西アフリカの国「セネガル」。その首都「ダカール」は、でフランス語圏西アフリカの商業の中心都市。西アフリカ旅行の玄関口であり、セネガルは、西アフリカの中でも治安の良い国として知られています。
今回は、「ダカール」の海岸の夕陽です!
若者たちが運動する、ダカールの海岸
ダカールの海岸、海は大西洋。
「バマコ」から「ダカール」に戻りました。
ダカールはバマコと比べるとかなり涼しいです。空港から町までのバス、窓から入り込む風が心地いい♪
宿に着くと、従業員のお兄ちゃんが歓迎してくれました。蚊帳を一緒に買いにいってくれたチュニジア人のマネージャーも出てきて、
「どうしたんだ? 2週間の予定じゃなかったのか」
と聞いてきました。
「マリは暑くてだめだった」
と言うと、笑いながら「ポンッ!」と肩を叩かれました。
ともかく無事にダカールに着いて、私はホッとしました。
夕暮れ時、海岸にはたくさんの人々が集まってきます
浜辺で運動する人々
泳ぐ人はあまりおらず、みんな浜辺で体を動かしています
市の中心にある「ポンピドー大通り」から15分ほど歩くと、紺碧の大西洋の海が見えてきます。
夕方、私は海岸へ向かいました。
海岸の崖の上からぐるっと湾になった砂浜を見下ろすと、そこには大勢の若者たちが運動をしている様子が見えました。
腕立てや腹筋をする者、ランニングをする者、黒い肉体が躍動しています。
ランニングしたり、腕立てやスクワットをしたり
拳法の型を見せてくれたイケメン青年。かわいい彼女も一緒です。
サッカーをする若者たち
崖の上では、サッカーを楽しむ若者たちがいました。
ボールを蹴るセネガル代表のユニフォームを着た少年たち。
セネガル代表は、ワールドカップ・フランス大会で躍進しました。
セネガルの人たちは、みんなサッカーが大好きです。
大西洋に沈む、ダカールの夕陽
夕暮れのダカールの海岸
バマコから戻って、ダカールには2日ほど滞在しました。
特にやることもなかったので、手紙を書いたり、カフェで本を読んだり、海岸や街中をぶらぶらと歩いたりしてのんびりと過ごしました。
パリへのフライトを翌日に控えた夕方、私は最後のアフリカの日没を眺めるため、この海岸を訪れました。
大西洋にアフリカの夕陽が沈みます
大西洋を望む浜辺。
徐々に陽は落ちていき、海はオレンジ色に染まっていきます。
浜辺で黙々と運動をし続ける若者たち。
空は茜色から紅色、紫色へと刻々と色を変えていき、彼方へと広がる海にそのグラデーションを映し出しています。
ダカールの海岸に沈む夕陽
アフリカともお別れです。
短い滞在でしたが、思えばいろんなことがありました。
ユッスーのライブも見たし、派手なマサール氏と歩いたゴレ島も楽しかったです。
灼熱のバマコの町も今では懐かしい思い出。
アフリカの水を飲んだ者は、また再びアフリカを訪れるといいます。
また、いつか来たいな。そう思います。
真っ赤な太陽は水平線の向こうに沈み、あたりは次第に闇に包まれていきます。
黒い若者たちは闇の中、いつまでも運動をし続けていました。
旅行時期:2003年3月〜4月
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