オーセンティック【浅草】浅草地下街にある本場以上のお味のベトナム料理店

オーセンティック【浅草】浅草地下街にある本場以上のお味のベトナム料理店

浅草、オーセンティック ベトナム料理
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浅草駅から徒歩1分。現存する日本最古の地下街「浅草地下街」の一角に、ベトナム料理店『オーセンティック』はあります。

このお店、「食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2022」(東京のベトナム料理ランキング5位)に選出された人気ベトナム料理店。

日本人がオーナーシェフのお店ながら、これまで数多くのベトナム料理ファンの舌を唸らせ続けてきたという『オーセンティック』のベトナム料理のお味、楽しみです♪

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『オーセンティック』のある浅草地下街

浅草、オーセンティック浅草地下街入り口。マスコットの「ちか男くん」がお出迎え♪

 

『オーセンティック』は、「浅草地下街」の一角にあります。

まずは、東武浅草駅のある商業施設「浅草エキミセ」のまん前にある入り口から、浅草地下街の中へと入っていきましょう〜!

浅草、オーセンティック浅草地下街の様子

 

こちらが、浅草地下街の様子。

1955年(昭和30年)に開業したこの浅草地下街。神田、銀座に続き、日本で3番目に開業した地下街でしたが、浅草以外は閉業しているので、現存する最古の地下街です。

今回、初めてここを訪れましたが、都内にこんな場所があるのかとびっくりしました!

雰囲気は、まさしく昭和30〜40年代!やけに懐かしい風情(リアルタイムでその年代を経験してませんが)。なんだかアジアっぽい雰囲気も感じられます。

浅草、オーセンティック昭和の風情濃厚な異空間

浅草、オーセンティック新しいお店もいくつか出店しています。

浅草、オーセンティック懐かしいアーケードゲーム筐体

浅草、オーセンティックまるでアジアのどこかの路地裏みたいな雰囲気

 

焼き鳥屋や居酒屋、バー、理髪店、占い屋、中古DVDショップ、チケット販売店、コインロッカーなど20店舗ほどが並ぶ浅草地下街。

天井は剥き出しの配管になっていて、所々に漏水による水溜りがあります。

お店の看板や表示には昭和レトロな感じがありますが、新しいモダンな店舗もチラホラ出来ている様子。

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『オーセンティック』の外観と店内の様子

浅草、オーセンティック浅草地下街の一角にある『オーセンティック』

 

そんな、昭和レトロな浅草地下街の一角に、ベトナム料理店『オーセンティック』はあります。

上の写真が、『オーセンティック』の外観です。

燦然と光り輝くベトナム国旗をデザインしたネオン看板。簡易テーブル&椅子が店頭にあり、空調がないため扇風機が2台。まるでアジアのどこかの屋台街にいるような雰囲気。

浅草、オーセンティック手作り感満点の『オーセンティック』の看板

浅草、オーセンティックお店のオープンは2011年

 

お店の看板や案内表示などは手作り感満点!

お店のオープンは、案内によると2011年3月10日。東日本大震災の1日前!高円寺から移転してきたそうです。

さてさて、さっそくお店の中に入っていきましょう〜♪

浅草、オーセンティック『オーセンティック』の店内

 

こちらが『オーセンティック』の店内です。

店内は、キッチンをL字型に囲んだカウンター席のみで、座席数は6席くらい(店外席と合わせると合計10席)。

お店の訪問は休日のディナータイム18時。事前に電話予約して訪問しましたが、お客さんは自分たちだけでした。

浅草、オーセンティックお店の壁に貼られた各種案内など

 

お店に伺うと、店主の奥様がにこやかに出迎えてくれました!

お店は、六本木の『ベトナミーズ・シクロ』で7年間料理長を勤めた旦那さんと奥様の夫婦2人で切り盛りされているようで、2007年に高円寺にて独立した後、2011年にここ浅草に移転。現在は松戸にもお店があるのだそう。

さっそく、カウンター席に座り、メニューを見てお料理の物色開始です♪

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『オーセンティック』のメニュー

浅草、オーセンティック『オーセンティック』のメニュー

浅草、オーセンティックディナータイム追加メニュー

 

こちらが『オーセンティック』のメニューです。

個性的なメニューが並びますが、今回は事前にリサーチの上、注文するお料理のアテを付けて行きました。

今回注文したお料理は↓です。

  • 「生春巻き 自家製ピーナッツみそだれで(1本)」400円
  • 「もちもち白とうもろこしと干し海老の炒め」900円
  • 「特製揚げ春巻き(1本)」450円
  • 「フォー・ハイサン(海鮮とハーブのフォー)」1,180円
  • 「コム・ヘン(しじみ&あさりの激辛スープかけごはん)」1,300円

ちなみに、お店は昨年までコロナ禍のため長期休業していたようで、以前は印字されたメニューがあり、メニュー数ももっと多かった様子。

浅草、オーセンティックドリンクメニュー

 

こちらは、ドリンクメニュー。

注文したのは、ベトナム定番のビール「バーバーバー(333)」650円

注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます♪

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海鮮のダシがたまらない「フォー・ハイサン」、激辛だけど止まらない美味しさの「コム・ヘン」が絶品!

浅草、オーセンティック「バーバーバー(333)」650円

 

まずは、ベトナムの定番ビール「バーバーバー(333)」です。

ベトナム国内で約7割のシェアを誇る国民的ビール。アルコール度数は5%。あつさり薄味の喉越し爽やかなビール。

ハーブを多用したベトナム料理によく合います♪

333をぐいぐい飲みながら待っていると、お料理が運ばれてきました〜!

浅草、オーセンティック「生春巻き 自家製ピーナッツみそだれで(1本)」400円

 

「生春巻き 自家製ピーナッツみそだれで(1本)」です。

「生春巻き(ゴイクン)」は、エビや豚肉、レタスやニラ、バジル、ニンジン、コリアンダー、ビーフンやブンなどの具材をライスペーパーで包んだ軽食。「ゴイクン」は包んだ和え物という意味であるとのこと。

柔らかなライスペーパーの食感と、フレッシュなハーブや野菜の爽やかさ、エビの旨味が合わさって、とっても美味♪

『オーセンティック』自家製ピーナッツみそだれも抜群に美味しい★

浅草、オーセンティック「もちもち白とうもろこしと干し海老の炒め」900円

 

こちらは、「もちもち白とうもろこしと干し海老の炒め」

「バップサオ」というベトナム定番の屋台めしのひとつ。もちもちしていて味がないベトナムの白いとうもろこしに、マーガリンや干し海老、砂糖、ネギ、チリソースなどを加えて作ります。

店主さんの話では、日本ではベトナムの白いとうもろこしが入手しづらいので、ペルー産のとうもろこしを使っているのだそう。

もちもちしたコーンの食感と、海老の旨味、甘しょっぱ辛いお味がビールのつまみにベストマッチ♪

浅草、オーセンティック「特製揚げ春巻き(1本)」450円

 

お次は、「特製揚げ春巻き(1本)」

「揚げ春巻き(ネムザン)」は、ライスペーパーに肉や野菜などの具材を包んで揚げた軽食。ベトナムの揚げ春巻きは、北部と南部で違いがあり、北部での名前は「ネムザン」、南部での名前は「チャーゾー」と言い、北部のネムザンは中国の春巻きのような大ぶりで、具材には豚ひき肉のほか、キクラゲや春雨、ニンジンなどが入っています。

『オーセンティック』の揚げ春巻きは北部風です。

パリパリした皮と旨味の詰まった具材。ハーブに巻いて、チリソースに付けて食べると美味しい♪

浅草、オーセンティック「フォー・ハイサン(海鮮とハーブのフォー)」1,180円

 

いよいよメインの一品、「フォー・ハイサン(海鮮とハーブのフォー)」です♪

ベトナム料理の定番「フォー」。牛肉の「フォー・ボー」や鶏肉の「フォー・ガー」の方がスタンダードですが、ネットのレビューを見て海鮮のフォーがあまりに美味しそうだったので注文しました。

お味は、もう本当に絶品!

優しいお味のスープには、あさりやしじみのダシがしっかりと効いていて、旨味たっぷり!つるっとした喉越しの麺、もやしやパクチーなどのハーブとのマッチングも最高★

このスープ、いくらでも飲めちゃいそうです♪

浅草、オーセンティック「コム・ヘン(しじみ&あさりの激辛スープかけごはん)」1,300円

 

フォーを啜っていると、もうひとつのメイン、「コム・ヘン(しじみ&あさりの激辛スープかけごはん)」が運ばれてきました〜♪

この「コム・ヘン」が結構手強かったです(汗)

「コム・ヘン」とは、ベトナム中部にある古都フエの名物料理で、ごはんの上に、シジミや野菜(ハス芋やバナナの花のつぼみなど)、パクチーやミント、ピーナッツ、揚げた豚皮などをのせ、シジミの蒸し汁を掛けたお料理。「コム」がご飯、「ヘン」がしじみの意味です。現地ではスープは別のお椀で出てきて、掛けて食べるスタイルも多い様子。

『オーセンティック』の「コム・ヘン」ですが、メニューにも書かれていて、注文時に店主さんにも「辛いけど大丈夫ですか?」と言われていたのですが、相当に激烈な辛さでした(汗)

お味は抜群に美味しくて、最初のひと口目は、しじみ&あさりの旨味が沁み込んだスープに唐辛子のガツンとした辛味がベストマッチ!と思っていたのですが、ふた口目で早くもお口の中が火事状態に!!お水を何杯も飲み、ヒーヒー言いながらいただきました(滝汗)

しかしながら、しじみ&あさりの旨味、唐辛子の辛味、野菜やハーブ、そして、ご飯との絡みは本当に美味しく、激辛でヒーヒーしながらも止まらなくなる感じ。

店主さんの話では、現地オリジナルの「コム・ヘン」は辛さは控え目で、激辛なのは『オーセンティック』のオリジナルなのだそう。

浅草、オーセンティック「冷たいマンゴーとスイカ、タピオカのチェー」680円

 

食後のデザートには、「冷たいマンゴーとスイカ、タピオカのチェー」を注文しました。

「チェー」は、甘く煮た豆や芋、寒天や果物などを合わせて食べるベトナムの伝統的なデザートのこと。ベトナムのローカルスイーツの代表格です。

『オーセンティック』の「冷たいマンゴーとスイカ、タピオカのチェー」は、ココナッツミルクの中にマンゴーやタピオカが入り、スイカが載ったシンプルなチェー。

暑い夏にぴったり!激辛の「コム・ヘン」で火照ったお口をクールに癒してくれます★

浅草、オーセンティック「絶対食べたい ベトナムごはん」

 

こちらは、店主さんご夫妻が2019年9月に出版した書籍「絶対食べたい ベトナムごはん」

ご夫妻とベトナムやベトナム料理の話をしていると、店主さんがおもむろに見せてくれました。

本の中身をパラパラと見ると、ベトナムの各地の見所や現地の名物料理などが網羅されており、ベトナム料理マニアには必見の内容になっていました★

浅草、オーセンティック『オーセンティック』

 

浅草にある日本最古の地下街「浅草地下街」の一角にあるベトナム料理店『オーセンティック』

まるで、現地ベトナムの屋台のような風情の中、ベトナム人顔負けの本場ベトナムの味を味わえるお店。海鮮のダシがたまらない「フォー・ハイサン」、激辛だけど止まらない美味しさの「コム・ヘン」は絶品でした★

店主ご夫妻の温かみのある対応や、溢れ出んばかりのベトナム愛もGood!

今すぐにでもベトナムに行きたくなる。そんな気分にさせてくれるお店です♪

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◉『オーセンティック』の地図・アクセス

  • 住所:東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街
  • アクセス:浅草駅(東武・都営・メトロ)から88m
  • 営業時間:平日18時00分~22時00分 土日11時00分~22時00分
  • 定休日:月曜日

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