東京メトロ半蔵門線、清澄白河駅より徒歩10分。
清洲橋通りを東へ。白河三丁目の交差点を右折し、三ツ目通りを国立現代美術館方向に進んで最初の信号の角に、南インド料理店『ナンディニ』があります。
この『ナンディニ』、オープンは2015年2月と新しいですが、すでに高い評価を受けています。
それもそのはず、このお店のシェフは、神谷町にある南インド料理の名店『ニルヴァナム』で働いていた南インド出身のお方。
『ニルヴァナム』仕込みのレベルの高い南インド料理を味わうことができるお店です。
でっかいドーサと充実のビリヤニ、そして、豪華なミールス!
『ナンディニ』の手書き看板
『ナンディニ』の店頭
『ナンディニ』の店頭です。
日曜の夜、現代美術館が閉館した後の三ツ目通り界隈。
ランチタイムにはお店の外にまで並びができるそうですが、静かな佇まいです。
ランチメニューは、ナンとカレーのセットが中心のよう。
『ナンディニ』の店内
『ナンディニ』の店内です。
この写真は、お客さんが全て引けてから撮ったものですが、18時に訪問した時は全席満席状態でした。
座席は、1階と2階があり、今回は2階に案内されました。
南インド出身の店員さん、とても親切で感じの良い印象です。
「ボスビール」(550円)
インディアン・プレミアム・ラガー・ビール
まずは、ビールを注文しましょう。
メニューには、「インドビール」とだけ書かれていましたが、やってきたのは「ボス・ビール」!
少しフルーティーさを感じさせる軽やかな味わいのビール。
インド料理によく合うとされるビールです。
ビールを味わいながら、お料理を待ちます。
ドーサ、ミールス、ビリヤニ。いずれも絶品!大満足★
「マサラ・ドーサ」(1,000円)
どかーん!
来ました、「マサラ・ドーサ」です。
かなりの大きさ、インパクト大です!
「マサラ・ドーサ」は、日本ではまだあまり知られていないようで、でっかいドーサが運ばれてきた時、周りのお客さんの視線が一斉に集まりました。
ちなみに、周りのお客さんは、ほとんどの方が北インド系のナン&カレーを注文。
南インド料理はまだまだ一般的ではないみたいです。
インパクト抜群!でっかいドーサ
ドーサの中のジャガイモのマサラ炒め
ドーサに付いたサンバルとチャツネ
ドーサに付いたココナッツチャツネ
「マサラ・ドーサ」は、南インドで朝食や昼食の時、よく食べられている軽食(ティファン)のひとつ。
豆のペーストで作ったクレープ状の生地の中にはマサラ味のポテト炒めが入っていて、千切ってココナッツチャトニを付けたり、ラッサムやサンバルに浸して食べたりすると美味しいです。
ティファンには、蒸しパン的な「イドゥリ」や、揚げドーナツみたいな「ワダ」もありますが、やっぱり「ドーサ」が王様格です。
うん、『ナンディニ』の「マサラ・ドーサ」、美味しいです。
南インドの味してます★
「6時間メニュー」ベジタリアン・ミールス(2,000円)
そして、おめあての「ミールス」が来ましたー。
『ナンディニ』では、下記のメニューは準備時間を要するため、6時間前の予約を必須にしています。
- 南インドの伝統料理(ミールスベジ・ノンベジ)
- ラヴァ・イドリー
- チョーレ・バトゥラ・セット
- パニ・プリ
- ダヒ・プリ
- ベル・プリ
- ベジタブル・ウプマ(または、プレーン・ウプマ)
- インディアン・チャイニーズ・ヌードル
日本人にはまだ知られていないお料理の数々。
注文する方はあまりいなさそうです。
南インドでは一般的なので、在住インド人の方が事前予約して注文するんでしょうね。
もちろん、今回は、南インドの伝統料理(ミールスベジ)を事前に予約注文いたしました!
かなり豪華です
運ばれてきた「ミールス」は、それはそれは豪華な内容。
シルバーのプレートの上にバナナの葉が載せられ、その上にごはんやおかずがたくさん並べられています。
お料理の内容は以下の通り。
- ライス
- プーリ
- サンバル
- ラッサム
- ポリヤル
- クートゥ
- ヨーグルト
- アッパラム
- チャツネ
- ポロタ
- ピクルス
- ギー
- 2種の野菜カレー
これで2,000円。なかなかリーズナブルなお値段だと思います。
手前から、2種の野菜カレー、ポリヤル、ラッサム、サンバル、クートゥ
ジュレビー、ピクルス、チャツネ
ポロタ、ライス、ヨーグルト
プーリ
では、さっそくいただきましょー!
まず、ラッサム。タマリンドの酸味とブラックペッパー、唐辛子の辛味、ニンニクが効いたサラサラタイプ。
好みのラッサムです。
サンバルもお豆の旨味がしっかり出ているスタンダードな美味しいサンバル。
お豆と野菜がいっぱい詰まったクートゥも、濃厚なナスのカレーと彩り鮮やかな野菜カレーも、カレーリーフの葉がアクセントを効かせたジャガイモのポリヤルも、どれも満足出来るお味です。
2種類のパン、ポロタとプーリもそれぞれ違った食感・お味で美味しい。
それぞれのおかずをごはんにかけて、いつもの通り混ぜ混ぜしていただきましたー!
大満足です!
メニューには載っていなかったですが、蜂蜜がたっぷり入ったプレッツェル状のデザート「ジュレビー」もあって二重丸◉
「チキン・ビリヤニ」(1,500円)
これぞ、ビリヤニ!
ミールスとドーサで、すでにお腹が膨らんできていますが、「チキン・ビリヤニ」の登場です!
見てください!このビジュアル★
ボリュームたっぷり!これぞ、ビリヤニ!って感じです。
バスマティライスに、中には大きな鶏モモ肉がゴロゴロと。
クローブやカルダモン、クミン、コリアンダーなどを中心に様々なスパイス&ハーブの味が絡んだ本格ビリヤニ。
ひと口食べて、これは美味い!
王道のビリヤニです。
すでに、かなりお腹いっぱいになっていましたが、美味しい!美味しい!と匙が進み、結局完食してしまいましたー♪
チャイを泡立てるパフォーマンス!
食後のコーヒーならぬ、食後のチャイです。
親切な南インド人スタッフの方が、チャイを空中で冷ますお馴染みのパフォーマンスを披露!
「チャイ」(300円)
まだ、熱いですが、飲み頃になった「チャイ」をいただきます!
いただくのは、低いカップの方です(こっちの方が冷めているからです)。
甘いチャイ、ホッとしますね★
「マサラ・ドーサ」も、「ミールス」も、「ビリヤニ」も、どれもしっかりとしたお味で、本当に美味しかったです。
さすが、『ニルヴァナム』出身のシェフのお店。レベルが高いです。
清澄白河の『ナンディニ』、南インド料理好きなら絶対に満足できるお店だと思います。
◉『ナンディニ』の地図・アクセス
- 住所:東京都江東区三好3-11-8 三好3丁目ビル 1F
- アクセス:清澄白河駅から721m
- 営業時間:[月~金]11:00~14:30 [土・日・祝]11:00~15:00 17:30~22:30
- 定休日:無休
- 電話:03-5875-9644
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