JR神田駅南口から徒歩5分。常盤小学校の裏の細い路地の一角に、カレーライスとバーのお店『本石亭』はあります。
カレー好き界隈では古くから名店の呼び声の高いこのお店。
先日、ようやく訪問することができました★
このお店、情報によると、銀座で長年バーテンダーをされていた方が開いたお店だそうで、店主さんは半端じゃないカレーマニアであるとのこと。そして、ちょっと気難しい方だという情報もちらほら。
そんな噂があったものだから、行くのにちょっと躊躇していたのですが、訪問してみて大正解!
『本石亭』のカレー、本当に美味しかったです★
神田の路地裏カレー屋さん。カレーも、お店も、店主も、尖った個性あり!
『本石亭』の外観
こちらが、『本石亭』の外観です。
昭和な感じのレトロな外観。カレー屋さんとわかるのは、店頭の立看板の「カレーライス」の文字のみ。
お料理のみで勝負している気概が伝わってきます。
年季の入った『本石亭』の看板
扉を開けて店内に入ると、ちょっと薄暗い雰囲気。
このお店、夜はバーとして営業しているようで(バーテンダーが店主なので当然かもしれませんが)、店内の空間や照明もバー仕様である様子。
座席は、カウンター席9席、2名掛けのテーブル席が1卓。バータイムでは2階の宴会用個室も利用できるそう。
訪問したのは平日のランチタイムで、席は満席状態。近辺で働いているサラリーマンやOLが多めの印象です。
入店すると、店主さん、指でクイッと空いているカウンター席を指し示し、指示通りに着席。紙のメニューを手渡されました。
店主さんは、バーテンダーらしく黒のベストを着ていて、凄まじく手際よく調理や注文、料理の提供、お会計を行っていて、プロフェッショナルな雰囲気が漂っています。
メニューは、カレーが4種(お値段は全て900円)。
- 欧風カレー 辛さ★ (トロトロこくまろ “本石亭おふくろの味”)
- インド風カレー 辛さ★★★ (サラサラスパイシー 更なる刺激を求める貴方に)
- ドライカレー 辛さ★★ (カラカラやみつき こんなドライカレー初めて!)
- キーマカレー 辛さ★★★★ (ピリピリ本格 カレー道の極み 南インド風)
トッピングも可能で、チーズ、半熟玉子、ほうれん草、マサラ豆、温野菜、ビーフコロッケ、白身フリッター、ソーセージ、ハンバーグ、ヒレカツなど選り取り見取り!
南インド風のキーマにするか、迷ったのですが、今回は「インド風カレー」、トッピングは無しで注文することにしました。
スキッとした酸味のあるルウは、各種スパイスが溶け込み、深みが感じられ、神保町のエチオピアのカレーを思い出させる味わい。
インド風カレー(900円)
ほどなくして、店主さんからカレーがサーブされました。
スパイシーな香りが漂う「インド風カレー」
う〜ん、美味しそうです♪
さっそく、いただきましょう〜★
スパイスと酸味が効いたルウにチキンとじゃがいも、ニンジン
付け合わせの野菜のマリネもライスも美味しい!
スキッとした酸味のあるルウは、各種スパイスが溶け込み、深みが感じられ、神保町のエチオピアのカレーを思い出させる味わい。
ゴロッと入ったチキンは、タンドリーチキン。大きめのジャガイモやニンジンも嬉しい!
付け合わせの野菜のマリネやライスの上に掛かったフライドオニオンも良いアクセント。
辛さは結構ありますが、このカレーにはこの辛さがベスト!と思える、ちょうど良い具合の辛さ。
う〜ん、美味しい♪
さすが、長年、絶品のカレーとしてカレーマニアの間で愛され続けているカレー。
あっという間に平らげてしまいました〜★
神田の路地裏にある、知る人ぞ知る絶品カレーのお店『本石亭』
こだわりが感じられるオリジナルなカレーのお味はもちろんのこと、バーテンダーのマスターの渋い雰囲気もいい感じ。
今度再訪した時は、一番人気メニューであるという「キーマカレー」(ピリピリ本格 カレー道の極み 南インド風)をいただきたいと思います。
◉『本石亭』の地図・アクセス
- 住所:東京都中央区日本橋本石町4-4-16
- アクセス:JR神田駅から徒歩5分
- 営業時間:11:30~13:00 19:00〜24:00
- 定休日:日曜
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