愛知県津島市。ここに愛知県で唯一、全国でも数少ないトルコのスイーツ「バクラヴァ」の専門店があります。
お店の名前は、『Beyzade BAKLAVA(ベイザーデ バクラヴァ)』
2019年3月に日本初のバクラヴァ専門店としてオープンしたこのお店。当初は愛知県愛西市に店舗がありましたが、2024年6月、ここ津島市に移転再オープンしたのだそう。
店舗ではバクラヴァをはじめとしたトルコのスイーツだけでなく、トルコ定番のゴマパン「シミット」などトルコのパンも販売しており、テイクアウトのみならず、店内飲食することもできます。
今回、インスタでこのお店の情報を発見! バクラヴァがズラーっと並んでいる写真を見て、これは行かねばと思い、旅先の名古屋から足を伸ばして行ってみることに。
トルコのスイーツ「バクラヴァ」とは?
「バクラヴァ」
「バクラヴァ(バクラバ)」とは、薄いフィロ生地を何層も重ね、ピスタチオやクルミ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどを挟んで焼き上げ、濃厚なシロップに浸して作るお菓子。
オスマン帝国の皇帝の台所で生まれたと言われる歴史あるスイーツで、トルコだけでなく、中東や地中海地域、バルカン半島など幅広い地域で食べられています。トルコではスイーツの王様とも呼ばれているのだとか。
『Beyzade BAKLAVA(ベイザーデ バクラヴァ)』へのアクセス
『Beyzade BAKLAVA(ベイザーデ バクラヴァ)』の外観
『Beyzade BAKLAVA(ベイザーデ バクラヴァ)』の最寄駅は、名鉄津島線の木田駅とJR関西本線の蟹江駅。
お店の場所は両駅の中間くらい。西尾張中央道沿いにあります。
どちらの駅からも3km強の距離があり、歩いて行くのは困難なので、タクシーを利用する必要があります(木田駅と蟹江駅、どちらの駅からもタクシーで10数分程度で、料金は2,200円程度)。
ちなみに、名古屋からお店までは鉄道&タクシーで1時間弱。車だと30分強で着きます。お店は大通り沿いにあり、駐車場も広いので車での訪問は便利です。
津島市在住トルコ人御用達のお店『ベイザーデ バクラヴァ』
『Beyzade BAKLAVA(ベイザーデ バクラヴァ)』の看板
ところで、全国でも数少ない、トルコのスイーツ「バクラヴァ」の専門店が、どうして愛知県の津島市にあるのか?
謎だったので調べてみたところ、なんでも、愛知県は在住トルコ人が全国で2番目に多い県だそうで(1位は埼玉県)、特に、お店のある海部・津島地域には、建物の解体業を営むトルコ人が多く居住しており、立派なモスクがあり、トルコ料理のお店も多いなど、トルコ人のコミュニティが形成されているのだとか。
トルコ人にとって、ルビー色のチャイと、一緒に楽しむバクラヴァは生活に無くてはならない存在。
『Beyzade BAKLAVA(ベイザーデ バクラヴァ)』は、そんな在住トルコ人たちのニーズに応えるべく、オープンしたお店ということのようです。
さて、在住トルコ人の話はこのくらいにして、さっそくお店の中へと入っていきましょう〜♪
バクラヴァがたくさん!『ベイザーデ バクラヴァ』のショーケースに興奮♪
バクラヴァがたくさん!
お店の中に入ると…。
正面のショーケースに、バクラヴァをはじめとしたトルコスイーツがたくさん!
様々な種類のバクラヴァや、見たこともないトルコスイーツ。トルコのパンやケーキ、プディングなど、いろいろあります。
これは、大興奮!!
さっそく、物色開始です♪
いろんな種類のトルコスイーツ
まずは、バクラヴァをはじめとしたペイストリー系。
上段左側が「ショビイエティ(クリーム入り)」、右側が「ヘーゼルナッツロール」
下段左側が「クルミのクリーム入り」、右側が「ピスタチオ入りカダイフ」
下の段に並んでいるのが「バクラヴァ」
上段左側が「ムール貝形(クリーム入り)」、右側が「ピスタチオロール」
下段左側が「クルミ入りバクラヴァ」、右側が「ピスタチオ入りバクラヴァ」
ペイストリー系、焼き菓子系
上段左側が「レヴァニデザート」、右側が「アーモンドロール」
下段左側が「アーモンド焼き菓子」、右側が「ココナツロール」
「冷たいバクラヴァ」「ミルキースポンジケーキ」
「冷たいバクラヴァ」なんてのもありました!
牛乳に浸して作るバクラヴァで、新感覚のバクラヴァとしてトルコでは人気を集めているのだそう。
パンの種類もたくさん!
ごまパン「シミット」
パンの種類も豊富!
トルコと言えば、のごまパン「シミット」も、もちろんあります。
トルコのプリン「ASHURA」
「ライスプディング」
「スパングル」
「ドライフルーツケーキ」
プディング系や、ケーキ系のスイーツもいろいろあり。
ほんと、どれを選ぶか迷ってしまいます。。
↓は、ショーケースに並ぶ商品の動画。
すべての商品は量り売り
ちなみに、『ベイザーデ バクラヴァ』の商品は、すべて量り売り。
100gあたり500円。バクラヴァは3個で約100gとのこと。
看板メニューの3商品
こちらは、ショーケースの上に置かれていたPOP。
「くるみのバクラヴァ」「ピスタチオのバクラヴァ」「ピスタチオのサルマ」、この3商品がお店の看板メニューのようです。
ちなみに、お店で提供しているトルコスイーツは、本場トルコから招聘したスイーツ職人が作っているのだとか。
「トルコスイーツ」を購入し、店内でイートイン♪
商品を選び、店員さんにピックアップしてもらいます。
いろいろ悩んだ挙句、買いたい商品を決めると、ケース向こうにいる店員さんに、商品を指差してピックアップしてもらい、お会計。
店員さんは男女数名おり、全員トルコの方。日本語はそんなに達者では無さそうだったけど、商品をピックアップしてもらい、お会計してもらうだけなので問題ありません。
テーブル席にて「トルコスイーツ」をイートイン
お支払いを済ませた後、上の写真のテーブル席にてイートインすることにしました。
イートイン席は20〜30席くらい。数組のお客さんがおり、トルコの方、そして、日本人のお客さんもいました。
購入したトルコスイーツ6種類
こちらが、今回購入したトルコスイーツ6種類。
テイクアウト用にパックしてもらい、そのうちのいくつかをイートイン。
6種の内訳は↓です(真ん中から時計回りに。店頭表記ママ)
- 「ピスタチオ入りカダイフ」
- 「クルミタップリ」
- 「クルミのクリーム入り」
- 「ピスタチオ入りバクラヴァ」✖️2
- 「アーモンド焼き菓子」✖️2
- 「ピスタチオロール」✖️2
全部食べると多過ぎるので、ここでは2個くらい賞味♪
「塩クッキー」
「トルココーヒー」を飲みながら
「塩クッキー」も購入。
それと、ごまパン「シミット」も買いました(紙袋に入っているもの)。
これらは、持ち帰って家で食べることにします。
お飲み物として、「トルココーヒー」を注文し、ささやかなおやつタイム★
トルコポップスが流れる店内
店内には、トルコのポップスが延々と流れていました♪
トルコ人のお客さんも、若者グループやおじさんグループ、家族連れなど、次々と来店してきます。
愛知に居ながらにして、トルコを感じられる空間です。
テイクアウトでいただいた「バクラヴァ」と「シミット」
ごまパン「シミット」
それでもって、こちらが帰宅して、家で食べたごまパン「シミット」
ふかふかのパン生地に、たくさん載ったごまが香ばしい♪
トルコで食べたのと同じ味です。
「ピスタチオ入りバクラヴァ」と「ピスタチオロール」
こちらは、「ピスタチオ入りバクラヴァ」と「ピスタチオロール」
ふんだんに入ったピスタチオの風味がGood! 口に含むとジュワッと滲み出てくるシロップの甘さがたまりません♪
チャイを飲みながらトルコスイーツタイム♪
「バクラヴァ」のお供は、やっぱり、トルコらしくルビー色の「チャイ」(グラスはインドのチャイグラスですが)。
トルコスイーツタイムを満喫できました★
愛知県津島市にあるトルコのスイーツ「バクラヴァ」の専門店『Beyzade BAKLAVA(ベイザーデ バクラヴァ)』
バクラヴァのみならず、様々な種類のトルコスイーツや、トルコのパンなどを販売しているお店。ショーケースにズラリと並んだトルコスイーツの様子は壮観です!
本場トルコのスイーツ職人が作る「バクラヴァ」は、さすがの美味しさ♪
在住トルコ人が集う、まるでトルコな店内の雰囲気もGoodです★
◉『Beyzade BAKLAVA 2号店(ベイザーデ バクラヴァ)』の地図・アクセス
- 住所:愛知県津島市莪原町郷西24-2
- アクセス:名鉄津島線「木田」駅からタクシーで12分
- 営業時間:6:00~22:00
- 定休日:無休
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