埼玉県川越市にある、間借りのインド料理店『アンマー食堂』
インド亜大陸の料理を週替わりで提供しており、お店のインスタを見ると、過去には「グジャラート」「北カルナータカ」「パールシー」「コラプール」の料理など、日本ではなかなか食べられないレアなインド料理を出す回もあって、ずっと訪問したいと思っていました。
今回、インスタにて、南インド・カルナータカの「クールグ料理」のプレートを提供するという情報を確認。これはぜひ行かねば!と、都内から2時間掛けて訪問してきました。
『アンマー食堂』の外観と店内の雰囲気

『アンマー食堂』が間借りしている「あいな茶屋」
『アンマー食堂』は、埼玉県川越市にあるカフェ「あいな茶屋」にて、毎週木金のランチタイムに間借り営業をしています。
最寄駅は、JR川越線の「笠幡駅」。都心からだと1時間程度。笠幡駅からは徒歩で30分弱歩くと、入間川沿いに広がる「安比奈親水公園」が見えてきます。
「安比奈親水公園」の入り口にあるのが、カフェ「あいな茶屋」です。

『アンマー食堂』の看板
『アンマー食堂』は、毎週木金のランチタイム(11時〜14時)に営業しています。
この看板が目印です。
事前にインスタのDMにて予約の上、訪問しました。

「あいな茶屋」の入り口
こちらが、お店の入り口。
さっそく、引き戸をガラガラと開けて店内へ。

店内の様子
古民家をリノベーションした「あいな茶屋」の店内は、海外の色々なものが所々に飾られていて無国籍な雰囲気。

店内にはスピリチュアルなインドの動画が流れていました。

テラス席もあり
座席は、4人掛けテーブルが1卓、2人掛けテーブルが3卓の合計10席。
テラス席もあります。
来店していたお客さんは6,7人ほど。地元の方が多い様子。
お店は店主さんのワンオペです。

薪ストーブ
店内には、薪ストーブもあります。
ストーブの上にあるこのやかんで沸かした白湯をいただきました。
『アンマー食堂』のメニュー

『アンマー食堂』のメニュー
こちらが、『アンマー食堂』のメニューです。
この日のメニューは、「南インド クールグ料理」
「クールグ料理」とは、カルナータカ州南西端の「コダグ(クールグ)」に住む「コダヴァ族」の料理のこと。
コダヴァ族は、お米が主食で非ベジタリアン。豚肉を食べることでも知られ、カチャンプリという果実酢を使った豚肉カレー「パンディカレー」は、クールグを代表する料理として知られています。
先日、インドに行った時、バンガロールのレストランでクールグ料理をいただきました。そこで食べた「パンディカレー」が美味だったので、ぜひ、また食べたいと思っていたのですが、その機会がこんなに早く訪れるなんて嬉しい限りです♪
メニューは、VEG(1,300円)とNON VEG(1,500円)が選べて、オプションでエッグマサラを追加できます(+200円)。
もちろん、NON VEGでエッグマサラも追加!
注文を済ませ、ほどなくしてお料理が運ばれてきました。
「南インド クールグ料理」のプレート


「南インド クールグ料理」のプレート
こちらが、「南インド クールグ料理」
春らしい彩りのワンプレートです。
メニューに書かれたお料理の内訳は↓です。
- クールグパンディカレー(胡椒の効いた豚カレー)
- クールカレー(ラジマ豆のカレー)
- クンバラカレー(かぼちゃカレー)
- たけのこピックル
- からし菜パルヤ
- カダンバトゥ(米粉だんご)
- きゅうりのパッチャディ
- ギーライス
- プレーンライス
- サラダ
- (OP)エッグマサラ
さっそく、いただきましょう〜♪


クールグパンディカレー(豚)
『アンマー食堂』の「クールグ料理」のプレート、めちゃくちゃ美味しかったです♪
特に美味だったのが、「クールグパンディカレー」
「カチャンプリ」という果実酢を使ったグレイビー。そのまろやかな酸味が豚肉に沁み込んでいて、柔らかで脂の乗った豚肉の食感・旨味とも相まって、たまらない美味しさ♪
これは、本当に絶品!
バンガロールのクールグレストランで食べた「パンディカレー」よりも美味でした。


カダンバトゥ(米粉だんご)、たけのこピックル
そして、「カダンバトゥ(米粉だんご)」
これが、かなり美味しかったです。
きりたんぽのような味と食感の米粉団子で、パンディカレーに付けていただくと絶妙なお味。もちろん、ほかのカレーやパッチャディに付けて食べてもGood!
クールグ料理は米粉を使った主食の種類が豊富なことでも有名です。
スキッとした酸味の効いた「たけのこピックル」も名脇役感あり。


クールカレー(ラジマ豆のカレー)


クンバラカレー(かぼちゃカレー)


エッグマサラ


ギーライス


きゅうりのパッチャディ、からし菜パルヤ
風味豊かなからし菜と豆の食感がいい感じの「からし菜パルヤ」や、香ばしい「ギーライス」。ベジの2種のカレーやエッグマサラも美味。
どのお料理も味にメリハリがあり、それぞれ味・食感に個性があり、バラエティに富んでいるので食べ飽きません。


めちゃくちゃ美味しい♪
ライスも少しお代わりして完食。
大満足!
クールグ料理を堪能することができました♪


「チャイ」(300円)
食後は、「チャイ」
茶葉の風味しっかりしていながら、すっきりとした口当たりで飲みやすいチャイ。
甘さもちょうどよく、良いお口直しとなりました♪
埼玉県川越市にある、間借りのインド料理店『アンマー食堂』
いただいた「南インド クールグ料理」のプレートは、すべてのお料理が美味しく満足できるお味。特に、豚肉を使った「パンディカレー」はインドで食べたものよりも美味しく感じられる絶品のお味。米粉団子の「カダンバトゥ」と一緒に食べると最高です。
店主さんの話では、現地インドで食べた料理や、YOU TUBEの動画を参考に独学で料理を作っているそうですが、そのセンスと探究心のすごさに脱帽させられる感じ。
ぜひ再訪し、パールシー料理や北カルナータカ料理など、インドの他の地域の料理も食べてみたいです。
『アンマー食堂』の地図・アクセス・営業時間
南インド料理店























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