昨年(2019年)11月にオープンした銀座の『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』。
”日本人が持つ「インド料理」の概念を覆すモダンインディアンキュイジーヌ” がコンセプト。
洗練されたオシャレな空間で、美しいお料理をゆったりといただける、新感覚のインド料理店です。
日本人が持つ「インド料理」の概念を覆すモダンインディアンキュイジーヌ
2019年11月16日、銀座にオープンした『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』に行ってきました。
東急プラザ銀座の隣にある「GICROS GINZA GEMS」という、飲食店が入っているビルの10階にあります。
近代的?なエレベーターを降りると、目の前に、スパイスの入った瓶がたくさん並べられていました。
テンション上がります!
店内を進むと、厨房がオープンになっていて、調理の様子をちょっと覗くこともできます。
テーブルセッティングは、ブルーの大きなお皿に、銅製?のグラス、ワイングラス、マットゴールドのカトラリー。
銅製のグラスは、なかなかの重量感でおしゃれなのですが、これはお水用のグラスなんです。
カトラリーが素敵で、重さや手触りもいい感じで、とても使いやすかったです。
窓側の席だったので、ビルの間からですが、夜の銀座を眺めることができます。
写真は、帰る時に撮ったので、人通りが少ないですね。
夜のコースメニューは、「スパイス トレイル(Spice Trail)¥8,800」と、「インチャンティング スパイス(Enchanting Spices)¥14,300」。
それぞれベジとノンベジがあります。
今回は、スパイス トレイルのノンベジをオーダーしました。
ドリンクは、赤ワインで。
左が、チリの「モンテス アルファ ピノノワール」。
飲みやすくて、とても美味しい。
右が、山形の「サントネージュ かみのやまメルロー」。
土壌のような香りとのことですが、本当に土っぽい香りがしました。ちょっとクセがあるかな。
◆寺院 Offering(揚げもの)
レンズ豆のワダ。その上のパリパリに、ムース?とカレーリーフが乗っています。
下に敷いてあるソースは、トマトクミン、アボカドとコリアンダー、チャコールココナッツです。
ワダがとても上品で、フワっと滑らかでした。
かなり照明をおとした大人な雰囲気の中、いただきます。
メニューになかった一品。
さつまいものスープです。
甘いサツマイモのスープに、揚げたゴボウが乗っていて、アクセントになります。
スープは、クミンとブラックペッパーが効いていました。
◆街路 Pride(誇り)
インスタで何度か見て、楽しみにしていた一品。
このクッションのように見える器?は、陶器なんです!
これを考えたのも凄いけど、これを洗うの大変ですね。。
まず最初に、真ん中のゴルガッパ(パニプリ)を食べてから、周りのものを一つずつ食べてくださいとの説明がありました。
ゴルバッガの中には、梅、みりん、ミント、レモンが入っていて、一口でいただきます。冷たくてさっぱりとしていて、口の中や胃に沁みわたる感じでした。
左下は、チャート。シソのパコラの上に、タマリンドチャツネ、ザクロが乗っています。
左上は、サモサ。なんとバターチキンのサモサです。あー、バターチキンだ!という感じ。
右上は、ケバブ。鴨のケバブです。プルーンとマンゴーパウダーを使用しているとのこと。
最後に、右下のドクラは、ひよこ豆のケーキです。上には、ズワイガニとラディッシュが乗っています。
1つのプレートで、5種類もの凝ったお料理を味わえて、これだけでも満足感があります。
◆湾岸 Bay(ベイ)
北海道産のアンコウのロースト。
アンコウって認識してちゃんと食べたことがないような気がするので、初めてかも。フワフワ肉厚で、美味しい♪
ソースは、ココナッツとターメリック。
添えられているのは、マコモダケとロマネスコで、マコモダケのパウダーは、トマトとカレーリーフ。
コースの途中で、お口直しのシャーベット。
パッションフルーツのシャーベットが、おしゃれなアイスバーになっています。
シャーベットというより、氷のようにガリガリしていました。クミンとブラックソルトが入っています。
チキンのビリヤニ
そして、ビリヤニの登場!
チキンのビリヤニです。美味しそう~♪
3種類のビリヤニのソース。
手前から豆?、ヨーグルト、カレーソース。
グレービーが絡まったビリヤニに、ソースをかけていただきます。
柔らかいチキンに、しっとりとしたライスとソースが合います。
美味しい~♪
ビリヤニと一緒に登場したのは、クルチャ。
オニオンとカスリメティ、じゃがいもとコリアンダー、数種類のきのこ、プレーンの4種です。
結構、お腹いっぱいになってきましたが、クルチャもビリヤニも完食。
クルチャはおかわり可ですが、おかわりまでは出来ず。。。
最後に、デザートです。
まずは、チョコレート。岩の上に乗って登場。
生チョコっぽい、ソフトなチョコレート。包みはオブラートで、まるごと食べられます。
スパイスの後の甘いものは、身体に沁みます。
◆フェスティバル Bitter & Sweet Symphony(ビター&スウィートシンフォニー)
見た目も美しいプレートです。
ターメリックとナツメグのアイスクリーム。
ソースは、上からエスプレッソとマスカルポーネ(ビター)、ベリーとタイム(サワー)、バニラビーンズとカスタード(ソフト)、パンプキン(スウィート)です。
上のソースから下のソースへ、スプーンですくって食べてくださいとのこと。
ビターからスウィートまでの、まさにシンフォニーです。
添えられているフェンネルのクッキーが、ザクザクしてアクセントになっていい働きしてます。
フルーツは、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーです。
ドリンクは、コーヒーか紅茶が選べます。
選んだのは、コーヒーのミディアムロースト(トガリフンカル エステート)とミディアムダークロースト(アッティカン エステート)。
私は、ミディアムローストにしましたが、とても飲みやすくて美味しかったです。
デザートとコーヒーまでいただき、お腹も心も大満足♪
一品一品丁寧に作られた、見た目も美しいお料理で、贅沢なひとときを過ごすことができました。
お値段はそれなりに張りますが、何か特別な日に訪れると、幸せな気分になれること請け合いです!
◉『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』の地図・アクセス
- 住所:東京都中央区銀座6-4-3 GICROS GINZA GEMS 10F
- アクセス:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座」駅 C2出口より徒歩2分
- 営業時間:11時00分~15時00分 18時00分~22時30分
- 予約:『SPICE LAB TOKYO』のネット予約はこちら(食べログ)
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