東急東横線自由が丘駅南口から徒歩4分。学園通り沿いにあるレンガ造りの「もみの木ビル」の2階に、アフリカ料理のお店『ディアフリック』は、あります。
2012年6月にオープンしたこのお店、エチオピア出身の店主「ヨナス」さんがマスターを務めるアフリカンレストラン&バー。
エチオピアの伝統料理「ドロワット」をはじめ、ワニやカンガルーの肉を使った料理など、他では味わえないお料理をいただけるお店です。
エチオピア出身のマスターが営むアフリカンレストラン&バー
『ディアフリック』の外観
こちらが、『ディアフリック』の外観です。
お店の前には、植物がたくさん置かれていて南国な風情。ガラス張りで扉もオープンなので、開放的な雰囲気です♪
お店に入ると、エチオピア人マスターのヨナスさんがにこやかに出迎えてくれました♪
落ち着いた雰囲気の店内
『ディアフリック』の店内です。
正面にバーカウンターがあり、テーブルが3卓。バーとしてはゆったりと広めな感じ。座席は、カウンター席が6席、4名テーブルが2卓、6名テーブルが1卓の合計20席です。
今回は、ネットで事前予約して訪問しました。
お客さんは、常連さんらしき日本人女性と外国人男性の2人連れ、日本人グループの2組。席が少ないので予約していった方が安心です。
エチオピアの民芸品や絵が並ぶ店内
テーブルにキリンが!
エチオピアの楽器や絵が飾られています。
店内の壁には、エチオピアの民芸品、絵などがたくさん飾られていて、エチオピア感満点! とても素敵な雰囲気です。
エチオピアへは、トランジットで1日だけアジスアベバに行ったことがありますが、再訪したい気分になりました♪
雰囲気のいいバーカウンター
こちらは、バーカウンター。
間接照明で黄色にライトアップされていて、雰囲気がいいです♪
茅葺風の飾りや棚の上の植物もエチオピアな気分を高めてくれます。
さて、テーブル席に座り、そろそろメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『ディアフリック』のメニュー
サラダメニュー
ドロワットやシチューのメニュー
ワニとカンガルーの炒め物
こちらが、『ディアフリック』のメニュー(の一部)です。
サラダ系が3種、エチオピアン春巻き(サンブーサ)やハチノス煮込みなど単品の前菜。ライスorピタパン付きの煮込み料理系が4種。ジョロフライスなどのご飯ものやパスタ、クスクス。ワニ肉とカンガルー肉の炒め物もあります。
ちなみに、コースメニューもあるほか、5日前までの事前予約限定ですが、「インジェラ料理」(テフを使ったエチオピアのクレープ「インジェラ」をメインにしたお料理)もいただけるとのこと。
今回は、インジェラは予約していなかったので、アラカルトにて↓のお料理を注文しました。
- ディアフリクサラダ 1,100円
- エチオピアン春巻き 950円
- ドローワット 1,800円
- ワニ肉の炒め 1,650円
メインは、ドロワット! これを食べに来ました♪
ワニの肉も食べたことがないので、どんな味か楽しみ★
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
絶品の「ドロワット」と味付け最高な「ワニ肉炒め」
エチオピアのビール「St.George Beer」
まずは、お飲み物から。
メニューにあったケニアのビール「タスカー」を頼んだのですが、品切れとのこと。
代わりに、エチオピアのビールがあると言うので、ぜひ!ということで注文。
「セント・ジョージ・ビール」です。
「セント・ジョージ・ビール」は、エチオピアの守護聖人St.Georgeの名を冠するビール。
エチオピアはビールの銘柄が30以上もあるそうですが、その中でも一番人気のビールで、最も古い歴史を持つビールでもあるとのこと(醸造所の設立は1922年)。
お味はスッキリ辛口で、仄かなフルーティー感があって飲みやすい。スパイシーなエチオピア料理に合いそうです♪
お通しのナッツ
ビールと一緒に、お通しのナッツもサーブされました。
シンプルなナッツですが、何やらスパイスが掛かっているようで美味しい♪ ビールに合います★
ビールを飲み、ナッツをつまんでいると、程なくしてお料理が運ばれてきました!
「ディアフリクサラダ」1,100円
トッピングのレンズ豆が美味しい♪
「ディアフリクサラダ」です。
たっぷりの新鮮野菜とレンズ豆に、オリジナルスパイスが効いたドレッシングの当店オススメのサラダです。
レタスやトマト、キャベツ、ゆで卵などを和えたシンプルなサラダですが、オリジナルスパイスが入ったドレッシングがGood!
そして、レンズ豆の旨味と食感がたまらない美味しさ♪
「エチオピアン春巻き」950円
続いて、「エチオピアン春巻き」
現地では「サンブサ(サンブーサ)」と言われているお料理で、インドのサモサに似たスナックです。
インドのサモサと違って皮は薄くてパリパリ。中にはレンズ豆が入っていてスパイスが効いています。
レンズ豆の旨味と皮のパリパリ感がGood! サラダとサンブーサ、レンズ豆続きですが、飽きないです。美味しい♪
ビールのおつまみにぴったりです★
「ドローワット」(1,800円)とピタパン
そして、本日のお目当て「ドローワット」
付け合わせの主食は、ライスとピタパンを選べますが、ピタパンにしました。
「ドローワット(ドロワット)」は、エチオピアを代表するおかず。「ワット」は惣菜を意味し、鶏肉を使ったワットが「ドロワット」です。
作り方は、茶色くなるまで炒めた玉ねぎをベースに、唐辛子とにんにく、しょうがなどで作られた調味料「ベルベレ」やカルダモン、ショウガ、フェヌグリーク、クミンなどの香辛料を加え、鶏肉と野菜、豆類などと一緒に煮込んで出来上がるのだそう。
ドローワット
『ディアフリック』の「ドローワット」、これまで食べた「ドロワット」の中でも一二を争うくらい美味しいドロワットでした♪
インド料理とはまた違った、深みのあるビターなスパイシー感。唐辛子のピリッとした辛さも心地良い味わい。柔らかくほぐれる骨付きの鶏肉、ほくほくしたゆで卵も良い付け合わせ。
旨い旨いを連発しつついただきました★
ピタパン
「ドローワット」と一緒にいただいたのが「ピタパン」
本来はエチオピアの主食「インジェラ」と一緒に食べるのがスタンダードですが、『ディアフリック』のピタパンは、アラブ料理店で出てくるような美味なピタパンだったので大満足♪
「ドローワット」との相性抜群です!
アフリカンカクテルメニュー
ビールが無くなったので、追加のお飲み物を。
アフリカンカクテルが気になったので、頼んでみることに。
どんなドリンクかは、名前でイメージしてみてください!
頼んでみてからのお楽しみ☆
今回は、「マンマアフリカ」と「ネルソンマンデラ」をチョイス!
「マンマアフリカ」850円
こちらは、「マンマアフリカ」
詳細は失念してしまいましたが、名前と見た目の通り、ミルキーで甘くて飲みやすいカクテル。アフリカのお母さん&母なるアフリカの大地のイメージです♪
美味しいです★
「ネルソンマンデラ」800円
こちらは、「ネルソンマンデラ」
カンパリやチンザノなどを使ったハードでスパイシーなカクテル。
アパルトヘイトとの闘争と解放。大統領として南アフリカを一つに纏め上げた偉大な英雄「ネルソン・マンデーラ」。
苦難の道のりと華やかな栄光を感じさせる奥深いお味。こちらも美味しい♪
「ワニ肉の炒め」1,650円
引き続き、お料理です。こちらは「ワニ肉の炒め」
ワニのお肉は初めていただきましたが、淡白な鶏肉のようなお味。鶏肉よりも若干食感が硬めですが、それがまたいい感じ♪
ワニ肉と和えているお野菜は、玉ねぎ、パプリカ、ピーマン。よくある組み合わせですが、とにかく、スパイシーな味付けがとっても美味!
食後のお口直しにいただいたコーヒーカクテル
食後、マスターのヨナスさんに、お会計を申し出たところ、食後のお口直しとして、コーヒーのカクテルをサービスしてくれました。
ウォッカベースのコーヒーカクテル。エチオピアと言えばコーヒー!
香り高いエチオピアコーヒーとハードなウォッカの味がベストマッチ♪
アルコールは結構強かったけど、最高のお口直しとなりました★
自由が丘にあるアフリカ料理のお店『ディアフリック』
エチオピア人マスターのヨナスさんが作るお料理はどれも美味しい!
特に、エチオピア名物「ドロワット」は、これまで食べたドロワットの中でも一二を争う美味しさでした♪
それと、マスターのヨナスさん、日本語の会話も、まるで日本人かと思うほど達者で、お客との距離感も絶妙!
とても、居心地の良い時間を過ごすことができます★
◉『ディアフリック』の地図・アクセス
- 住所:東京都世田谷区奥沢6-33-14 もみの木ビル 2F
- アクセス:東急東横線/大井町線自由が丘駅 南口より徒歩3~4分
- 営業時間:18:00~翌4:00
- 定休日:日曜日
- 予約:『ディアフリック』のネット予約はこちら(食べログ)
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