1泊2日で、北海道に行きました。
目的は、北海道にあるインド料理店4店舗でお料理をいただくこと。
訪れたインド料理店は、長沼町にある南インドカレーのお店『シャンディ ニヴァース カフェ』と、札幌のビリヤニ専門店『Qmin(クミン)』、南インド料理店『パヨカイ』。そして、帯広の『南インド料理DAL』
ついでに、札幌近郊の「豊平峡ダム」を訪れ、中島公園の紅葉ライトアップを見たり、「三菱大夕張鉄道跡」に立ち寄ったりしながら、北海道のドライブを楽しんできました。
- 1日目:羽田から「JAL505便」で新千歳空港へ
- シャンディ ニヴァース カフェ(北海道・長沼町)|広大な畑の中にあるインド料理ベースのカレー屋さん
- 長沼町から豊平峡へ
- 豊平峡ダム
- Qmin クミン(札幌)|北海道初のビリヤニ専門店で「サンマビリヤニ」をいただく♪
- 中島公園紅葉ライトアップ
- すすきの街歩き
- ホテルJALシティ札幌 中島公園
- 2日目:札幌でランチを食べて、帯広へ
- パヨカイ(札幌・菊水)|11品目の「ベジミールス」が美味しい南インド料理店
- 三菱大夕張鉄道跡
- 道の駅夕張メロード
- 夕張から帯広へ
- 南インド料理DAL(ダール)帯広|17種のお料理が載った「マハラジャのディナーミールス」
- 「JAL576便」で東京へ
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1日目:羽田から「JAL505便」で新千歳空港へ
「JAL505便」で羽田から新千歳空港へ
まずは、「JAL505便」で羽田から新千歳空港へ。航空券はJALのマイルを使ってGetしました。
羽田8時15分発、新千歳9時50分着。フライト時間は1時間35分。あっという間に到着しました!
新千歳空港で予約していたレンタカーに乗り込み、さっそく出発。
本日の旅程は下記です。
新千歳空港からランチ予定の『シャンディ ニヴァース カフェ』へ(約28分)
食後、ダムと紅葉を観に「豊平峡ダム」へ(約1時間50分)
観光後、札幌へ向かい、ディナー予定の『Qmin(クミン)』へ(約1時間10分)
宿泊は札幌市内です。
新千歳空港から長沼町へと向かいます。
まずは、長沼町にある南インドカレーのお店『シャンディ ニヴァース カフェ』へと向かいます。
天気は晴れ。10月末ですが、思ったほど寒くはなく、ちょうどいい気候です♪
広大な北海道の大地
空港を出てしばらく走ると、さっそく北海道らしい広大な風景に出くわしました。
さすが北海道! 地平線の果てまで広がる風景が気持ちいいです♪
快調に車を飛ばし、30分ほどで最初の目的地、南インドカレーのお店『シャンディ ニヴァース カフェ』に到着。
シャンディ ニヴァース カフェ(北海道・長沼町)|広大な畑の中にあるインド料理ベースのカレー屋さん
『シャンディ ニヴァース カフェ』
北海道長沼町の広大な畑の中に建っている白い壁の一軒家。
ここが、ランチで訪れた南インドカレーのお店『シャンディ ニヴァース カフェ』です。
お店のオープンは2014年8月。日本人のオーナー夫妻が営むお店で、インドで学んだ作り方をベースに、独自に生み出したオリジナルのインドカレーを提供しているカレー屋さんだとか。
古民家を改装した店内は落ち着いた風情。
ナチュラルでインド感も感じさせる雰囲気。
古民家を改装した店内は落ち着いた風情。
白壁と木の床と柱のナチュラルな感じが良いです♪
「3種のカレープレート」(バスマティ米)2,200円
いただいた「3種のカレープレート」は、抑え目のスパイス感で、全体的に優しめのお味。インド料理感はありつつも、日本人の味覚に合わせたアレンジがされていて食べやすいです。
そして、野菜や鶏肉など、地元北海道産の素材の旨みと新鮮さが美味しさを際立たせています。バスマティライスとカレー、数種の副菜の味と食感のバランスもいい感じ♪
満足感高いカレープレートでした★
◉『シャンディ ニヴァース カフェ』の住所・営業時間
- 住所:北海道夕張郡長沼町東4線南10
- アクセス:札幌市中心部から車で約55分
- 営業時間:(月・木・金・土・日)11:00~16:00
- 定休日:火・水
長沼町から豊平峡へ
長沼町から豊平峡へと向かいます。
『シャンディ ニヴァース カフェ』で美味しいカレープレートを食べた後、車に乗って札幌市の西側にある「豊平峡」へと向かいます。所要時間は1時間50分ほど。
豊平峡には、見応えのあるダム「豊平峡ダム」があり、紅葉も綺麗であるとのこと。
平原から市街地へ。紅葉が綺麗です。
山道を進むにつれ、紅葉が終わりかけの様相に
平原から市街地を抜け、山間部へ。
市街地では紅葉が綺麗でしたが、山道を進むにつれ、紅葉が終わりかけの様相に。
ちょっと、シーズン遅かったようです。。
豊平峡ダム
「豊平峡ダム」に到着
山道を登り、長沼町を出発して2時間弱で「豊平峡ダム」の入り口に到着!
駐車場に車を停めて外に出ると、平地よりも標高が高いため結構肌寒いです。
駐車場からは電気バスに乗って「豊平峡ダム」へと向かいます。
電気バス
こちらが「電気バス」
駐車場から「豊平峡ダム」まで、約2kmを結んでいるバスで、5月から11月初旬までの期間、9:00~16:00の時間帯で頻繁に運行しています。料金は大人往復で1,000円(片道600円)。バスのチケットはバス乗り場前の券売機で購入。
ちなみに、電気バスに乗らずに、歩いてダムへと行くこともできます(徒歩25分程度)。
電気バスは小さなバスで、車内は満席状態。中国人のお客さんが多かったです。
ダムまでの車窓からは、九段の滝や千丈岩などの景勝が見え、バスガイドさんが紹介してくれます。
豊平峡 支笏洞爺国立公園
バスに乗って数分で「豊平峡ダム」に到着。
豊平峡は、支笏洞爺国立公園の一部。豊平峡ダム周辺は紅葉スポットとして知られており、近くには豊平峡温泉もあります。
「豊平峡ダム」が見えてきました!
バスを降りて右手に歩いていくと、「豊平峡ダム」が見えてきました!
「豊平峡ダム」のダム湖側
「豊平峡ダム」の放流側
こちらが、「豊平峡ダム」
轟音を立てて、放流が行われていました!
「豊平峡ダム」は、1972年に完成した高さ102.5m(ビルに例えると34階)のアーチ式コンクリートダム。
ダム湖は定山湖といい、札幌ドーム約30杯分の水を貯められるのだとか。
ダムの向こうには「豊平峡」の切り立った渓谷が
札幌ドーム30杯分の水を貯められる
小さな滝も流れています。
「豊平峡ダム」の放流
「豊平峡ダム」では、5月から10月末までの9時から16時まで(平日は10時から15時まで)、ダムの水の放流が行われています。
かなりの大迫力
102mの高所から見下ろす放流は、かなりの大迫力!
「豊平峡ダム」の水は、100万人が暮らす札幌市の水道需要の約98%を賄っているのだそう。
ダム上の遊歩道
ダム上の遊歩道を歩いて戻り、「豊平峡」の絶景を眺められるという展望台へと向かいます。
展望台へは、リフトカーが運行しています。
展望台へはリフトカーに乗って向かいます(無料)。
数人乗りの小さなリフトカーですが、それほど待たずに乗れました。
リフトカーからの風景
リフトカーの車内からの風景です。
終わりかけですが、紅葉が見えます。
紅葉の木々
豊平峡展望台
展望台から見た「豊平峡ダム」
リフトカーを降り、展望台へ。
展望台から見た「豊平峡ダム」の眺めです。
ダムと定山湖が一望できます。
午後だと逆光になってしまうので、午前中に訪れた方が綺麗に見えるのかも。
定山湖と紅葉
展望台から見た定山湖と紅葉は、なかなか綺麗でした♪
「豊平峡ダム」を観た後は車で札幌へ。
ディナーをいただく予定のビリヤニ専門店『Qmin(クミン)』へと向かいます(所要約1時間10分)。
『豊平峡ダム』の場所・アクセス・営業時間
- 住所:札幌市南区定山渓840番地先
- アクセス:JR札幌駅から車で約60分
- 営業時間:電気バス(9:00~16:00)
- 定休日:冬期(11月上旬~4月)
- 料金:電気バス(大人1,000円(片道600円) 小学生500円(片道300円) 65歳以上の方900円(往復のみ))
- 駐車場:有り
- HP:http://www.houheikyou.jp/
Qmin クミン(札幌)|北海道初のビリヤニ専門店で「サンマビリヤニ」をいただく♪
『Qmin(クミン)』の外観
札幌市の中心部、中島公園の東側。ホテルが並ぶ一角に、ビリヤニ専門店『Qmin (クミン)』は、あります。
お店のオープンは2023年3月。北海道産の素材にこだわり、北海道にビリヤニを広めることを掲げているお店です。
北海道初のビリヤニ専門店です。
現地インドの風情を感じさせる内装
店内には、インドのアンティークや古い写真、味のある人形などが所々に飾られていて、店主さんのインド愛が感じられます。
「マトンキーマドーサ」(1,000円)
「サンマビリヤニ」(1,600円)
「カレープレート」(1,500円)
いただいた月限定の「サンマビリヤニ」は、パラパラのお米の炊き込み具合も、脂の乗ったサンマのお味も、とっても美味なビリヤニ。
山羊肉の肉肉しさがたまらない、カレープレートの本日のメイン「カブと山羊のカレー」や、柔らかなドーサ生地とマトン挽き肉の相性抜群な「マトンキーマドーサ」も美味しかったです♪
◉『Qmin (クミン)』の住所・営業時間
- 住所:北海道札幌市中央区南11条西1-5-23 キャトレール中島公園 1F
- アクセス:札幌市営地下鉄南北線中島公園駅3番出口から徒歩4分
- 営業時間:(月・木・金・土・日)11:30~17:00
- 定休日:火・水
中島公園紅葉ライトアップ
札幌・中島公園
『Qmin(クミン)』で美味なディナーをいただいた後は、近くにある「中島公園」へ。
この日、中島公園で「紅葉ライトアップ」が行われるというので、見に行きました。
「中島公園紅葉ライトアップ」の案内板
こちらが「中島公園紅葉ライトアップ」の案内板。
ライトアップされる場所は、イチョウ並木、菖蒲池、豊平館、日本庭園の四カ所。
順路マップに沿って見ていきます。
イチョウ並木のライトアップ
園内は、札幌市民や外国人(中国人が多い)を含めた観光客で結構な混雑。
みんな、写真撮りまくり!
菖蒲池のライトアップ
水面に紅葉が映ってとても綺麗です。
こちらは、菖蒲池のライトアップ。
ライトアップされた紅葉が池に映って、とても綺麗でした♪
「豊平館」
こちらは、「豊平館」
明治政府が建てた唯一のホテルで、明治天皇が北海道の視察に訪れた1881年に開館した木造洋風建築です。国の重要文化財に指定されています。
この建物もライトアップされていました。
豊平館イベント情報
豊平館では、この日、「さっぽろ名妓連演舞」が披露されるというので、鑑賞することにしました。ちょうど、19時半からの演舞が始まります!
「さっぽろ名妓連演舞」
最盛期の1950年代には、お座敷を持つ料亭が40軒以上にのぼり、芸妓も300人以上を数えたと言われる「すすきの」
時代の変化に伴い、現在、芸妓の数は僅か数十人を数えるほどとなっているのだそう。
そんな芸妓文化の灯を絶やさず、後世へと伝えていくべく活動し続けているのが「さっぽろ名妓連」です。
所作のひとつひとつが美しいです。
三味線の小気味良い音色、唄い手のよく通る唄声、芸妓の美しい所作。
なかなか見応えのある演舞でした★
「さっぽろ名妓連演舞」を鑑賞した後は、ライトアップの4ヶ所目、日本庭園へと向かいます。
日本庭園のライトアップ
先ほどの菖蒲池にも増して、日本庭園の紅葉ライトアップは見事でした★
池の水面に、赤やオレンジの紅葉の木々が驚くほど鮮明に映し出されています。
先ほどにも増して、池に映った紅葉が見事
まるで鏡のように鮮明に映り込んでいます。
黄色の葉の紅葉も赤に負けず劣らず良いです。
池の下の世界に吸い込まれそうな感覚
池の水面が完全に静止しているので、ライトアップされた紅葉の木々がまるで鏡のように池に映っています。
池の下に広大な世界があるかのよう。吸い込まれそうな感覚になりました。
イチョウ並木のライトアップ
「中島公園紅葉ライトアップ」、ライトアップによって池に映り込んだ紅葉の木々は、期待を超える美しさ。「さっぽろ名妓連演舞」も見事で、かなり見応えがあるイベントでした。
『中島公園』の場所・アクセス・営業時間
- 住所:札幌市中央区中島公園1
- アクセス:地下鉄南北線『中島公園駅』下車 1・3番出口
- 営業時間:24 時間営業
- 定休日:無し
- 料金:無料
- 駐車場:無し
- HP:https://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/
すすきの街歩き
中島公園から札幌駅前通りを北へと歩いて行きます。
「中島公園紅葉ライトアップ」を鑑賞した後は、せっかくだから、札幌の街の雰囲気を味わいたいと思い、札幌を街歩き。
中島公園から札幌駅前通りを北へ向かって歩いて、すすきのを通って大通公園まで。
夜のすすきの
夜のすすきの。ガールズバーやホストクラブ、風俗店紹介所などのピンク系のお店と、普通のお洒落なレストランやバーなどが分け隔てなく渾然一体となっているところが面白いと思いました。
すすきのビルの「ニッカ大看板」
こちらは、札幌のタイムズスクエアとも言うべき、すすきのビルの「ニッカ大看板」
札幌市電の路面電車が走ります。
すすきの交差点を札幌市電の路面電車が走ります。
これぞ、札幌な風景♪
「大通公園」と「さっぽろテレビ塔」
すすきの交差点からさらに北へと進み、「大通公園」に到着。
ライトアップされた「さっぽろテレビ塔」が見えます。
さて、そろそろ宿泊するホテルへと戻りましょうか〜。
ホテルJALシティ札幌 中島公園
今回宿泊したのは、中島公園の近くにある「ホテルJALシティ札幌 中島公園」
です。
すすきの繁華街まで徒歩5分という便利な場所にある2019年オープンのモダンなホテル。大浴場(男湯はサウナ、女湯はジェットバス付き)があるのがポイント。
ビジネス客、カップル、外国人。客層は幅広いです。
「ホテルJALシティ札幌 中島公園」の客室(ダブルルーム)
バスルームとトイレ
使い勝手の良い洗面台
「ホテルJALシティ札幌 中島公園」の客室(ダブルルーム)です。
部屋はとても綺麗で居心地良い感じ。バスルームも使い勝手良し。
ベッドの寝心地は、まあまあ。大浴場は気持ちよかったです♪
部屋の窓から見える風景
「ホテルJALシティ札幌 中島公園」は、とにかく立地が最高!
大浴場があるというのもポイント高いです。今回は利用しませんでしたが、朝食の評判も良い様子。
「ホテルJALシティ札幌 中島公園」の情報
- 住所:北海道札幌市中央区南8条西3丁目1-25
- 電話番号:011-521-2580
- HP:https://www.sapporo-nakajimapark.hoteljalcity.com/
2日目:札幌でランチを食べて、帯広へ
2日目は、札幌の南インド料理店でランチを食べた後、帯広へと向かいます。
本日の旅程は下記です。
ホテルをチェックアウトし、ランチ予定の『パヨカイ』へ(約5分)
食後、「三菱大夕張鉄道跡」や「道の駅夕張メロード」「十勝牧場 白樺並木」に立ち寄りつつ、帯広へ(約4時間)
帯広に着いたら『南インド料理DAL』でディナー。
ディナー後、帯広空港でレンタカーを返却し、JALに乗って羽田へ。
まずは、ランチを食べに、札幌の菊水にある南インド料理店『パヨカイ』へと向かいます。ちなみに、午前中はホテルの部屋でMLBのワールドシリーズを見てました。
パヨカイ(札幌・菊水)|11品目の「ベジミールス」が美味しい南インド料理店
『パヨカイ』
札幌市豊平区。地下鉄東西線菊水駅近くの交差点の角に、南インド料理のお店『Curry &Spice payokay(パヨカイ) 』は、あります。
お店のオープンは2019年1月。南インドカレーベースのオリジナルミールスを提供しており、料理教室も開催しているとのこと。
『パヨカイ』の店内
壁に飾られたインドのもの数々
店内の壁には、現地インドのアンティークや、チェンナイの絵本工房「タラブックス」の本など、インドのものが所々に飾られています。
店主さんのインド愛が感じられるとともに、ディスプレイのセンスの良さが光ります★
「Veg ミールス」+ノンベジカレー1品(ケララシュリンプ)
いただいた「ミールス」は、優しいお味のサンバルやダル。スキッとした酸味のラッサム。ビビッドな個性のあるノンベジカレーなど、一品一品がどれも美味しい♪
単品でももちろん美味しいですが、各種カレーやおかずをご飯に掛けて、混ぜていただくと、それぞれの素材の味と食感とスパイスの風味がブレンドされて、飽きが来ない感じ。
あっという間に完食。満足できるミールスでした★
◉『パヨカイ』の住所・営業時間
- 住所:北海道札幌市豊平区豊平2条4-1-43
- アクセス:地下鉄東西線菊水駅より徒歩7分
- 営業時間:(火・水・木・金・土・日)11:00~17:00
- 定休日:月
三菱大夕張鉄道跡
札幌から夕張へ
『パヨカイ』で美味しいミールスをいただいた後は、帯広までの長旅スタートです!
途中、夕張にある「三菱大夕張鉄道跡」に立ち寄ります。「三菱大夕張鉄道跡」までは、約1時間半の行程。
夕張の街並み
1時間ほど走ったところで、夕張市内に到着。
かつて栄華を誇った炭鉱の町、そして、近年では全国で唯一財政破綻した町という先入観があるせいか、どことなく街並みがうら寂れているように感じられてしまいます。
歩いている人も、走っている車の数も少ないです。
夕張市街を抜け、山道を進みます。
夕張市街を抜け、山道を進み、目的地である「三菱大夕張鉄道跡」へ。
車が少ないのでスイスイ進みます。
「三菱大夕張鉄道跡」
札幌を出発して1時間半ほど。
「三菱大夕張鉄道跡」に到着!
看板には「旧南大夕張駅 南部列車公園 三菱大夕張鉄道車両保存地」と書かれていました。
三菱石炭鉱業大夕張鉄道線で使用された古い車両が佇んでいます。
この「三菱大夕張鉄道保存車両」について、夕張市観光サイトでは、下記のように説明されています。
かつて清水沢駅と大夕張炭山駅を結び、1987(昭和62)年に廃止された三菱石炭鉱業大夕張鉄道線で実際に使用されていた客車・ラッセル車・石炭車をかつての南大夕張駅跡地に保存展示している。
この車両は、沿線で産出される石炭の輸送や沿線住民の貴重な足として活躍した。石炭産業で栄えた夕張にとって鉄道はなくてはならない存在であり、夕張の発展を支えた立役者でもある。
客車内は見学可能で、当時の雰囲気や夕張の最盛期をうかがい知ることのできる産業遺産である。
2007(平成19)年には経済産業省より近代化産業遺産に認定された。
ラッセル車と客車3両、石炭車2両が保存されています。
ここに、保存されているのは、ラッセル車と客車3両、石炭車2両。
「三菱大夕張鉄道保存会」という団体が車両の保存活動を行なっているようです。
ラッセル車
ラッセル車 キ1
あずき色の客車
客車を横から見たところ
南大夕張駅の駅名板
石炭車
石炭車を横から見たところ
客車の車内
客車のうち、中に入れるのは2両。
そのうちの1両は、「三菱大夕張鉄道」の歴史などを紹介する展示室になっていました。
三菱大夕張鉄道 沿線と駅
三菱大夕張鉄道 保存車両
客車の内部
中に入れるもう1両は、当時のままの内装が保存されています。
木の床と椅子の背もたれ、ビニール張りのシート、網棚。
この時代の列車にはリアルでは乗ったことがないけど、どことなく郷愁をそそられる感じ。
テーブルの上に植物が飾られています。
三菱鉱業バスの車両
列車の横には、三菱鉱業バスの車両も保存されていました。
昭和の風情を感じさせるレトロなデザインのバス。中に入ることはできません。
石炭車とバス
あずき色の客車
かつて繁栄し、現在は全ての炭鉱が閉山した夕張炭鉱。
ゴーストタウンとなっているという夕張の街の風情や、かつての栄華の姿を知ることができる「夕張市石炭博物館」なども行ってみたかったのですが、時間が足りず。
いつか、訪れてみたいです。
『三菱大夕張鉄道跡』の場所・アクセス・営業時間
- 住所:夕張市南部大宮町121番地
- アクセス:道東自動車「夕張IC」降車、右折し45分
- 営業時間:-
- 定休日:冬季
- 料金:見学無料
- 駐車場:あり(無料)
- HP:http://www.ooyubari-rps.net/
道の駅夕張メロード
「道の駅夕張メロード」
「三菱大夕張鉄道跡」で保存車両を見学した後は、近くにある「道の駅夕張メロード」へ立ち寄り。
「道の駅夕張メロード」は、夕張が世界に誇る「夕張メロン」をメインに打ち出した道の駅。店内には、農産物直売所が併設され、新鮮な地場産野菜を販売。夕張メロンを使ったお菓子も豊富な種類が販売されています。
夕張メロンのキャラクター
道の駅の前では、夕張メロンのキャラクターがお出迎え。
右が「ユメロン」、左が「メロリーナ」だそうです。
メロン熊
こちらも、夕張メロンのキャラクター「メロン熊」
夕張のメロン農家の美味しいメロンを食い荒らし、メロンの姿に変貌してしまったヒグマであるとのこと。
ゆるくないゆるキャラとして結構話題になったそうで、PV(↓)も作られ、店内でグッズも色々売られています。
メロン熊グッズがたくさん!
農産物直売所
夕張メロンは夏のみ
こちらは、店内にある農産物直売所。
残念ながら、夏のシーズンではないので、夕張メロンは売っていません。
JA夕張市×石黒千尋&結月ゆかり
こちらは、人気声優とのコラボ。
夕張市出身の人気声優である「石黒千尋」と、ボーカロイドで作られたキャラクター「結月ゆかり」であるとのこと。
北海道のお米、おぼろづき、ななつぼし
かぼちゃが売られていました。
店内は普通のスーパーになっています。
夕張メロンゼリー
ころころ夕張メロンパン
インパクトあります!
販売されていたもので、気になったのは「夕張メロンパン」
ここでしか買えない限定品だそうです。
かなりインパクトのあるビジュアル!
食べてみたい気もしましたが、この後、ディナーでミールスをガッツリ食べるので、またの機会にすることに。お土産に買えばよかった気も。。
『道の駅夕張メロード』の場所・アクセス・営業時間
- 住所:北海道夕張市紅葉山526-19
- アクセス:夕張ICから約1.5km
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:月曜日
- 駐車場:有り無料)
- HP:https://www.yubari-melon.or.jp/yubari-meroad/
夕張から帯広へ
北海道横断自動車道で東へ
夕張市を出発し、一路東へ。
北海道横断自動車道を飛ばして帯広へと向かいます。
帯広までは1時間40分。夕方17時半に帯広にある『南インド料理DAL』を予約しているので、急ぐ必要があります!
帯広に到着
帯広市内に到着したのは、16時半頃。
若干時間に余裕があったので、十勝牧場の方へ行ってみることに。
十勝牧場周辺の風景
15分ほど走って、カーナビが指定する十勝牧場に到着。
だだっ広い風景。人の姿も車の姿もなく、とても静か。
延々と続く並木
広大な牧草地
そろそろ日が暮れます。
空を飛んでいるのはタンチョウヅルでしょうか?
広大な牧草地。延々と続く道。音が全く聞こえない静寂の世界。
空を見るとタンチョウヅルらしき群れが優雅に飛んでいるのが見えます。
オレンジ色だった空が次第に蒼みを帯びていき、木々が黒いシルエットとなっていきます。
ちょっと冷えてきたので10分くらいしか居ませんでしたが、「北海道」を堪能した瞬間でした。
白樺並木を通って帯広市街へと向かいます。
夕闇の車窓
十勝牧場から30分ほど。途中、少し渋滞に掴まったものの、予約していた17時半前に、『南インド料理DAL』に辿り着くことができました!
南インド料理DAL(ダール)帯広|17種のお料理が載った「マハラジャのディナーミールス」
『南インド料理DAL』
帯広駅から車で10分の住宅街の一角に、南インド料理のお店『南インド料理DAL』は、あります。
お店のオープンは2015年7月。店主さんは横浜にある南インド料理店『ガネーシュ』で5年以上修行した経験を持つ方。
道東で唯一の貴重な南インド料理店です★
『南インド料理DAL』の店内
店内の壁に描かれたインド地図
店内の壁には、インド地図や象の絵が描かれていました♪
話によると、この絵は美大で学んだという店主さんの奥様が描いたものなのだそう。
「マハラジャ(王様)のディナーミールス」(3,450円)
プレーンドーサが美味しい♪
いただいた「マハラジャ(王様)のディナーミールス」は、17種のお料理が載った豪華なミールス。
チョイスした4種のカリー「鮮烈な香りのチキンカリー」「ラムと黒胡椒のカリー」「ポークヴィンダルー」「牡蠣のラッサム」は、いずれも味のメリハリが効いた、個性と美味しさを兼ね備えたカリー。
焼き加減と酸味、柔らかさが絶妙な「プレーンドーサ」も美味でした♪
◉『南インド料理DAL』の住所・営業時間
- 住所:北海道帯広市西15条南35-1-2
- アクセス:帯広駅から車で10分
- 営業時間:(火・水・木・金・土・日)12:00~14:00 17:30~20:00
- 定休日:月
「JAL576便」で東京へ
『南インド料理DAL』で豪華なミールスをいただいた後は、帯広空港へ。
搭乗する「JAL576便」の出発時間が19:45分なので、あと1時間しかない!
急いで空港へ向かい、レンタカーを返却し、無事チェックイン!
機材の到着遅延で、30分ほど出発が遅れましたが、22時過ぎに羽田に到着しました。
今回は、行きたかったインド料理店4店舗。
長沼町にある南インドカレーのお店『シャンディ ニヴァース カフェ』と、札幌のビリヤニ専門店『Qmin(クミン)』、南インド料理店『パヨカイ』、帯広の『南インド料理DAL』
全てを訪問することが出来たので満足♪
北海道らしい風景や、紅葉も楽しむことが出来、良い旅となりました★
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