大阪の夢洲で開催されている「大阪・関西万博」に行ってきました!
今回は、「サーチエスニック的」な観点からアジア・アフリカ・中東・中南米の国に絞って周り、食事もランチにアフリカ、ディナーはアラブ料理を賞味。
パビリオン巡りVol.3。今回はコモンズ-D-B-Cとバングラデシュパビリオンをご紹介します。
「コモンズ-A館」を見た後、今度は「コモンズ-D館」へ。
コモンズ-D館
こちらが「コモンズ-D館」
ほとんど並ぶことなく入れました。
「コモンズ-D館」は、25の国と地域が合同で出展しているパビリオン。
出展の25の国と地域の内訳は↓です。
「コモンズ-D館」出展の25の国と地域
【アジア】タジキスタン、パキスタン、ブータン、モンゴル、ラオス
【中近東】パレスチナ
【アフリカ】カメルーン、ギニア、コンゴ民主共和国、サントメ・プリンシペ、スーダン、赤道ギニア、トーゴ、ナイジェリア、ブルキナファソ、マダガスカル、マリ、南スーダン、リベリア
【ヨーロッパ】モルドバ
【中南米】アンティグア・バーブーダ、キューバ、ベリーズ、ホンジュラス
【大洋州】マーシャル諸島
さっそく、各国のブースを覗いてみましょう〜♪
アンティグアバーブーダ
カリブ海にある人口10万人ほどの小さな島国「アンティグア・バーブーダ」
カーニバルの衣装がインパクトあります。
タジキスタン
中央アジアの国「タジキスタン」
民族衣装がカラフルで綺麗。ウズベキスタンやキルギスに似ています。
ブルキナファソ
西アフリカの国「ブルキナファソ」
サハラ砂漠の南に位置する内陸国です。
ブース内には民族楽器がたくさん並べられ、「バランフォン」は実際に叩いてみることができます。
パレスチナ
イスラエルの侵略によって多くの悲劇が生まれている中東の国「パレスチナ」
ブースでは、民族衣装や伝統工芸などが紹介されていました。
「クナーファ」は、パレスチナの国民的スイーツです。
パキスタン
「パキスタン」のブースは、ピンク色の岩塩「ピンクソルト」で出来た柱が林立していてインパクトあります!
この岩塩は、パキスタン北部のケウラ塩鉱山で産出したもので、展示されているのは約12トン。
酸化鉄の含有量によってピンクの色合いが異なり、かなり幻想的な空間です。
ブータン
”幸せの国”として有名な国「ブータン」
ブースでは、民族衣装の「キラ」や「ゴ」。「タクツァン僧院」の模型などが展示されていました。
ブータンは自由旅行が認められておらず、必ず旅行会社を通しガイドを同行させる必要があるのでハードルが高いですが、行ってみたい国のひとつです。


マダガスカル
アフリカ南部にある島国「マダガスカル」
「バオバブの並木道」をはじめとした独特な景観。キツネザルやカメレオンなど固有種が多いユニークな生態系。天然バニラやクローブ、イランイランなどの特産品。アジアとフランスとアフリカの要素が混ざった食文化…。魅力的な国です。
コロナ禍で予約していた渡航を断念したことがあり、行きたい国のひとつ。
ブースでは、バオバブのオブジェや動物の写真、ラフィアのバッグや帽子などが展示され、バニラの香り体験も出来ます。
ギニア
西アフリカにある国「ギニア」
ブースには、ギニアのバガ族が信仰する豊穣の女神「ニンバ」の像が置かれていました。
西アフリカ原産の万能薬として有名な「シアバター」や、日本初上陸だという古代雑穀「フォニオ」なども紹介。
マリ
西アフリカ「マリ」のブースでは、バンバラ族によるカモシカをモチーフにした頭上面「チウラ」の彫刻や、トンブクトゥにあるアスキアの墓、泥で造られたジェンネ・モスクの写真が紹介されていました。
マリには首都バマコのみ訪れたことがあります。現在の情勢では再訪は難しそう。
バングラデシュパビリオン
「コモンズ-D館」を出た後は、「コモンズ-B館」へと向かいます。
途中、「バングラデシュパビリオン」が並ばずに入れそうだったので入場。
「バングラデシュ」は、2024年に、15年以上に渡って政権を掌握してきたハシナ政権を学生を中心とした反政府勢力が打倒。ノーベル賞受賞者のムハマド・ユヌス氏を首席顧問とする新政権が発足した「新生バングラデシュ」。注目の国です。
パビリオンでは、革命時のものと思われる若者たちのイラスト作品や、バングラデシュ国内の美しい風景、名所旧跡。バングラデシュの伝統的な刺繍「ノクシカタ」などが紹介されていました。
コモンズ-B館
「コモンズ-B館」もほぼ並ばずに入れました。
「コモンズ-B館」は、29の国と地域が合同で出展しているパビリオン。
出展の29の国と地域の内訳は↓です。
「コモンズ-B館」出展の29の国と地域
【アジア】東ティモール
【アフリカ】エチオピア、ガンビア、コートジボワール、ザンビア、シエラレオネ、ジブチ、ジンバブエ、ソマリア、タンザニア、中央アフリカ、ベナン、モーリタニア、レソト
【中南米】ガイアナ、ジャマイカ、セントビンセントおよびグレナディーン、ドミニカ共和国、ハイチ、パラグアイ
【大洋州】ツバル、ナウル、フィジー、ミクロネシア連邦
さっそく、各国のブースを覗いてみましょう〜♪
ジャマイカ
カリブ海にある国「ジャマイカ」
ボブ・マーリーとレゲエ、ウサイン・ボルト、ジャークチキン、伝説のボブスレーチーム、ブルーマウンテンコーヒー。魅力満点の国です。
ブースにはそれほど特筆すべき物は展示されていませんでしたが、キャッチーで写真映えする感じ。
ドミニカ共和国
カリブ海にある国「ドミニカ共和国」
ブースでは、各地域のカーニバルの衣装や、多くのメジャーリーガーを輩出しているドミニカ野球の紹介。先住民族「タイノ族」の土偶も展示されていました。
真ん中の土偶はバイキンマンにそっくり!と話題になっています。
コートジボワール
「コートジボワール」は、西アフリカに位置する国で、カカオ豆の生産量が世界一として知られています。
この日は同国のナショナルデーということで、何かあるかなと思っていたのですが、ブースの展示には特に見るべき物は無し。
しかしながら、後で知った情報によると、この日、EXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」にて11時から12時まで、コートジボワール出身の世界的なレゲエミュージシャン、アルファ・ブロンディの単独公演があったのだそう。
オフィシャルの映像はこちら → alphablondy.official
コモンズ-C館
続いて、「コモンズ-B館」の近くにある「コモンズ-C館」へ。
「コモンズ-C館」もほぼ並ばずに入れました。
「コモンズ-C館」は、11の国と地域が合同で出展しているパビリオン。
出展の11の国と地域の内訳は↓です。
「コモンズ-C館」出展の11の国と地域
【中近東】イスラエル
【ヨーロッパ】サンマリノ、スロバキア、モンテネグロ、クロアチア、スロベニア、ウクライナ
【アフリカ】ガボン
【中南米】パナマ、ウルグアイ、グアテマラ
さっそく、ブースを覗いてみましょう〜♪
グアテマラ
中米の国「グアテマラ」のブースでは、カラフルな民族衣装「ウィピル」をはじめとした織物がたくさん飾られていました。
素焼きのフクロウの置物や、マヤの壺なども展示。
「コモンズ-C館」を出た後は、大屋根リングを通って「アラブ首長国連邦パビリオン」へ。ここで、そろそろディナーをいただく予定。
「大屋根リング」を歩く
大屋根リングの上からは、各パビリオンの建物の全景と、パビリオン前に並ぶ行列の様子を見ることができます。
リングの上は日差しが強烈!
帽子は必須です。
リングの南東側まで歩いてきました。
この辺で階段を降りて地上へ。「アラブ首長国連邦(UAE)パビリオン」へと向かいます。
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