ジャーメジャム(阿佐ヶ谷)|前菜もケバブも煮込みも全てが絶品のイラン料理店

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム グルメ
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JR中央線阿佐ヶ谷駅から徒歩3分。居酒屋やレストランが軒を連ねる阿佐ヶ谷一番街の並びに、イラン料理のお店『ジャーメジャム』は、あります。

2007年5月にオープンしたこのお店、オーナーシェフは、テヘランのホテルや都内のレストランで研鑽を積んだというイラン出身のキャラバンディさん。

お店のHPの紹介によると、日本で一番のイラン料理店と自負しているのだとのこと。

期待が膨らみます♪

 

『ジャーメジャム』は、ネット予約出来ます!
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※記載している情報は投稿時点での情報です。
最新の情報は公式HP等でご確認ください。

『ジャーメジャム』の外観と店内の雰囲気

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

『ジャーメジャム』の外観

 

『ジャーメジャム』の外観です。

看板の写真は、イランのシーラーズ郊外にあるアケメネス朝ペルシャの遺跡「ペルセポリス」でしょうか。

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

店頭のメニュー看板

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

オーナーシェフのキャラバンディさん

 

店頭の看板のメニューの紹介。

そして、オーナーシェフのキャラバンディさんの写真。

お店の窓からは、キャラバンディさんが調理をしている姿が見えます。

さっそく、店内へと入っていきましょう〜♪

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

『ジャーメジャム』の店内

 

こちらが、『ジャーメジャム』の店内です。

店内は落ち着いた温かみのある風情で、小ぢんまりとしています。

座席は、カウンター3席、テーブル18席の合計21席。

今回は、ディナータイムにネットで事前予約して訪問しました。お客さんは、日本人男性2人組とイラン人(と思われる)男性2人組の合計2組。

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

壁に飾られたイランの絵や工芸品

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

店名『ジャーメジャム』の由来である伝説の杯

 

店内の壁や棚、天井には、イランの絵や工芸品、ペルシャ絨毯や更紗などが飾られていてペルシャ風情満点♪

棚には、店名の由来である「ジャーメジャム」(かつてペルシャの王が持っていたとされる伝説の杯)が飾られていました。

HPの記述によると「ジャーメジャム」は、世界中の景色や人々を見渡すことができる杯だったのだそう。この杯のように、「世界中の人にお集り頂き、楽しんで頂きたい」というキャラバンディさんの思いから、この店名にしたのだとか。

 

『ジャーメジャム』は、ネット予約出来ます!
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『ジャーメジャム』のメニュー

さて、案内された予約席に座ったところで、メニューを見て注文開始です!

『ジャーメジャム』の注文は、QRコードからアクセスした専用のWEBサイト上で行います。QRコードは、テーブルの上に置かれた卓上POPに記載されています。

スマホのカメラでQRコードを読み取って、専用のWEBサイトにアクセス!

それでもって、表示されたメニューが↓です(メニューのうちの一部)。

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム
前菜メニュー
阿佐ヶ谷、ジャーメジャム
焼き物メニュー
阿佐ヶ谷、ジャーメジャム
煮込みメニュー
阿佐ヶ谷、ジャーメジャム
セットメニュー
阿佐ヶ谷、ジャーメジャム
ご飯ものメニュー
阿佐ヶ谷、ジャーメジャム
コース料理メニュー
阿佐ヶ谷、ジャーメジャム
ワインメニュー
阿佐ヶ谷、ジャーメジャム
ソフトドリンクメニュー

お料理は、ホムスやミルザガセミ、ドルメなどの前菜。ファラーフェルやサンブーセなどの揚げ物。シシ・キャバーブやクービーデ・キャバーブなどの串焼き。煮込み料理は、ゲイメゲやゴルメ・サブズィーなど6種類。

ケバブのセットメニューや、前菜と揚げ物、ケバブや煮込みなどをまとめていただけるコースメニューもあります。もちろん、お料理は全て「ハラール」です。

どれにするか、色々悩んだ挙句、選んだのは↓のお料理。

  • 前菜盛り合わせ 1,440円
  • ナン(ラヴァーシュ) 420円
  • クービーデ・キャバーブ 1,180円
  • ゴルメ・サブズィー 1,180円
  • ホレシュテ・キャラフス 1,080円
  • ベレンジ 420円

定番の「前菜盛り合わせ」と、一緒に食べるイランの薄い「ナン(ラヴァーシュ)」。串焼きはイランでポピュラーな「クービーデ・キャバーブ」を選び、煮込み料理は「ゴルメ・サブズィー」と「ホレシュテ・キャラフス」の2種をチョイス。煮込みと一緒にライス「ベレンジ」も注文。

専用WEBサイト上でお料理をカートに入れ、確定ボタンを押すと、店主さんのスマホのアラーム音が鳴りました♪

ワンオペなので、こういったツールがあるとかなり助かるのだと思われます。

 

『ジャーメジャム』は、ネット予約出来ます!
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「ハウスワイン」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「ハウスワイン」550円

 

お料理の前に、まずは、お飲み物から。

「ハウスワイン」です。

普通のハウスワインですが、飲みやすくてGood!

ちなみに、現在、イランではアルコールの生産や販売、飲酒が禁止されているのでイラン産のワインは無いのですが、イスラム革命前まではワインの生産が盛んに行われ、特にシラーズは産地として有名だったのだそう。

 

ワインをちびちび飲みながらお料理を待っていると、ほどなくして前菜が運ばれてきました。

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「前菜盛り合わせ」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「前菜盛り合わせ」1,440円

 

「前菜盛り合わせ」です。

ミルザガセミ、ホムス、マスティネの盛り合わせ。迷った時にはこの一品!いろんな味が楽しめるおススメのセット。

ひよこ豆と白ゴマを使ったペースト「ホムス」、焼き茄子とトマト、卵、ニンニクのペースト「ミルザガセミ」、ヨーグルトから作るペルシア風チーズ「マスティネ」のセットです。

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

ホムス、ミルザガセミ、マスティネ

 

ひよこ豆のコクとまろやかなオリーブオイルの風味がGoodな「ホムス」、茄子とトマト、卵とニンニクの組み合わせが複雑な味わいの「ミルザガセミ」、クリーミーで爽やかなお味の「マスティネ」、いずれも美味♪

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「ナン(ラヴァーシュ)」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「ナン(ラヴァーシュ)」420円

 

前菜3種と一緒にいただいたのは、「ナン(ラヴァーシュ)」

「ラヴァーシュ」は、薄い生地のイランのパンで、酵母を使わずに小麦粉、水、塩のみで作られるフラットブレッドです。

これが、また美味しい♪

柔らかくて食べやすく、お味もシンプルで、ホムスやミルザガセミ、マスティネと一緒に食べると最高です★

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「クービーデ・キャバーブ」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「クービーデ・キャバーブ」1,180円

 

お次は、串焼き。

「クービーデ・キャバーブ」です。

ラム肉ミンチ串焼き風味。イランでは最もポピュラーなキャバブ。ベレンチ(白米)を付ければ定食に。

イランには、串焼き料理が多く、ぶつ切りラム肉を焼いた「シシ・キャバーブ」や、チキンの串焼きの「ジュージェ・キャバーブ」なども人気ですが、現地イランでも、ラム肉ミンチの「クービーデ・キャバーブ」が一番どこにでもあり、ポピュラーな感じでした。

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「クービーデ・キャバーブ」

 

『ジャーメジャム』の「クービーデ・キャバーブ」、美味でした★

スパイスやハーブは控えめでシンプルなお味。ラムの臭みはほとんど無く、お肉の旨味はしっかりあります。ほど良い弾力と柔らかさがあって食べやすい!

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

お店オリジナルの辛いソースとスマック

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

結構辛いです!

 

「クービーデ・キャバーブ」は、そのまま食べても美味しいですが、用意してくれたお店オリジナルの辛いソースや、中東でポピュラーな調味料「スマック」を付けて食べるのもGood♪

店主のキャラバンディさんによると、日本人のお客さんは辛いのが好きだから、辛味のあるお店オリジナルのソースを作ったのだそう。

オリジナルの辛いソースは、スマックの風味が感じられる、かなり辛いソースでした。

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

ラヴァーシュにクービーデ・キャバーブを挟んでいただく♪

 

「クービーデ・キャバーブ」は、薄い生地のイランのパン「ラヴァーシュ」に包んで食べても美味しい♪ 生野菜も一緒に包んで。

むしろ、この食べ方、最高です!

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「ゴルメ・サブズィー」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「ゴルメ・サブズィー」1,180円

 

続いて、煮込み料理。

「ゴルメ・サブズィー」です。

ラムと金時豆の煮込み。 ディル、ミントなどのハーブとライムの独特な味わいが好評です。

「ゴルメサブジ(ゴルメ・サブズィー)」は、ドライハーブ(コリアンダーリーフ、フェネグリークリーフ、西洋ねぎ、パセリをミックスして乾燥させたハーブ)とラム肉、ほうれん草、玉ねぎ、豆、ドライレモンなどで作ったイランの定番のシチュー料理。

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

ラムと金時豆の煮込み

 

「ゴルメ・サブズィー」は、何度か食べたことがありますが、『ジャーメジャム』の「ゴルメ・サブズィー」、美味でした〜♪

ラム肉や豆の旨味にドライレモンの酸味。日本には無い、インド料理などともまた違った独特の深みのあるお味で、意外と爽やかな感じ。

イランのライス「ベレンジ」との相性が抜群です!

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「ホレシュテ・キャラフス」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「ホレシュテ・キャラフス」1,080円

 

もう一品の煮込み料理は、「ホレシュテ・キャラフス」

セロリと鶏肉のハーブ煮込み料理で、レモン汁で酸味をつけてあります。

こちらは、初めていただくお料理。普段、セロリはあまり好んでは食べないのですが、どんなお味なのか気になったので、頼んでみました。

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

セロリと鶏肉のハーブ煮込み

 

ひと口食べてみて、びっくり!

この「ホレシュテ・キャラフス」、絶品でした!

葉を含めた大量のセロリにミントやパセリなどのハーブ、柔らかくほぐれる鶏肉、そして、ガッツリとスープに酸味を効かせるレモン。

柔らかく煮込まれたセロリやハーブの爽やかさ、レモンの酸味が鶏肉の旨味と絶妙なマッチングです♪

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「ベレンジ」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「ベレンジ」420円

 

煮込み料理の「ゴルメ・サブズィー」や「ホレシュテ・キャラフス」と一緒にいただいた主食が、イランのライス「ベレンジ」

イランの白米。パラリと炊き上げた細長いお米は、串焼きや煮込みのお供に最適。

パラパラとした長粒米の「ベレンジ」は、2種の煮込みとの相性が抜群!

あっという間に完食してしまいました★

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「ペルシアンティ」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「ペルシアンティ」500円

 

食後のお飲み物は、「ペルシアンティ」

お砂糖の入っていないストレートティーです。イランでは固形の砂糖を口に含んで飲むスタイルが一般的ですが、固形の砂糖ではなく、スティックシュガーが提供されたので、それを入れました。

紅茶の仄かな渋みがお口の中をさっぱりとさせてくれます♪

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「ハレヴァ」

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

「ハレヴァ」650円

 

「ペルシアンティ」と一緒にいただいたデザートは、「ハレヴァ」

「ハレヴァ(ハルヴァ)」は、小麦粉やセモリナなどの粉に、バターやギーなどの油、砂糖を加えて作られる中東の伝統的なお菓子。ナッツやドライフルーツなどを加えることも多いそう。

お味は、日本の落雁っぽいザクっとした食感に、ゴマの香ばしさや、ピスタチオなどのナッツの風味が効いています。甘過ぎず、食べやすく、美味しい♪

「ペルシアンティ」と「ハレヴァ」。食後の良いお口直しとなりました★

阿佐ヶ谷、ジャーメジャム

『ジャーメジャム』

 

阿佐ヶ谷にあるイラン料理のお店『ジャーメジャム』

「日本で一番のイラン料理店」との店主さんの自負も納得!

ホムスやミルザガセミなどの前菜も、ラムミンチのキャバーブも、煮込み料理も、今まで食べたイラン料理の中でも格別に美味しいと感じられるお味でした。

特に、セロリと鶏肉をハーブで煮込んだ「ホレシュテ・キャラフス」が絶品♪

大満足できるイラン料理店です★

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『ジャーメジャム』は、ネット予約出来ます!

『ジャーメジャム』は、ネット予約することが出来ます!

週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。

 

『ジャーメジャム』は、ネット予約出来ます!

※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。

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『ジャーメジャム』の地図・アクセス・営業時間

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