ミャンマー(Myanmar・ျမန္မာ・Bama・ဗမာ)最大の都市、ヤンゴン(Yangon・ရန်ကုန်)。
夜、この町に到着した私は、夕食を食べに外出するついでに、ダウンタウンの中心にある「スーレー・パゴダ(スーレー・パヤー)」 (Sule Pagoda) を見に行きました。
黄金の「スーレー・パゴダが夜の闇の中、キラキラと輝いていました。
バンコクから到着したタイ航空TG305は、18:40にヤンゴン国際空港に到着。
入国手続き、両替(50ドル=42800K「チャット」)を済ませ、タクシーを手配(10ドル)。40分ほどでダウンタウンにあるホテル「セントラル・ホテル・ヤンゴン」に到着しました。
ホテルから「スーレー・パゴダ」までは600mほど。交差点の角を曲がるとすぐ黄金の仏塔が目に入ってきます。
8月の雨期のヤンゴン、町は雨に濡れていました。
「スーレー・パゴダ」です。
黄金の仏塔が照明に照らされてキラキラと輝いています。
仏塔の高さは46m、「スーレー」とはパーリ語で”聖髪”という意味で、仏塔内には仏陀の遺髪が納められているといわれています。「スーレー・パゴダ」は伝説によると2500年以上も前に建てられたのだそうです。
「スーレー・パゴダ」は、ヤンゴンの市街の中心にあり、ヤンゴンの町は「スーレー・パゴダ」を中心に作られています。
このパゴダは、ミャンマーの政治・理念の中心地であり、1988年の「8888民主化運動」や2007年の反政府デモの拠点となったそうです。
境内に入ります。入場料は2ドル、カメラ撮影料は1ドルです。
パゴダの中は土足厳禁なので、入り口で靴を預けます。靴下もNG。
10Kほどお布施を払って預けました。
夜の9時くらいになっていましたが、参拝している方がいました。
このパゴダには入り口が4箇所(東西南北)あり、八曜日の守護神がパゴダの周りに祀られています。パゴダの周りには円形に商店が並んでいて、その周りはロータリーになっています。
仏像の後光が電飾でキラキラと光っていて、かなりインパクトあります。
日本人から見たら安っぽく思えますが、ミャンマー人にとってはこれ以上ない華やかな飾り付けなのでしょう。
ミャンマーでは、電飾で飾られている仏像をよく見掛けました。
こちらも、かなりインパクトあります!
これは、「ピッタインダウン」
ミャンマー語で「ピット=投げる」「タイ=毎回」「ダウン=立つ」で、投げても毎回立つ、日本のダルマと同じようなもの。
「ピッタインダウン」は、縁起物としてパゴダや民家の門や塀などに置かれていることが多く、ミャンマーでは、至る所にこの「ピッタインダウン」がありました。
土産物用の小さなピッタインダウンも売っていました(↓)。
ヤンゴンの南インド定食屋でミールスをいただく♪
夜のヤンゴン、ダウンタウンの街並み。
夜になるとお店はすぐに閉まってしまい、通りは薄暗くなります。
暗闇にオレンジ色や白の裸電球が並ぶ様子は少し怖いですが、ヤンゴンはとても治安が良い町です。
夕食は、ホテルの近くにあった南インド定食屋さんで食べました。
南インドのカレー定食が2,400K(240円)。
カレーはかなり美味しく、店員もフレンドリーで外国人観光客が結構来ていました。
ヤンゴン滞在中は、夕食はいつもここで食べていました。
宿泊したホテル「セントラル・ホテル・ヤンゴン」
宿泊したホテル「セントラル・ホテル・ヤンゴン」
日本で予約して65ドル。
ちょっと部屋は薄暗いですが、ホットシャワー、テレビもあって、Wifiも繋げられます。ホテルの人は親切だし、カサを自由に借りられるので雨期のヤンゴンでは有難かったです。
ホテルの部屋から見たヤンゴンの街並み。
ヤンゴンで感じたことは、街に音楽がほとんど流れていないこと。
インドなど周辺の国では、音楽や祈りの放送などが鳴り響き、街が喧騒に包まれていたのですが、ヤンゴンは静かです。
それに、車がほとんどクラクションを鳴らさないことも印象に残りました。
旅行時期:2012年8月
コメント