JR大塚駅南口から徒歩2分。サンモール商店街の一角に、中国河南省の麺料理「餄餎麺(ハーラー麺)」を提供するお店『豫見ハーラー麺』があります。
お店のオープンは2024年2月。日本ではここでしか食べられないと思われる「ハーラー麺」を食べに、行ってみることにしました。
『豫見ハーラー麺』の外観と店内の雰囲気

『豫見ハーラー麺』は建物の2階にあります。
中国語では、ユージェンフールーミィエンと読むそう。

自家製麺。東京初上陸です。
替玉、替スープは無料とのこと。
さっそく階段を上って2階へ。

こちらが、『豫見ハーラー麺』の入り口。
入り口から店内を覗いてみると、お客さんは居ない様子。
誰かと電話しているのでしょうか。捲し立てるような中国語の女性の声が店内から響き渡っていました。
扉を開けて店内へと入ります。

『豫見ハーラー麺』の店内です。
店内は広くはないですが、お客さんがいないため、ゆったりと感じられます。
座席は20席程度でしょうか。
お店のスタッフは、延々と電話をしている女性店主さんと、息子さんでしょうか?若い中国人の男性がひとりいました。
ネットの情報では、この電話をしている女性が、河南省伝統の「餄餎麺(ハーラー麺)」の伝承者のようです。

こにらは、壁に掲げられていた「餄餎麺」の解説です。
AI翻訳した内容は↓
ちょっと長く、少し間違った表記もあるかもしれませんが、そのまま転記。
「饸饹面(ホーロー麺)」は古くは「河漏(へろう)」とも呼ばれ、また「活絡」とも書かれます。中国北方や西北地域で広く食べられてきた麺料理で、長い歴史を持ちます。
1400年以上前から存在し、昔は穴の開いた器具で生地を押し出し、牛骨スープの鍋に直接落として麺を作っていました。丸く太さのある麺が特徴です。
伝説では、唐の時代、宰相の武則天が各地の料理を調査させた際、この「河漏」という名前があまり雅でないとされました。そこで「河漏」を「饸饹」と書き換え、より良い名称に改めたといわれています。
古い記録によると、この麺はもともと蕎麦粉を主原料にして作られ、豚肉や羊肉の煮込み、花椒などの香辛料とともに食べられていました。家庭では専用の道具で麺を押し出して作り、長い年月をかけて広まりました。
また、唐の時代にはすでに金属製の麺押し器が存在していたとも伝えられています。宋代には市場や屋台で売られ、冬の名物料理として広く親しまれていました。
民国期以降、河南省の人々が各地へ移住したことで、この麺はさらに広まり、手頃でおいしい庶民料理として定着しました。今では多くの人に愛される伝統的な麺料理の一つです。
唐より前の時代か、食べられている伝統的な麺を東京で食べられるなんて、凄いことです。
あらゆる地域出身の中国人が東京に来ていることが窺えます。
座席に座り、さっそくメニューを物色。
『豫見ハーラー麺』のメニュー






こちらが、『豫見ハーラー麺』のメニューです。
メインはもちろん「ハーラー麺」。ラム肉入りと鶏や牛肉入りがあり、スープ麺、混ぜそば、焼きそばがあります。ラム肉スープもあり。
一品料理は、ラム肉の鍋やスペアリブなど、こちらもラム肉中心ですが、干し豆腐やきゅうりの和え物などもいくつか。
注文するのは、もちろんハーラー麺。
一番スタンダードな「ラム肉ラーメン(羊肉餄餎麺)」(980円)にしました。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
待っている間、厨房の方から、麺の自動押し出し器と思われる機械の音が聴こえてきました。
機械の操作、および、提供の準備をしているのは若い息子さん。
伝承者のおばさん店主は、相変わらずでかい声で電話中。
最初、その激しい口調から、怒っているのかと思いましたが、時折笑い声もあり、どうやらこれが通常運転である様子。
電話口から聴こえてくる声は若めの女性のようで、もしかしたら故郷にいる娘さんなのかもしれません。
勉強の進み具合などを問い詰めているのでしょうか。
そうこうしているうちに、ハーラー麺が出来上がったようで、息子さんがこちらに運んできました。
ラム肉ラーメン(羊肉餄餎麺)

こちらが、1400年の歴史を持つというハーラー麺。「ラム肉ラーメン(羊肉餄餎麺)」です。

見た目が真っ赤。凶悪なビジュアル!
香辛料のスパイスの香りとラム肉の匂いが立ち昇ってきます。
さっそく、いただきましょう〜♪

見るからに辛そうなスープですが、唐辛子と花椒が効いていてそこそこ辛いものの、普通に食べられる辛さ。
むしろ、この唐辛子と花椒の辛さがラム肉の風味と高相性。ラムの旨味を引き立て、且つ臭みを和らげてくれている感じ。
このスープ、旨いです♪
スープの中にたくさん入ったラム肉の薄切りも柔らかくて美味しい♪

そして、これが「餄餎麺」
うどんより少し細めな麺は、ラグ麺ほどではないけど、もちもちしていて食べ応えあり。
スパイシーでラム肉の旨味が沁みたスープとの挨拶も抜群!
麺はかなりたくさん入っていて、結構ボリューミー。替玉も無料でいただけますが、再使用のひと玉で充分満足できます。

大塚にある”ガチ中華“のお店『豫見ハーラー麺』
中国河南省の麺料理「餄餎麺(ハーラー麺)」を提供する都内唯一の専門店です。
いただいた「ラム肉ラーメン(羊肉餄餎麺)」は、唐辛子&花椒の辛味とラム肉の旨みが沁みたスープがクセになるお味。
押し出し麺「ハーラー麺」のもちもち食感もGood!
羊好きならきっとハマる麺料理です★
『豫見ハーラー麺』の地図・アクセス・営業時間
中国料理(ガチ中華)・韓国・東アジア料理店









