーフカラブナ」は、マスタードがガツンと効いた、これぞバングラデシュなお味。間違いなく美味しい♪
イリシュ魚のベグンバジやポテト入りのビリヤニなども、ぜひいただいてみたいところ。
『ヒマラヤ』の地図・アクセス・営業時間
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