2016年5月28日(土)〜5月29日(日)に東京の代々木公園イベント広場で、「ラオスフェスティバル2016」が開催されていたので、行ってきましたー★
「ラオスフェスティバル2016」は、日本とラオスの友好親善を図るために開催されるイベント。2007年より行われている、エスニックフェスティバルの中でもなかなか歴史あるイベントです。
歴史が長いということもあり、飲食ブースが27店舗、展示ブースが15店舗、物販・PRブースが23店舗もあって、かなり大規模!
ステージも、メインステージとサテライトステージ、2つもあって、かなり盛り上がってましたー★
ラオスの雑貨や食材、NPO活動の展示などが満載の「物販」「展示・PR」ブース
訪問したのは、日曜日のお昼時。
当日はかなりの好天で暑いくらい。日差しが相当強烈でした!
ラオスのビール「ラオビール」が売れそうな、フェス日和です!
この日、代々木公園で行われていたフェスは、「ラオスフェスティバル2016」だけのようでしたが、お客さんの入りは多かったです。
歴史ある大規模なフェス。運営もPRもしっかりしているんでしょうねー。
さて、さっそくブースを見て回ってみましょう〜♪
ラオス雑貨がたくさん!
刺繍の入ったパンツや帽子
お皿や財布、猫の置物、フットクリームまで
インド雑貨店もありました。
こちらはタイ雑貨屋さん
まずは、物販、展示PRブースから。
23店舗もあるので、見応えあります!
刺繍の入った民族衣裳やかごバッグ、ポーチや帽子、お皿や財布、置物から化粧品、クリームまで、カラフルでバラエティーに富んだ雑貨が満載★
ラオスだけでなく、インドやタイの商品を扱うお店もいくつか出店していました。
カラフルなモン族の刺繍布
かわいいハート型の刺繍飾り
モン族の刺繍ポーチ
カラフルなストールやバッグ
モン族の刺繍ポーチ
モン族の刺繍ポーチがこんなに!
物販ブースの屋台には素敵な雑貨がたくさんありましたが、特に目を惹かれたのは、「モン族」の刺繍ポーチや布製品。
繊細でカラフルな刺繍模様が魅力的です★
「モン族」とは、ラオスやベトナム、タイ、中国南部の山岳地帯に住む民族で、人口は400〜500万人と言われています。
自然の精霊を信じ、焼畑農業を中心に生計を立てているという「モン族」
古くから少数民族として支配民族から迫害され、近年ではベトナム戦争にも巻き込まれ、多くが難民として国外に逃れたという歴史を持つ流浪の民なのだとのこと。
村の生活が描かれた「モン族」の刺繍布
こちらは、村の生活が描かれた「モン族」の刺繍布です。
可愛らしい絵柄が魅力的ですね。
芸術センス溢れた民族なんですね、モン族。
「I ❤︎ LAOS」ラオスTシャツ
ガラ紡綿織物
ポップなイラストの「ラオス手ぬぐい」
「サバイディー!」かわいいラオス雑貨
おしゃれでセンスのいい雑貨が結構あります★
他にも、ラオスTシャツやガラ紡綿織物、ポップなラオス手ぬぐいを売るお店など、個性的な品々がいっぱい!
アーティストによってデザインされた洗練された雑貨や小物もありました。
普段使いできそうなものも結構あります。なかなかセンスいいです★
ラオス音楽CDやお香、鼻スースー「ヤードム」など
ラオスミュージック
ラオスのCDがいろいろ
ラオスの音楽CDも売られていましたー★
どんな音楽かわからないけど、たぶん、タイのポップスや歌謡曲に似ている筈です。
頼んでみれば、試聴させてくれたかも。
ラオスのラム酒「ラムディ」
ヴォロベン高原産の「カフェ・ラオ」
イタリアントマトの「ラオフェスオリジナルクッキー」
オリジナルクッキー(100円)
タマリンド、カフェ・ラオなど
ラオスのパクチー(200円)
食品もいろんなのが売られていました!
ラオスのラム酒「ラムディ」、ラオスのコーヒー、ヴォロベン高原産の「カフェ・ラオ」、イタリアントマトが提供していた「ラオフェスオリジナルクッキー」などなど。
いずれも味わってはみなかったのですが、今写真を見てみると、どれも美味しそうなものばかり。
ラオスのパクチーなど、食材や苗木を売るお店もありました!
「さくら国際高等学校」のブース
NPO法人「ラオスのこども」のブース
「ラオスのこども」活動紹介
「さくら国際高等学校」活動紹介
青年海外協力隊ラオスOV会
「日本地雷処理を支援する会」のブース
「学生団体J&L」のブース
もち米の入れ物のハンディクラフト
こちらは、NPOやNGO、ラオスの支援活動を行っている高校や学生団体、青年海外協力隊などのブースです。
ラオスの人々や子供たちの支援活動をする日本の団体はたくさんあります。
それぞれの団体の支援活動やラオスの人々との交流の様子、ラオスの人たちが作ったハンディクラフトなどが展示・販売されていました。
オリジナルエコバッグ作り
こちらは、キッズブース。
良品計画の「ラオス布製バッグ」に自由にペイントし、オリジナルエコバッグを作る体験コーナーです。
ラオス国際航空のブース
ラオス国際航空のブースです。
日本ではあまり馴染みのない航空会社ですが、ラオス国際航空は、国内線8都市、国際線10都市に就航していて、国際線としては、タイ、カンボジア、ベトナム、中国、韓国、シンガポールに就航しているとのこと。
ラオスと日本の合作映画「サーイ・ナームライ」
ラオスと日本の合作映画「サーイ・ナームライ」の紹介。
日ラオス外交関係樹立60周年を記念して製作された映画で、史上初の日本とラオスの合作映画だとのこと。
公開は2016年11月だそうです。
観なければ!
サテライトステージの様子
こちらは、「サテライトステージ」
サテライトステージでは、ラオス人や日本人のアーティストによるライブのほか、NPOなどの講話やラオス語講座、ラオスダンスレッスン、ラオスコーヒーの試飲、映画「サーイ・ナームライ」の紹介などが行われていた様子。
いい香り!ラオス産コーヒー
ラオスコーヒーの紹介
ラオス産のコーヒーを売るお店。
コーヒーの芳しい香りが辺りに漂っていました。
今思い出してみてもいい香り★
買えばよかったかも。。
ラオスの紹介
ラオスコーヒーのお店に、手作りのラオス紹介の張り紙が掲げられていました。
そもそも、「ラオス」ってどんな国?
「ラオス」は、北は中国、東はベトナム、南はカンボジア、タイ、西はミャンマーと国境を接する内陸国。首都はビエンチャン。
人口は691万人で、国土の70%は高原や山岳地帯です。国の南北をメコン川が流れています。
主要民族はラーオ族ですが、少数民族も数多く住んでいます。宗教は仏教徒が60%。
東南アジアでも最も貧しい国のひとつですが、近年では観光産業が急速に発展しているほか、国内に経済特区が設けられ海外からの投資も徐々に増えてきているとのこと。
ラオス飯屋台が27店舗も!飲食ブースでラオス料理を物色
大賑わい!飲食ブースの様子
さて、お腹も空いてきました。
そろそろ、飲食ブースに行ってラオス料理を物色してみましょうかー♪
飲食ブースは、ラオス料理の屋台を中心に27店舗が出店。
かなり充実した店舗数です★
ラオスのビール「ビアラオ」PRのお兄さん
ラオスと言えば、「ビアラオ」
ラオスに行った時、この「ビアラオ」の美味しさに感動した記憶があります。
のっけから「ビアラオ」PRのお兄さんが登場です!
売り子がたくさん!「ビアラオ」のブース
「ビアラオ」のブース。
日本正規代理店の寮都産業の屋台です。
売り子さんがズラリ!みんな「ビアラオ」を連呼していましたー★
米のビール「ビアラオ」
「ビアラオ」と「ビアラオゴールド」
サイワ(ラオスソーセージ)
「ビアラオ」のトレー
「ビアラオ」は、ラオスの国内シェア90%以上と言われる、ラオスの国民的ビール。
ラオスのビールと言ったら「ビアラオ」一択!これしかありません!
スッキリとしていてコクがあり、アルコール度数は5.0〜6.5。
材料としてお米が使われているのが特徴です。
東南アジアで一番美味しいビールとの呼び声も高い「ビアラオ」。
かの、モンドセレクションも受賞しているビールです★
輝く!GOLDな味わい!「ビアラオゴールド」
「ビアラオ」のビールは3種類。「ビアラオ」と「ビアラオゴールド」「ビアラオダーク」です。
特にこの「ビアラオゴールド」は、近年登場した新しいビールで、独特の香りと甘みのある「カオカイノイ」というラオス原産のお米が材料として使われています。
ラオス料理屋台がたくさん!
カオニャオ(もち米)、ラープ、ピンカイ(焼き鳥)
ラオス料理はタイ料理に似ています。
焼き鳥、ラオス風焼きご飯、ラープバーガー
マンゴーかき氷もあります。
たくさんあったラオス料理の屋台。
何を食べようか迷います。
ラオス料理は、地理的に近いタイ東北部「イサーン」の料理に似ています。
主食はもち米(カオニャオ)、「ティップ・カオ」と呼ばれるふた付きの丸い籠に入れて出されます。
お料理にはハーブやスパイスが多用され、特にレモングラスがよく使われます。
ラオス料理の代表と言えば「ラープ」(ひき肉の香草炒め)
ひき肉を細かく切ったレモングラスとパクチーやミントなどの香草を混ぜて炒めたお料理です。お肉は、牛肉や鶏肉、豚肉など様々なお肉が使われます。
ラオス本場の味「サバイディー」
ラオスフェスティバル2年連続人気ナンバーワンのお店
クアミー、カオピエック、カイペーン
こちらは、ラオスフェスティバル2年連続人気ナンバーワンのお店「サバイディー」
「サバイディー」とは、ラオス語で「こんにちは」という意味です。
お店は、かなり行列ができていましたが、人気ナンバーワンのお店、やっぱりここのお料理を食べてみたい!
ということで、食べるお料理のメインはここに決定!
行列に並ぶことにしました。
在日本ラオス文化センターの屋台
ピンカイ(焼き鳥)
バナナのちまき
鶏肉がジュージュー、美味しそう♪
美味しそうなものがたくさんあって迷います
他のお店も、だいたい売られているお料理は似たもの。
「ピンカイ(焼き鳥)」「サイウア(ラオス風ソーセージ)」「タムマークフン(パパイヤサラダ)」「カオプン(カレーソーメン)」「ラープ」「カオニャオ」「カオ・ピャック・セン(ラオス風うどん)」「コアミー(ラオスやきそば)」などなど、ラオス料理がいろいろ?
どれも美味しそうです♪
かなり美味しい!ラオスのお料理を堪能する
「ビアラオゴールド」(600円)
こちらは「ビアラオ」(500円)
お飲み物はもちろん「ビアラオ」
「ビアラオゴールド」と「ビアラオ」、どちらもとても美味しい♪
さすが、東南アジアいち美味しいビールと呼ばれるだけはあります。
お米のほのかな甘みが良い味出しているんです★
現地のラオスでは、ビールに氷を浮かべて飲まれることが多いですが、暑いラオスだと、氷入りのビールがなぜか美味しいんですよね〜。
ラオス川海苔「カイペーン」(300円)
これは、ラオスの川海苔「カイペーン」
メコン川で採れた藻を使ったルアンパバーンの名物だそうです。
今回初めて食べましたが、これがむちゃくちゃ美味しい!
パリパリの味付け海苔にゴマがたくさん!乾燥したニンニクなども載っかっていて、旨み抜群!
何枚でもいただけちゃいそうな、最近食べた中では一番の発見でした★
「4品盛り合わせ」(焼き鳥+焼きそば+ラープ+ご飯)500円
「4品盛り合わせ」(焼き鳥+焼きそば+ラープ+ご飯)
ラオスの定番料理の盛り合わせです。
「ピンカイ(焼き鳥)」「コアミー(ラオスやきそば)」「ラープ(ひき肉の香草炒め)」「カオニャオ(もち米)」、どれも、これぞラオスといったお料理。
ラオス飯、どれもこれも美味しいです♪
ハーブソーセージ(サイウア)400円
こちらも「サイウア」(500円)
「サイウア」(ラオス風ソーセージ)です。
スパイス&ハーブの効いた「サイウア」は、独特の風味があって、辛くはないのですが、とってもスパイシー!
ビールにとっても合います♪
「カオ・ピャック・セン(ラオス風うどん)」(400円)
「カオ・ピャック・セン」(ラオス風うどん)
米で作られた、もちもちとしたうどんのような麺が、あっさりとしたスープの中に入っています。
ハーブやスパイスの旨みがしっかり効いていて、具材のチキンともベストマッチ!
ベトナムの「フォー」にも似ていますが、ちょっと味付けはタイにも近い感じ。
抜群の美味しさです♪
在日ラオス人たち大盛り上がり!メインステージで行われていたラオス歌謡ライブ
ラオス大使館文化ブース
ラオスの布「パービアン」がズラリ!
美しい刺繍のパービアン
お食事を終えて、メインステージの方へと歩いていくと、ラオス大使館の文化ブースを見つけました★
ラオス大使館のブースには、ラオスの伝統肩掛け布「パービアン」がたくさん売られていました!
見る度にうっとりとしてしまう緻密で繊細な浮織紋様。
かなり魅力的でしたが、お値段が結構したので購入は断念。。
パービアンの記事はこちら↓
ラオスの高僧が来ていた「在日本ラオス協会」ブース
「在日本ラオス協会」ブース
こちらは、「在日本ラオス協会」のブース。
ラオスの高僧が来日していました!
皆様の幸せを願い、「バーシー」の儀式を行ってくれた模様。
「バーシー」とは、出生や結婚、死別や歓迎、送別、厄払いなど、人生の節目の際に行われる、古来からの精霊信仰が元になっている儀式です。
ラオスは上座部仏教を信仰している人が多いですが、「バーシー」は、ラオスの日常生活に欠かせないものであるのだとのこと。
たくさんの在日ラオス人たちが、「在日本ラオス協会」のブースに集まってきていました。
メインステージではラオス歌謡が
「メインステージ」です。
メインステージでは、ラオスから来日したミュージシャンや民族舞踊団。それと、スペシャルゲストとして、庄野真代やサンプラザ中野なども登場していた模様。
訪問した時は、ちょうどラオスの民族舞踊団による舞踊と歌謡が行われていました。
在日ラオスの方たちがステージ前で大盛り上がり!
メインステージ前には、在日ラオスの方たちが大集合!
民族舞踊団の舞踊と歌声に合わせ、一緒に踊ったり歌ったり、大盛り上がりでしたー★
ラオス雑貨から食材、ラオス料理、ラオス音楽・舞踊まで。
ラオスを丸ごと体験できる「ラオスフェスティバル2016」
大満足のイベントでした〜★
「ラオスなんて国よく知らない」なんて言うことなかれ。
来年は、一度行ってみてください。きっと楽しめると思います。
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