西荻窪にある『とびうおkitchen』を間借りして、ランチタイムに南インド料理のミールスを提供するお店『とら屋食堂』
2018年3月9日〜19日まで、三軒茶屋にある喫茶&輸入インテリア、服飾雑貨のお店「Nomadic Life」にてイベント出店しておりましたので行ってみました〜!
この『とら屋食堂』、西荻窪の店舗は2017年2月のオープン。それ以前は埼玉県蕨にある『クアッカ』というチャレンジレストランで営業していたり、さらに以前には「とらさんが作る南インド料理会」という南インド料理を提供する会を日本各地で200回以上も開いていたりと、南インド料理を愛好するマニアにとっては有名な存在であった様子。
西荻窪のお店はまだ訪れたことはないですが、はじめていただく『とら屋食堂』のミールス、楽しみです♪
三軒茶屋「Nomadic Life」にてイベント出店
三軒茶屋「Nomadic Life」の外観
こちら、イベント出店していた三軒茶屋「Nomadic Life」の外観です。
あの、三軒茶屋の名店『シバカリーワラ』の斜め前にありました。
お店の窓にはミールス案内のチラシが!
お店の窓にはミールス案内のチラシが!
ランチ11時半〜14時半ラストオーダー。ディナー要予約18時半〜21時半ラストオーダー。
今回はディナーで予約して行きました。
三軒茶屋「Nomadic Life」の店内
今回イベント出店されていた三軒茶屋「Nomadic Life」の店内です。
普段は喫茶店が営業されているそうですが、喫茶店を担当している方が新婚旅行のため2週間ほど休暇となるため、その期間を利用してイベント出店されたのだとか。
お店のオープンと同時に入店!
さっそく、ホール担当の奥様が席を案内してくれました〜★
『とら屋食堂』のディナーメニュー
『とら屋食堂』のドリンクメニュー
こちらが、『とら屋食堂』のディナーメニュー。
ミールスは、「ディナーミールスA」(2,000円)と「ディナーミールスB」(1,500円)の2種類ありました。
★「ディナーミールスA」の内容
- メインの一品
- サンバル(南インドを代表する樹豆ベースの煮豆汁)
- ラッサム(サラサラ液状のおかず。体を温めるスパイスの薬膳スープ。ご飯にかけてお召し上がりください。)
- ほうれん草のダール(ひきわりの皮なし緑豆を優しい味付けで煮込んだもの。ご飯にかかってますのでまずは混ぜてお召し上がりください。)
- 野菜のおかず3種
- ライス
- カード(ヨーグルト)
- ワダ(甘くない豆ドーナツ)
- チャトニ(ペーストにしたココナッツのおかず。辛くはありません。お口直しに。)
- アチャール(辛く塩辛いインドのピクルス)
- パパダム(ペーストした豆をプレスしたものを揚げています。ちょっと塩辛い味付けです。)
Bは、Aに比べ野菜のおかずが1種少なく、カードやワダが付いてないのだとのこと。
お店の奥様によると、「ワダ」が付いているAがオススメとのことでしたので、ご提案通りにAをチョイス!
ディナーミールスメインの一品
追加メニュー
メインの一品は、2人分で一品ずつ。
「カキのモイリー」と「ポークヴィンダルー」をチョイス。
そして、もう一品追加で「チキンチェティナード」を頼むことにしました。
また、美味しそうだったので「広島産カキのアチャール」を2コ追加。
さらに、ミールスに付いているマンゴーアチャールに変更ということであれば「キノコ三種のアチャール」(300円)を100円にしてくれるというので、それもお願い。
ドリンクは、長野県軽井沢の地ビール「水曜日のネコ」と「ヨナヨナエール」を注文することに。
「水曜日のネコ」600円
「ヨナヨナエール」600円
さっそく来ました!
長野県軽井沢の地ビール「水曜日のネコ」と「ヨナヨナエール」です★
「水曜日のネコ」は、ベルギー生まれの「ベルジャン・ホワイトエール」というスタイルのビールで、大麦と小麦の両方を使って造ったビールであるとのこと。
オレンジピールとコリアンダーシードが使われており、爽やかな香りと甘酸っぱい味わいが特徴。アルコール度数は5%。
「ヨナヨナエール」は、「アメリカン・ペールエール」というスタイルのビールで、アメリカ産アロマホップ(カスケード種)の柑橘系の香りとモルトの甘味のバランス良さが特徴。アルコール度数は5.5%。
人気のクラフトビールというだけあって、どちらも飲みやすくて美味しい★
お通しのカシミールチリカシューナッツ
ビールを飲みながらのおつまみは、カシミールチリカシューナッツ。
日本ではなかなか手に入らないという、辛味が少なく旨味がある唐辛子「カシミールチリ」がカシューナッツにまぶされています♪
う〜ん、香ばしいです。ビールのおつまみにピッタリ★
お代わり必至!毎日でもいただけそうな穏やかで優しいお味のミールス
「広島産カキのアチャール」2コ500円
まず運ばれて来たのは、「広島産カキのアチャール」
インドの漬物アチャールの牡蠣バージョンです。
辛しょっぱいアチャールのお味とプリッとして食べ応えのある大きめの牡蠣の旨みと食感がたまりません!!
あっという間に平らげ♪
揚げたての「ワダ」
「ワダ」の中身(クミン入り)
お次は、『とら屋食堂』自慢の揚げたての「ワダ」
「ワダ」は大抵作り置きっぽいものが出されることが多く、日本でもインドでも揚げたてを食べたことはありませんでした。
はじめていただいた揚げたての「ワダ」、これがめちゃくちゃ美味しいです♪
サクッとした外身と程よい柔らかさの中身、クミンの味と香りが香ばしく、付け合わせのココナッツチャツネもナイスなマッチング★
「ディナーミールスA」2,000円
そして、メイン。「ディナーミールスA」の登場です★
豪華なビジュアル!美味しそう♪
プレートに載ったお料理は全部で12品目。
サーブしてくれた奥様がお料理をひとつひとつ丁寧に説明してくれました。
さて、さっそくいただきましょう〜!
「きのこ3種のアチャール」300円
カキのモイリー、ラッサム、パパダム、ライス、野菜のおかず、チャトニ
サンバルとラッサム
サラサラでピリリとした辛味と酸味が効いたラッサム、具沢山のサンバルは豆と野菜がたっぷり入っていて優しいお味。ほうれん草のダールや野菜のおかず3種も、スパイスは効いているけれども、強すぎずナチュラルな感じで食べやすい印象です。
全体的に味があっさりしていて、高級南インド料理レストランの味というよりも、南インドの方が日常的に食べている定食屋さんの味。
これなら毎日でもいただけそうです!
どことなく、大森の『ケララの風II』に近い感じかも。
カキのモイリー
ポークヴィンダルー
チキンチェティナード
ほうれん草のダール、カード
そして、メインの一品。
「カキのモイリー」と「ポークヴィンダルー」、そして、「チキンチェティナード」
シンプルであっさりしたサンバルやラッサム、野菜のおかずに比べて、メインは個性強めのお味。
クリーミーなココナッツミルクと牡蠣の旨み。ケララのお味って感じの「カキのモイリー」、ワインビネガーの酸味と食べ応えのあるごろっとしたポークの塊がインパクトある「ポークヴィンダルー」、スパイスたっぷり!複雑で深みのあるグレービー、濃厚なお味の「チキンチェティナード」
南インドを代表する3種のカレー、いずれも絶品!
個性しっかり出ています★
混ぜ混ぜしていただきます♪
そして、最後は混ぜ混ぜ♪
お店のメニューによると、
召し上がり方
ミールスはプレートの上でまぜて自分好みの味を作って食べる料理です。
おかずとごはんをプレートの上で混ぜてお召し上がりくださいませ。
複数のおかずをまぜて、ぜひご自分のお好みの味を作り出してください。
とのこと。
ご飯の上にサンバルとラッサムを掛けて、ほうれん草のダールや3種の野菜おかず、「カキのモイリー」「ポークヴィンダルー」「チキンチェティナード」も掛けて、パパダムを砕いて振り掛けて、様々な素材やスパイスがブレンドされたお味を楽しみます。
単品だとあっさりとしていたおかずも、他のおかずやカレーと混じり合うとお味に深みと広がりが出て美味しい★
これぞ、ミールスの醍醐味です♪
さらに、チャトニやカード、アチャールを加えたり、「広島産カキのアチャール」の残り汁も掛けたりすると、味のバリエーションが増えて飽きません!
美味しい美味しいの連発!
お代わり自由とのことだったので、サンバルとラッサム、ライスをお代わりしてしまいました〜♪
で、あっという間に完食。ほんと美味しかったです★
西荻窪にある、ランチタイムに南インド料理のミールスを提供するお店『とら屋食堂』
毎日でもいただけそうな穏やかで優しいお味のミールスは南インド料理好きなら満足必至!
スパイスをがっつり効かせたリッチなミールスを提供する南インド料理店が多い中で、かなり貴重なお店です。
特に、揚げたての「ワダ」、ちょっとびっくりする美味しさだったので、ぜひ味わってみることをオススメします★
お店のマスターや奥様の対応も素晴らしいし、お値段も比較的リーズナブルでお代わりも自由。花丸二重丸なお店です『とら屋食堂』◉
今回は、三軒茶屋のイベント出店での訪問でしたが、ぜひ、西荻窪のランチタイムで再訪してみたいと思います。
◉『とら屋食堂』の地図・アクセス
- 住所:東京都杉並区西荻窪北3-18-6 とびうおkitchen
- アクセス:西荻窪駅から118m
- 営業時間:11:30~(売り切れ次第終了)
- 定休日:不定休
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