JR常磐緩行線亀有駅から徒歩15分。亀有駅と綾瀬駅の中間辺りの住宅街の一角に、ネパール料理のお店『スパイスガーデン』は、あります。
2022年3月にオープンしたこのお店。京成高砂の『プルナディープ』と同様に、ネパール料理店でありながら、店内にホワイトボードがあり、本格的なパキスタン料理のメニューも提供しているお店であるとのこと。
ダルバートも本場さながらのお味だという噂ですが、今回はホワイトボードのパキスタン料理を求め、行ってみることにしました。
店内にパキスタン料理メニューが書かれたホワイトボードあり
『スパイスガーデン』の外観
こちらが、『スパイスガーデン』の外観です。
『プルナディープ』同様、パッと見、よくある「インド・ネパール料理店」風の外観。
店頭の壁に貼られたメニュー
ネパールセット料理
お店の外壁に貼られたメニューには、よくあるインネパ系のナン&カレーのセットメニューがメインで紹介されています。
お店のサイドの壁には、ネパールセット料理の紹介もあるものの、事前情報がなければ入ろうと思わなかったと思います。
さっそく、扉を開けて店内へと入ります。
『スパイスガーデン』の店内
お客さんは地元の日本の方が中心
こちらが、『スパイスガーデン』の店内です。
小ぢんまりとした店内は、インドっぽい鮮やかなオレンジ色の内装。壁にはブッダの絵が貼られているなど、ネパール料理店らしさを感じさせます。
座席はテーブル席のみで25席。遅めのランチタイムでの訪問で、お客さんは、おひとり様や男性2人組、家族連れなど。全員日本の方で、皆さん、ナン&カレーのセットを注文していました。地元亀有で愛される人気店のようです。
スタッフは、店主さんらしき寡黙な感じの男性の方と、奥様(?)らしき女性の方。お二人ともネパールの方です。
『スパイスガーデン』のメニュー
ネパールセット、ビリヤニスペシャル
ホワイトボードメニュー
メニューを見ると、ネパールセット料理(ダルバート)も美味しそうだなと感じましたが、今回は当初の目的通りにホワイトボードのメニューから選ぶことにしました。
この日、ホワイトボードに記載されていたのは下記のメニュー。
- GOYA MUTTON(1,400円)
- ACHARI GOST(1,300円)
- SAG MUTTON(1,400円)
- BAIGAN MUTTON(1,400円)
- MUTTON MASALA(1,400円)
- SEEKH KABAB MASALA(1,400円)
- DIL LEAVE MUTTON(1,400円)
- MUTTON(900円)
- MIX VHUTHN(900円)
- MUTTON PHAKCHI(900円)
- MUTTON SUKUTI(900円)
Googleや食べログのクチコミを見ると、過去には「マトングトゥカ」や「ダンポホ」などの料理も提供されていた様子。
それでもって、今回は「GOYA MUTTON」を選ぶことにしました。
主食は、ライスかナンか?と聞かれたので、「ナン」をチョイス。
パキスタン系のお料理ということで、パンがいいかなと思い「ナン」にしました。
お飲み物は「ラッシー」を頼みました。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
ゴーヤの苦味とマトンの旨味がマッチした「ゴーヤマトン」が美味♪
ラッシー
まずは、お飲み物から。
「ラッシー」です。
少し薄味。こってり系のパキスタン料理には、さっぱりとしたラッシーが合います♪
サラダ
続いて、セットのサラダが到着。
インド料理屋定番のオレンジ色の謎ドレッシングが掛かっています。
サラダをポリポリ食べていると、ほどなくしてメインのお料理が運ばれてきました♪
「ゴーヤマトン」(1,400円)
こちらが、「ゴーヤマトン」です。
白いプレートの上にどっちゃりと載った茶色のマトン肉と、深いグリーン色のゴーヤ。赤いカットトマトが色彩のアクセント。オイリーなグレイビーがいかにも美味しそう!
さっそく、いただきましょう〜!
ゴーヤの苦味が旨い
『スパイスガーデン』の「ゴーヤマトン」、旨いです!
オイリーで濃いめなグレイビー。ニンニクもガッツリ効いています。辛口でオーダーしたせいか、味付けは結構辛めです。
ゴロゴロ入った骨付きのマトン肉は、少し硬めで噛み応えがあるものの、臭みは控えめ。
そして、何より、ゴーヤの苦味がマトン肉やグレイビーと絡んで奥深いお味を作り出していました。
セットのナン
主食は、「ナン」にしましたが、ナン自体は美味しいものの、甘味のあるナンと濃厚なゴーヤマトンを一緒に食べるのはちょっとしつこ過ぎる感あり(パキスタンの素朴なパン「ロティ」があればベストなのですが、提供していないので)。
ライスにした方がよかったかもしれません。
結構ボリュームあり
亀有にあるネパール料理のお店『スパイスガーデン』
ネパール料理店でありながら、パキスタン料理も食べられる人気のお店です。
今回いただいたのは、ホワイトボードメニューに書かれたパキスタン料理「ゴーヤマトン」。濃いめのグレイビーとゴロゴロ入った食べ応えのあるマトン肉。そして、奥深い味を作り出しているゴーヤの苦味がなかなかGood!
次回来店した時は、お店のシェフの十八番と思われる「ネパリータリーセット(ダルバート)」をいただいてみたいです。
ちなみに、ネパール料理店であるにもかかわらず、なぜ、このお店がパキスタン料理を提供しているのかは不明ですが、店主さんは、色々なお店の厨房で働いていた経歴があるとの話なので、京成高砂の『プルナディープ』同様、パキスタン料理店で働いていた時にパキスタン料理の作り方を習得したということなのかもしれません。
◉『スパイスガーデン』の地図・アクセス
- 住所:東京都葛飾区西亀有3-24-12 コーポ宇佐見 101
- アクセス:JR亀有駅から徒歩14分
- 営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00(木曜はランチのみ)
- 定休日:無休
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