地下鉄東銀座駅5番出口から徒歩1分、万年橋西交差点を左折し50mほど進んだビルの2階に、南インド料理専門店『ダルマサーガラ』があります。
周りはオフィス街。店舗の入り口には周囲の風景にマッチした、シンプルかつスタイリッシュな看板がありました。センスの良さが窺えます。
※移転前の情報です(現在は福岡県久留米市田主丸町石垣83-3に移転)
入り口で白い仏陀がお出迎え!スタイリッシュな店内で食べるランチミールス
お店のオープンは、2003年の10月。今でこそ南インド料理のお店は都内にもたくさんありますが、10年前はほとんどありませんでした。
『ダルマサーガラ』は、当時から現在まで変わらぬ人気を保ち続けている老舗の南インド料理屋さんです。
店名の『ダルマサーガラ(Dharmasagara)』 とは、サンスクリット語で”仏法の大海”という意味。
なんでも、お店のオーナーのメインビジネスがチベット密教美術の輸入販売とのことで、このような店名になったようです。そのせいか、店内には高価そうな仏像などが置かれていました。
微笑む仏陀がお出迎え
ランチミールス1,200円
スタイリッシュな店内
お店の内装は、かなりスタイリッシュな感じです。
チェッカー模様の床、机や椅子は黒っぽいトーンで統一され、壁はクリーム色と赤い色の2つの部屋があります。
特に赤い壁の部屋はインパクトあって、オシャレ〜って思いました!
お店のホームページによると、テーブル、椅子、銀食器も、オーナー自らがインドやネパールに出向き、デザインして作ったオーダーメイドなのだそうです。
内装からしてこだわりの極北!お料理ももちろんです。
安定の美味しさ!平日ランチミールス(1200円)
注文したのは、平日ランチミールス(1,200円)
内容は、
- 酸味の効いた辛いスープ「ラッサム」(Rasam)
- 野菜のスパイス炒め「ポリヤル」(Poriyal)
- カレー2種(野菜カレー/チキンカレー/マトンカレー/キーマカレー/日替わりカレーからチョイス)
- サラダ、またはヨーグルト
- アチャール(Achar)とグリーンチャツネ(Green Chutney)
- ライス
- プーリー(Puri)
- パパド(Papad )
カレーは野菜カレーとキーマをチョイス。野菜カレーはサンバルでした。
まずは、ラッサムからいただきます!
スプーンで啜って・・・
う〜ん、黒胡椒とタマリンド、にんにく・生姜などのスパイスが程よく効いていて、かつ上品に整えられた味っていう感じ。
でも、辛いです!ピリピリきます。
この辛さが本場な感じです。
サンバルやカレーやポリヤルももちろん美味しく、それぞれスパイスが丁寧に配合されている印象を受けました。
『ダルマサーガラ』では、インドのお客さんに合う料理をと考えられているようで、各料理はインドのお客さんが美味しいと感じられる程度の辛さになっているそうです。
インド人にちょうど良い辛さ = 日本人にはちょっと辛め
でも、ただ単に辛いのではなく、旨味を伴った辛さです。辛くても美味しいですし、食後は後を引かず、スッキリ!
また、イスラム教徒のお客さんのため、『ダルマサーガラ』では、ハラールミート(イスラムの法に則り、祈祷済みのお肉)も用意しているそうですよ。
そして、最後はいつものように、ライスの上にカレーやサンバル、ラッサム、ポリヤル、アチャールやチャトニーをかけて、混ぜて混ぜて、一気にもぐもぐ・・・
『ダルマサーガラ』のシェフは皆、南インド出身。現在のシェフ(2人)はどちらも、タミル・ナードゥ州マドゥライの出身で、デリーの高級五つ星レストランで腕をふるっていた経歴の持ち主なのだとか。
お料理から内装から、オーナーのインド愛、仏教愛が感じられる『ダルマサーガラ』
次回は、ぜひディナー時に再訪して、『ダルマサーガラ』の料理の真髄を味わってみたいです。
◉『ダルマサーガラ』の地図・アクセス
※現在は、福岡県久留米市田主丸町石垣83-3に移転しています。
- 住所:東京都中央区銀座4-14-6 ギンザエイトビル 2F
- アクセス:東銀座駅から131m
- 営業時間: [月~金] 11:30~14:30(L.O.14:00)平日ランチはカード不可 18:00~23:00(L.O.22:00) [土・日・祝] 12:00~15:00(L.O.14:30) 17:30~22:00(L.O.21:00)
- 定休日:無休
- 電話:03-3545-5588
コメント