創業2001年。都内や千葉、栃木などで6店舗を展開するインド・パキスタン料理のお店『ナワブ』。本格的なパキスタン料理がいただけるお店として、パキスタン大使館御用達ともなっている有名店です。
その『ナワブ』のメイン店舗のひとつである日本橋店が2021年10月をもって、街の再開発によって閉店。再オープンが待たれていたところ、2022年3月18日、西新宿にて、『ナワブ・ダイニングカフェ』という名前で再オープンしました★
閉店した日本橋の「ナワブ」が西新宿にて移転再オープン!
『ナワブ・ダイニングカフェ』の外観
お店の場所は、東京メトロ丸の内線西新宿駅から徒歩2分。新宿アイランドタワーの地下1階。ガラス張りの明るい雰囲気で気軽に入りやすい感じ。
店頭には開店祝いのお花が飾られていました。
2001年創業の有名店である『ナワブ』ですが、カレーをいただくのは今回が初めて(八丁堀の『ナワブ・ビリヤニハウス』でビリヤニをいただいたことはあります)。
大使館もお勧めするという洗練されたお味のパキスタン料理、楽しみです♪
『ナワブ・ダイニングカフェ』の店内
上品でお洒落な店内空間
『ナワブ・ダイニングカフェ』の店内です。
ブルーとブラウンを基調としたスタイリッシュで落ち着いた内装。店内空間はかなり広く、座席数は40席以上はありそう。座席スペースもゆったりとしていて居心地が良いです。
平日のランチタイムのオープン時間11時過ぎに訪問しましたが、しばらくすると、西新宿のオフィスで働く人たちが次々と来店し、12時過ぎには半分以上の埋まり具合になりました。場所柄、平日ランチが書き入れ時の様子。
お店に入ると、ハンサムな感じの店員さんが席まで案内してくれました。
さてさて、さっそくメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『ナワブ・ダイニングカフェ』のメニュー
ランチメニュー
ランチテイクアウトメニュー
こちらが、テーブルに置かれていたランチメニュー(とテイクアウトメニュー)。
カリーとナン、ライス、サラダの「カリーセット」や「チキンビリヤニセット」があります。カリーは、日替わり・豆・チキン・ほうれん草とマッシュルーム・鶏ひき肉・バターチキン・ラム・ココナッツミルクシーフード。ナンはゴマナン・ガーリックナン・チーズナン。タンドーリ料理はチキンティッカ・マライティッカ・タンドゥーリチキンなど。スタンダードなラインナップです。
お客さんのほとんどは、「カリーセット」か「チキンビリヤニセット」を注文している感じ(結構美味しそうでした)。
けれども、このお店の真髄は黒板に書かれた「Chef’s Special」。事前に確認したネットの情報で黒板メニューが紹介されていて、「Chef’s Special」から選ぼうって決めてました★
Chef’s Special
こちらが、黒板に書かれた「Chef’s Special」。
英語のみで説明がないのと、写真もないのでハードルが高いですが、とりあえず、「ニハリ(NIHARI)」は食べたいなと思っていたのでチョイス。もう一品は肉系じゃないものをと、卵とひよこ豆のカレー「アンダ・チャナ(ANDA CHANA)」を選ぶことにしました。それと、ロティとラッシーも注文。
後でネットの情報を見たところ、「WHITE GOSHT」や「TORI GOSHT」の評判が良いようなので、次回訪問した際は注文してみたいなと思います。
絶品の「ニハリ(NIHARI)」と「アンダ・チャナ(ANDA CHANA)」を賞味♪
「ラッシー」
注文を済ませ、ほどなくお飲み物が運ばれてきました!
「ラッシー」です。甘さ控えめのさっぱりとしたラッシー。美味しいです♪こってりとしたパキスタン料理に合いそう★
サラダ
サラダも運ばれてきました!
インド・パキスタン料理店でよく出てくるオレンジ色のドレッシングが掛かったサラダ。
このドレッシング、日本で生まれたドレッシングで、すりおろした人参や玉ねぎをベースにガラムマサラやパプリカパウダーなどが入っているのだそう。
これはこれで美味しい★
お料理が登場!
そして、メインのカリーやロティが次々に登場!
手前が「ニハリ(NIHARI)」、右奥が「アンダ・チャナ(ANDA CHANA)」、左が「ロティ」です。ニハリに絞りいれるレモンも付いてきました★
う〜ん、美しいビジュアル。美味しそうです♪
さっそく、いただきましょうか〜♪
「ニハリ(NIHARI)」1,500円
こちらが「ニハリ(NIHARI)」です。
「ニハリ」は、羊や山羊、牛の脚の肉を骨髄と一緒に煮込んだシチュー。
18世紀のムガル帝国末期の時代に生まれたお料理で、現在ではインド北部やパキスタン、バングラデシュのイスラム教徒によく食べられており、特にパキスタンでは国民食とも呼ばれているのだそう。
『ナワブ・ダイニングカフェ』の「ニハリ」、ほんと絶品でした★
見た目インパクトのある骨付きのスネ肉は、羊なのか山羊なのかはわかりませんでしたが、獣臭は仄かに感じる程度。骨髄が沁み出したスープはとろみたっぷりで濃厚。
骨からするりと削ぎ取れるお肉はとろとろの柔らかさで、お肉の旨味がお口の中にとろけ出るような感じ。
ピリッとした青唐辛子や針生姜、コリアンダー、絞り掛けるレモンなどと一緒にいただくともう最高です♪素朴なお味のロティとの相性も抜群!
「アンダ・チャナ(ANDA CHANA)」1,320円
こちらは「アンダ・チャナ(ANDA CHANA)」
ゴロゴロと入ったひよこ豆と茹で卵、飽きの来ないスタンダードなグレービー。青唐辛子や針生姜のアクセントもGood!安定の美味しさの豆カレーです★
「ロティ」
こちらは、カレーと一緒にいただいた「ロティ」
まあるく大きくて焼き色が美しいタンドゥーリ・ロティです。2枚出てきました!
全粒粉で作られる素朴なお味のロティは、こってりとしたパキスタン料理にはぴったり!
カレー2皿とロティ2枚、結構なボリュームでしたが、美味しい美味しいとあっという間に完食!大満足のランチとなりました〜★
西新宿に移転オープンした「ナワブ」の新店舗『ナワブ・ダイニングカフェ』
お洒落な居心地の良い空間で、本格的なパキスタン料理をいただけるお店。パキスタンのお味を楽しみたいなら、黒板メニューの「Chef’s Special」から選ぶのがお勧めです。
新宿界隈で美味しいパキスタン料理のお店が出来たのは嬉しい限りです。次回訪問した際は、「WHITE GOSHT」や「TORI GOSHT」などをいただいてみたいなと思います。
◉『ナワブ・ダイニングカフェ』の地図・アクセス
- 住所:東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー B1F
- アクセス:西新宿駅から129m
- 営業時間:11:00-22:30
- 定休日:無休
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