新宿歌舞伎町。メインストリートである「歌舞伎町一番街」に、アフリカ料理のお店『ChopLife African Tokyo(チョップライフ アフリカン トウキョウ)』があります。
在住ナイジェリア人が足繁く通う本格的なナイジェリア料理をいただけると聞き、行ってみることにしました。


歌舞伎町一番街です。
週末の夜、通りは日本の若者やインバウンドの観光客で大混雑。
『ChopLife African Tokyo』の外観と店内の雰囲気

『ChopLife African Tokyo』は、靖国通りから一番街を少し歩いた左手。写真のビルの4階にあります。


店名版は、緑・黄・赤のラスタカラー。
ビルには他にレンタルルームやバー、居酒屋などが入っています。
階段を上って4階へ。

こちらが、『ChopLife African Tokyo』の入り口。
ドアがガラス張りになっており、中の様子が見えるので意外と入りやすい感じ。
扉を開けてさっそく店内へ。

こちらが、『ChopLife African Tokyo』の店内です。
お店に入るなり、アフリカ系の女性店員が応対。1人ということを伝えると、手前のソファー席を指差し案内してくれました。
店内はバーカウンターがあり、黒いソファーが並ぶ店内はパブやスナックのような内装。照明は明るいです。

お客さんは、10名ほどの日本人グループ客や、若めの日本人男性2人組。それと、アフリカ系の女性2人組がいました。
スタッフは全員アフリカ系で、5,6人ほど。女性多めで、お店を取り仕切っているらしい方も女性でした。
ちなみに、店名の「Chop Life」は西アフリカ英語(ピジン英語)で「人生を楽しむ」「ごちそうを食べる」といった意味のスラング。
お店は2022年前後に開業したようで、提供されている料理がナイジェリア寄りのため、オーナー、およびシェフはナイジェリア人と思われます。
都内では希少な本格的なナイジェリア料理をいただける場として、在住西アフリカ人の交流の場ともなっているのだとのこと。


うえのしゃしんは、カウンターの上に置かれたテイクアウト料理の数々。
どこかでパーティーなどがあるのでしょうか?ざっと見て10食分。
少なくともこの晩、これだけの人数がナイジェリア料理を食べるということです。
さて、座席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理の物色開始です!
『ChopLife African Tokyo』のメニュー


こちらが、『ChopLife African Tokyo』のメニュー。
アフリカ料理、それもナイジェリア料理となると、馴染みの無い人がほとんどだと思います。自分もそうです。
そこで、ナイジェリア料理について、少しご説明。
ナイジェリア料理とは?
ナイジェリア料理は、北部・西部のイスラム圏と南部・東部のキリスト教圏で大きく異なります。
北部や西部などのサハラ周縁部では、ソルガム(コーリャン)、ミレット(トウジンビエ)、トウモロコシなどの穀物が主食。遊牧生活をベースとしてきたので、 肉類や乳製品などを使った料理が多いとのこと。
熱帯雨林が広がる南部や東部では、ヤムイモやキャッサバなどの根菜類が主食のメインで、豆類や米などもよく食べられているのだそう。
国民食としてよく食べられているのは、メロンの一種であるエグシの種を砕いて、 肉や干し魚、野菜と共に煮込んだ「エグシシチュー」。キャッサバ芋やヤム芋の粉を練ってお餅にした「エバ(エマ)」。
モツやトマトの入った辛味のある「ぺぺ スープ」や、オクラやワイルドマンゴーの種子の粉などを使った粘りのある「ドロースープ」なども、ナイジェリア独特の料理です。
周辺国に比べ、辛味のある料理が多く、パーム油の独特の香りや、魚や海老などの出汁を多用するのもナイジェリア料理の特徴であるとのこと。
それでもって、お店のメニューを見てみると、エグシシチューやぺぺスープ、オクラを使ったスープなど、ナイジェリア料理がいくつもあるのが分かります。
初めて聞く謎の料理もたくさん!
以前別の店で食べて美味しかったぺぺスープやジョロフライスも魅力的でしたが、今回はナイジェリアの国民食とも言われる「Egusi Soup(エグシ・シチュー)」(1,500円)と、主食である「Yam Fufu(山芋ふふ)」(500円)を頼むことにしました。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
Malta Guinness(マルタギネス)

まずは、お飲み物。
「Malta Guinness(マルタギネス)」です。
「マルタ」とは、麦芽とホップを使ったビール的な飲料。ビール酵母は加えないため、ノンアルコールなのが特徴です。
麦芽糖の甘味とホップの苦味が、コーラ的な感じもあり、アフリカや中南米ではエナジードリンク的に飲まれているのだとか。
「マルタ」は、各国で様々なメーカーの商品が出ているそうですが、ナイジェリアやガーナでは「マルタギネス」が人気である様子。
甘味が強く、アルコールのないギネスビールのようなお味で、コーラ的な感じでいただけます♪
「マルタギネス」をちびちびと飲んでいると、しばらくしてお料理が運ばれてきました。
「Egusi Soup(エグシ・シチュー)」と「Yam Fufu(山芋ふふ)」

こちらが、注文した「エグシシチュー」と「山芋ふふ」
この組み合わせは、新宿三丁目にあるナイジェリア料理の店『エソギエ』でもいただきました。エソギエではフフは「エマ」と呼んでいましたが。
写真は撮りませんでしたが、フフを千切った手を洗うフィンガーボールもサーブされました。

こちらが、「Egusi Soup(エグシ・シチュー)」
「エグシシチュー」は、メロンの一種であるエグシの種を砕いたものと、干し魚、ビターリーフ、お肉、玉ねぎなどをパームオイルで煮込んだ料理。
シチューの上に見える黄色い粒々は、粉砕メロン種(エグシ)。スープのオレンジ色はパームオイル。緑色のものは、現地ではウグ(カボチャの葉)が使われますが、おそらくほうれん草です。ゴロゴロ入っているのは牛肉の塊。

こちらは、主食である「Yam Fufu(山芋ふふ)」
フフは、ヤムイモやキャッサバ、プランテンなどを滑らかになるまで擦り潰して作る、ナイジェリアの伝統的な主食のひとつ。粘り気のある餅のような食べ物で、テクスチャはネパールのディドや南インドのムッデにも似た感じです。
お店のフフはメニューに「Yam Fufu」と書かれているので、ヤムイモを使ったフフと思われます。
これを手で千切り、エグシシチューにつけて食べるのです。
さっそく、いただきましょう〜♪

いただいた「エグシシチュー」と「山芋ふふ」。
かなり美味でした!
エグシのナッツっぽいマイルドな味と干し魚の臭み、ビターリーフの仄かな苦味。牛肉も適度に柔らかく、スープに絡めていただくと美味しい。パームオイルのクセは少しあるものの、食べやすいお味。辛さも控えめでした。
フフは無味ですが、粘り気の強いアツアツのフフを手で千切り、エグシシチューにつけていただくと、「エグシシチューの主食は絶対にフフ!」と思える感じ。
これまで、パームオイルのクセや干し魚の臭みが個性的なナイジェリアの料理は、あまり好みではなかったのですが、これは美味しい♪
このお店のエグシシチューが美味なのか、自分の舌がアフリカ料理を美味しく感じる仕様に変わってきたのか、わかりませんが、とにかく満足の味でした★

新宿・歌舞伎町にあるアフリカ・ナイジェリア料理のお店『ChopLife African Tokyo(チョップライフ アフリカン トウキョウ)』
在住ナイジェリア人が足繁く通う本格的なナイジェリア料理をいただけるお店です。
いただいた「エグシシチュー」は、ナッツ感のあるエグシのスープが旨味ある牛肉に絡んでかなりの美味しさ♪ もちもちした粘り気のある「ヤムフフ」を手掴みで千切り、エグシシチューにつけていただくと、気分はアフリカ!
ぜひ再訪し、今度はぺぺスープやジョロフライスなどをいただいてみたいです。
『ChopLife African Tokyo(チョップライフ アフリカン トウキョウ)』の地図・アクセス・営業時間
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