JR大塚駅から徒歩2分。駅北側の飲食店街にある雑居ビルの5階に、ネパール料理のお店『カスタマンダップ』があります。
お店のオープンは2018年9月。新大久保のネパール料理の名店『アーガン』で働いていたシェフが独立オープンさせたお店とのこと。
『カスタマンダップ』の外観と店内の雰囲気

通り沿いに立つ看板
こちらが、通り沿いに立っているお店の看板。
お店は、建物の5階にあります。
エレベーターが5階に到着し、扉が開くと…。

お店入り口の祭壇?がすごい!
目の前にすごいのが現れました!
チベット仏教の神様、マハーカーラです(左)。右のが何なのかはわかりません。
真ん中の黄金色のチョルテンもとっても豪華!

店内に入ると、通路には「マニ車」が並び。

壁には、曼荼羅の描かれた「タンカ」が飾られています。
ネパール人経営のネパール料理専門店は、内装に凝る店が多いですが、この『カスタマンダップ』の凝り具合は徹底している感じ。

バーカウンターも煌びやか

立派なステージもあります。
ライトアップされたバーカウンターや工夫が凝らされた店内の照明。立派なステージにはスクリーンや音響機材もあり。
お金が掛かっています。繁盛していることが窺えます。

店内は広く最大100人入れるとのこと
店内の座席数は100席。テーブル席と座敷の席があります。
お客さんは、ネパール人のカップルやグループ、日本人のグループなど、10組くらい入っていました。
スタッフはホールに女性1人男性1人、厨房には男性2人。全員ネパールの方。
さて、座席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理を選びましょうか〜。
『カスタマンダップ』のメニュー














こちらが、『カスタマンダップ』のメニューです。
メニューは、シェフの出身店舗である『アーガン』同様、「ネワリボジセット」や「タカリディドセット」など、ネワール族とタカリ族の料理を中心とした構成。
バラやチャタマリなどの粉物、パニプリやサデコなどの軽食、スクティやチョイラ、セクワなどの肉料理、種類豊富なモモやチョウメン。もちろん、カレーもあります。
色々あって迷いましたが、今回選んだお料理は↓です。
- 「ミックス漬け物」(480円)
- 「スープラフィング」(800円)
- 「マトンのスパイス和え」(800円)
- 「タカリポークセット」(1,000円)
- 「タカリチキンセット」(900円)
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
「アルナ 8%」

「アルナ 8%」(650円)
まずは、お飲み物。
こちらは、「アルナ8」
「アルナ」は、ネパールのブランド「イエティ・ブリュワリー・リミティッド」が2015年に製造を開始したビール。醸造所は世界遺産の国立公園で知られるチトワンにあり、ヒマラヤの水が使われているとのこと。
「アルナ」とはネパール語でバッファローのことを意味。ラベルにはバッファローが描かれています。
アルコール度数が8.0%もあるストロングビールでかなり強め。コクと苦味に、仄かな甘味も感じさせる深みのある味わいで、なかなか美味♪
「ミックス漬け物」

「ミックス漬け物」(480円)
ビールを飲んでいると運ばれてきたのが「ミックス漬け物」
ミックスアチャールです。
ジャガイモやきゅうり、ニンジン、ダイコン、豆などの野菜をスパイスと胡麻で和えたスタンダードなアチャール。ほど良い辛さで美味しい♪

ビールとミックスアチャール
ビールとミックスアチャール。最強の組み合わせ!
ビールが進みます♪
「スープラフィング」

「スープラフィング」(800円)
続いてサーブされたこちらは、「スープラフィング」
初めていただく料理です。
メニューの説明によると、「ラフィング」はチベットのファーストフードでネパールでも人気のメニューだとのこと。その「ラフィング」を酢の入ったスープに入れたのが「スープラフィング」です。
もちもちの皮の中に辛いソースとベビースターラーメンみたいな乾麺、きゅうりなどの野菜が入っていて、皮のもちもち感と乾麺のクリスピー感の食感のコントラストがGood!
さらに、酸味の効いたガチ中華っぽいスープにつけて食べると絶品なのですが、この「スープラフィング」、超絶に辛い!!
ひと口食べただけでお口の中が火事状態になります(汗)
しかしながら、本当に美味しいので、ヒーヒー言いながらも箸を運ぶ手が止まらず。
「マトンのスパイス和え」

「マトンのスパイス和え」(800円)
お次は、「マトンのスパイス和え」
焼いたマトン肉をスパイスでマリネしたお料理。マトンチョイラです。
噛み応えのある硬めのマトン肉に甘辛いスパイスが纏わり付いていて旨味たっぷり!濃厚なお味。塩気も強めで、こちらもビールに合うお味。
この辺りでビールが無くなってしまったのですが、先ほどの「スープラフィング」の辛さにお口が耐えきれなくなってきてしまい、クールダウンアイテムを投入することに!

「ラッシー」(350円)
それでもって頼んだのが「ラッシー」
冷たくて甘いラッシー。
ラッシーのおかげで、お口の火事がかなり鎮火しました。
落ち着いたところで、メインのダルバートの登場です。
「タカリセット」

「タカリセット」
こちらが、「タカリセット」
カリガンダギ川周辺に住むタカリ族。その料理の美味しさはネパールでも有名。本国でも「タカリ」と名のついた有名レストランが多数存在する。
セット内容は、カレー、豆スープ(ダル)、ご飯(バート)、大根の漬け物(ムラコアチャール)、野菜のカレー(タルカリ)、青菜炒め(サーグ)、パパドゥ。
カレーは、二人でそれぞれ、ポークとチキンを選びました。
シンプルなビジュアルのダルバート。さっそくいただきましょう〜♪

ポークカレーとダル

チキンカレーとダル
ドロっとしたダルは、とろみがあって濃厚。塩気は控えめで食べやすいお味。
カレーは、脂っこさがあって濃厚なポークカレーと、トマトの酸味が効いたチキンカレー、どちらも味付け濃いめで、優しいお味のダルと好相性。
タルカリやサーグ、ムラコアチャールは、少し量が少なめな気もしましたが、シンプルで飽きの来ない味付けで、ダル(豆スープ)とバート(ご飯)、そして、カレーのお供として申し分ない役割を果たしてくれます。
仄かにティムルが効いたゴルベラコアチャール(トマトのアチャール)も美味。

シンプルなダルバートが美味しい♪
『カスタマンダップ』の「タカリセット」、シンプルなダルバートでしたが、それゆえに美味しい♪ 満足しました★

『カスタマンダップ』
大塚にあるネパール料理のお店『カスタマンダップ』
大久保『アーガン』出身のシェフが開いた、ネワール&タカリ料理をメインに提供するお店です。
ビールのつまみとして最高な「マトンチョイラ」や「ミックスアチャール」。激辛だけど食べる手が止まらない「スープラフィング」。シンプルであるが故に旨いダルバート「タカリセット」など、どのお料理も安定感のある美味しさ♪
凝りに凝ったネパール感満点の店内装飾も見応えあります★
『カスタマンダップ』は、ネット予約出来ます!
『カスタマンダップ』は、ネット予約することが出来ます!
週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。
※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。
『カスタマンダップ』の地図・アクセス・営業時間
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