東京メトロ日比谷線広尾駅から徒歩2分ほど。広尾橋交差点から続く広尾散歩通りを西に歩いた左手に、メキシコ料理のお店『ラ・ホイヤ』はあります。
お店の創業は1987年だというので、かなりの老舗!
創業当初はアメリカのテキサスとメキシコの料理が融合した「テクス・メクス料理」を提供するお店だったそうですが、現在では本場のメキシコ伝統料理もいただけるお店となっているとのこと。
広尾にある創業1987年の老舗メキシコ料理店
『ラ・ホイヤ』の店頭看板
こちらはお店の店頭看板。
やっぱり、本場メキシコ料理の顔と言えば「モレ」!写真の真ん中で目立っています。
今回は、この「モレ」をお目当てに訪問しました★
お店は雑居ビルの2階
入り口の階段に描かれたカラフルな絵
お店は雑居ビルの2階にあります。
階段を登って2階へ。
階段を上がったお店の壁には、カラフルな教会やサボテンの絵が描かれていました♪
『ラ・ホイヤ』の入り口
『ラ・ホイヤ』の入り口に到着!
さっそく、店内へと入っていきましょう〜♪
『ラ・ホイヤ』の店内
こちらが『ラ・ホイヤ』の店内です。
黄色をベースとした温かみのある壁と天井。カラフルな原色のステンドグラスが窓と間仕切りに使われていて、メキシコ感満点です★
テンガロンハットを模したランプ
黄色をベースとしたカラフルな色調の内装
天井からはテンガロンハットを模したランプが吊り下げられていました♪
店内は縦長の形をしていて、座席数は32席。
土曜日の17時頃に予約無しで訪問しましたが、そこそこお客さんが入っており、お店の方に「19時までなら」と言われたので、予約はしていった方が良さそうです。
さて、テーブルの上にあるメニューを見て、お料理を選びましょうか〜!
『ラ・ホイヤ』のメニュー
タコスのメニュー
バルバッコアもあります。
メキシコ名物、モレのメニュー
メニューには、タコスを始め、エンチラーダやケサディーヤ、ブリトー、ワカモレ、セビッチェなど、メキシコの定番料理が並びます。
いわゆる「テクス・メクス料理」(アメリカナイズされたメキシコ料理。ナチョスやチリコンカン、タコサラダなど。チーズを多用する)のお料理は少なく、本場メキシコの料理が多い感じです。
迷った挙句、注文したのは↓のお料理。
- モレ・ポブラノ(2,100円)
- タコス・アル・パストゥール(1,000円)
- 牛バラ肉のタコス(1,000円)
- ワカモーレ・ディップ(920円)
お目当てのモレとタコス×2種、おつまみのワカモレの4品です。
メキシコの国民食である具沢山のスープ「ポソレ」も頼みたかったのですが、今は用意できないとのこと。ちょっと残念。。
チョコレート色のモレソースが掛かった「モレ・ポブラノ」
「テカテ」780円 「モデロ・エスペシャル」880円
注文してほどなく、まずは、ビールが運ばれてきました〜♪
「テカテ」と「モデロ・エスペシャル」です。
「テカテ」は、ライムを入れ、塩を舐めながら飲む、バハ・カルフォルニア州テカテ市発祥のメキシコの国民的ビール。爽やかでキレのある味わいが特徴のラガータイプのビールで、メキシコ一番人気のビールです。
「モデロ・エスペシアル」は、コロナビールを醸造しているモデロ社のピルスナータイプのビール。オレンジとほのかなハーブの香りが特徴のビールで、フルーティーで爽やかな味わい。
ビールをグビグビ飲みながらお料理を待ちます。
「ワカモーレ・ディップ」920円
こちらは「ワカモーレ・ディップ」
メキシコ料理の定番。何はともあれ、まずはこれですよね♪
アボカド、トマト、玉ねぎ、ライム果汁、塩、コリアンダー、チリなどをすり潰して作られるディップで、トルティーヤ・チップスに付けて食べるのが一般的な食べ方。
マイルドなアボカドとトマトの酸味、トルティーヤ・チップスのクリスピーで香ばしい感じがビールのおつまみにぴったり★
テーブル上のグリーンサルサ
こちらは、テーブル上に置かれていたグリーンサルサ(サルサ・ヴェルデ)。
メキシコの食用ほおずき「トマティーヨ」とグリーンチリペッパーをベースにしたサルサです。ワカモレやタコスに掛けて食べると美味♪
「タコス・アル・パストゥール」1,000円
続いてタコスの登場!
「タコス・アル・パストゥール」です★ ※↓がお店のメニューの紹介文
Tacos al Pastor タコス・アル・パストゥール
メキシコでは豚肉をアチョーテ、唐辛子などでマリネしてケバブを焼くようなバーナーで時間を掛けてゆっくり火を入れます。LAJOLLAではバラ肉を使って豚肉の口溶けよく美味しい甘味とスパイスの風味をお楽しみ頂けるように致しました。モチモチのトルティーヤと共に口に法張れば夢の中、、、かもしれません(笑)
炙り豚肉の甘味と旨味、玉ねぎのシャキシャキ感、ライムの酸味、サルサの辛味が素朴で香ばしいトルティーヤに合って美味しい♪
あっという間にペロリ!何枚でも頂けちゃいそうです★
「牛バラ肉のタコス」1,000円
こちらは「牛バラ肉のタコス」 ※↓がお店のメニューの紹介文
Tacos de Bistek 牛バラ肉のタコス
牛バラ肉をソテーして牛肉の旨味にライムをギュと絞ってさっぱりと。青唐辛子を使った特製サルサをかけてお召し上がりください。ブルーコーンを使ったトルティーヤの良い香りが口中に広がります!
牛バラ肉を使ったこちらのタコスも美味★
ブルーコーンを使ったトルティーヤは、黄色い普通のトルティーヤよりも厚みがあって少し硬め。より素朴な味わいで、コーンの香りがより強い感じです。
こちらもペロリとひと口♪もう一枚食べたい!
「モレ・ポブラノ」2,100円
そして、お目当てのお料理「モレ・ポブラノ」 ※↓がお店のメニューの紹介文
Mole Poblano モレ ポブラノ
プエブラ州の修道院が起源とされメキシコ料理には欠かせないモレ。数種類の唐辛子にカカオ、チョコレート、スパイス類。実に30種類の食材から織りなし時間と手間を惜しまず掛けたメキシコの至宝。お祝い事、「ハレの日」には欠かせません!1862年5月5日プエブラでメキシコが侵攻していたフランスに勝利を治めた日を祝してシンコ デ マヨ(5月5日)と呼んでいます。是非、ご賞味ください。
プレートの上にどーん!と載ったチキン。上に掛かったチョコレート色のモレソースがビジュアルインパクトあります♪
「モレ(Mole)」は、唐辛子などをベースにしたソースを用いた煮込み料理。メキシコを代表する伝統料理です。古代メソアメリカ時代から食べられていたモレですが、チョコレートを使った「モレ・ポブラノ」が生まれたのは17世紀のことだそうです。
ちなみに、モレには「モレ・ポブラノ」以外にも、ピーナッツを使った「モレ・デ・カカワテ」、緑色のモレ「モレ・ヴェルデ」、黒いモレ「モレ・ネグロ」など様々な種類があるとのこと。
『ラ・ホイヤ』でも、「モレ・ピピアン・ヴェルデ」(岩手産みちのく清流味わいどりのカボチャの種のモレソース)、「モレ・デ・タマリンド」(岩手産みちのく清流味わいどりのタマリンドのモレソース)など、多数のモレがメニューにありました!
チョコレート色のモレソースがビジュアルインパクトあり♪
初めていただくモレのお味。チョコレートを使っているということで、ちょっと不安だったのですが(以前、メキシコで食べた「チレス・エン・ノガダ」という料理がかなり甘かったので)、それほど甘さはなく、チョコレートのコクが唐辛子やトマト、ナッツや玉ねぎ、ニンニクなどの素材と合わさって、複雑で深みのあるお味を作り出していて、なかなか美味しい★
ほろほろとほぐれる柔らかいチキンとの相性もバッチシです♪
トルティーヤ
「モレ・ポブラノ」には、ピラフのようなライスも添えられていましたが、一緒に提供されたトルティーヤに載せて食べる方が断然好みでした♪
トルティーヤの上にモレソースの掛かったチキンを載せて、サルサ・ヴェルデを掛けて。トルティーヤのコーンの風味とモレのチョコレートの深み、サルサの刺激的な辛さのコンビネーションがNiceです★
「フラン」
食後はデザートを注文。こちらは「フラン」 ※↓がお店のメニューの紹介文
メキシコの定番デザート、フランはちょっと固めのカスタードプリンです。LA JOLLAでは抗生物質を与えないこだわりのタマゴのみを使用しており、素材の味をお楽しみ頂けます。
「キーライムパイ」
こちらは「キーライムパイ」 ※↓がお店のメニューの紹介文
グラハム粉から作ったパイ生地に爽やかなライムフィリングを合わせました。甘酸っぱくジューシーなキーライムの味わいをお楽しみください。
コーヒー
デザートは、コーヒーと一緒に賞味。
濃厚なメキシコプリン「フラン」も、甘酸っぱい「キーライムパイ」もメキシコのデザートって感じがして美味しかったです♪
広尾にある1987年創業の老舗メキシコ料理店『ラ・ホイヤ』
素材にチョコレートを使用したメキシコ伝統料理「モレ・ポブラノ」は複雑で深みのあるメキシコならではのお味。独特な風味が意外とクセになる美味しさです♪
バラエティに富んだ具材を載せたタコスも美味!メキシコ伝統料理のお味を満喫できるお店です★
◉『ラ・ホイヤ』の地図・アクセス
- 住所:東京都渋谷区広尾5-16-3 小安ビル 2F
- アクセス:広尾駅から233m
- 営業時間:[月~金] 11:30~14:00 17:00~22:30 [土・日・祝] 11:30~15:00 17:00~22:30
- 定休日:火曜・年末年始
- 予約:『ラ・ホイヤ』のネット予約はこちら(ホットペッパーグルメ)
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