神降臨の地、熊野速玉大社と神倉神社(世界遺産)【熊野古道】

新宮、熊野古道、那智大社日本の旅

古代から中世、近世の江戸時代末期に至るまで、本宮・新宮・那智の「熊野三山」は多くの信仰を集めてきました。

人々は深い山と森に覆われた紀伊の山道を歩き、険しい峠をいくつも越えて、神々の地「熊野三山」を目指したのです。

この熊野の参詣路は、現在では「熊野古道」と呼ばれ、世界遺産にも登録されています。

 

「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」は、和歌山県新宮市にある「熊野三山」のうちのひとつ。

電車とバスを乗り継ぎながらの熊野詣ではありますが、まずはここを目指しました。

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新幹線と特急ワイドビュー南紀を乗り継いで新宮へ

東京から新幹線で名古屋へ。名古屋から特急ワイドビュー南紀に乗り換えて新宮へと向かいます。

所要約5時間、運賃は1万6,000円ほどです。

ワイドビュー南紀は、桑名、四日市、鈴鹿、津、松阪、多気、三瀬谷、紀伊長島、尾鷲、熊野市と進んでいき、午後1時半くらいに新宮駅に到着しました。

新宮、熊野古道、那智大社新宮駅の駅舎

 

新宮駅に着いてすぐに駅近くにあるホテルへと向かいます。

ホテルは、新宮駅から徒歩3分のところにある「ステーションホテル新宮」

朝食付きで6千円弱のリーズナブルなホテルです。

 

チェックインを済ませ、荷物を置くとすぐに出発!

まずは、熊野三山のひとつ、新宮市内にある「熊野速玉大社」を参拝です。

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丹塗りの社殿が目に鮮やか!熊野速玉大社

新宮、熊野古道、那智大社熊野速玉大社の入り口

 

熊野速玉大社は、新宮駅から徒歩15分ほどの場所にあります。

入り口の鳥居をくぐって、境内の中に入っていきます。

新宮、熊野古道、那智大社熊野速玉大社入り口の鳥居

新宮、熊野古道、那智大社熊野速玉大社の参道

新宮、熊野古道、那智大社熊野速玉大社の案内

新宮、熊野古道、那智大社御神木、梛の大樹

参道を歩いて行くと、左手に梛の大樹が立っているのが見えます。

この梛、樹齢は千年で、熊野権現の象徴とされているそうです。

なんでも、平安末期に平清盛の嫡男である平重盛が植えたといわれ、幹周りは6m、高さは20mを超え、梛の木としては日本最大のものだそうです。

この梛は国の天然記念物に指定されています。

新宮、熊野古道、那智大社手水社

 

手水社で手を洗って、口をゆすいで…、

新宮、熊野古道、那智大社熊野速玉大社の神門

 

神門をくぐって中に入っていきます。

新宮、熊野古道、那智大社熊野速玉大社の境内

新宮、熊野古道、那智大社お守りとかが売られています。

境内の建物は、丹塗りの柱や桟と白壁のコントラストが目に鮮やか!

新宮、熊野古道、那智大社立派なしめ縄の拝殿

新宮、熊野古道、那智大社参拝する人々

新宮、熊野古道、那智大社参拝客は結構いました。

拝殿には、立派なしめ縄がありました。

ここで参拝します。

鈴を鳴らして、二礼二拍一礼。

 

この「熊野速玉大社」は、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神としています。

熊野の神々が最初に降臨した場所は、この大社から10分ほど南に進んだところにある「神倉山」であるとされています。

神倉山の山頂には「ゴトビキ岩」という巨石があり、この岩を御神体と崇めていました。

この「ゴトビキ岩」を祀る神倉神社を元宮とし、速玉大神と夫須美大神を「両所権現」として祀る社殿が紀元128年に創建されました。

これが、「熊野速玉大社」の起源とされています。

現在の社殿は、昭和26年(1951年)に再建されたものであるとのこと。

新宮、熊野古道、那智大社丹塗りが目に鮮やか

 

お参りをした後、境内をうろつきます。

参拝客はそこそこいましたが、混雑というほどではなく、落ち着いて歩ける感じ。

新宮、熊野古道、那智大社のぼりを立てる神職の方

新宮、熊野古道、那智大社うまく立てられないようで二人掛かり

新宮、熊野古道、那智大社大社の朱と木々の緑のコントラストが綺麗

新宮、熊野古道、那智大社立派なしめ縄

新宮、熊野古道、那智大社世界遺産の石碑

 

「熊野速玉大社」は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産・大峯奥駈道の一部として、2004年7月に登録されました。

境内には世界遺産の石碑も立っていました。

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神々が降臨した地「神倉神社」にある”ゴトビキ岩”

新宮、熊野古道、那智大社神倉神社の麓の鳥居

 

「熊野速玉大社」から南に10分ほど歩いたところにある山「神倉山」

熊野の地に初めて髪が降臨した地としても知られています。

この山にある「神倉神社」は、熊野速玉大社の摂社。

頂上には、「ゴトビキ岩」という巨石があり、御神体として祀られています。

新宮、熊野古道、那智大社杖を必要な方はご自由にお使いください

 

神倉神社は神倉山の山頂にあるので、山を登らなければなりません。

麓の入り口には、自由に使える杖が置かれていました。

新宮、熊野古道、那智大社結構きつい階段を登っていきます。

 

神倉山の標高は120m。

そんなに高くはないですが、頂上までは急勾配の石段538段を登らなければなりません。

この石段、結構きついです。

山頂までの石段は、源頼朝が寄進したものであると伝えられています。

新宮、熊野古道、那智大社神倉神社の御神体「ごとびき岩」

 

なんとか、頂上にたどり着きました!

頂上には丹塗りの神倉神社の社殿があります。

その向こうに見えるしめ縄のかけられた巨石が「ゴトビキ岩」です。

新宮、熊野古道、那智大社神倉神社から眺めた新宮の街並み

 

神倉山の山頂からは新宮の街並みを見渡すことができます。

新宮、熊野古道、那智大社下りの階段を下りていきます。

 

山頂で参拝を済ませ、新宮の街のパノラマを眺めた後、538段の石段を下りていきます。

傾斜がかなりあるため、下りの方が怖いです。

新宮、熊野古道、那智大社浮島の森

新宮、熊野古道、那智大社浮島の森

新宮、熊野古道、那智大社浮島の森入場口

神倉山を下りた後、「浮島の森」を訪れました。

「浮島の森」は、植物群落の全体が、沼池に浮かぶ泥炭でできた島(東西85m、南北60m、面積約5000m²)の上にあることで知られる日本最大の浮島です。

国の天然記念物にも指定されています。

 

ひとまず、この日の観光はこれでお終い。

ホテルに戻ってひと休みすることにしました。

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新宮の街を歩いて、夜は焼き鳥屋で食べる

新宮、熊野古道、那智大社ステーションホテル新宮

 

宿泊したホテル、ステーションホテル新宮です。

コンパクトで必要最小限の設備しかないビジネスホテル風のホテルですが、充分です。

駅近で場所的にはとても便利。

新宮、熊野古道、那智大社ステーションホテル新宮から見た新宮駅

新宮、熊野古道、那智大社新宮のアーケード街

 

新宮の街をぶらりと散歩。

写真は、新宮のアーケード街です。

ちょっと寂れかけた、典型的な地方都市のアーケード街です。

新宮、熊野古道、那智大社新宮の街並み

 

歩いている人はかなり少な目。

お店も入りやすそうな所がみつからなかったので…。

新宮、熊野古道、那智大社やきとり吉鳥

新宮、熊野古道、那智大社やきとり吉鳥

駅前の焼鳥屋で一杯飲みながら夕食にしました。

新宮、熊野古道、那智大社夜の新宮駅

 

夜の新宮駅です。

閑散としています。

明日はバスで「熊野本宮大社」を訪問します。

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