大阪の夢洲で開催されている「大阪・関西万博」に行ってきました!
今回は、「サーチエスニック的」な観点からアジア・アフリカ・中東・中南米の国に絞って周り、食事もランチにアフリカ、ディナーはアラブ料理を賞味。
パビリオン巡りVol.4。今回はアラブ首長国連邦(UAE)パビリオンのレストランと、コロンビアパビリオン、ドローンショーについてご紹介します。
「コモンズ-C館」を出た後は、大屋根リングを通って「アラブ首長国連邦パビリオン」へ。ここで、そろそろディナーをいただきます。
ディナー:アラブ首長国連邦(UAE) パビリオン
こちらが、「アラブ首長国連邦(UAE) パビリオン」
右側がパビリオン入り口、左側がレストラン入り口。
時刻は18時ちょっと前。パビリオンは並ばずに入れますが、レストランは40分待ちとのこと。
行列に並び、待つこと40分。自分たちの順番となり、店内へと入ります。
ナツメヤシを素材にした巨大な柱が立ち並ぶ店内は、どこか近未来的な雰囲気。
「アラブ首長国連邦(UAE) パビリオン レストラン」のメニュー
こちらが、「アラブ首長国連邦(UAE) パビリオン レストラン」のメニュー。
セットの「BENTO BOX」とアラカルトがあります。
今回は、「BENTO BOX」を注文。「BENTO BOX」は、メイン+サラダ+デザートという構成となっており、それぞれ数種類から選択できます。
内容は下記です。
メイン
- ラム・ウージ(伝統的なエミラティスパイスライスと、ラム肉のグリルフライドオニオン、スタッフィング添え)4,700円
- ダジャジュ・マッチブース(UAE風スパイス「バザー(Bzar)」で味付けしたグリルチキンライス添え)4,700円
- サマック・サルーナ(UAE風スパイス「バザー(Bzar)」でマリネしたカナダイのグリル。サローナとライス添え)4,100円
- カリフラワー・マシャウイ(UAE風スパイス「バザー(Bzar)」で味付けしたグリルカリフラワー。カリフラワークスクスとカリフラワーフムス、ライスと共に)3,600円
サラダ
- ハリース・サラダ(大麦、ミント、ザクロ、ミニトマト、キュウリ、チャーミーチーズのサラダ。オリーブオイル&ルーミ(ブラックライム)ドレッシング)
- トマト・ワ・バサル(タマネギ、トマト、レタスにザタールスパイスを和えたサラダ。リワ産シドルハニーとルーミー(ブラックライム)ドレッシング)
- ジャージール・ワ・チャミ(チャーミーチーズ、カラスデーツ、トマト、ピーカンナッツのサラダ。デーツドレッシング)
デザート
- アシーダ・ボバー(カボチャ、サフラン、カルダモンの入ったアシーダ(お粥状のデザート))
- バティータ(ローストした小麦粉にデーツ、カルダモン、サフランをブレンドし、アーモンドをトッピングしたデザート)
- サーゴ(サフラン、カルダモン、ローズウォーターを使用したタピオカプリン)
それでもって、今回は、下記の組み合わせで注文することにしました。
- 「ラム・ウージ」+「トマト・ワ・バサル」+「サーゴ」
- 「ダジャジュ・マッチブース」+「ジャージール・ワ・チャミ」+「バティータ」
注文を済ませ、待っていると、15分程度でお料理が運ばれてきました。
「BENTO BOX」
「ラム・ウージ」は、エミラティスパイスライスに、ラム肉、ひよこ豆やカシューナッツ、ニンジンやキャベツなどの野菜が入っていてバラエティに富んだ味わい。
ザータルの酸味が効いたサラダ「トマト・ワ・バサル」もGood! 胡麻が塗された黄色のパンも美味しい。
「ダジャジュ・マッチブース」は、「バザー」というUAE風スパイスが何なのかはわかりませんでしたが、柔らかなチキンとひよこ豆やライスとのマッチングが抜群!
チャーミーチーズの塩気がいい感じのサラダ「ジャージール・ワ・チャミ」や、和の甘味のような味わいの「バティータ」も美味でした♪
レストランではテイクアウトも可。
テイクアウトの方が座席が空くのを待つ必要が無いので、イートインよりも早めに提供されます(行列に並んでいると「テイクアウトの方はいますか?」と声が掛かる)。
しかしながら、冷房の効いた店内でゆっくりと食事&休憩が出来るので、イートインはおすすめです。
食後は、「アラブ首長国連邦(UAE) パビリオン」の展示ブースを鑑賞。
「アラブ首長国連邦(UAE) パビリオン」を出ると、辺りはすっかりと夜の風情となっていました。
大屋根リングもライトアップされています。
コロンビアパビリオン
時刻は19時半。UAEパビリオンの近くにある「コロンビアパビリオン」へ。
黄色・青・赤のコロンビア国旗カラーでライトアップされています。
昼間見た時は結構な行列でしたが、この時間は列が短くなっていました。
10分ほど待って入場。
メインのホールでは、コロンビアの景観や名産物が美しい映像やサンプルによって紹介されています。
パビリオン入り口には「フアン・バルデス・カフェ」の店舗も併設されています。
ここにも行列が出来ていましたが、並んでコーヒーを買うことにしました。
「フアン・バルデス・カフェ」は、2002年にFNCコロンビアコーヒー生産者連合会によって設立された「プロカフェコル」によってフランチャイズ展開されているカフェ。
第一号店は、首都ボゴタのエルドラド国際空港店で、現在はコロンビア国内の他、メキシコ、ボリビア、アメリカ、スペイン、コスタリカ、パナマ、ペルー、エクアドル、チリ、韓国、マレーシアなどに310店舗が展開されています。
10分程度並んで「アメリカーノ」と「ラテ」を購入。パビリオン前のベンチでいただきました。
コロンビアの旅の途中、何度も飲んだ「フアン・バルデス・カフェ」のコーヒー。
相変わらず美味です♪
ドローンショー「One World, One Planet.」
フアン・バルデスのコーヒーを飲み終え、そろそろ時刻は20時半過ぎ。
21時からドローンショー「One World, One Planet.」が始まるので、間近でショーが見られるという大屋根リングの上へと昇ります。
大屋根リングの上へと向かう昇りのエスカレーターは20時45分に止まってしまうので、それまでに昇る必要があるのです。
リング全体がオレンジ色にライトアップされていて、昼間とは違った美しさがあります。
「つながりの海」(上の写真)に到着しました。この上空でドローンショーが行われます。
本来であれば、この時間帯、ここで噴水ショーが行われていた筈なのですが、水質の問題のため現在は休止中。
ちなみに、今回見たドローンショーの開始は21時からでしたが、噴水ショー「アオと夜の虹のパレード」の休止を受けて、6月17日からは開始時間が19時57分に変更になったとのこと。
21時数分前、大屋根リングの灯りが赤と青に変わり、向こうの空にレーザーが照射されます。
いよいよ、ドローンショー「One World, One Planet.」の開始です!
重層的なモーター音と共に空に現れた球体。あの光の粒ひとつひとつがドローンです。
幻想的な音楽をBGMに、レーザーのライトと共に、ドローンが夜空に様々な絵を描いていきます。
ドローンの数は1,000機だとのこと。
約10分間のドローンショー「One World, One Planet.」の様子を↓の動画でご覧ください。
10分に及ぶ、ドローンショー「One World, One Planet.」が終わりました。
想像以上に見応えがあり、万博の1日の締めとして、これはなかなか良いイベント。
万博に行ったら必ず見るべきだと思います。
大阪・関西万博からの退場
ドローンショーが終わり、さっそく帰路へ。
大屋根リングの上を歩き、西ゲートへと向かいます。
ドローンショーが終わるや否や、大屋根リングを歩いて西ゲートへ。
シャトルバス乗り場は少し列が出来ていたものの、10分くらいで乗車(21時40分頃)。
約15分で桜島駅に到着。預かり所で預けた荷物をピックアップし、JRの電車に乗車。
スムースに退場できました!
まとめ・所感
今回は、「サーチエスニック的」な観点からアジア・アフリカ・中東・中南米の国に絞って周り、予約が必要な人気パビリオンにはひとつも訪問しませんでしたが、十二分に満喫できました!
ただ、心残りなのは、インドパビリオンの軽食や、絶品だと評判のサウジアラビアパビリオンの料理を食べることが出来なかったこと。
また、方々のパビリオンで突発的に行われるという、民族舞踊や音楽の演奏に全く出くわさなかったのも残念でした。
しかしながら、美味しいエスニック料理を昼晩といただけたし、概ね予定通り周れたし、体調も崩さず、万博らしい華やかな雰囲気を味わうことが出来たので満足です。
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