ソルマリ(新大久保)|絶品モモと、本場ネパールの居酒屋フードが満載!

スポンサーリンク
新大久保、ソルマリ グルメ
記事内に広告が含まれています。

JR新大久保駅から大久保通りを大久保駅方向へ西へ。

150mほど歩いたガストやジョナサンが向かいにある路地を右折し、少し進んだ左手にネパール料理店『ソルマリ』はあります。

新大久保、ソルマリ

最近増えつつある新大久保のネパール居酒屋。

日本ナイズドされていない本場のネパール料理が食べられるお店として、在日ネパール人が連日集うディープな居酒屋です。

この『ソルマリ』は、そんな大久保ネパール居酒屋の先駆けとも言えるお店『MOMO』で働いていたスタッフが立ち上げたお店であるとのこと。

お店のオープンは、2015年4月です。

スポンサーリンク

日本の”リトルカトマンズ”新大久保にストリートフード満載の名店が登場!

新大久保、ソルマリ『ソルマリ』の看板

新大久保、ソルマリお店は雑居ビルの2階

新大久保と言えば、”韓流”の街として有名ですが、この街は韓国人だけでなく、アジアや中東など様々な国の人々が暮らしている国際的な街。

その中でも、最近その数を増やしつつあるのがネパール人です。

特に、大久保界隈では、現地仕様のネパール料理店が続々とオープンしてきており、”リトルカトマンズ”化しつつあるんです。

 

2010年以降、急速に増えつつあると言われる在日ネパール人。その背景には、10年にも及ぶマオイスト(ネパール共産党毛沢東派)の武装闘争による国内の混乱や、その影響による経済の停滞があると言われています。

国内に充分な雇用機会がないので、多くのネパール人が海外に出稼ぎに出掛け、若者は積極的に留学をしているのだとのこと。

この『ソルマリ』も、東京都内に約18,000人いると言われる(大久保界隈だけでも500人)、在日ネパール人たちの集いの場のひとつ。

お客さんは7割方ネパール人です。

新大久保、ソルマリネパール人率高いです!

 

お店は雑居ビルの2階にあり、お隣にはネパールをはじめ、アジアや中近東の食材の並ぶ雑貨店があり、付近にたむろしている人もほぼ、外国人!

 

店内に入ると、ネパール人の店員さんが案内してくれましたが、日本語はまだちょっと覚束ない様子。

ちなみに、17:00に入った時点でお客さんは全員ネパール人でした!

新大久保、ソルマリ朱色の壁がインパクト大!

新大久保、ソルマリネパール国旗や象の置物が飾られた店内

新大久保、ソルマリ『ソルマリ』の店内

 

お店の内装は、壁が全面朱色に塗られていてインパクト大!

壁や棚には、ネパールの生き神の少女「クマリ」の写真や、ネパール国旗、ネパールの地図、象や神様の置物などが所々に飾られています。

店内空間は結構広く、座席は150席もあります。

大宴会も可です!

スポンサーリンク

『ソルマリ』のメニュー

新大久保、ソルマリモモのメニュー

新大久保、ソルマリセクワのメニュー

新大久保、ソルマリスナックメニュー

新大久保、ソルマリこちらもスナックメニュー

さてさて、こちらが『ソルマリ』のメニュー。

有名なネパール餃子「モモ」をはじめ、スパイシーな焼き鳥「セクワ」、マトンのスパイスマリネ「チョイラ」、豆や生玉ねぎやトマト、唐辛子の和え物「サデコ」、漬け物「アチャール」、チベット麺「トゥクパ」などなど、インド料理店とは、全く違うラインナップ!

チキンカレーやアルゴビなどの北インド風のカレーもありますが、このお店では脇役の模様です。

注文はかなり迷いましたが、居酒屋風に単品のスナックやおつまみをちょこちょこと頼むことにしました。

新大久保、ソルマリ『ソルマリ』お店の紹介

 

こちらは、メニューに書かれていたお店の紹介文です。

紹介文によると、『ソルマリ』という名前は、ネパール東部にあるお酒の産地として有名な村「ソルマリ」から取られたのだとか。

なんでも、ネパールのテレビで同名のドラマがヒットし、「ソルマリ」という言葉はネパールでは有名になっているのだとのこと。

また、本場の伝統のネパール料理を提供するほか、カトマンズの先住民族であるネワール族の郷土料理もいただくことができるのだそうです。

 

さてさて、そうこうしているうちに、さっそくビールがやってきました!

新大久保、ソルマリ「ムスタン」(550円)

新大久保、ソルマリヒマラヤの清冽な天然水で醸したビール

注文したのは、ネパールのビール「ムスタン」です。

”ヒマラヤ連邦の清冽な天然水で醸した神秘のビール”という触れ込みの、この「ムスタン」

アルコール度数は5.5%。喉越し爽やかで、ほのかにフルーティーな風味が感じられる、スパイス料理にぴったりのビールです。

ちなみに、「ムスタン」とは、ネパール中西部に位置する標高2,000mを超える高原地帯のこと。ここには、2008年まで王国が存在し、現在でも原初のチベット文化が残っているそうです。

新大久保、ソルマリお通しのパパド

 

ビールと一緒にやってきたのが、お馴染みのお通しの「パパド」

結構大きめのパパドが4枚(2人分)も載せられていて嬉しい!

パパドをパリパリと食べ、ビールをグビグビ飲みながらお料理を待ちます。

スポンサーリンク

モモ、ミックスアチャル、チャナーチャットパッド、セクワ、パニプリ。ネパールの居酒屋料理が盛り沢山!

新大久保、ソルマリ「モモ」(6P:600円)

 

まず登場したのが、このお店のメインメニューである「モモ」。ご存知、ネパール餃子です★

スパイスで味付けした鶏ひき肉の蒸し餃子。ネパールの代表的な料理でピリッと辛く、ジューシー。

「モモ」は、小麦粉を捏ねて伸ばした皮で具を巾着状に包んだ料理。ネパール料理の定番ですが、本来はチベットのお料理です。

具は、本場では野菜とマトンやヤクなどの肉が主ですが、このお店ではチキンが中に入っていました。

肉厚でモチモチの皮をかじると、スパイシーでジューシーな汁がほとばしり出てくるので、食べる時は注意が必要。

だけど、これがまた、美味いんです★

さらに、トマトとヨーグルトをベースに生姜やにんにく、チリやターメリック、ペッパーなど各種スパイスの入ったタレを付けて食べると、なおGood!

たまらないですね、モモ!絶品です♪

新大久保、ソルマリ「ミックスアチャル」(500円)

 

こちらは、「ミックスアチャル」

ネパールのお漬物です。

ネパールのお料理の中でも個人的に大好きなのが、この「アチャル」

ネパール定食「ダルバート」に必ず付いてくるお漬物で、ジャガイモやニンジン、ダイコン、玉ねぎなど具材は様々。

唐辛子、ごま、ターメリック、フェネグリークなどのスパイスを加えて熱し、レモン汁をかけて和えたお料理で、お味は酸っぱ辛い感じ。お漬物なので冷製です。

ご飯が欲しくなってきてしまいますが、この「ミックスアチャル」だけでも充分美味しい!

ビールのおつまみとして最高です★

新大久保、ソルマリ「チャナーチャットパッド」(300円)

 

こちらは、ちょっと見慣れないスナック料理「チャナーチャットパッド」

チャナなどの豆、みじん切りした玉ねぎなどをブジャ(BHUJA)と混ぜ合わせたスパイス料理。

「ブジャ」とは、ネパールの甘くないポン菓子のこと。

ネパールのストリートスナックのひとつでしょうか。カリカリとしたブジャとシャキシャキの玉ねぎ、チャナ豆の旨味がなかなかで、こちらもビールのおつまみとしてピッタリ!

新大久保、ソルマリ「セクワ盛り合わせ」(700円)

 

ネパールの焼き鳥「セクワ」の5本盛り合わせです。

内訳は、マトン(羊)、チキン(鶏)、ポーク(豚)、バングラ(砂肝)、ウイング(手羽先)の5本。

唐辛子や胡椒、ガラムマサラなどのスパイスに漬け込んだお肉を串焼きにしたもので、レモンをかけて食べると抜群の美味しさ!

これまたビールに合う合う♪

新大久保、ソルマリ「モヒート」(450円)

 

こちらは、「モヒート」

ネパールと言えば、ネパールのサトウキビのみを使った極上のラム酒「ククリラム」が有名。

こちらのモヒートが「ククリラム」を使っているかはわかりませんが(お店の棚にはククリラムの瓶ありました)、濃い目でなかなか美味しかったです。

新大久保、ソルマリ「パニプリ」(300円)

新大久保、ソルマリパクチーの入った酸っぱいスープを中に入れて食べます。

新大久保、ソルマリスープを入れたところ

こちらも、スナック系。「パニプリ」です。

パーニープーリーとは、ネパールの定番おやつとして有名な、小ぶりの揚げ菓子である。

「パニプリ」は、インドでもストリートスナックとして定番のお菓子。

中身が空洞で上に穴を開けたの「プーリー」という揚げボールの中にジャガイモや玉ねぎ、ひよこ豆などの具材を入れ、「パーニー」というタマリンドやチリ、チャートマサラ、パクチーなどを混ぜた汁を注いで食べるインドやネパールの屋台でよく売られているスナックのひとつです。

ひと口サイズであっという間に平らげてしまうスナックですが、酸味とスパイシーさが程よいバランスで、なかなかの美味しさ。

 

本当はカレーも食べようかなと思っていたのですが、この辺でお腹いっぱいになっちゃいました(汗)

新大久保、ソルマリ「チャイ」(ネパールティー)300円

 

食後は、もちろん「チャイ」(ネパールティー)

デザートも注文したので、砂糖は抜いてもらいました。

スパイス(カルダモンだったかな?)が適度に効いていて美味しい♪

新大久保、ソルマリ「ラスグッラ」(150円)

 

こちらが、注文したデザート「ラスグッラ」

インドでは「グラブジャムン」(世界一甘いデザート)と呼ばれているドーナツのシロップ漬けが、ヨーグルトの中に入っています。

甘々の「グラブジャムン」とプレーンヨーグルトの酸味が良いマッチング♪

美味しいデザートです★

新大久保、ソルマリ『ソルマリ』のカウンターとスタッフ

 

日本の”リトルカトマンズ”新大久保のネパール居酒屋『ソルマリ』

オープンは最近ながら、新大久保に数あるネパール居酒屋の中でも、このお店、かなり居心地の良いお店。

店内はゆったりとしていて、店員さんも日本語が覚束ないながらもにこやかで親切だし、何より、お料理が相当にリーズナブル!

絶品のモモに、本場ネパールそのもののディープなおつまみ、スナックの数々。

大久保のネパール料理店の中でも、イチ押しのお店のひとつです★

スポンサーリンク

◉『ソルマリ』の地図・アクセス

スポンサーリンク

ネパール料理店

ネパール料理の定食「ダルバート」東京都内《おすすめ》28店舗ご紹介!
「ダルバート」とは、ネパールで毎日食べられている日本の定食にあたる料理です。ダルは豆、バートはお米を意味します。ダルとお米の他に、おかず「タルカリ」と漬物の「アチャール」が付きます。東京都内のネパール料理店でいただいた「ダルバート」(または、それに類するもの)を28皿、ご紹介します★
サンサール(小岩)|本場ネパールの食堂で出てくるような味わい深いダルバート
小岩にある20年の歴史を持つネパール料理店『サンサール』。本場カトマンズの食堂のお味を彷彿とさせる、ヘルシーで食べ飽きないダルバートをいただけるお店。近くにあったら毎週のように通いたいと思わせるネパール料理店です。
プルジャダイニング(巣鴨)|伝統料理「ディード」が美味い!ネパール家庭料理のお店
JR巣鴨駅から徒歩5分ほどのところにあるネパール料理店『プルジャダイニング』。ネパールの伝統的なお料理「ディード」を始め、ダルバートなどの定食、モモやサデコ、アチャールなどの本場ネパールのおつまみも充実!ネパール料理好きの間では、都内を代表するネパール料理店として知られている名店中の名店です。
オールドネパール(豪徳寺)|洗練されたお味の豪華なダルバートを堪能!
2020年7月9日にオープンしたばかりのネパール料理店『オールドネパール(OLD NEPAL)』を訪問しました!ネパール料理屋さんだとは想像がつかないオシャレな外観。店内も落ち着いていて、ゆったりとした空間。そして、豪華で美味しいダルバート!!満足度の高い、超オススメのお店です☆
ADI(中目黒)|落ち着いた素敵な空間で、ネパール料理のコースを堪能
以前麻布十番で営業されていた、間借りカレー屋さん『adhicurry』が8月に中目黒に実店舗『ADI』をオープン。お昼はダルバート、夜はコース料理を堪能できるということで、今回夜のコース料理をいただきに伺いました!お料理は全部本当に美味しく、お店の雰囲気、スタッフの方のホスピタリティもとても良く、大満足のディナーとなりました。
窯焼き料理 Rato Mato ラトマト(大久保)|赤土のお皿でいただくダルバート
新宿大久保百人町にあるネパール料理店『窯焼き料理 Rato Mato (ラトマト)』。美味しいネパール料理(ネワール料理・タカリ料理)を満喫できるお店です。ダルバートもおつまみ料理のチョイラも大満足の美味しさ♪ マトカを使ったお料理のビジュアルも、凝りに凝った店内の内装も、窓から見える新宿夜景の眺めもGood!
タカリバンチャガル(亀戸)|ネパール・タカリ族のお母さんが作る絶品ダルバート
亀戸にあるネパール料理店『タカリバンチャガル』。タカリ族のお母さんが作る、タカリの家庭料理を提供するお店です。いただいた「タカリーセット」は、おかずの一品一品が美味なダルバート(定食)。黒豆を使った濃厚なダルも、旨味が凝縮されたドライ気味なマトンカレーも、思わず「旨い!」と口に出してしまうような美味しさ♪
ネパール料理店
ネパール料理のお店・レストランをご紹介。東京を中心に日本各地のネパール料理をご紹介しています。実際に訪問したお店の様子やメニュー、食べたお料理を掲載。お店は下記リンク先の地図からも探せます。
新大久保「イスラム横丁」食材店巡り9店舗★スパイスの香りと異国の風情に包まれる
東京・新大久保にある「イスラム横丁」。「イスラム横丁」は、日本に居ながらにして、インドやパキスタン、バングラデシュ、ネパールなど、南アジアの風情を感じられる場所。他ではなかなか手に入らない、インドやアジアの食材を安く手に入れられる場所でもあります。
エスニック料理店マップ|グルメ記事まとめ
地図から探す「エスニック料理」!インド料理、ネパール料理、パキスタン料理から、タイ料理やベトナム料理などの東南アジアの料理、トルコ料理やモロッコ料理などのアラブやアフリカ料理、ペルー料理やメキシコ料理などの中南米の料理、中華料理や韓国料理、カレー屋さんまで。これぞ!というエスニック料理店をご紹介します★

コメント

タイトルとURLをコピーしました