JR山手線大塚駅北口から徒歩5分。ラブホテルや風俗店が点在する界隈の一角に、ミャンマー料理のお店『ヤナン(ရနံ့ Tea & Food)』は、あります。
お店のオープンは2024年7月。最近、大塚周辺には、ミャンマー料理の新店が続々とオープンしていますが、ここもそんなお店のうちのひとつ。
『ヤナン』の外観と店内の雰囲気
『ヤナン』の外観
こちらが、『ヤナン』の外観です。
訪問したのは土曜のお昼時。界隈は閑散としていました。
お店はビルの1階にあります。
店頭の看板
店頭に置かれていた看板。
日本語で料理の説明が書かれているのがGood。ランチなのに品数はかなり多いです。
さっそく、店内へ。
『ヤナン』の店内
こちらが、『ヤナン』の店内です。
食堂風のシンプルな店内。座席はテーブル席のみで30席くらいでしょうか。
店内にはミャンマー伝統のパテインの傘が飾られ、テレビモニターからはミャンマー歌謡が延々と流れていました。
ホールの店員さんは、笑顔爽やかなミャンマー青年♪
お客さんは数人。全員ミャンマー人の男性客でした。
さて、座席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『ヤナン』のメニュー
ランチメニュー
スペシャルメニュー
こにらが、『ヤナン』のメニューです。
料理の写真があり、日本語の説明も書かれているので、とてもわかりやすい♪
料理は、モヒンガーやオンノウカウスエなどの麺料理、ラペットゥなどのサラダ、羊肉やナマズなどのヒン(ミャンマーカレー)。炒飯料理もバラエティに富んでいてかなり迷うところ。
それでもって、今回注文したのは↓のお料理。
- ナンヂートウッ(900円)
- バヤチョ(650円)
- ミャンマーミルクティーシーロンティー(450円)
メインとして、ココナッツミルク風味の和え麺「ナンヂートウッ」と、おつまみとして揚げ物の「バヤチョ」をチョイス。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
実食レビュー:ナンヂートウッ・バヤチョ・ミャンマーミルクティーシーロンティー
「ナンヂートウッ」(900円)
ほどなくして、お料理が運ばれてきました。
「ナンヂートウッ」です。
「ナンヂートウッ」は、マンダレー発祥とされる和え麺で、ナンヂーは太い米麺、トウッは和え物を意味するのだそう。
具材は、細く切った魚の練り物と玉ねぎ、鶏肉、ゆで卵。麺はオレンジ色のカレーソースにまみれていて、上にはパクチーがトッピングされています。スープも付いていました。
さっそく、いただきましょう〜♪
ココナッツミルク風味の茹でうどん
初めて「ナンヂートウッ」を食べましたが、これはなかなか美味しい!
太い米麺は、ウイグルのラグメンにも似たコシがあり、食べ応え満点。麺に絡んだカレーソースは、ココナッツミルクのまろやかな甘みと唐辛子の辛味、ライムかレモンか、柑橘系の酸味がミックスされていて絶妙なお味。パクチーの爽やかな香りも効いています。
柔らかなチキンや魚の練り物、ゆで卵などの具材との相性も抜群!
柔らかい大根が入った、あっさり風味のスープもお料理のお供としてGood!
「バヤチョ」(650円)
こちらは、おつまみとして頼んだ「バヤチョ」
大豆豆粉に玉ねぎ、青唐辛子、カレーリーフなどを練り込んで揚げたスナックです。
これも、かなり美味でした♪
青唐辛子の辛味、カレーリーフの香り
ザクっとした硬めの食感で、形といい、香ばしい風味といい、南インドのマサラワダによく似た感じ。カレーリーフの香りが食欲をそそります。付け合わせの酸っぱ辛いタレにつけていただくのも美味しい♪
しかしながら、この「バヤチョ」、青唐辛子が結構効いていて、かなり辛かったです(汗)
「ミャンマーミルクティーシーロンティー」(450円)
食後は、「ミャンマーミルクティーシーロンティー」をいただきました。
ミャンマーで最もよく飲まれている飲み物がミルクティー。インドのチャイに似ていますが、ミャンマーでは「ラペッイェー(လက်ဖက်ရည်)」と呼ばれます。
その「ラペッイェー」に練乳の油膜を載せたのが「シーロンティー」。
ミルキーで濃厚な油膜が入っていると、それだけでミルクティーがリッチになります。
「ラペッイェー」自体も、しっかりと茶葉の風味が感じられ、後味も良く、かなり美味しいミルクティーでした。
『ヤナン』
大塚にあるミャンマー料理のお店『ヤナン(ရနံ့ Tea & Food)』
いただいた和え麺「ナンヂートウッ」は、コシのある太めの米麺と、辛味と甘みと酸味のバランスが絶妙なココナッツミルク風味のカレーソースが良いマッチング。
クリスピーで香ばしい「バヤチョ」や、ミルク湯葉がたっぷり浮かんだ「シーロンティー」も美味でした♪
メニューに載っていた他のお料理も美味しそうなものばかりだったので、ぜひ、再訪したいです。
◉『ヤナン』の地図・アクセス・営業時間
関連ランキング:東南アジア料理 |
大塚駅、
大塚駅前駅、
巣鴨新田駅
東南アジア料理店









コメント