池袋北口にある“ガチ中華”フードコートの先駆け『友誼食府』。
その4号店『友誼食府新大久保店』が2023年12月1日、新大久保の通称“イケメン通り”沿いにオープンしました。
お店は、以前アジア食材店があった場所。2階に韓国料理店『韓マウンクラス』がある建物の1階です。
新大久保にもオープンした「友誼食府」の4号店
『友誼食府新大久保店』の外観
こちらが、『友誼食府新大久保店』の外観です。
夕飯時の新大久保。韓流目当ての女性たちを中心に、大久保通りもイケメン通りも道沿いのお店は大混雑でしたが、ガラス戸越しに見える、ここ『友誼食府新大久保店』は、なんだかガランとした雰囲気。
グルメ街「舌の先の美味しいさ!」
『友誼食府新大久保店』の店舗は3店舗
こちらは、店頭にあった『友誼食府新大久保店』の案内看板。
新大久保店の出店店舗は3店舗(四川料理・台湾料理・西安料理)。
「友誼食府」は、池袋の本店、立川の2号店、松戸の3号店があり、3店舗とも食材店が併設されているのですが、ここ新大久保店に食材店は無い様子。
地下1階にもグルメ街がある様子
店頭には、地下1階グルメ街の看板もありました。
ネットの情報によると、『友誼食府新大久保店』は1階だけでなく、地下1階にも店舗があるようですが、まだ準備中でオープンはしていないのだとのこと。
地下は4店舗あるようです。それぞれ、どこの料理のお店なのかは看板を見ただけだとわからないですが、一番上のは「揚州」という文字が見えます。2番目は「臭豆腐」とあるので台湾でしょうか? 3番目は肉串や餃子などがあるから北の方かな? 一番下は軽食のお店っぽいです。
さて、さっそく、1階の店内へと入っていきましょう〜♪
『友誼食府新大久保店』の店内
こちらが、『友誼食府新大久保店』の店内です。
店内スペースは結構広いですが、フードコートとしては小ぶりな感じ。
座席はテーブル席のみで26席。簡素なテーブルと椅子ですが、席間はゆとりがあります。お客さんは、4組8人くらい。日本人のお客さんが多めな感じ。
さて、『友誼食府新大久保店』の出店店舗ですが、↓の3店舗です。
- 四川料理の本舗『香辣妹子』
- 台湾本格料理『台湾お母さん』
- 西安名小吃 凡記好味道『凡記』西安肉
席を確保し、さっそく各屋台に張り出されたメニューを物色開始!
四川料理の本舗『香辣妹子』
こちらは、『香辣妹子』(シャンラーメイズ)。四川料理のお店です。
本店は巣鴨にあり、「友誼食府」の池袋本店、立川店にも出店を出店しています。
以前、池袋本店に行った時は、「口水鶏麺」(よだれ鶏麺)をいただきました。
池袋の本店や立川店にも出店しています。
中華パンケーキが美味しそう♪
『香辣妹子』定食メーニュー
鶏スープ麺
3店舗の中で、この『香辣妹子』が一番頑張っている感がありました!
出店にパンダのぬいぐるみとか色々飾り付けがされていたり、お料理の写真が所狭しと貼られていたり、別途日本語で書かれたメニューをテーブルの上に置いていたり、女性店員さんも一番活気溢れている印象。
西安名小吃 凡記好味道『凡記』西安肉夾饃
こちらは、『凡記』(ファンキー)。西安料理のお店です。
本店は池袋にあり、「友誼食府」とは別の池袋中華フードコート『食府書苑』に出店を出店しています。
『食府書苑』では、「油溌ビャンビャン麺(ヨウポービャンビャン麺)」をいただきました。
当店のすべての食べ物は手作りです。
『凡記』は、店名のサブタイトルに「西安肉夾饃」と書かれている通り、丸いパンの中に肉を挟んだ「肉夾饃」(ロージャーモー)というお料理が人気メニューである様子。
台湾本格料理『台湾お母さん』
こちらは、『台湾お母さん』。名前の通り台湾料理のお店です。
本店はどこかはわからないですが、以前は板橋のアパホテルに出店していたのだとのこと。
臭豆腐が目を引きます。デザートも「双色QQ球」や「ピーナツ豆腐スープ」「黒蜜タピオカ」など充実しています。
GET RICH INTO STORE
いろいろ考えた挙句、選んだ料理は↓です。
- 油溌(ヨウポー)ビャンビャン麺(凡記)
- 四川旨辛刀削麺(香辣妹子)
- 桂花酒酿冰奶(香辣妹子)
- ジンジャーエール(香辣妹子)
この時は別のお店のランチをたくさん食べてしまい、あまりお腹が空いていなかったということもあり、辛い麺料理なら食べられそうということで、汁なしの「ビャンビャン麺」と、汁ありの「刀削麺」を頼むことにしました。
お飲み物は、「香辣妹子」でおすすめされた「桂花酒酿冰奶」という飲み物と、普通にジンジャーエール。
『友誼食府新大久保店』の注文方法
注文の流れ
さて、お料理の注文ですが、レジ前には上の写真のような「注文の流れ」が書いてあったものの、実際のところは、注文して料理が届き、食べ終えた後にレジで会計をするという普通のレストランと同じ流れでした。
たぶん、お客さんが少ないから、簡略化されているのだと思います。お客さんが多い時は上の写真の流れでの注文になるのかもしれません。
兎にも角にも、注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
『凡記』の「油溌(ヨウポー)ビャンビャン麺」と、『香辣妹子』の「四川旨辛刀削麺」
「桂花酒酿冰奶」
まずは、お飲み物。
「香辣妹子」の店員さんにおすすめされた「桂花酒酿冰奶」です。
お店のメニュー版には、金木犀、甘酒ミルク飲料(はちみつ+金木犀+ジャスミン茶と牛乳)と書かれていました。
お味は、ミルクにほんのりとした甘さと甘酒っぽい風味。そんなにインパクトある飲み物ではありませんでしたが、さっぱりしていて美味しいです♪ 脂っこいお料理のお供としてはいい感じ。
「ジンジャーエール」
こちらは、カナダドライの普通の「ジンジャーエール」
飲み物を飲みながら待っていると、しばらくしてからお料理が運ばれてきました!
「油溌(ヨウポー)ビャンビャン麺」
まずは、『凡記』の「油溌(ヨウポー)ビャンビャン麺」です。
「ビャンビャン麺」は、このお料理の名前だけに使われるという「ビャン」という漢字が58画もあるということで有名な麺料理。
「ビャンビャン麺」の麺は、小麦粉に水と食塩を加えてこねて生地を作り、茹でる直前に両手で2,3cmくらいの幅に平たく伸ばして成形して作るのだそう。
この成形のパフォーマンス、池袋の『食府書苑』では見ることができたのですが、ここ『友誼食府新大久保店』では、見ることが出来ず。
『凡記』の店員さんも、麺職人では無さそうな女性の方だったし、出来上がった麺をこちらに運んできているのでしょうか?
兎にも角にも、ここで麺伸ばしをしていないとしても、見た目はめちゃくちゃ旨そうな「油溌(ヨウポー)ビャンビャン麺」
ちなみに、「油溌(ヨウポー)」とは、茹でた麺の上に唐辛子や刻みネギなどをかけ、それに熱したピーナッツ油をかけて香りを出す、陝西省咸陽市周辺で主流のビャンビャン麺の食べ方。
この「油溌(ヨウポー)」の油の香ばしさがたまらなく美味しいのです!
もちろん、「油溌(ヨウポー)」は、しっかりこのお店でやっていました(ジュッ!という油を入れる音が聞こえました!)。
麺を混ぜたところ
食べる前に、上に掛かっている「油溌(ヨウポー)」を下の麺と混ぜて。
「ビャンビャン麺」にしっかりと油が絡んだところで、さっそくいただきます!
一本の麺がすごく長いです。
「ビャンビャン麺」は、麺の長さが長いのが特徴。
長いものだと麺の長さが1mになることもあるのだとか。
お味はと言うと、言わずもがな絶品♪
コシの強い「ビャンビャン麺」の食感と、「油溌(ヨウポー)」の油の香ばしさがたまりません! 底にたまったスープの酸味もGood!
う〜ん、美味しい★
「四川旨辛刀削麺」
続いて、『香辣妹子』の「四川旨辛刀削麺」
今回は、トッピングは、香辣/サンラー刀削麺(肉無し)を選んだので、主だった具材は上に掛かった挽き肉のみ。
真っ赤なスープが食欲をそそります。さっそく、いただきましょう〜♪
お肉は硬めの挽き肉
まず、スープが旨い! ほど良い辛味と、ほんのりと感じられる八角などのスパイスの風味。そして、肉の旨味がスープに沁み込んでいます。
コシのある刀削麺の麺は言わずもがな美味! 挽き肉のお肉が少し硬めでしたが、お肉の旨味はしっかりと感じられ、刀削麺とのマッチングがベストです♪
こちらも美味しい〜★
『友誼食府新大久保店』
新大久保にオープンした“ガチ中華”フードコート「友誼食府」の4号店『友誼食府新大久保店』
今回は、『凡記』の「油溌(ヨウポー)ビャンビャン麺」と、『香辣妹子』の「四川旨辛刀削麺」をいただきましたが、どちらも間違いのない美味しさ♪
現在は1階に3店舗。今後、地下1階に4店舗が加わるそうなので楽しみです★
オープン間もない今はまだ空いているので狙い目。大混雑のイケメン通りを眺めながら、ゆったりと“ガチな”中華を堪能できます♪
◉『友誼食府新大久保店』の地図・アクセス
- 住所:東京都新宿区大久保1-15-12 横田ビル 1F
- アクセス:JR「新大久保駅」より徒歩4分
- 営業時間:11:00~22:00
- 定休日:なし
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