南インド、タミル・ナードゥ(Tamil Nadu:தமிழ்நாடு)の旅、2日目。
昨日、成田からバンコクとシンガポールを経由してインドのチェンナイ(Chennai:சென்னை)に夜到着。チェンナイ空港近くのホテルに宿泊しました。
この日は、朝9時40分発の飛行機でマドゥライ(Madurai:மதுரை)へ。そして、車でチェティナード地方(Chettinad:செட்டிநாடு)の町「カライクディ(Karaikudi:காரைக்குடி)」へと向かいます。
早起きして、ホテルの朝食ビュッフェで南インド料理の軽食(ティファン)をいただく♪
ホテルの朝食ビュッフェ
朝、起床して、宿泊していたホテル『Crossway Parklane Airport Hotel Chennai』の朝食ビュッフェをいただきます。
並んでいたお料理は、もちろん南インド料理の軽食(ティファン)が中心。
さっそく、お皿の上にお料理をピックアップしていきます。
サンバル、プーリー、イドゥリー、ワダ
こちらが、今回の旅の初南インド料理。
サンバルにワダ、イドゥリー、プーリー、ポテトマサラ、ココナッツとマンゴーのチャトニ♪
お味はシンプルながらなかなかの美味しさ★
サンバルお代わりしちゃいました♪
ホテルの受付と親切なスタッフ
「Crossway Parklane Airport Hotel Chennai」の外観
朝食後、荷物をまとめてさっそく出発!
簡素なエアポートホテルでしたが、スタッフの方はなかなか親切でした★
『Crossway Parklane Airport Hotel Chennai』についての詳細はこちら↓
チェンナイのホテルから空港までの道中【南インド・タミルナードゥ】
ホテルから空港までは、無料で送迎してくれました。
車の窓からは殺風景ですが、インドの風景が見えます。牛もいます★
久々に眺めるインドの風景に高まってくるテンション♪
10分ほど走ったところで、車はチェンナイ国際空港に到着!
チェンナイ国際空港
新聞を読む人
コーヒースタンドカップ「Hatti Kappi」
前日、深夜に到着した時は、夜だったせいか薄暗い感じの印象でしたが、朝の空港は明るく開放的な雰囲気。
新聞を読むインドのおじさんがいたり、お洒落なコーヒースタンドがあったり。
さっそく、空港に入り、チェックインと荷物検査などを行います。
エア・インディアで1時間20分。マドゥライへ
エア・インディア9559便に搭乗
チェンナイからマドゥライまでは、エア・インディアを利用。
予約は、スカイスキャナー経由でMyTripという旅行代理店で行いました。
料金は往復で5,730円。安いです。フライト時間は1時間20分。
9:40分に出発し、10:55分にマドゥライ到着予定です。
赤い空港バスで飛行機へ
マドゥライ行きエア・インディアの機体
ボーディングタイムとなり、赤いバスで飛行機へ。
マドゥライ行きエア・インディアは、かなり小さめなプロペラ機。乗客はほぼインド人で西洋人がちらほらいました。
チェンナイ上空の眺め
出発が少し遅れたものの、エア・インディアのプロペラ機は問題なく離陸。
チェンナイの上空を旋回して、一路タミル・ナードゥ州の古都「マドゥライ(Madurai:மதுரை)」へと向かいます。
機内食のパイ
エアインディアのマスコット
マドゥライが近づいてきました!
機内食のカレー炒め入りパイを食べ、窓から見えるタミルの風景や雲海を眺めていると、あっという間にマドゥライに到着!
マドゥライ到着!
マドゥライへは予定より30分以上も遅れて到着。
実は、空港で目的地であるカライクディのホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」のピックアップと待ち合わせをしていたのです。
ドライバーさん、待ちぼうけしている筈です。急がなきゃ(汗)
マドゥライからホテルのピックアップで「カライクディ」へ
マドゥライ国際空港
迎えに来てくれたホテルのピックアップ
空港を出たところ、ドライバーさんの姿が見えなかったのですが、すぐに見つかりました!
ちょっと待ったみたいですが、問題なく出会えてホッとひと安心。
挨拶もそこそこに荷物を車に載せ、さっそく出発します!
ほとんど話さないドライバーさん
ピックアップの車は、宿泊するヘリテージ・ホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」に事前にメールで依頼。料金は、Rs.4,000(6,041円)でした。
ちょっとお値段は高めな感じですが、せっかくヘリテージ・ホテルに泊まるんだから、このぐらいは奮発しちゃおうという感じ。
ドライバーさんは、道中ほとんど話さない大人しい方でしたが、運転も丁寧だったし無問題です。
カライクディまでは約2時間
今回の目的地「カライクディ(Karaikudi:காரைக்குடி)」は、南インド、タミル・ナードゥ州南部にあるチェティナード地方(Chettinad:செட்டிநாடு)の中心都市。
カライクディと70以上の村からなる「チェティナード地方」は、銀行業や貿易業などで豊かな財を成した「チェティヤール」という商人カーストが18世紀頃に建てた数多くの邸宅「チェティナード・マンション」が残されていることで知られています。
また、「チェティナード地方」は、料理でも有名。
海外に進出することが多かった「チェティヤール」たちは、移住した土地の素材や調理法などを持ち帰り、故郷の料理と融合させて独自の料理「チェティナード料理」を生み出したのです。
多様で豊富なスパイスを使い、バラエティに富んだ素材と調理法で知られる「チェティナード料理」は、南インドを代表する贅沢な料理として、今や世界中で知られる存在となっています。
そんな、「チェティナード地方」を訪れ、本場の「チェティナード料理」を食べること。それが今回の「カライクディ」訪問の最大の目的でした★
田舎の風景を進んでいきます。
ヒンドゥー教の寺院が見えたり
マドゥライからカライクディへの道中【南インド・タミルナードゥ】
マドゥライからカライクディまでは約100㎞。車で約2時間の行程です。
降水量が少なく、農業には不向きと言われるチェッティナード地方。
車は、あまり豊かとは言えない田舎の風景をカライクディへと向けてひた走ります。
所々に小さな町があります。
旅行者が絶対に訪れなさそうな町
カライクディまでの道中は、風景の変化に乏しい田舎風景が延々と続きます。
「チェティナード・マンション」や「チェティナード料理」がなかったら、旅行者が訪れることはないであろうと思われる、あまり特徴のない田舎の土地です。
しばらく走り続けていると、そのうち通り過ぎる小さな村に、見るからに豪華な感じの邸宅がちらほらと見られるようになりました。
「チェティナード・マンション」です!
そして、マドゥライを出発して約2時間、13時半頃、車は目的地である「カライクディ」の町に到着しました★
カライクディのホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」
ホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」に到着!
カライクディで宿泊するホテルは「ザ・バンガラ(The Bangala)」というチェティヤールの一族が経営するヘリテージホテルです。
このホテルはレストランで提供されるお料理が美味しいことで有名で、ホテル内で「チェティナード料理」の料理教室も行っています。
今回は、この「ザ・バンガラ(The Bangala)」に宿泊し、レストランでお料理をいただき、料理教室にも参加することにしました。
ラグジュアリーな雰囲気抜群!
ホテルに到着すると、まず、このロビーに案内されました。
明るい白壁の室内には、花柄のソファーや椅子が置かれ、観葉植物が飾られています。
涼しげなグリーンの簾の向こうには、中庭の鮮やかな緑が目に飛び込んできます。
チェティヤールの邸宅らしい、ラグジュアリーな雰囲気満点なお部屋です♪
ここで、ゆったりと寛ぎながら、宿泊するお部屋の準備が整うのを待ちました。
左手の建物がレストラン。正面の建物が料理教室が行われるところ
準備が終わったようで、ホテルのスタッフがお部屋まで案内してくれます。
椰子の木に緑の芝生、白壁でオレンジの屋根をした平家の建物。
う〜ん、雰囲気いいです♪
ホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」の部屋
こちらが、宿泊したホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」のお部屋。
お部屋は明るく広々としていて、部屋の調度もセンスが良い感じ。
このお部屋で2泊滞在しました。
予約は、ホテルのホームページから直接お問い合わせしてお見積もりをいただき、予約しました。
お見積もり時の料金は、スタンダード・ダブル・ルームで、Rs.8680×2泊 Rs.17,360(約26,000円)
部屋の前のテラス。この椅子でのんびりしました。
中庭にはプールもあります。
このホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」のお部屋、とにかく良かったのが、部屋の前に開放的なテラスがあり、その前に広がる中庭にはプールがあるということ。
プールには入りませんでしたが、テラス席には度々座り、中庭とプールを眺めながらコーヒーをいただいたりしました。とても贅沢なひと時でした★
ホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」についての詳細はこちらから↓
時刻は既に14時過ぎ。お部屋に荷物を置いた後、さっそくランチをいただくため、ホテル「ザ・バンガラ」のレストランへと向かいます。
ホテル「The Bangala」でバナナリーフミールスをいただく!
ホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」のレストラン
こちらが、ホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」のレストラン。
もう14時過ぎなので、お客さんの姿はまばらでしたが、さっそくお目当ての「ミールス」をいただきます!
テーブルの上にバナナリーフが敷かれます。
座席に座ると、給仕さんがすぐさまテーブルの上に、バナナの葉を敷いてくれました。
鮮やかな緑色をした立派なバナナリーフ。テンションが高まります♪
おかずが次々とサーブされていきます。
バナナリーフミールス完成♪
おかずが次々とサーブされていき、バナナリーフミールスが完成♪
インドの食のメッカ、チェッティナード地方の本場の「チェティナード・ミールス」。お味はもちろん、素晴らしいのひと言♪
デザートはガジャルハルワとアイスクリーム
ミールスは、サンバルやラッサム、ホワイトライスなどをお代わりし、混ぜ混ぜしつつ完食!
デザートのガジャルハルワとアイスクリームも美味しくいただき、大満足★
至福のひと時を過ごすことができました♪
ちなみに、「ザ・バンガラ」でのランチは、一人Rs.945(約1,420円)。事前予約は必須ですが、宿泊者以外でもいただくことができます。
「ザ・バンガラ(The Bangala)」のレストランについての詳細はこちらから↓
レストラン「ザ・バンガラ(The Bangala)」の給仕スタッフ
棚に並んだ食器の数々
ディスプレイがお洒落な感じ
色んなところがセンスいいです★
さて、食後、お部屋で少しまったりと休んだ後、カライクディの町を散歩してみることにします。
そして、夕方からは、「ザ・バンガラ」の料理教室に参加。そのまま「ザ・バンガラ」のレストランでディナーです♪
チェンナイ〜カライクディMAP
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