都営地下鉄三田線芝公園駅から徒歩4分。浜松町方面へ歩いた、オフィスビルやマンションが並ぶ界隈に、チュニジア料理のお店『ラ・メゾン・ド・クスクス』は、あります。
2015年にオープンしたこのお店、チュニジア、イングランド、フランス、香港と渡り歩いて修行を積んだというチュニジア人のオーナーシェフと日本人女将が切り盛りしているお店です。
チュニジア人オーナーシェフと日本人女将が切り盛りするお店
『ラ・メゾン・ド・クスクス』の外観
『ラ・メゾン・ド・クスクス』入り口の看板
アラカルトメニュー
店頭のメニュー看板
水タバコもあります。
お店は、芝公園近くの静かな界隈にあります。
土地柄、外国人が多いようで、すれ違う人の外国人比率は高い感じ。
『ラ・メゾン・ド・クスクス』の店内
こちらが、『ラ・メゾン・ド・クスクス』の店内です。
店内は狭めで、小ぢんまりとした感じ。座席は、テーブル席のみで15席程度です。
休日のディナータイムに事前予約して訪問しましたが、食べている間に満席となりました。
予約はして行った方が良さそうです。
お客さんは、アラブ系の夫婦、日本人の夫婦、外国人男性2人組などなど。お客さんの年齢層は高めです。
黒板メニュー
クスクスマップ
こちらは、キッチンカウンターの上に掲げられていた「クスクスマップ」
北アフリカで生まれたクスクスが、スペイン、中東、西アフリカ、ブラジル。そして、日本にまでも伝わったことが図解されています。
壁に貼られた世界中の紙幣
こちらは、お店の壁に貼られた世界中の紙幣。
大使館が多いので、色んな国のお客さんが来るのでしょう。
見たこともないお札がたくさん!
さて、座席に座ったところで、メニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『ラ・メゾン・ド・クスクス』のメニュー
『ラ・メゾン・ド・クスクス』のメニュー
サラダ、前菜、グリル、ブリック
ドリンクメニュー
ソフトドリンクとデザート
こちらが、『ラ・メゾン・ド・クスクス』のメニューです。
もちろん、メインはクスクス! クスクスは9種類もあります。
そのほか、サウジアラビアで人気のお米料理「カプサ」や、「フムス」や「ババガヌーシュ」などのペースト。「グリルチキン」や「シシケバブ」などのお肉系。チュニジアで人気の軽食「ブリック」などなど。
色々考えた挙句、選んだお料理は↓
- チュニジアンサラダ 1,200円
- フムス(ひよこ豆のペースト(パン付き) 1,200円
- ツナブリック(チュニジア風揚げ春巻き)(ツナ&ポテト) 700円
- ラムクスクス 2,800円
- タコクスクス 2,000円
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
「ラムクスクス」と「タコクスクス」が美味♪
「ハウスワイン」600円
まずは、お飲み物。
「ハウスワイン」をいただきました!
若干甘口&渋みのあるワイン。ちびちび飲みながらお料理を待ちます。
お通しの「サンブーサ」
こちらは、お通しの「サンブーサ」
中東からアフリカまで幅広い地域で食べられている、インドのサモサに似たスナック。
パリパリした皮の中に豆がたくさん詰まっていて美味♪ ワインのお供に最適です。
「チュニジアンサラダ」1,200円
お料理登場。「チュニジアンサラダ」です。
きゅうり、ニンジン、トマト、ひよこ豆、オリーブ、チーズ、アンチョビ。具材がバラエティに富んでいて、このサラダ、美味しい♪
フレッシュな野菜に、チーズとアンチョビの塩気が効いています★
「フムス(ひよこ豆のペースト」(パン付き)1,200円
続いて、「フムス(ひよこ豆のペースト」(パン付き)
「フムス」は、中東や北アフリカなどで幅広く食べられているひよこ豆のディップ。
茹でたひよこ豆に、ニンニク、練りゴマ、レモン汁を加え、ペースト状にし、仕上げの飾りとして、オリーブオイルやパセリ、カイエンペッパー、クミンなどを載せて作ります。
ピタパンの中に挟んで食べると美味しい♪
「ツナブリック(チュニジア風揚げ春巻き)」(ツナ&ポテト)700円
こちらは、「ツナブリック(チュニジア風揚げ春巻き)」(ツナ&ポテト)
「ブリック」は、チュニジアで食べられている包み揚げ料理。
チュニジアでは国民食と言っても過言ではないほどよく食べられているお料理なのだとか。
春巻きの皮に似た薄い皮に、ツナやジャガイモ、玉ねぎなどの具材を入れ、卵を落とし、胡椒やクミン、パプリカなどのスパイスで味付けし、皮を三角形の形に閉じて、揚げ焼きにして出来上がり。
サクサクの皮と、中に入った卵のほっくりとした食感と味がたまらない美味しさ♪
「ラムクスクス」2,800円
そして、本日のメイン、クスクスです♪
まずは、「ラムクスクス」
「クスクス」は、デュラム小麦の粗挽粉から作る粒。また、これを使った料理のこと。
地中海周辺を中心に広く食べられており、特にマグレブ地域(モロッコ・アルジェリア・チュニジア)では、主食的な位置付けの重要な食べ物です。
二層式の専用の鍋(下の鍋でスープやシチューを煮込み、上の鍋でクスクスを蒸す)で作るのが一般的で、『ラ・メゾン・ド・クスクス』でも専用の鍋を使っているのだとのこと。
ラムクスクス
『ラ・メゾン・ド・クスクス』の「ラムクスクス」ですが、さすが、クスクスメインのお店。本当に美味でした♪
ほろほろと柔らかいラム肉は、旨みたっぷり! 臭みもなく食べやすいです。
ナスやニンジン、ズッキーニ、さつまいも、シシトウ、ひよこ豆などの具材、お肉の旨みが沁み込んだ、ポロポロとしたクスクスとのマッチングも抜群★
「タコクスクス」2,000円
こちらは、「タコクスクス」
この「タコクスクス」も絶品でした♪
タコクスクス
コリコリとした食感のタコに、カボチャやニンジン、さつまいもやひよこ豆などの具材。
タコのダシがクスクスに沁み込んでいて、旨み抜群です♪
そして、付け合わせのソース。どんなソースなのか詳細はわからなかったのですが、スパイシーなこのソースを掛けると、クスクスの旨みがさらに増して、たまらない美味しさ★
「シェフ特製ミックスデザート」1,400円
デザートは、「シェフ特製ミックスデザート」をいただきました♪ 2つのお皿に、5種7つのアラブスイーツが載っています。
バクラヴァ、バスブーサ.etc
クナーファ、デーツのクッキー.etc
5種のスイーツは、「バクラヴァ」「クナーファ」「バスブーサ」と、名前はわかりませんが、デーツのクッキーと、ナッツが詰まった硬めのスイーツ。
層状のパイ生地にシロップがたっぷり沁み込んだ「バクラヴァ」、細麺状の生地のサクサク感が心地良い「クナーファ」、優しい甘みのケーキ「バスブーサ」、デーツの深みのある甘さが美味しいデーツクッキー、ナッツがたんまり入った硬めのスイーツ。
どれも、美味しい★
「アラビックコーヒー」600円
デザートと一緒にいただいたお飲み物「アラビックコーヒー」です。
淹れたコーヒーの上澄みを飲むのがアラビアコーヒーの飲み方です。
お味は、苦味が強く濃いめでドロっとした感じ。この素朴な味わいと深みがたまりません!
「ミントティー」600円
こちらは、「ミントティー」。ポットで提供されました。
ストレートティーにミントの葉を入れていただきます♪
スッキリとした紅茶に、ミントの爽やかさが心地良い感じ。デザートのお供&食後のお口直しにピッタリ!
ポットに入ったお茶の量が多いのもGood!
ハリッサやクスクススパイスも販売
チュニジアのラム酒
『ラ・メゾン・ド・クスクス』
芝公園にあるチュニジア料理のお店『ラ・メゾン・ド・クスクス』
チュニジア人オーナーシェフの作るクスクスは本当に美味しい! 柔らかいラム肉のクスクスも、出汁の効いたタコのクスクスも絶品でした♪ クスクスは9種類もあります!
ブリックなどのサイドディッシュや、バクラヴァなどのデザートも美味で、チュニジア料理を堪能できる、おすすめのお店です★
夜の東京タワー
お店は、東京タワーの近く。
帰り際、ライトアップされた東京タワーが見れました♪
◉『ラ・メゾン・ド・クスクス』の地図・アクセス
- 住所:東京都港区芝公園2-10-4 浜松町ウエストビル 1F
- アクセス:都営地下鉄三田線【芝公園駅】徒歩4分
- 営業時間:11:30~14:30 17:30~23:00
- 定休日:不定休
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