JR八王子駅から徒歩4分。京王プラザホテル八王子を右手に、八王子134号線を東に進んだ右手に、ペルー料理店『ミスキー』は、あります。
お店のインスタに、今年で22周年とあったので、オープンは2002年ということでしょうか。
店主さんは日系3世のペルー人であるとのこと。八王子唯一のペルー料理店です。
食べ放題・飲み放題メニューが充実した、地元の人に愛されているペルー料理店
『ミスキー』の外観
こちらが『ミスキー』の外観です。
お店は駅から少し離れた、ひっそりとした場所にあります。
看板に描かれたマチュピチュ遺跡の絵
宴会コースが充実している様子
店頭には、マチュピチュ遺跡の絵が描かれた看板が置かれていて、壁には食べ放題・飲み放題や宴会コースの案内がたくさん貼られていました。
地域柄でしょうか。ホットペッパーや食べログの口コミを見ると、食べ放題・飲み放題メニューが充実していて、地元の人に愛されているお店である様子。
『ミスキー』の店内
こちらが、『ミスキー』の店内です。
店内はそこそこ広くて、座席はテーブル28席、テーブル10席、カウンター8席の合計42席。
週末遅めのディナータイムに、ホットペッパーで事前予約の上、訪問しました。
お客さんは、外国人のグループと、日本人ビジネスマンのグループの2組。ホールスタッフは日本の方。
カウンター上に並ぶインカ土器風のボトル
ペルー国旗
マチュピチュ遺跡やアンデスの女性、アルパカなどの壁飾り
アルパカとケーナを吹く人
アルパカのぬいぐるみ
店内はペルー感満点!
壁や棚には、マチュピチュ遺跡などの絵や写真、インカの工芸品や楽器などが所々に飾られ、アルパカの人形もありました。
ちなみに、アルパカのぬいぐるみは28,000円で販売もされているようでした。
ペルー人経営のペルー料理店には、たいていアルパカのぬいぐるみがありますね。
さて、案内された予約席に座ったところで、そろそろメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『ミスキー』のメニュー
前菜・おつまみ
前菜・おつまみ
肉料理
サルタドス、スープ
ご飯料理、パスタ料理
煮込み料理(家庭料理)
ペルーの手作りデザート
新デザート
ドリンク
ピスコ
ペルーのラム酒「カルタビオ」
ソフトなカクテル
お店が売りにしているのは、「2.5時間30品食べ放題&80種飲み放題コース」(女性3,300円 男性3,800円)をはじめとしたコース料理ですが、コースには食べたいと思っていた料理「セビチェ」と「アンティクーチョ」が入っていなかったので、アラカルトで選ぶことに。
アラカルトメニューもかなり豊富!
「セビチェ」や「パパアラワンカイナ」などの前菜や、ステーキなどの肉料理、「ロモサルタード」などの炒め物、スープやご飯もの、煮込み料理など、かなりバラエティに富んでいて、選ぶのに迷ってしまうほど。
とりあえず、食べたいものを数品注文して、足りなかったら追加していくことにします。
それでもって、選んだお料理は↓
- セビチェ・ミキスト(1,188円)
- アンティクチョス(1,012円)
- 自家製チョリソ(1,298円)
- パリウエラ(1,298円)
定番の「セビチェ」と「アンティクーチョ」。自家製だという「チョリソ」と魚介スープの「パリウエラ」をチョイス。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
魚介マリネ「セビチェ・ミキスト」も、牛ハツ串焼き「アンティクチョス」も、魚介スープ「パリウエラ」も、ペルーらしいお味
「クスケニャビール」(700円)
まずは、お飲み物から。
「クスケニャビール」です。
インカ楽園の中心な町クスコの地ビールです
「クスケーニャ」は、ラベルにマチュピチュ遺跡が描かれ、瓶のボトムにインカの12角の石がデザインされたビール。
口当たりが良くて飲みやすく、後味はすっきりと爽やかで、ほんのりとした苦味が心地いい、とっても美味しいビールです♪
お通しの「カンチャセラナ」
ビールと一緒に、お通しの「カンチャセラナ」も登場。
お通しとしても出されているカンチャ。日本では馴染みの少ない大きなコーンを揚げたペルー版ポップコーンのようなおつまみです。ビールとよく合います。
「カンチャ」とは、ペルーのおつまみとして、また、料理の添え物として食べられている煎ったとうもろこし。
塩気の効いた節分の豆のような味と食感。とうもろこしの香ばしい風味がたまりません!
ビールを飲みながら、「カンチャ」をつまんでいると、ほどなくして最初のお料理が運ばれてきました!
「セビチェ・ミキスト」(1,188円)
「セビチェ・ミキスト」です。
辛口シーフードのマリネ。白身魚、タコ、さざえ入り。
「セビーチェ(セビチェ)」は、生の白身魚やタコ、イカなどの魚介に、玉ねぎやトマトなどを加え、レモンを絞り、コリアンダーやオレガノなどの香草を加え、付け合せにトウモロコシやサツマイモなどを添えて作る料理。ペルーでは国民食と言われるほど、人気のお料理です。
『ミスキー』の「セビチェ・ミキスト」は、白身魚とタコ、さざえ入り。
茹でとうもろこし「チョクロ」の代わりにスイートコーンが使われていて、白身魚もちょっとプリプリ感が足りない気がしましたが、「レチェ・デ・ディーグレ」(魚介やタマネギをマリネした際に出る出汁汁)の酸味とピリッと感がなかなかGood!
「アンティクチョス」(1,012円)
「アンティクチョス」です。
牛の心臓(ハツ)の串焼き。ペルーでは一番人気な串焼きです。
「アンティクーチョ」は、ウシのハツ(心臓)を唐辛子やにんにく、クミン、ワインなどで作ったタレに数時間漬け込んで金串に刺し、炭火で焼いたお料理。
『ミスキー』の「アンティクチョス」は、柔らかくも歯応えのあるコリっとした食感がいい感じ。これ、美味しいです♪
3種のソースを付けていただきます。
そして、『ミスキー』のオリジナルだという3種のソースを付けていただきます。
3種のソースは↓
- アヒ・コン・マニ(ピーナッツ入り辛いソース)
- アヒ・コン・ウアカライ(ペルーのブラックミント入り辛いソース)
- サルサ・デ・アホ(ニンニクソース)
このソースを付けて食べると、美味しさがさらにアップ!
特に、深みのあるビターな辛さがNiceな「アヒ・コン・ウアカライ」(茶色のソース)がお気に入りでした。
「自家製チョリソ」(1,298円)
続いて、「自家製チョリソ」
1本1本店長が手作りしました。スパイスがたっぷりきいているのでそのままでも食べられます。いろんなソースをお試しください。MISKY一番人気メニューです。
MISKY一番人気メニューだそうです。
言わずもがなで美味♪ こちらも、3種のソースを付けて食べると味変を楽しめてGood!
「パリウエラ」(1,298円)
「パリウエラ」です。
日本人にもペルー人にも人気の魚介スープ。熱々のスープに味付けは辛味ぬき赤トウガラシで食欲をそそります。ペルーでも太平洋でとれた魚介でよく食べられています。
スープ系を食べたいと思って頼んだのがこちら。
トマトベースのスープに、海老やさざえ、イカやカニなどの魚介、玉ねぎが入っていて、バジルで風味付けされています。
器に取り分けたところ
ゴロゴロ入った魚介が食べ応えあり! スープは辛味はなく、マイルドなお味。魚介の出汁が効いていて美味しい♪ ちょっと玉ねぎが多い感じ。
「トルタ・デ・チョコラテ・コン・エラード」(825円)
こちらは、食後のデザート。
「トルタ・デ・チョコラテ・コン・エラード」です。
ペルー風チョコレートケーキ&アイスクリーム
チョコレートケーキとセットになったアイスクリームは、「ルクマ」「ココナッツ」「ピスコレーズン」「マンゴー」「バニラ」「ペルーの黄色とうがらし」「アルガロピーナ」の7種類から選べますが、今回は「ルクマ」をチョイス。
「ルクマ」はペルー産のスーパーフルーツ。ビタミンやミネラルが豊富で糖質が低いほんのりとした甘みの果物で、ペルーでは一般的なフルーツです。
メープルやキャラメルに似た濃厚で深みのある「ルクマ」のお味が本当に美味★
甘さ控えめで素朴なお味のチョコレートケーキとの相性抜群!
「クレマ・ボルデアタ・コン・エラード」(715円)
デザートのもう一品。
「クレマ・ボルデアタ・コン・エラード」
ペルー風プリン&アイスクリーム
こちらも、セットのアイスクリームは「ルクマ」にしました。
濃厚ながら甘過ぎず、しつこくないお味のペルー風プリン。言わずもがな美味しい♪
「紅茶(シナモン&クローブ入り)」(385円)
デザートのお供のお飲み物は、「紅茶(シナモン&クローブ入り)」
シナモンやクローブの風味はそんなに感じませんでしたが、紅茶のほどよい渋みが甘いデザートのお供としてぴったり。
よいお口直しとなりました★
『ミスキー』
八王子にあるペルー料理店『ミスキー』
日系3世のペルー人が経営する八王子唯一のペルー料理店です。
ペルー感満点の店内でいただくペルー料理は、魚介マリネ「セビチェ・ミキスト」も、牛ハツ串焼き「アンティクチョス」も、魚介スープ「パリウエラ」も、ペルーらしいお味。
料理の品数が豊富で、リーズナブルな食べ放題・飲み放題コースが充実しているのも魅力的です★
ちなみに、今回はアラカルトでお料理4品、ビール、デザート2品、紅茶を頼みましたが(2人分)、これだけで、食べ放題&飲み放題コース2人分の金額(女性3,300円 男性3,800円)を超えてしまいました。
アラカルトで食べたいものが特になければ、コースを頼んだ方がお得だと思います。
◉『ミスキー』の地図・アクセス
- 住所:東京都八王子市明神町3-11-13
- アクセス:JR八王子駅徒歩4分
- 営業時間:17:00〜21:00
- 定休日:日曜
- 予約:『ミスキー』のネット予約はこちら(ホットペッパーグルメ)
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