東武アーバンパークライン(東武野田線)の「川間駅」から徒歩30分。朝日バスの「川間小学校入口」バス停から徒歩2分の場所に、パキスタン料理のお店『ネオパキスタン』は、あります。
千葉県北西部は、中古車輸出に携わるパキスタン人が多く住んでおり、特に野田市は中古車のオークション会場があるため、多くのパキスタン人が集まってくるのだとか。
2024年4月にオープンした『ネオパキスタン』も、そんな在日パキスタン人御用達のお店のひとつです。
先日、上野公園で開催されていた「パキスタン日本友好フェスティバル」にも出店を出展していました。
店頭にオートリキシャが置かれた一軒家のパキスタン料理店
『ネオパキスタン』の外観
『ネオパキスタン』は、川間駅の北、国道16号線の100mほど手前にあります。
国道16号を西へ進むと、同じパキスタン料理店の『メヘマーン サラエ』があり、野田市内にもパキスタン料理店がいくつか。利根川の対岸の茨城県坂東市にもパキスタン料理店がたくさんあります。
この辺りは、日本のパキスタン料理店のメッカのひとつです。
一軒家の1階が『ネオパキスタン』
『ネオパキスタン』は、3階建ての大きな一軒家の1階。
ターコイズブルーの鮮やかな看板が目印です。
お店の前には、オートリキシャがあります。
屋根がないのでディスプレイ用かも
お店の前には、カラフルなオートリキシャが停車していました。
屋根が無く、座席部分もフラットなので、ディスプレイ用と思われます。
インパクトはあり!
『ネオパキスタン』の入り口
パキスタンらしいブリキの「WELCOME」
掲げられたコーラン?
入り口の自動ドアから中に入ると、玄関の壁には、パキスタンらしいブリキの「WELCOME」の飾りがあり、コーラン?が描かれたタペストリーが掲げられていました。
『ネオパキスタン』の店内
こちらが、『ネオパキスタン』の店内です。
店内は広々としていて明るく開放的。座席は合計50席あり、席間はかなりゆったり。個室もあり、シーシャ(水タバコ)が吸える様子。
訪問した時間は、休日ランチタイム。お客さんは、日本人のおひとり様やカップルが数組。パキスタン人のグループも数組いました。
窓際に並べられたカラフルな鍋
さて、座席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『ネオパキスタン』のメニュー
メニューを選ぶと言っても、『ネオパキスタン』のランチタイムは、ビュッフェオンリー。
90分食べ放題で、お値段は990円です。ちなみに、近くの『メヘマーン サラエ』はランチビュッフェが999円+TAXなので、『ネオパキスタン』の方が安いです。
『ネオパキスタン』のランチメニュー
こちらが、『ネオパキスタン』のランチビュッフェの本日のメニュー内容です。
メインのお料理は↓
- チキンチニヨティカレー(Chicken Chinyoti)
- チキンプラオ(Chicken Pulao)
- ジャガイモ&ナスカレー(Alo Baingan)
SNSやGoogleMapの口コミを見ると、過去には、ニハリやハリーム、チキンカラヒ、マトンビリヤニ、カブリプラオ、ダンポホ、チキンアチャーリ、チキンハンディなどが提供されていたようで、ディナータイムの方が内容が充実している様子。
兎にも角にも、お料理をピックアップしにカウンターへ♪
「チキンチニヨティカレー」「チキンプラオ」など、お料理はどれも美味★
本日のビュッフェ
こちらが、『ネオパキスタン』の本日のお料理。
美味しそうなお料理が入った銀色のバットが並んでいます。
窓の向こうには、厨房で働くシェフたちの姿も見えます。
シェフは3名。ホールのスタッフ含め、全員パキスタンの方です。
「チキンチニヨティカレー(Chicken Chinyoti)」「チキンプラオ(Chicken Pulao)」
「ジャガイモ&ナスカレー(Alo Baingan)」「スージハルワ(Sooji Halwa)」
「ロティ(Roti)」
「チキンチニヨティカレー(Chicken Chinyoti)」「チキンプラオ(Chicken Pulao)」「ジャガイモ&ナスカレー(Alo Baingan)」「スージハルワ(Sooji Halwa)」「ロティ(Roti)」
見るからに美味しそう♪
さっそく、お皿に取り分け開始です!
自分用に取り分けたところ
それでもって、こちらが、自分用に取り分けたところ。
ビュッフェは、自分が食べたい分だけ取り分けられるのが嬉しい♪
さっそく、いただきましょう〜!
「チキンプラオ(Chicken Pulao)」
まずは、「チキンプラオ(Chicken Pulao)」
パラパラしたお米には、チキンの旨味が沁み込んでいて良いお味。
ゴロゴロ入ったホールスパイスが香りと風味を効かせていて、骨付きチキンも柔らかくてとっても美味しい♪
ビリヤニも旨いけど、プラオだって旨い★
「ジャガイモ&ナスカレー(Alo Baingan)」「チキンチニヨティカレー(Chicken Chinyoti)」
カレーは2種。「チキンチニヨティカレー」と「ジャガイモ&ナスカレー」
「チキンチニヨティカレー(Chicken Chinyoti)」は、ヨーグルトの酸味が効いたマイルドなチキンカレー。ブラウンカルダモンのホールがゴロっと入っていて、スモーキー感のある香りがGood!
今まで食べたことのないお味。このチキンカレー、相当美味いです♪
「チニヨティ」って謎だったので調べてみたところ、「チニヨティ」は、どうやらパキスタンのパンジャーブ州の町「チニオット(Chiniot)」のことらしく、「チキンチニヨティカレー」は、チニオット風のチキンカレーということのようです。
チニオットの名物料理は、クンナと呼ばれる土鍋で作るマトン煮込み「クンナゴーシュト」だそう。今回の「チキンチニヨティカレー」も土鍋で作っているのかも。
「ジャガイモ&ナスカレー(Alo Baingan)」は、これは定番! ジャガイモとナスの組み合わせ、美味しくないわけがありません!
オイリーで濃いめの味付けがロティに合います★
「コーラ」
お料理と一緒にいただいたお飲み物は「コーラ」
ソフトドリンクも飲み放題です♪
「スージハルワ(Sooji Halwa)」
デザートは、「スージハルワ(Sooji Halwa)」
セモリナ粉のポロポロとした食感と、甘過ぎない程よい甘さ。カシューナッツが良いアクセント。
食後の良いお口直しとなりました♪
『ネオパキスタン』のレジカウンター
千葉県野田市川間にあるパキスタン料理のお店『ネオパキスタン』
在日パキスタン人御用達の、ガチのパキスタン料理をいただけるお店です。
ランチビュッフェは、990円とかなりリーズナブルなお値段で、かなり上質なパキスタン料理をいただくことができます。
いただいた「チキンチニヨティカレー」や「チキンプラオ」など、お料理はどれも美味でした★
ディナーのアラカルトでは、さらにバリエーションに富んだパキスタン料理をいただけるそうなので、そのうち、ディナータイムに再訪してみたいです。
◉『ネオパキスタン』の地図・アクセス
- 住所:千葉県野田市中里568
- アクセス:東武アーバンパークライン(野田線)「川間駅」より徒歩30分
- 営業時間:11:00~23:00
- 定休日:月曜日
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