四国の高知と愛媛の旅2日目★
プランは2泊3日で、レンタカーを利用してドライブ周遊。
初日にランチで南インド料理店『錆と煤』を訪問。午後は仁淀川の沈下橋巡り(名越屋沈下橋・片岡沈下橋・浅尾沈下橋)をして、ホテル「オーベルジュ土佐山」に宿泊しました。
2日目は、「にこ淵」で仁淀ブルーを鑑賞し、愛媛県へ。ランチで『カレー食堂 種』のカレーをいただき、東洋のマチュピチュと言われる「別子銅山東平地区」を訪問。西へと向かい、松山の道後温泉(道後館)に宿泊する行程です。
「オーベルジュ土佐山」の朝
早朝の温泉入浴。独り占め♪
早朝6時。宿泊していた「オーベルジュ土佐山」の浴場のオープン時間。
一番乗りで温泉に入ります。
出で湯が流れる音だけが響く、朝の温泉を独り占め。
朝から最高の気分です♪
朝の「オーベルジュ土佐山」
「オーベルジュ土佐山」のエントランス
今日の天気は良さそうです♪
お部屋から見た吊り橋
入浴後、「オーベルジュ土佐山」の館内をちょっと散策。
青空が見えます。今日の天気は良さそうです♪
「オーベルジュ土佐山」の朝食
麦とろご飯
鯵とさつま揚げ
ベーコンエッグ
美味しいコーヒー
朝食は通常8時からのところ、7時にしてもらいました(8時に出発するため)。
「オーベルジュ土佐山」の朝食、朝からかなりボリュームある感じ。
麦とろご飯と、香ばしく焼いたさつま揚げが美味でした。
朝のテラスからの風景
空気が澄んでいて気持ちいい♪
太陽の光が差し込んできました★
「オーベルジュ土佐山」を出発!
8時過ぎ、チェックアウトを済ませ、「オーベルジュ土佐山」を出発!
まずは、“仁淀ブルー”を見れる滝壺「にこ淵」へと向かいます。
2日目ルートマップ(青)
「にこ淵」で仁淀ブルーを見る
「にこ淵」と向かいます。
仁淀川を左手に眺めながら
「オーベルジュ土佐山」から「にこ淵」までは1時間20分ほど。
仁淀川沿いを西へ進み、高知アイス売店の先で北へ。上八川川沿いに国道194号を道なりに進んでいきます。
「にこ淵」までもう少し
途中の川の水も綺麗
上八川川から分かれる枝川川に沿って国道194号(そらやま街道)を北上し、しばらく進むと、右手に「にこ淵入り口の看板」が現れます。
看板の所を右斜めに坂を下っていくと、「にこ淵手前公衆便所」があります。
上の写真は、その「にこ淵手前公衆便所」の写真です。
ここから枝川川に沿って800mほど北上すると、「にこ淵」の入り口に到着です。
「にこ淵」の入り口
こちらが「にこ淵」の入り口です。
ここから階段を降りていったところが「にこ淵」
駐車スペースは入り口のそばに数台分あり。入り口から200mほど手前にも、もう少し広い駐車スペースがありました。
「にこ淵」の案内板
「にこ淵」の案内板です。
「にこ淵」は高知県いの町清水上分、仁淀川の支流である枝川川にある淵です。
清流が流れ落ちる小さな滝壺で、ネイチャーカメラマンの高橋宣之氏に”これぞ、仁淀ブルー”と言わしめた美しい淵です。
古くから地元では、水神の化身である大蛇が棲む所として神聖視されてきた場所であるとのこと。
「にこ淵」へと続く下り階段
さっそく階段を下って「にこ淵」へと向かいます。
まずは、写真のような緩やかな階段を下ります。
「にこ淵」へは階段が整備されています。
緩やかな階段を過ぎると、鉄骨の急な階段があります。
この階段は平成30年に設置された新しいもの。以前はロープや鎖しか設置されておらず、転落事故が続出したため、階段が設置されたのだとのこと。
「にこ淵」の“仁淀ブルー”が見えてきました♪
ここが「にこ淵」
5分ほど階段を降りると、「にこ淵」の畔に辿り着きました!
時刻は平日の午前10時過ぎ。先客は2人。
この後、5、6組人が来たので、誰もいない「にこ淵」を見たいなら、10時前に訪問した方がいいかもしれません。
さっそく「にこ淵」を撮影・鑑賞です♪
これぞ!“仁淀ブルー”
目の覚めるような美しい青
水がとても綺麗です。
ため息の出る美しさ
これぞ、仁淀ブルー!
「にこ淵」、目の覚めるような美しさです★
「にこ淵」の水深は6〜7mほどですが、水底の岩が見えるほど透明で、光の角度や加減で水の色が青や緑に変わります。
最も美しい水の色が見えるのは、快晴の日の正午頃であるとのこと。
ちなみに、この”仁淀ブルー” なぜ青いのかは明確にはわかっていないそうですが、不純物の少ない水は波長の短い青の光のみを反射するため青く見えるという説が有力視されているのだとのこと。
「にこ淵協力金」
こちらは、階段の途中にあった「にこ淵協力金」の募金箱。
周辺環境の維持のためとのこと。100円入れてきました。
「にこ淵」の情報
- 住所:高知県吾川郡いの町清水上分1278
- アクセス:高知市から車で60分
- 駐車場:有
高知から愛媛へ
「にこ淵」を出発し、愛媛の西条市へと向かいます。
「にこ淵」を鑑賞した後、車に乗って再び出発!
愛媛県の西条市にあるカレー屋さん『カレー食堂 種』へと向かいます。
国道194号線へ戻り、山道をひたすら北上。しばらく走ると高知県から愛媛県へと入りました。
山道を疾走して約1時間
高知から愛媛へ
道に鳥居がある渋い通り
途中、県道12号線に入り、黒瀬湖を左手に見ながら進み、県道142号線を右折。
ほとんど車の走っていない、かなりの田舎道を進んでいきます。
愛媛県西条市にやってきました!
1時間ほど走ったところで、視界が開け、遠くに海が見えました。
瀬戸内海です!
前方を横切っているのは松山自動車道。松山自動車道をくぐり、細い農道をくねくねと走ったところに、カレー屋さん『カレー食堂 種』はあります。
カレー食堂 種
『カレー食堂 種』の入り口
『カレー食堂 種』は、畑で自分たちで育てた野菜を素材に、ホール(種)スパイスをふんだんに使ったオリジナルなカレーが人気のお店です。
お店は森や畑の中の何もないところにポツンとある一軒家。かなりわかりづらい所にあります。
このお店目的じゃないと絶対に訪れないところ。
『カレー食堂 種』
『カレー食堂 種』の店内
古民家をリノベーションしたという内装は、天井が高く開放的で、とっても気持ちの良い空間。柔らかみのある木の風合いが温かみを感じさせます。
ちなみに、このお店のリノベーションは、店主さん夫妻自らが手掛けたのだそうな。
「ローストココナッツチキンカレー」
「チキンキーマカレー」
注文したのは、「ローストココナッツチキンカレー」と「チキンキーマカレー」
ローストされたココナッツの風味が香ばしく、細かく刻まれたチキンとの相性も抜群な「ローストココナッツチキンカレー」。チキンキーマにえびの出汁がかなり濃厚に効いていて、あまり味わったことのない味の「チキンキーマカレー」
どちらも抜群に美味しかったです★
『カレー食堂 種』についての詳細は↓から
「カレー食堂 種」の情報
- 住所:愛媛県西条市氷見247
- 営業時間:11:00~14:00
- 定休日:日・月・火
- アクセス:伊予氷見駅から1,230m
- HP:https://www.facebook.com/currynotane/
別子銅山東平
「別子銅山東平」への山道
愛媛県新居浜市の標高750mの山の中に「別子銅山東平」はあります。
ここは、かつて日本最大の銅山であった「別子銅山」の採鉱本部が置かれていた場所。
緑の山の中に石造りの壮大な遺構が点在し、その神秘的な様子から、“東洋のマチュピチュ”とも呼ばれています。
「日本のマチュピチュ」と言えば、兵庫県の竹田城が有名ですが、こちらの「別子銅山東平」も最近注目されてきているとのこと。
旧別子銅山マップ
「別子銅山東平」へは、新居浜市の市街地の南、山根公園から県道47号線を南へ。山道をぐねぐねと30分ほど進んだところにあります。
「別子銅山東平」は、別子銅山の施設跡を利用したテーマパーク「マイントピア別子」の一施設となっています。
「マイントピア別子」には、遺跡を利用した鉱山体験施設や温泉、レストラン、イベント会場などがある本館「端出場ゾーン」と、端出場ゾーンから11km離れた山の中にある「東平ゾーン(別子銅山東平)」があります。
「東平ゾーン(別子銅山東平)」へは、本館の端出場ゾーンから有料のツアーバスも出ていますが、自力で訪問することも可能です(その場合は入場無料)。
ただし、自力で行く場合、かなり狭い山道を5kmほど進まなくてはならず、車のすれ違いの出来ない箇所も多いため、運転にはそれなりの覚悟が必要。
「東平ゾーン(別子銅山東平)」案内図
狭い山道を5kmほど進み、「東平ゾーン(別子銅山東平)」に到着!
到着した東平ゾーンは広い駐車場もあり、端出場ゾーンからのツアーバスのほか、数台の自家用車が停まっていました。
ちなみに、訪れた日は平日の午後2時頃。山道ですれ違う車は2台ほどだったので、それほど苦労なく通過することができました!
マイントピア別子・東平ゾーン
さて、ここで「別子銅山」についてちょこっと説明。
「別子銅山」は、1691年(元禄4年)に住友家によって開坑され、1973年(昭和48年)までの283年間で約65万トンの銅を産出し、日本の近代化に大きく寄与したとされている銅山です。この銅山によって住友は日本を代表する巨大財閥となる礎を作ったと言われています。
「東平」は、1916年(大正5年)から1930年(昭和5年)まで、別子銅山の採掘本部が置かれていた場所です。
東平地域には銅山関連施設や生活関連施設が整備され、最盛期には5,000人あまりもの鉱山関係者とその家族が暮らしていたのだそう。
「東平ゾーン(別子銅山東平)」マップ
こちらが、今回訪れた「東平ゾーン(別子銅山東平)」のマップです。
真ん中に結構広めの駐車場があり、そこから「インクライン跡」という220段の階段を降りたところにある「貯鉱庫跡」と「索道基地跡」がメインの遺構です。
今回見物したのは↓の史跡。
- インクライン跡
- 貯鉱庫跡
- 索道基地跡
- 東平歴史資料館
- 小マンプ
- マイン工房(旧東平保安本部)
見物した場所は端出場ゾーンから出ているツアーバスと同じです。ほかにも、東平ゾーンには、第三通洞や変電所跡などの史跡がありますが、今回は訪問せず(場所的にちょっと離れている)。見物の所要時間は40分程度です。
駐車場横にはトイレと自動販売機があり。麓に比べると少し気温が低いので羽織るものがあると安心です。
まずは、駐車場の北側にあるテラスに行き、上から“東洋のマチュピチュ”を見学します。
上から見た“東洋のマチュピチュ”
遠くに瀬戸内海が見えます。
緑の中に佇む遺跡
テラスからは、「貯鉱庫跡」(手前)と「索道基地跡」(奥)の遺跡が見えました。
緑の木々の中に佇むレンガ色の建造物の跡。規模は小さいですが、”東洋のマチュピチュ”と呼ばれるのも頷けるミステリアスな雰囲気です。
山の向こうに瀬戸内海の海が見えるのもGood!
インクライン跡
インクライン跡の案内板
テラスの上から“東洋のマチュピチュ”を眺めた後、脇にある「インクライン跡」の階段を降りて、遺跡の近くへと向かいます。
「インクライン」とは、傾斜面を走る軌道のこと。当時、この階段には軌道が敷かれ、索道によって東平に運ばれてきた物資を上まで荷揚げしていたのだそう。
現在は観光用に階段として生まれ変わっています。
220段の階段
上から見たレンガ色の索道基地跡
貯鉱庫跡
220段の「インクライン跡」の階段を中ほどまで降りていくと、「貯鉱庫跡」が現れます。
「貯鉱庫跡」は石積みの巨大な建物で、鉱山で採掘された鉱石は下の索道基地から運び出されるまでの間、ここに保管されていました。
貯鉱庫跡の案内板
青い空とレンガ色の索道基地跡、緑の山々
貯鉱庫跡とインクライン
まるで古代遺跡のよう
緑の山々の中に佇む石やレンガ造りの遺構の数々。まるで古代遺跡のようです。
採掘が中止された昭和43年まで、ここで大勢の人が働いていたとは、にわかには想像できません。
下から見た“東洋のマチュピチュ”
「貯鉱庫跡」からさらにインクライン跡の階段を下っていくと、「索道基地跡」に辿り着きます。
「索道基地跡」は、貯鉱庫に保管された鉱物を麓まで運ぶ索道の停車場跡です。
索道基地跡の前の広場は、現在ではシャクナゲやドウダンツツジが植栽された花木園になっています。
この広場から見上げる索道基地跡と貯鉱庫跡の様子は壮大!
“東洋のマチュピチュ”の名に相応しい景観です★
索道基地跡の案内板
索道基地跡
昭和39年の索道基地内部の様子
索道基地は、明治38年に完成。
ここから、山を2,717m下ったところにある端出場まで索道が敷かれ、採掘された鉱物を運搬していました。
索道には26基の支柱が立てられ、80基の搬機が吊るされ、分速150mで回転していたのだそう。運搬されたものは、鉱物以外にも、日用生活品や郵便物、新聞、材木などがあったのだとのこと。
インクラインを再び登ります。
インクライン跡を再び登って、エントランスの広場へ。
220段の階段は結構キツいです(汗)
東平歴史資料館
インクライン跡の階段を登り切り、駐車場の向こうに建つ「東平歴史資料館」を見学します。
「東平歴史資料館」は、別子銅山の歴史や概要、鉱山の町として賑わった東平の人々の生活の様子を、写真や模型、当時使用された用具などによって紹介する資料館です。
東平歴史資料館の館内
別子銅山の地図
別子銅山の坑道の地図です。
坑道は全長700km。最深部は海抜マイナス1,000mにも及び、これは日本で人間が到達した最深部なのだとか。
こんな壮大なものが日本にあったなんて、ちょっとびっくりです!
当時の社宅の模型
社宅についての説明
当時ここには5,000人の人が暮らしていたそう。
東平には、鉱山関係者とその家族など、約5,000人が暮らしていたのだそう。
山の斜面には写真の模型のような木造平屋の社宅が建ち並び、小中学校もあり、人々は私たちと変わらないような日常を過ごしていたのだとか。
今は誰もいない静かな山ですが、かつてはここに町があったのです。
東平の遺跡。ここに5,000人が生活していました。
現在の東平の風景。
ここに5,000人が生活していたとは、想像もつきません。
小マンプ
東平にゆかりのある鉱山運搬機展示場
「東平歴史資料館」を見学した後、資料館の左手にある石造りのアーチ型の短いトンネル「小マンプ」を見物します。
「小マンプ」内には東平にゆかりのある鉱山運搬機が展示されています。
明治33年に貫通した第三通洞、明治44年に貫通した日浦通洞により、東平は別子銅山の鉱石輸送の要衝となりました。
通洞には線路が敷かれ、鉄道が走っていたのだそう。
通洞の開通により、東平地区の人々は山を越えることなく、通洞を通って行き来出来るようになったのです。
スラッシャー
かご電車
写真は「かご電車」。かご電車が運行を開始したのは昭和13年のこと。
無料で乗車することが出来、昭和48年に鉱山が閉山するまで人々を乗せて走っていたそうです。
マイン工房(旧東平保安本部)
こちらは、最後に見た観光ポイント「マイン工房」。旧東平保安本部があった建物です。現在は銅板のしおり作成を体験できる施設となっています。
銅板を使った土産物もいくつか販売されていました。
ここまででおよそ40分ほど。東平の主要ポイントのみの見学でしたが、十分楽しむことができました。
“東洋のマチュピチュ”と呼ばれる別子銅山の東平地区の遺構。
日本の近代化を支えた鉱山の歴史を知ることができる貴重な産業遺産です。
ペルーのマチュピチュを彷彿とさせる遺跡の雰囲気も見応えがあり、おすすめです★
「別子銅山東平」の情報
- 住所:愛媛県新居浜市立川町654
- 営業時間:10:00〜18:00
- 料金:無料
- アクセス:新居浜駅から車で40分
- 駐車場:有
松山到着
松山到着
別子銅山東平を見学した後、車に乗って松山へと向かいます。
県道47号線の山道を下り、新居浜ICから松山自動車道に乗って西へ。井門ICから国道379号線で北へ。約1時間半で松山市内に到着しました★
松山駅近くのショップでレンタカーを返却。宿泊地である道後温泉に伊予鉄の路面電車に乗って向かいます。
JR松山駅前駅
伊予鉄の路面電車に乗車
こちらが、伊予鉄のJR松山駅前駅。ここから道後温泉駅まで路面電車で25分ほどです。
時刻は夕方。西陽が眩しいです。
伊予鉄道の路面電車は、市内電車とも呼ばれていて、松山市駅を拠点に松山城を取り囲むように走る環状線、環状線から枝分かれして道後温泉を結ぶ路線、松山市駅から本町六丁目を結ぶ路線があり、6系統が運行されています。運賃は大人170円、子供90円均一です。
伊予鉄の路面電車で面白かったのは、大手町駅付近にある郊外電車との交差点です。
路面電車の線路と普通の郊外電車の線路が交差していて、路面電車がほかの車やバスと一緒に郊外電車が通過する踏切を待つんです。これは他ではなかなか見られない光景★
道後温泉駅到着
25分ほどで、路面電車は終点の道後温泉駅に到着しました。
路面電車の車両は新型でとても綺麗。かつてはモータリゼーションの進行により廃止の声も挙がった伊予鉄路面電車ですが、現在では世界的な路面電車の再評価の機運の高まりもあり、復権しつつあるのだとのこと。
道後温泉駅の駅舎
坊ちゃん列車
道後温泉駅の駅舎と駅前の風景です。
道後温泉は夏目漱石の小説「坊ちゃん」ゆかりの地ということで、駅舎や駅前の風情も漱石の生きた明治末期〜大正初期をイメージした造りになっています。
駅前には、「坊ちゃん列車」の蒸気機関車も停車していました。
坊ちゃんカラクリ時計
こちらは、観光名所のひとつ「坊ちゃんカラクリ時計」
1994年(平成6年)に道後温泉本館建設100周年を記念して作られたカラクリ時計で、午前8時から午後10時まで1時間ごとに、小説「坊ちゃん」の登場人物が音楽に合わせて登場します。
ハイカラ通りの入り口
ハイカラ通りのアーケード
ポンジュースのTシャツ
道後温泉駅からは、アーケードになった土産物屋通り「ハイカラ通り」を通って道後温泉へと向かいます。
「ハイカラ通り」には、土産物屋やカフェなどが軒を連ねており、一六タルトや坊ちゃん団子、愛媛みかんのスイーツなどのグルメ、今治タオルや砥部焼などの名産品をここで買うことができます。
そして、ハイカラ通りを抜けると、「道後温泉本館」の建物が見えてきます。
改修工事中の道後温泉本館
「道後温泉本館」は、残念ながら現在改修工事中。。
事前に知っていましたが、鉄骨で囲まれた外観は、ちょっと残念な感じ。
改修工事中ですが、温泉の利用はできるとのことで、入り口の受付で午後8時半からの予約券を購入(大人420円)。
後で入浴しに来る予定です。
道後館
宿泊した宿「道後館」
こちらが、宿泊した宿「道後館」です。
建築家黒川紀章氏が設計した温泉旅館で、場所は道後温泉本館の奥の坂道を少し登ったところにあります。
道後館のロゴ
道後館の客室
フロントでチェックインを済ませ、お部屋へ。
ちなみに、宿泊の予約は、一休.comの下記プランから。
ホテル棟ツイン“【お日にち限定プラン】料理長お任せ季節替わりの和会席を堪能”
料金は、43,120円(1部屋1泊 大人2名)でした。
お部屋で少し寛いだ後、さっそく夕食「料理長お任せ季節替わりの和会席」をいただきに食堂へと向かいます。
秋の実り 吹き寄せ前菜
食前酒 蔵元の柚子酒
白ワイン
瀬戸内の旬のお造り
伊予利久鍋
愛媛のブランド牛「伊予牛」
地魚巻纎オリジナルソース
甘とろ豚煮物餡かけ
鯛飯
鯛飯と留椀(松山味噌仕立て)、香の物三種盛り
季節の甘味
「道後館」のコース「料理長お任せ季節替わりの和会席」のお料理の数々です。
さすが、お料理の美味しさを打ち出していることもあって、手の込んだ見事なお料理でした。
一番美味しかったのは「鯛飯」。愛媛の郷土料理の代表格ということで楽しみにしていましたが、やっぱり美味しい♪
ほんのり鯛の味が染みたご飯に、脂の乗った鯛の身が入ったシンプルな炊き込みご飯ですが、いくらでもいただけそうなほど美味でした★
「道後館」の情報
- 住所:愛媛県松山市道後多幸町7-26 道後舘
- 電話番号:089-941-7777
- アクセス:道後温泉駅から徒歩4分
- HP:http://www.dogokan.co.jp/
食後は、予約していた「道後温泉本館」に入浴しにお出掛けです。
道後温泉本館
道後温泉本館
予約していた午後8時半に道後温泉本館に伺いました。
「道後温泉本館」は、道後温泉の中心にある共同温泉浴場。建物は重要文化財に指定されており、道後温泉を象徴する建築物となっています。
有馬温泉、白浜温泉と並び、日本三古湯と言われ、「古事記」や「日本書紀」にも登場する道後温泉ですが、現在の木造三層楼の姿になったのは明治27年(1894年)のこと。
本館内には、「神の湯」「霊の湯」という2つの浴室と、個室や大広間の休憩室、皇室専用の浴室などがありますが、現在は改修中のため「霊の湯」の浴室しか利用できなくなっています(工事は2024年12月末までの予定とのこと)。
浴室はあまり広くないのですが、予約制のためか、4人ほどしかお客がおらず、余裕を持って入浴できました。庵治石や大島石を使った高級な浴室の風情も、熱めの湯温もなかなかGood!
「道後温泉本館」の情報
- 住所:愛媛県松山市湯之町5-6
- 営業時間:6:00〜23:00
- 入浴料:大人420円 小人160円
- 電話番号:089-912-5141
- アクセス:道後温泉駅から徒歩3分
- HP:https://dogo.jp/onsen/honkan
夜の松山市内
温泉で温まった後、道後館に戻り、23時半頃就寝。
翌日は松山観光。「坊ちゃん列車」に乗り、「松山城」を見学。ランチはスリランカ料理店『シクル(sikuru)』でいただき、夕方の便で松山空港から羽田へと戻る予定です。
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