ヤンゴンの街をぶらぶら散歩。
「ヤンゴン」とは”戦いの終わり”の意。1755年、ビルマ族のアラウンパヤー王はこの地を占領した時に町にこの名を名付けたのだそうです。
ヤンゴンのダウンタウンは整然と区画された計画都市です。これは19世紀後半に植民地支配したイギリスによるもの。
町にはイギリス統治時代のコロニアルな建物がたくさん残されています。
ミャンマー喫茶店で朝食食べたり、渡し船で物売りの口上聞いたり・・・
最高裁判所です。いかにもイギリスって感じの建物ですねー。
市庁舎です。こちらは結構あたらし目。ミャンマー風の建物です。
ヤンゴンの人口は約246万人。地域全体では695万人にものぼります。
ミャンマーには主な民族として、ビルマ族、カレン族、カチン族、カヤー族、ラカイン族、チン族、モン族、ヤカイン族、シャン族などがおり、ミャンマー国内には全部で135の民族がいます。
それらの民族はそれぞれ、ミャンマーの各州に暮らしていたのですが、最近はヤンゴンに出てきて働く人も増えてきているようです。
また、英国統治時代からのインド人やバングラデシュ人もおり、中国人もいて、インド人街や中華街などがあり、コミュニティーを形成しています。
カフェの風景。スタッフもお客も若者が多いお店でした。
みなさんカフェで談笑中。ライターが紐でぶら下げられているのが面白いですね。
カフェで食べたのは、「イチャーコイ」という中国風の揚げパン。コーヒーに浸けて食べると美味しいです。
麺料理は、ミャンマーお馴染みの「モヒンガー」。三角のはインド料理にもある「サモサ」です。
すべて合わせて1700K(170円)。
食後、ヤンゴン川沿いにある船着場に行ってみました。
ここから対岸へと渡るフェリーが出ています。
対岸からフェリーが到着!ぞろぞろと人が降りてきます。
船は20置きに行き来しています。
さて、渡し船に乗ってみましょう!
船賃は往復2000K(200円)
船にはたくさんの物売りが乗っています。
売っているものは様々。果物、野菜、飲料、お菓子、おもちゃ、洋服、洗剤、新聞・・・
みんな声を張り上げて売っています
おじさんが洗剤の実演販売をしていました。
青い色の水に洗剤を入れると、見る見るうちに水が透明に!
おじさん、ダミ声張り上げて頑張ってます。
おじさんが売っている洗剤を見せてくれました。
「JAPAN」と書かれています。日本製だそうです。本当かどうかはわからないですけど。
描かれている車は日本の象徴なのですかね〜。
対岸の船着場に到着〜!
荷物を持ったたくさんの人たちが船の到着を待っていました。
タナカを顔に塗りたくったおばさんやら、腰巻を着たおじさんやらがたくさん乗り込んできます。
物売りたちも新たなお客の登場に大忙し。
ダウンタウンの中心、スーレー・パゴダ。
キラキラ電飾の仏様にみんな真摯にお祈りしています。
左下の顔は、「ピッタインダウン」と呼ばれるダルマ。寺院や民家に置かれている縁起物です。
黄金の仏塔が雨期の曇り空の下、にぶく輝いていました。
旅行時期:2012年8月