東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅から徒歩2分。外苑東通りの四谷警察署の道向かいに、イラン料理店『アリーズケバブ 四谷店』は、あります。
2023年12月にオープンしたこのお店、ケバブスタンドメインですが、イートインスペースもあり、ケバブだけでなく、イランの煮込み料理も提供しているのだとか。
「クビデケバブ」や「ゲイメ」を食べに、行ってみることにしました♪
茨城県土浦にある人気ケバブ店『アリーズケバブ』が東京出店!
『アリーズケバブ 四谷店』の外観
こちらが、『アリーズケバブ 四谷店』の外観です。
外苑東通りに面したお洒落な店構え。黄色と黒のカラーリングが素敵です♪
Ali’s Kebab since1997
この『アリーズケバブ』、本店は茨城県土浦市にあり、土浦市にもう1店舗、つくば市に1店舗あるほか、ケバブキッチンカーを20台も保有し、イベント出店やケータリングサービスも行っているのだとか。
お店のHPによると、店主のアリーさんは1997年に「アリーズケバブ」を創業。当時はキッチンカーや屋台店舗でドネルケバブを販売していた様子。
その後、1999年につくば市東光台にレストランを開店。2003年には土浦店、2014年にはつくば店をオープン。2016年には東武練馬店を開いて東京に進出したものの閉店。
そして、今回、再度の東京進出として、ここ四谷三丁目に『アリーズケバブ 四谷店』をオープンさせたということらしいです。
アリーズナンロールケバブサンド
こちらは、店頭に置かれていた電飾看板。
よくあるケバブスタンドとは一線を画した、まるでレストランのような看板です!
庶民的なストリートフードであるケバブサンドも、何だか高級っぽく見えます。
さて、さっそく店内へと入っていきましょう〜♪
『アリーズケバブ 四谷店』の店内
お店は、テイクアウトのケバブスタンドがメインですが、店内席も10席あります。
店外テラス席が4席、店内テーブル席が6席(2人掛け×3)。店内テーブル席は、お店正面左横に入り口があります。
店内席は小ぢんまりとして簡素な感じ。遅めのディナータイムに訪問しましたが、お客さんは外国人カップルが1組来店。テイクアウト客は数人来ていました。
店内席に座り、さっそくメニューを見てお料理の物色開始です!
『アリーズケバブ 四谷店』のメニュー
グランドメニュー
ケバブメニュー
ドネルケバブメニュー
イランの煮込み料理メニュー
一品料理、ライス、ナン
チーズロール、ケバブピザ
ナンロールケバブサンド、ケバブサンド
アルコール、ソフトドリンク
こちらが、『アリーズケバブ 四谷店』のメニューです。
イートイン用のメニューとしては、定番の「クビデケバブ」「クビデチキンケバブ」「ジュージェケバブ」。ドネルケバブは「ラム」「チキン」「ビーフ」があり、煮込み料理系は「マヒチェ」「モルグ」「ゴルメサブズィ」「ゲイメ」があります。
その他、サラダやポロなどのライス系。テイクアウトできるものとしては、「チーズロール」「ケバブピザ」「ナンロールケバブサンド」「ケバブサンド」などがあります。
それでもって、選んだお料理は↓
- クビデ&クビデチキンケバブ(1,980円)
- ゲイメプレート(1,680円)
- プレンナン(400円)
- ドゥーグ(ペルシャラッシー)(500円)
- ザクロジュース(500円)
クビデケバブ2種と煮込み料理のゲイメのプレート。ナンとドリンク2種です。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
美味♪ 本格的なお味のイラン料理「クビデケバブ」「ゲイメ」
「ドゥーグ(ペルシャラッシー)」500円
まずは、お飲み物から。
「ドゥーグ(ペルシャラッシー)」です。
「ドゥーグ」は、イランやアフガニスタンで食事と一緒に飲まれているヨーグルトドリンクで、ヨーグルトに塩や胡椒、ミントを入れて作ります。
ヨーグルトのまろやかな酸味、ほんのりとした塩加減、爽やかなドライミントの風味がいい感じ♪ イラン料理に合いそう★
「ザクロジュース」500円
こちらも、イランの定番ジュース「ザクロジュース」です。
ほど良いザクロの酸味。甘さ控えめなので、こちらもイラン料理に合いそう♪
お飲み物をちびちび飲みながら待っていると、程なくしてお料理が運ばれてきました!
「クビデチキンケバブ」
「クビデチキンケバブ」です!
四角いお皿の上に、細長い「クビデチキンケバブ」と焼きトマト、オリーブの入ったサラダとレモンが載っています。
レモンを搾り掛けていただくと、想像通りに美味♪
ジューシーな鶏肉に仄かなスパイスの風味、搾り掛けたレモンの酸味がいい感じ。
焼きトマトやサラダと一緒に食べたり、後で来たプレーンナンに挟んで食べるのもGood!
「クビデケバブ」
続いて、「クビデケバブ」
ラム肉ミンチのケバブで、イランではケバブの中でもこの「クビデケバブ」が定番中の定番です。
この「クビデケバブ」が言わずもがな美味しい♪
スパイスは控えめですが、ラムの臭みはほとんどありません。それでいてお肉の旨みをしっかりと感じられ、食べやすくて美味です。
もちろん、搾り掛けたレモンや焼きトマト、サラダとのマッチングもベスト★
「プレンナン」400円
2種のクビデケバブと一緒にいただいたのが「プレンナン」
インドのナンに似た少し厚めのナンです。
個人的には、酵母を使わずに小麦粉、水、塩のみで作られる薄い生地のイランのパン「ラヴァーシュ」の方が断然好みなのですが、この「プレンナン」でも、十分美味しくクビデケバブをいただけました♪
「ゲイメプレート」1,680円
続いて、煮込み料理。
「ゲイメプレート」です。
プレートには、「ゲイメ」と「サフランライス」「サラダ」が載っていました。
「ゲイメ」は、イランの家庭料理の代表選手。ラッペ豆という黄色い挽き割り豆とラム肉を煮込んだトマトベースのシチュー。サフランやターメリック、クミン、ドライレモンなどで風味付けされていて、ポテトフライが添えられているのが定番です。
この「ゲイメ」も美味でした★
ラッペ豆の豆感とトマトの酸味、ドライレモンの仄かな苦味、臭みのないラム肉は肉厚で程よい柔らかさ。スパイシーな辛さはほとんどないものの、インドの豆料理とはまた違った深みのあるお味でした。
もちろん、サフランライスとの相性は抜群!
イラン料理の数々
『アリーズケバブ 四谷店』のイラン料理。
ケバブスタンドのお店なので、簡素なお料理が提供されると思いきや、十分満足できる、本格的なイラン料理をいただくことができました♪
『アリーズケバブ 四谷店』
四谷三丁目にあるイラン料理店『アリーズケバブ 四谷店』
ケバブスタンドメインのお店ですが、イートインで食べられるイラン料理は本格的。
定番のミンチラム肉串「クビデケバブ」も、煮込み料理「ゲイメ」も満足のいくお味でした♪
お値段は若干お高めですが、ふらりと気軽に入れるイラン料理店は貴重な存在です。
◉『アリーズケバブ 四谷店』の地図・アクセス
- 住所:東京都新宿区左門町13-2 小田ビル 1F
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅徒歩2分
- 営業時間:11:00~23:00
- 定休日:月曜日
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