東京メトロ銀座線京橋駅直結。東京スクエアガーデンの1階に、インド料理のお店『ボンベイシジラーズ』があります。
お店のオープンは2021年9月。お店のオーナーはムンバイ出身の方。ジャカルタやサハリンでインド料理店を経営し、日本では北海道に数店舗を構えていたのだそう。
北海道ではカジュアルなお店を開いていたようですが、京橋のこの『ボンヘイシジラーズ』は高級店と呼べる部類のお店。
富裕層の在日インド人が連日訪れる人気店です。
『ボンベイシジラーズ』の外観と店内の雰囲気

『ボンベイシジラーズ』の外観
こちらが、『ボンベイシジラーズ』の外観です。
ガラス張りでスタイリッシュな外観。いかにもなインド料理店っぽさはありませんが、現地インドの高級店の雰囲気はこんな感じかも。

店頭の看板

メニュー看板
店頭の看板です。
『ボンベイシジラーズ』は、北インド系の料理が中心。店名の通り、お店の売りは焼き物系のようで、タンドリーメニューが充実しています。
オープン時間の17時。スタッフが扉をオープン。さっそく店内へ。

『ボンベイシジラーズ』の店内
こちらが、『ボンベイシジラーズ』の店内です。
オーナー自らがデザインしたという店内空間はモダン且つ高級感あり。
座席はゆったりしたソファー席、テラス席、おひとり様向けのカウンター席もあり、席数は合計70席あります。
お客さんはインドの方が9割。家族連れや男性グループ客などなど。銀座に買い物に来たらしい日本人の女性客もひとり。
訪問したのは週末のディナータイムで、食べログで事前予約して行きましたが、入店して予約した旨を伝えると、オーナー氏がやってきて、大人数の予約が入っているので食事時間は18時半までにしてもらえないかと伝えてきました。
少し慌ただしい気もしましたが、仕方ないので了承し、案内された座席に着席。さっそく、メニューを見てお料理を選びます。
『ボンベイシジラーズ』のメニュー










こにらが、『ボンベイシジラーズ』のメニュー(の一部)です。
カレーは、アルゴビやサグパニール。チキンティッカマサラやバターチキン。ラムローガンジョシュやラムコルマなど、北インド系の料理が中心で、ゴアフィッシュカレーやチキンマルワニなど、ゴアの料理もいくつか。
バラエティに富んだタンドリーグリル。サモサやパコラなどの軽食。ナンやパラタなどのパンの種類も多く、ビリヤニやバラエティライスも揃っています。
それでもって、今回選んだお料理は↓(2人分)
- 「アルチャナチャット」(1,550円)
- 「ジャフラニ チキン ティッカ」(2個 1,150円)
- 「ダル タルカ」(1,850円)
- 「ラム ローガンジョッシュ」(2,450円)
- 「プレーンナン」(650円)
- 「ジーラライス」(1,150円)
カレー2種(ダルタルカ、ローガンジョシュ)と、ベジ&ノンベジのスターター一品ずつ。主食はナンとライス両方注文。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
「キングフィッシャー」

「キングフィッシャー」(900円)
まずは、お飲み物。
インドの定番ビール「キングフィッシャー」です。
アルコール度数6%のスタンダードなビール。炭酸が強めでスッキリ、適度なコクがあるインドの定番ビール。安定の美味しさ♪
ビールをぐびぐび飲んでいると、ほどなくしてお料理が運ばれて来ました。
「アルチャナチャット」

「アルチャナチャット」(1,550円)
まずは、ベジのスターター。
「アルチャナチャット」です。
ひよこ豆のサラダ。ニセコ産ジャガイモとオニオン、キュウリなどを自家製タマリンドソースとコリアンダーチャツネで。
ごろごろ入ったひよこ豆をメインに、ざく切りした紫玉ねぎやトマト、キュウリ。インドスナック、コリアンダーリーフ、ジャガイモ。
ほくほくしたひよこ豆と、ザクザクした野菜。サクサクしたスナック。バラエティに富んだ食感が楽しい。
タマリンドソースのスキッとした酸味が効いていて美味しい♪
ビールのお供にぴったり!
「ジャフラニ チキン ティッカ」

「ジャフラニ チキン ティッカ」(2個 1,150円)
続いて、「ジャフラニ チキン ティッカ」
伝統的なスパイスとハーブでマリネしたチキンをタンドールでグリルします。
小さな壺に入れられての登場。
この演出はGood! 「おお〜!」と思わず声が挙がります。

壺に入って登場!
スタッフが「ジャフラニチキンティッカ」を壺から取り出し、金串を外してそれぞれのお皿へとサーブ。

取り分けられた「ジャフラニ チキン ティッカ」
スパイス&ハーブでマリネされたチキンと、ピーマンやパプリカ、キュウリ。
柔らかくてスモーキーなチキンにスパイス&ハーブの複雑な風味が絡んで、これは美味しい!
さすが、店名に「SIZZLER」を冠しているだけはあります。

コリアンダーチャツネ
さらに、付け合わせのコリアンダーチャツネをつけていただくと、ハーブの風味と辛味が加わってさらに美味しい♪
もっと食べたい気分満点です。
「ダル タルカ」

「ダル タルカ」(1,850円)
メインのカレーが運ばれてきました。
豆のカレー「ダル タルカ」です。
黄色レンズ豆のカレー。パンジャブスペシャルディッシュは、ジーラライスやスチームライスと一緒がおすすめ。
豆のカレーとして最もスタンダードな「ダルタルカ」ですが、『ボンベイシジラーズ』のダルタルカのお味は抜群でした★
豆の旨味はもちろんのこと、クミンやコリアンダーと共に、マスタードシードやカレーリーフも使われていて、南っぽい爽やかさとパンチを感じさせるのがGood!
この日、一番美味しかったのは、この「ダル タルカ」もしれません。
メニューには、ライスと一緒がおすすめと書かれていますが、ライスはもちろん、ナンとの相性も抜群でした♪
「ラム ローガンジョッシュ」

「ラム ローガンジョッシュ」(2,450円)
ノンベジカレーとしていただいたのが、こちら。
「ラム ローガンジョッシュ」です。
ゆっくりと調理したラム肉のカレー。
赤みのあるグレイビーの中に、大きめのラム肉がゴロゴロ。
グレイビーは、少しの酸味と辛味。そして、羊肉の風味が感じられます。
この「ラム ローガンジョッシュ」。兎にも角にも、ゴロゴロ入ったラム肉が超絶に美味しい!
ラム肉はとても柔らかく、臭みは殆ど無いけどラムの肉の旨みがしっかりと感じられ、思わず「うまい!」と口に出してしまうレベル。
上質なラム肉を使っていることが窺い知れます。

「プレーンナン」(650円)
カレーと一緒にいただいた主食は、「プレーンナン」
タンドールで焼きたてのナン。
バター感も甘さもほど良い、上品な味のプレーンナン。
もちろん、そのままでも美味ですが、飽くまでカレーがメインなので、ナンはこのくらいの主張控えめな方が美味しく感じられます。

「ジーラライス」(1,150円)
もうひとつの主食は、「ジーラライス」
クミンの種をまぶしたライス。長粒のインドバスマティ米を使用。
クミンとギーが結構効いていて主張つよめ。
単体では美味しいけど、カレーと一緒に食べるなら、プレーンの「スチームライス」の方が好みかな。
「チャース」と「プレーンラッシー」

「チャース」(800円)
ビールが無くなったので、追加のお飲み物を注文。
スパイス&ハーブ入りのバターミルク「チャース」です。
ヨーグルトベースでさっぱりとしたお味。クミンやコリアンダーの風味が効いています。
消化促進効果があるので、こってりとした北インド料理のお供としては最適。
「チャース」を飲むと、食が進みます。

「プレーンラッシー」(700円)
こちらは、定番の「プレーンラッシー」
濃厚且つ上品な甘さの、しっかりとしたお味のラッシー。
消化促進には「チャース」に軍配が挙がるけと、こちらも負けじと美味しい♪
『ボンベイシジラーズ』

「マサラチャイ(ホット)」(600円)
食後は、「マサラチャイ(ホット)」をいただきました。
茶葉とミルクのほど良いバランス。自分好みの分量の砂糖を入れて賞味。
ホッとひと息の瞬間。
その時、不意にお店のオーナーが登場!

「グラボー」
慌ただしくさせてしまったお詫びとして、デザートの「グラボー」をサービスしてくれるとのこと。
これは、嬉しい♪

「グラボー」はサービス
「グラボー(グラブジャムン)」は、世界一甘いと言われるインドスイーツの定番ですが、『ボンベイシジラーズ』のグラボーは、よくある市販の缶詰ものに比べ、甘さが抑えられているようで、食べやすく感じられました。
温かいチャイと甘いデザート。食後の良いお口直しとなりました★

『ボンベイシジラーズ』
さて、デザートを食べ終わり、チャイを飲み終えつつある辺りで、スーツを着たインド人達が店内に続々と入ってきました。
時刻は18時半。
スタッフもいそいそとテーブルの配置を変え始め、我々が撤収するのを今か今かと待っていたので、素早くチャイを飲み干し、身支度を整え、レジカウンターへ(汗)
京橋にあるインド料理店『ボンベイシジラーズ』
インド大使も来店するという店内はラグジュアリーな雰囲気。
北インドメインのお料理は、定番の豆カレー「ダル タルカ」や、柔らかいラム肉が絶品の「ラム ローガンジョッシュ」。スパイス&ハーブの効いたグリル「ジャフラニ チキン ティッカ」など、いずれのお味も高級店にふさわしいレベルの高さ。
在日インド人に大人気なのも納得です。
『ボンベイシジラーズ』は、ネット予約出来ます!
『ボンベイシジラーズ』は、ネット予約することが出来ます!
週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。
※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。
『ボンベイシジラーズ』の地図・アクセス・営業時間
関連ランキング:インド料理 |
京橋駅、
銀座一丁目駅、
宝町駅
北インド料理・西インド料理店










