ポンディバワン(武蔵新田)|“インド料理の神様”が作る絶品南インドミールス

ポンディバワン(武蔵新田)|“インド料理の神様”が作る絶品南インドミールス

武蔵新田、ポンディバワン 南インド料理
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東急東横線の多摩川駅とJRの蒲田駅を結ぶ東急多摩川線。

住んでいる人以外はまず利用しないであろうこの路線の、これまた降りる機会がまずないと思われる「武蔵新田」という駅。

しかし、ここには「南インド料理好きなら必ず訪れるべき!」と言っても過言ではないお店があるのです。

武蔵新田駅から徒歩1分、環八通り沿いにある南インド料理店『ポンディバワン』です!

武蔵新田、ポンディバワン

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東京の外れ、武蔵新田にある「インド料理の神様」のお店

武蔵新田、ポンディバワン医食同源の看板

 

この『ポンディバワン』、2010年春に開店した当初は「南印度ダイニング」という店名で、中野にある同名の『南印度ダイニング』の別店的な感じだったそうです。

しかし、現在ではマスターシェフのアントニーさんの故郷、タミル・ナードゥー州の町「ポンディシェリー」の名を取って『ポンディバワン』に改名。

中野のお店とは違った、アントニーさん独自の料理を生み出し続けているのだとのこと。

 

そもそも、このマスターシェフのアントニーさん、かなりすごい料理人みたいです!

食べログの紹介文によると、15歳から料理人となり、南インドの4州の知事のお抱え料理長を20年間勤めたそうで、インド料理の神様とも呼ばれているのだとのこと。

来日は35歳の時、日本各地の有名レストランでシェフを歴任しつつ日本人の味覚を約15年間学び、晴れて2010年にこの『ポンディバワン』をオープンすることになったのだとか。

東京の外れの武蔵新田というマイナーな街に、こんなすごいお店が埋もれていましたー。

武蔵新田、ポンディバワン『ポンディバワン』の店内

 

『ポンディバワン』の店内です。

座席数は22席で全てテーブル席。オレンジ色を基調とした壁にはお料理の紹介やインドの地図や写真などがたくさん貼られています。

中野の『南印度ダイニング』に似た、落ち着いていて気取りのない雰囲気です。

シェフは、全て南インドの方でアントニーさん含め3名。

 

休日のディナータイムに訪問したのですが、しばらくすると席は満席になりました!

武蔵新田という、決してアクセスの良いとは言えない場所ながらこの人気。

さすがです★

武蔵新田、ポンディバワン『ポンディバワン』のミールスメニュー

武蔵新田、ポンディバワン辛さのレベル

『ポンディバワン』には、様々なメニューが存在しますが、今回は「ベジ・ミールスを注文。

「予約なしで、2名様より承ります。」とありますが、予約していきました。

お店のメニューには、ミールスについて以下のように書かれています。

南インドの正食、バナナ・リーフ・ミールス(フルサイズ)です。

冠婚葬祭や家族が集まった時など、何かイベントがある時に供される格式のある料理で、大きなバナナの葉っぱの上に次々といろいろな料理が盛られていきます。

全ての料理が揃ったら食事開始です。好きなものを好きなだけ混ぜ合わせて食べてみてください。

料理をより一層美味しく頂ける手食をお勧めしますが、スプーンやフォークを使っても構いません。

メニューを見ると、ミールスには「ベジ・ミールス」(2,500円)と「ノンベジ・ミールス」(3,000円)があり、また、特別メニューとしてラムやマトン尽くしの「ラム・ミールス」(3,300円)、魚介尽くしの「シーフード・ミールス」(3,500円)がありました!

特別ミールスは、4日前の予約限定だそうです。

特別ミールスもかなり気になりますね。

武蔵新田、ポンディバワンキングフィッシャービール

 

さて、お料理の最初にビールを注文です。

おなじみ「キングフィッシャービール」

相変わらずの緑色の小瓶で、スッキリ爽やかな喉越しを味わいながらミールスを待ちます。

この『ポンディバワン』、インドビールの品数も充実していました。

「キングフィッシャー」の他にも「マハラジャ」や「タージマハル」「ボス」や「ヘイワード」などもあります。全部常備しているわけではなさそうですが。

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バナナリーフの上に載った『ポンディバワン』のベジ・ミールス

武蔵新田、ポンディバワン『ポンディバワン』のベジ・ミールス(2,500円)

 

しばらくすると、さっそくやってきました。

『ポンディバワン』のベジ・ミールスです!

 

まず、アントニーさんがテーブルの上にバナナの葉っぱを敷き、お料理を次々に載せていきます。

お料理は、

  • サンバル
  • ラッサム
  • クートゥ2種
  • プリィエル2種
  • ワダ2種
  • チャトニ2種
  • ウルカイ
  • パパド
  • プーリィ
  • ライス(+300円でバスマティライスに変更)
  • デザート
  • チャイ

全部載せ終わりましたー!

さっそく、いただきまーす。

武蔵新田、ポンディバワンサンバル、ラッサム、ポリヤル(プリィエル)

武蔵新田、ポンディバワンプーリー、パパド

武蔵新田、ポンディバワン大根のポリヤル(プリィエル)、ウルカイ

武蔵新田、ポンディバワンワダとマサラワダ、チャトニ

武蔵新田、ポンディバワンバナナリーフの上にズラリ!

武蔵新田、ポンディバワンクートゥ2種

 

まずは、ラッサムをひと口。

タマリンドの酸味とコリアンダーの爽やかさ、マスタードシードやカイエンのピリリとした辛みのバランスが絶妙!

美味しいラッサムです。

そして、サンバル。

豆の旨味がしっかり出ていて、優しく味わい深い、サンバルらしいサンバルです★

クートゥやポリヤルもなかなか。

フェンネルの爽やかな香りが効いたジャガイモのクートゥ、ココナツファインとマスタードシードの食感が楽しい大根のポリヤル。

美味しい。

ウルカイもチャトニも、2種のワダもどれも個性的でスパイスが効いていてインパクトのある味。

プーリィに付けて、バスマティライスにかけて、夢中になって食べてしまいます。

武蔵新田、ポンディバワン全部混ぜていただきます!

 

そして、最後は、全部のおかずをご飯の上にかけて、混ぜて混ぜていただきます!

酸味と辛み、バラエティーに富んだ食感が香り高いバスマティライスに混ぜ合わさって生まれる、複雑でカラフルな味のハーモニー♪

大満足です。

武蔵新田、ポンディバワンマスターシェフ、アントニーさんのチャイのパフォーマンス

 

締めは、デザートとチャイ。

マスターシェフのアントニーさんが、南インド料理お馴染みのチャイを高い所から注いで混ぜ合わせるパフォーマンスを披露!

さすが、堂に入ってます。

武蔵新田、ポンディバワン美味しいチャイとデザート

武蔵新田、ポンディバワンインドのデザート「ラットゥ」

武蔵新田、ポンディバワンチャイ

 

デザートとして出てきた「ラットゥ」は、豆やカルダモン、ショウガを混ぜて揚げたスイーツ。

インドのデザートらしく結構甘いですが、甘過ぎずしつこ過ぎず、食べやすいスイーツです。

なかなかの美味!

甘さ控え目のチャイと一緒にいただいて、ホッとひと息。

ベジ・ミールスのコースディナー、あっという間に食べ終えてしまいましたー。

大満足です★

 

インド料理の神様とも呼ばれるアントニーさんが作る『ポンディバワン』のミールス。

わざわざ武蔵新田まで出向いて食べに来る価値のある、都内屈指の美味しいミールスです。

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◉『ポンディバワン』の地図・アクセス

  • 住所:東京都大田区矢口1-7-9
  • アクセス:武蔵新田駅から144m
  • 営業時間:11:00~15:00 17:30~23:00
  • 定休日:第2・4火曜日
  • 電話:03-6715-2888

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