箱根板橋にある『如春園』は、緑茶とこゆるぎ紅茶を生産しているお茶の専門店ですが、ランチに南インドのスパイスカレーを提供しています。
色鮮やかで、見た目にも楽しい南インドのミールスは、全部が美味しくて感動のお味。
デザートもすべて自家製で、とても美味しく幸せなランチタイム。
帰りは、箱根までちょっと足を延ばして温泉にも行き、充実の休日となりました!
築90年以上の建物で営む、お茶工房と南インドカレーを提供するカフェ
箱根登山鉄道の箱根板橋駅から徒歩2~3分ほどのところに『TEA FACTORY 如春園』はあります。
どなたかのインスタの投稿でお店の存在を知り、どこかでもらったフリーペーパーに掲載されていたのを見て、ずっと伺ってみたいと思っていました。
ちょっと遠いのでなかなか行く機会がなかったのですが、ついに訪問しました!
「TEA FACTORY 如春園」は、その名のとおりお茶(紅茶)の工房で、ランチに南インドのスパイスカレーとデザートを提供しているお店です。
お店は、もともと老舗のお豆腐屋さんだった建物を受け継いでいるとのこと。
建物の脇に「とうふ」の看板が残っていました。渋い・・・!
オープン時間のちょっと前に到着したので、看板のメニューをチェックしながら待ちます。
壁には、イベントの情報も。
「キューバ&ラテン ミュージックナイト」が気になりましたが、開催の日は予定がつかず。。
ジャズライブもあったりで、興味津々です。
お店の前の通りはこんな感じ。
それほど車通りもなく、のんびりとした雰囲気です。
これは、オープン前に撮った写真なので、暖簾がまだ出てません。
11:30になり、入店。
入口には、お茶や雑貨などの販売スペースがありました。
帰りにお茶買って帰ろう~
「なんくる農園さんの無農薬野菜」が、各200円で販売されていました。
スーパーではあまり見ない四角豆が気になる。。
お店に併設されている製茶工房。新しい感じがしますね。
黒板に描かれた絵が可愛らしいです。茶畑までの地図でしょうか。
『「こゆるぎ紅茶」ができるまで』のこれまたカワイイ絵が描かれていました。
「こゆるぎ」とは、小田原の古名だそうです。相模国西湘一帯を指す昔の地名 “小由留木”(こゆるぎ)の草書体を読み誤ったことから小田原と称されたとのこと。
こちらが奥のカフェスペース。
築90年以上の建物ということだけあって、壁に備え付けの棚や引き出し、上の棚に置いてある宝箱?のような箱が時代を感じさせます。
落ち着きますね。
真ん中に、最大12人くらい座れる大きなテーブルがあり、2人掛けテーブルが5卓あります。
オープン直後に入店したのが4組くらいで、その後続々とお客さんが来て、満席に近い状態になりました。人気店ですね!
奥にピアノが置いてあるので、ライブイベントのときは、多くのスペースで演奏するんですね。
『TEA FACTORY 如春園』のメニュー
「ミールスの食べ方」・・・恐れず混ぜてみてください!
まさにそうですよね。ミールスは、最初少しずつ味見をした後、色んな組み合わせで混ぜて食べるのが醍醐味! どんな組み合わせでも美味しくなるのが不思議なところ。
この日のカレーは、・ローストココナッツのチキンカレー・ポークビンダルー・豆カレー!
どれも魅力的です♪
それぞれのカレーの単品か、3種のカレーが全部食べられるスペシャルミールスがあります。
その他、オプション的な感じで、カレーのちょい足しとかデザートセットがあります。
ここは、もちろんスペシャルミールスで!
そして、やっぱりデザートも食べたいので、「デザートセットお茶つき」もオーダー。
テーブルに飾られたお花がカワイイ♪
見た目も美しく、食べやすくてとても美味しいミールス
お待ちかねのミールス登場~!!
色鮮やかで、盛り付けもとても綺麗★
見てるだけでテンションが上がるビジュアルです。美味しそう~~
この形のカトリ、初めて見ました。いいなぁ、欲しい。。
なみなみに盛られた感じがたまらない・・・
左から、豆カレー、ポークビンダルー、ローストココナッツのチキンカレーです。
まずは、豆カレーから一口。
お、美味しい~!
やさしいお味の中にも豆の旨みが凝縮されていて、身体に染みます。
形が残っているひよこ豆の食感や食べ応えもいい感じ。
お次は、ポークビンダルー。
これも美味い!
酸味と旨みとオイル、柔らかいポーク。。美味しすぎる~♪
そして、ローストココナッツのチキンカレー。
ん、なんだか初めての感じ。ローストココナッツが香ばしくて、いい仕事してます。
食べ進めるごとにじわじわと美味しさが増していく感じ。
これ、好きです♪ 美味しい!!
それぞれ個性がありつつも、みんなが美味しく食べられる食べやすいカレー。
こういうカレーを作りたいなーと思いました。
副菜は6種類もあり、色合いも考えられているようで、キレイです。
紫玉ねぎ、青菜、さつまいも。
それぞれ少量ずつですが、この副菜があるとないのとでは、やっぱり違います。
ココナッツ、オクラ、ビーツのパチャディ。
オクラのポリヤル、美味しかったな~。
ビーツのパチャディも、カトリにたくさん入ってくることもありますが、このくらいの量がちょうどいいかも。
カレーと副菜、パパドも割り入れて、混ぜ混ぜしていただきます。
本当に美味しくて、うまいうまいとあっという間に平らげてしまいました!
そして、別腹のデザートです♪
お茶はポットで提供され、砂時計が終わったら召し上がってください、とのこと。
こちらは、「こゆるぎ紅茶」。看板のお茶でしょうか。
色は薄く、上品な香りとお味。すーっと飲むことができます。
こちらは、「ほうじこゆるぎ紅茶(香ばしい焙煎紅茶)」。
ほうじ茶の香りとお味が香ばしくて、美味しいです。これ、好きかも。
デザートもすべて自家製です。ひとつめは、「紅茶のプリン」。
昔ながらの固めのプリンで、器もレトロな感じ。プルーンが添えられています。
紅茶味で、うん、美味しい!
もうひとつは、「ほうじ茶のバスク風チーズケーキ」。
ここ数年、バスクチーズケーキが流行ってますが、ほうじ茶味は初めて。
ほうじ茶感はそれほど強くないですが、しっとりしててチーズが濃厚で、すごく美味しいです♪
クリームをちょっとつけて食べると、さらに美味しい!
お茶と一緒に味わっていただきました。
こちらは、お手洗いに飾ってあった写真。スリランカかインドの茶畑でしょうか。
グリーンの壁に写真が映えていて、素敵です♪
帰りに、こゆるぎほうじ紅茶のティーバッグを購入しました。
ティーバッグがあると、気軽に飲めるので重宝します。
店頭にあった、カレーリーフの鉢。
ワサワサ茂っていました。
うちのカレーリーフも、大きな鉢に植え替えたら、もっと大きくなるかな。
美味しいミールスに美味しいデザートと紅茶をいただいた後は、ちょっと足を延ばして箱根湯本まで行き、温泉に浸かってきました!
都心からはちょっと遠いですが、『TEA FACTORY 如春園』のミールス+温泉のプチトリップ、オススメです♪
満足すること間違いなしです。
◉『TEA FACTORY 如春園』の地図・アクセス
- 住所:神奈川県小田原市板橋636
- アクセス:箱根登山線箱根板橋駅から徒歩5分
- 営業時間:ランチ11:30~14:00 喫茶14:00~17:00
- 定休日:月曜日、日曜日
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