JR中央線阿佐ヶ谷駅から徒歩2分。南口を出てすぐ右手にある、居酒屋やバーなどが並ぶ「いちょう小路」の中に「路地裏のmakoya」という居酒屋があります。
ここで、土日のランチタイムと、月火のディナータイムに間借り営業をしているのが、南インド料理のお店『the Manda』です。
以前、ランチタイムにミールスを食べに来たことがあるのですが、今回はディナータイムのアラカルトをいただきに訪問しました。
『the MANDA』の外観
こちらが、『the MANDA』が間借りしている「路地裏のmakoya」の外観です。
入り口の扉に「本日 the Mandaの間借り営業です」と張り紙があります。
訪問したのは19時半頃。扉を開けて店内に入ると、お客さんはひとりもおらず、自分たちが本日の最初のお客である様子。
その後、すぐに他のお客さんも来店。
座席はカウンター席5席しかないので、早めの訪問が吉です。
席に座り、さっそくメニューを物色。
『the MANDA』のメニュー
こちらが、この日の『the MANDA』のメニューです。
メニューは日替わりで、南インドのタミル料理をメインに提供している様子。
当日のメニューはお店のインスタで確認できます。
ドリンクは、間借り元の「路地裏のmakoya」と同じ物を提供しているそう。
それでもって、今回注文したのは下記のお料理です。
- 「CAPSICUM PORIYAL(タミル式ピーマン炒め)」(500円)
- 「MUTTON KEEMA MASALA(マトン挽肉の炒め)」(700円)
- 「CHICKEN GIZZARD FRY(砂肝のスパイス炒め)」(700円)
- 「AYALA FISH FRY(サバのスパイス焼き)」(600円)
- 「KANAVA FRY(肝入りイカのセミグレイビー)」(700円)
- 「CHICKEN KUSHAMBU(チキンカレー)」(800円)
- 「BASMATI RICE(南インドライス)」(300円)
メニューの9品のうち、2人で7品を注文しました。
まずは、お飲み物から。
「りんご酢サワー」と「日向夏サワー」をいただきました。
どちらもさっぱりとしていて、酸味&甘味がほどよく、美味しい♪
スパイシーで濃厚なノンベジ料理とも合いそう。
サワーをちびちび飲んでいると、ほどなくして最初のお料理が運ばれてきました。
CAPSICUM PORIYAL(タミル式ピーマン炒め)
「CAPSICUM PORIYAL(タミル式ピーマン炒め)」です。
ピーマンを使ったポリヤルは、初めて食べたかもしれません。
これが、めちゃ旨!
肉厚のピーマンの苦味と食感が、タミル風の香ばしいスパイスと相まって美味しい♪
お酒のつまみとしても最高です。
MUTTON KEEMA MASALA(マトン挽肉の炒め)
お次は、「MUTTON KEEMA MASALA(マトン挽肉の炒め)」
これまた、思わず頷いてしまう美味しさ。
マトン挽肉の旨味&風味。ゴロゴロ入ったカシアやグローブ、ブラウンカルダモンなどのホールスパイス。トッピングされたコリアンダー。
ポロタが欲しくなります。
CHICKEN GIZZARD FRY(砂肝のスパイス炒め)
続いて、「CHICKEN GIZZARD FRY(砂肝のスパイス炒め)」
これ、まさに絶品でした!
コリコリした食感の砂肝は柔らかくて食べやすく、スパイスの風味とオイルの旨味が絡んで、思わず唸ってしまうような美味しさ♪
お酒との相性抜群です。
AYALA FISH FRY(サバのスパイス焼き)
こちらは、「AYALA FISH FRY(サバのスパイス焼き)」
これも最高!
脂の乗ったサバの上に、カリッとしたセモリナ粉?の衣が載っていて香ばしく、たまらない美味しさ♪
ケララのカンヌールのレストラン『Hotel Odhen’s(ホテル・オデン)』で食べた魚のフライに似た感じ。
店主さんによると、『オデン』には行ったことがあるそうで、この「サバのスパイス焼き」も『オデン』をイメージして作ったものなのかもしれません。
KANAVA FRY(肝入りイカのセミグレイビー)
シーフードが続きます。
こちらは、「KANAVA FRY(肝入りイカのセミグレイビー)」
どっちゃり入ったイカは、とっても柔らか。イカに纏わり付いたグレイビーは、イカの肝が入っているからでしょうか。濃厚で奥深い味で、スパイスの風味と濃いめの味付けは、この後サーブされるライスともベストマッチ♪
この辺りでお酒が無くなったので、追加注文。
「クレイジーレモンサワー」と「makoyaハイボール」(ブラックニッカ+日向夏シロップ)です。
レモンの酸味がダイレクトに効いた「クレイジーレモンサワー」。ブラックニッカの柔らかな味が日向夏シロップの甘さとハマっている「makoyaハイボール」
冷たいお酒で、スパイシーで濃いめの味の料理たちを流し込みながら、お口の状態を整えていると、ラストのお料理がサーブされました。
CHICKEN KUSHAMBU(チキンカレー)
「CHICKEN KUSHAMBU(チキンカレー)」です。
シャバ気味のグレイビーは、濃厚ながらサラッとしていて重くなく、バスマティライスとの相性抜群! 適度に使われたカルパシが風味豊かな感じ。
ゴロッと入ったチキンも柔らかく、グレイビーの味もしっかり沁みていて美味しい♪
阿佐ヶ谷で間借り営業をしている南インド料理のお店『the Manda』
土日ランチのミールスだけでなく、月火のディナータイムのアラカルトも美味しい♪
「マトン挽肉炒め」や「砂肝のスパイス炒め」「サバのスパイス焼き」など、スパイスのガッツリ効いた濃いめの味付けのノンベジ料理がこのお店の真骨頂。いただいたお料理全てが絶品でした!
メニューも毎回変わるので、ぜひ、また訪問したいお店です。
『the MANDA』の地図・アクセス・営業時間
南インド料理店









