若者の街、下北沢。
南口からメインストリートを3区画分進み、路地を右手に曲がった左手に『アンジャリ』はあります。
お店は、半地下になっていて少し奥まっていますが、通り沿いに看板が出ているので見つけられると思います。
『アンジャリ』の外観と店内の雰囲気

『アンジャリ』の看板

手書きのかわいい看板
このお店、日本人のオーナーシェフさんによるカレー屋さん。
南インド料理やスリランカ料理をベースに、日本人の好みに合うようにアレンジしたカレーを提供する、下北沢のカレー屋さんの中でも要注目のお店のひとつです。

『アンジャリ』のお店の入り口
お店は、下北らしいお洒落なカフェかバー風の外観。
一見するとインド料理店っぽくない、日本人オーナーのカレー屋さんらしい、センスある雰囲気です。

お洒落なランプがある店内

カウンターには、仏像やスパイスの瓶などが
店内は小ぢんまりとしていて、カウンター席とテーブル席で合計12席くらい。
カウンター席の向こうには、オーナーシェフさんが調理しているのが見えます。
お店の壁や棚、天井には、オリエンタルなランプが吊り下げられていたり、仏像が置かれていたり、布などが飾られていたりと、オーナーシェフさんのインド、スリランカへの趣向が垣間見えます。
カウンターの棚には、ターメリックやカイエン、クローブやカルダモン、クミン、コリアンダーシードなどのスパイスの瓶も置かれていました。
『アンジャリ』のメニュー

『アンジャリ』のメニュー

『アンジャリ』のドリンクメニュー
『アンジャリ』のメニューです。
カレーはチキン、フィッシュ、エビ、ダール、ラッサムの5種。
日によって変わるみたいで、マトンなどがある時もあるみたいです。
ドリンクは種類がたくさんありますが、お食事のメインはカレーのみ!
カレーのみで勝負しています。
「ライジングサン・ペール・エール」

ライジングサン・ペール・エール
静岡の地ビールだそうです。
ドリンクとして、「ライジングサン・ペール・エール」をチョイスしました。
静岡の地ビールだそうです。
苦味と柑橘系の風味が味わえる個性的なビール。
なかなか飲みごたえがある美味しいビールです。
カレー2種セット

カレー2種セット(1,200円)
カレーが運ばれてきました!
カレーは単品でも注文できますが、2種のセットにすると1,200円です。
バナナリーフをイメージしたと思われる葉っぱ形のお皿にライスとパパド、アチャールなどが載っています。
見た目からして、南インドのミールスやスリランカのカレーがベースになっていることが窺えますね。
盛り付けは、日本人らしく繊細な感じ。全体の彩りも見事です。

ラッサムと小松菜ダール(やさしい豆カレー)

チキンカレーとフィッシュカレー
カレーから漂ってくる芳しいスパイスの香り。
う〜ん、美味しそうです。
さっそく、いただきまーす!

小松菜ダール(やさしい豆カレー)

ラッサム

チキンカレー

フィッシュカレー
うん、これは美味しい。
豆の旨味がしっかりと溶け込んだ「小松菜ダール」は優しいお味。
クミンの香りが食欲をそそります。
小松菜の食感も良いし、気に入りました「小松菜ダール」!
このお店の「ラッサム」は、以前下北沢のカレーフェスで食べたことがあるのですが、トマトの酸味が強めの南インド料理屋さんとは違ったオリジナルな「ラッサム」
個人的には、ブラックペッパーとタマリンドの効いた南インド料理屋さんの「ラッサム」の方が好みなのですが、この「ラッサム」もこれはこれで美味です。
「チキンカレー」は、日本人がイメージするインドのチキンカレーって感じの、スタンダードな味。
ココナッツミルクの入った南インド風のチキンカレーで、スパイスもしっかり効いていてバランスが絶妙。
安心して食べられるお味です。
「フィッシュカレー」は、かなりインパクトのあるお味。
タマリンドの強い酸味とスパイスの刺激的な辛さが深い味わいを作り出しています。
うん、今日のベストはこの「フィッシュカレー」です。

ライスとパパド、アチャールなど
バナナリーフ風のプレートに載った、ライスとパパド、3種のアチャールです。
アチャールは、豆と人参、じゃがいもの3種類。
このアチャールがそれぞれ個性のある味付けでかなりGoodでした!
ライスにそれぞれのカレーをかけて、パパドを砕いて振り掛けて、混ぜ混ぜしながらいただきます。
3種のアチャールが味に良いアクセントを与えてくれ、ワンプレートでバラエティーに富んだ味と食感を楽しむことができましたー。
下北沢の『アンジャリ』のカレー。
かなり好みのお味です。
『アンジャリ』の地図・アクセス・営業時間
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