コロナ禍で海外に行けない。
じゃあ国内に。国内のどこへ行く?
そうだ!遺跡を見よう♪
ってことで、日本建国の礎の地、奈良・飛鳥に行ってみることにしました★
プランは2泊3日で、初日に長谷寺訪問。2日目に飛鳥の遺跡巡り。京都と奈良の南インド料理店2店舗も訪問です。
新幹線で京都へ
新幹線で京都へ
朝、新幹線に乗って東京を出発!
金曜日の指定席の乗車でしたが、座席は余裕あり。三人掛けシートがなるべく2人のみになるように、JRもコロナ対策してくれているみたいです。
京都までは2時間ほど。
景色を見ているうちにあっという間に到着しました!
京都市営地下鉄烏丸線で烏丸御池下車
京都で下車し、京都市営地下鉄烏丸線に乗り換え、南インド料理店『タルカ(TADKA)』を目指します。
烏丸御池駅
こちらが、『タルカ(TADKA)』最寄駅の烏丸御池駅。
京都から3つ目で5分ほど。
久々の関西でしたが、駅の案内表示や広告、車内の風情など、どこか関東とは違った印象で、プチ異文化圏に来たって感じ。新鮮です♪
京都の南インド料理店『タルカ(TADKA)』
南インド料理店『タルカ(TADKA)』
烏丸御池駅から徒歩5分ほど。
小さな企業の事務所やマンションなどが建ち並ぶ一画に南インド料理店『タルカ(TADKA)』はあります。
京都で美味しいミールスがいただけると評判のこのお店、前々から行ってみたいと思っていましたが、ようやく訪問することができました!
並ぶと聞いていたので、開店20分前の11時40分頃に訪問。平日だったせいか行列は5組ほど。
『タルカ(TADKA)』の店内
センスがいいです♪
南インド料理店『タルカ(TADKA)』の店内です。
センスの良い内装や飾り付け。南インドな雰囲気に溢れています★
「スペシャルミールス」1,450円
こちらが、注文した「スペシャルミールス」
サンバルもラッサムもポリヤルも美味しかったですが、マラバール・パロタとマトンカレーのマッチングが最高でした♪
『タルカ(TADKA)』の詳細はこちら↓
近鉄を乗り継ぎ、長谷寺へ
京都市営地下鉄烏丸線で竹田へ
タルカで美味しいミールスをいただいた後は、いよいよ本日の目的地「長谷寺」へ♪
再び、京都市営地下鉄烏丸線に乗って竹田で近鉄に乗り換え。近鉄京都線と橿原線を乗り継いで長谷寺駅へと向かいます。
近鉄を乗り継ぎ、長谷寺に到着
烏丸御池から長谷寺駅までは、1時間40分。平日の午後のためか、電車はどの路線も結構ガラガラでした。
長谷寺駅のホーム
人がほとんどいません。
こちらが、長谷寺駅のホーム。
人がほとんどおらず、ガランとした感じ。
ホームからは紅葉で色付いた山並みが見渡せます★
長谷寺駅
長谷寺駅前の風景
長谷寺駅の駅舎です。
ここから歩いて長谷寺へと向かいます。
お寺までの所要は15分ほど。
空模様が怪しくなってきており、ポツポツと雨が降り始めてきましたが、兎にも角にも、出発です!
長谷寺の門前町を歩く
階段を降りて長谷寺へと向かいます。
静かな風情の街並み
駅前から階段を降りて歩いて行きます。
静かな風情の町並み。昔ながらの民家が並びます。
ひと気はほとんどありません。
味のある古民家
通り沿いにはこんな味のある古民家が建ち並んでおり、宿になっている所もあります。
ここで、雨が少し激しくなってきました!
コンビニもないし、どうしようと思っていたところ、通り沿いにビニール傘を売っている商店を発見!
「助かった〜!」と思い、購入。傘は200円でした。安い!
しかしながら、購入して歩き始めた途端、雨は小降りに。。
結局、旅行中、傘はほとんど使わないことになってしまいました(涙)
長谷寺の門前町
駅から歩き始めて15分ほど。
土産物屋や宿が並ぶ長谷寺の門前町に辿り着きました。
土産物屋がたくさん!
「くさ福餅」のお店
通りには土産物屋がたくさん!
長谷寺名物の「くさ福餅」を売るお店が多かったです。
食べたい気もしましたが、先ほどミールスを食べたばかりでお腹いっぱいだったので、残念ながら今回はスルー。
「長谷寺」到着!「仁王門」をくぐり、993段の「登廊」を登る
長谷寺の入り口
門前町を抜けると、長谷寺の入り口が現れます。
さっそく境内の中へと入っていきましょう〜♪
長谷寺の参道
「長谷寺」は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派の総本山の寺院。
大和と伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹にあり、創建は奈良時代の8世紀前半と推定されています。
古くから観音信仰の聖地とされてきたこのお寺。春は7,000株もの牡丹が咲き乱れ、「花の御寺」とも呼ばれます。
お伽話「わらしべ長者」の舞台としても知られています。
仁王門
入り口から参道を進んでいくと、立派な木造の門が現れます。
「仁王門」です。
長谷寺の総門で、両脇に仁王像が立つ、入母屋造、本瓦葺き、三間一戸の楼門で、平安時代の初頭に建立されました。
現在の門は、明治18年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
長谷寺は真言宗豊山派の総本山
仁王門をくぐると登廊が
仁王門をくぐると、ゆるやかな長い階段が現れます。
こちらが、長谷寺の名物でもある「登廊(のぼりろう)」です。
木造の柱と屋根に覆われた石造りの階段。それが延々と続く様子はインパクトあります!
こちらも、国の重要文化財に指定されています。
399段の階段を登っていきます。
「登廊」の階段は全部で399段あります。「登廊」は下登廊、中登廊、上登廊の3つの廊に分かれていて、上の登廊に行くほど階段の段が高くなります。
写真は下登廊の階段ですが、この階段の段差が低くてとっても登りづらい!!
下登廊を上がったところの踊り場
下登廊を上がったところの踊り場に辿り着きました!
紅葉が綺麗です。
踊り場からは美しい紅葉が見えました。
階段に積もったモミジが綺麗です★
中登廊、上登廊と上がって、
あともうひと頑張り!
中登廊、上登廊と上がっていきます。
階段の段差が少し高くなって登りやすくなりました♪
本堂に到着!
399段の階段を登り切り、ようやく本堂に到着!
国宝に指定された「本堂」を参拝
本堂の内部へ
長谷寺の「本堂」は奈良時代に創建されましたが、その後幾度となく焼失し、現在の建物は江戸時代の慶安3年(1650年)に建てられたもの。
本堂は、国宝に指定されています。
右手には観音像のある正堂がありますが、撮影禁止
本堂の中に入ると、右手に「正堂」があり、そこに巨大な観音像が立っています。
長谷寺のご本尊「十一面観世音菩薩立像」です。
右手に錫杖、左手に水瓶を持った木製の立像で、像の高さは10メートル以上。
木製の仏像としては日本で最も大きな仏像であるのだとのこと。
荘厳な空間の中で、穏やかな微笑を湛えながら見下ろしている観音像の御姿。
なんだか、有難い気分にさせられます。
ちなみに、春と秋の年2回に行われる「特別拝観」では、普段は入ることができない正堂内に入り、観音様の御足に直接触れながらお参りすることができるのだとのこと。
礼堂とその向こうの紅葉の風景
こちらは、本堂にある「礼堂」。
磨き上げられた板張りの床に柱が並び、その向こうに紅葉の風景が広がっています。
美しい光景です★
この礼堂では、毎朝6時30分から数十名の僧侶たちがお経を詠む、朝の勤行が行われていて、一般の人でも参加できるのだとのこと。
機会があれば、ぜひ一度、参加してみたいです。
礼堂の踊り場からは美しい紅葉が見えました。
紅葉の向こうに五重塔が見えます。
長谷寺の紅葉風景
本堂を出て、礼堂の踊り場へ。
長谷寺の本堂は、京都の清水寺と同じく、崖の上に舞台が迫り出した「懸造(舞台造)」となっています。
舞台から見える風景は美しいのひと言★
本堂は清水寺と同じ懸造りです。
本堂の外観
五色幕がカラフル
向こうに観音像(日本最大級)がちょこっと見えます。
舞台の上から本堂を眺めたところです。
カラフルな五色幕の向こうに、板張りの礼堂があり、その向こうに、鈍い黄金色に輝くご本尊「十一面観世音菩薩立像」の御姿がちょこっと見えます。
紅葉に彩られた「五重塔」
本堂の左手の階段から
本堂の左手の階段を下り、先ほど舞台の上から見えた「五重塔」を目指します。
灯籠に石の階段、赤く色づいた樹々。絵になる風景です♪
五重塔ともみじ
こちらが、長谷寺の「五重塔」
昭和29年(1954年)、戦後日本に初めて建てられた五重塔で、「昭和の名塔」とも呼ばれているのだとのこと。
端正なフォルムと深い朱塗りの色合いが美しい♪
もみじとのマッチングも見事です★
紅葉と本堂の向こうにたなびく煙も風情あり
五重塔から本堂を眺めたところ。
あいにくの曇り空だったので、夕暮れ時の夕陽が差し込む光景は見られませんでしたが、曇天の中に佇むお寺の風情もなかなかよかったです。
紅葉も十分鮮やかで、堪能できました★
ちなみに、長谷寺では、春は桜や牡丹、夏は紫陽花や新緑、冬は寒牡丹や雪景色など、四季折々の風景を楽しむことができます。
また、毎年旧正月14日には、巨大な松明を担いだ赤鬼、青鬼、緑鬼を法力で退散させるお祭り「だだおし」が行われ、多くの参拝客が集まるとのこと。
だだおしの動画(公式チャンネル)
石畳と白壁
石垣の苔の緑とつつじの赤と塀の白
広大な境内には様々な建物があります。
長谷寺は、広大な境内に様々な施設がありますが、そろそろ拝観時間の終了の17時に近づいてきました。
坂道を下り、駅への帰路を急ぎましょう。
「長谷寺」、見応えのある建築と有難い御本尊、美しい紅葉の風景など、とっても魅力的なお寺でした。
平日の訪問であり、コロナの影響もあるのかもしれませんが、観光客の数が多くなく、ゆっくりとお寺の風情を楽しめるのもGoodです★
【長谷寺 入山案内】
●入山時間
8:30〜17:00(4月〜9月)/9:00〜17:00(10月〜11月・3月)/9:00〜16:30(12月〜2月)※牡丹まつり期間等時間延長あり●入山料金(個人)
大人:500円/中・高校生/500円/小学生:250円 障害者手帳提示:250円 ※同伴者1名に限り障害者料金適応
夕暮れの門前町を歩いて長谷寺駅へ
門前町に並ぶ土産物屋
長谷寺を出て、夕暮れの門前町を歩いて駅へと向かいます。
人影はほとんどなし。土産物屋さんの経営を心配してしまうほどの人のいなさです。
渋い理容室「カリヤマ」
駅への通り道にあった渋い理容室「カリヤマ」
味があるお店ですね♪
お客さん、ひとり、入ってました★
ここで傘を買いました。
こちらは、行きの時、傘を買った商店「ファミリーショップ・ナカヤマ」
長谷寺界隈の町並み
夕暮れ時の長谷寺界隈の街並み。
風情あります♪
ライトアップされた夜の風景も見てみたいものです。
夕方の長谷寺駅
15分ほど歩いて、長谷寺駅に到着!
ひと気のない改札口、煌々とした明かり。郷愁を感じさせる光景。
哀愁漂う夕暮れのホーム
夕暮れの長谷寺のホームです。
ここから、近鉄大阪線と橿原線を乗り継いで、本日の宿泊地である橿原神宮前へ。所要は30分ほどです。
ホテル「THE KASHIHARA (ザ 橿原) 」でディナー
ホテル「THE KASHIHARA (ザ 橿原))」のロビー
こちらが、宿泊したホテル「THE KASHIHARA (ザ 橿原))」のロビーです。
「THE KASHIHARA (ザ 橿原))」は、ホテル検索サイトでネット予約。
一泊2食付きスタンダードルーム(34,000円)がGoToトラベルキャンペーンで13,090円割引になり、24,310円!
6,000円分の地域クーポンも付いているので、かなりお得です♪
ホテルは近鉄の橿原神宮前駅の駅前にあって最高の立地。温泉大浴場もあり、飛鳥観光の拠点としては抜群のホテルでした★
チェックインし、お部屋に荷物を置いて、さっそく地下1階のお食事処へ。
ホテル「THE KASHIHARA (ザ 橿原))」のレストラン
こちらが、ホテル「THE KASHIHARA (ザ 橿原))」のレストラン。
スタッフのマスク着用はもちろんのこと、入店前の検温とアルコール消毒、テーブル間の間隔も確保され、テーブル席も対面にならないようにするなど、コロナ対策がなされていました。
本日のお献立
こちらが、本日のお献立。
達筆過ぎて読みづらいですが、秋の旬の素材を使ったお料理が出てくる模様。
楽しみです♪
白ワイン
食前酒で梅酒をいただいた後、お飲み物は白ワインをチョイス。
辛口かつフルーティーでさっぱりとした美味しいワインでした★
ワインをいただいていると、さっそくお料理が次々と提供されていきます。
南禅寺蒸し
秋彩楽盛
秋の様々な素材を使った12品のオードブル。味、食感、見た目、それぞれバラエティに富んでいて美味しい♪
松茸と色々きのこ 鱈出汁と鶏のスープ
こちらのスープがとっても美味しかったです♪
松茸の香りと、さっぱりとしたすだちの酸味、肉団子の味わいがたまりません!
海の恵み三種あしらい
海老天婦羅 子持ち鮎唐揚げ
子持ち鮎唐揚げがGoodでした★
シンプルに塩とレモンで味付けして、素材の旨さが引き立ちます♪
合鴨里芋饅頭菊花あんかけ
栗と茸の釜飯 香の物 赤出汁
名物月目玉焼き
デザートの名物月目玉焼きは、ババロアのような白身の中に、黄身は夕張メロンゼリーを使っています。
う〜ん、美味しい★
秋の旬の食材を使った、ホテル「THE KASHIHARA (ザ 橿原))」のお夕食、最高に美味しかったです♪
ホテル「THE KASHIHARA (ザ 橿原))」のお部屋
大浴場で温泉に浸かり、ベッドでゆっくり就寝。
翌日は、朝から飛鳥の遺跡巡りです★
奈良・飛鳥旅マップ
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