蔵前駅から徒歩5分ほど、鳥越神社のすぐそばのビルの4階に、旧フランス領インドシナの古典料理とお酒のお店『Indochinoise(アンドシノワーズ)』はあります。
完全予約制の隠れ家的な空間で、異国な食体験ができる貴重なお店です。
- 『アンドシノワーズ』の入り口と店内の雰囲気
- 本日のおつまみ ~インドシナの居酒屋の料理から一品をご紹介~
- カンボジア式 水蛸と果物、ハーブの和えもの ~シャム湾をのぞむコッコンの海辺の料理~
- 南部ヴェトナム式 ゴイ・バップ・チューイ ~焼いた鶏、バナナの花のつぼみの和えもの~
- 北部ヴェトナム式 太平洋カジキのチャーカー ~ハノイの郷土料理~
- 中部ラオス式 白身魚のラープ ~フレッシュハーブと白身魚、ガランガルの風味~
- インドシナ華僑式 蜆のスープ ~ガランガル、薫製トウガラシの出汁~
- ココナッツプリン 生姜シロップ ~午後のサイゴンの思い出より~
- 『アンドシノワーズ』の地図・アクセス・営業時間
- 東南アジア料理店
『アンドシノワーズ』の入り口と店内の雰囲気
昭和な雰囲気漂うビル1階のドアの前にある、「アンドシノワーズ」の看板が目印です。
当然このドアから入るのかと思い、押してみたけど開かず、引いても開かない。
先に到着していた友人に聞くと、隣のカフェの中から入れるとのことでカフェ店内を通らせてもらい、階段で4階へ(エレベーターはありません)。
ちなみに、後から分かったこと。押したり引いたりではなく、丸い取っ手を回して開けるとのことでした(笑)
4階へ上がると、なんとも素敵な空間が!
アンティーク調のシックなインテリアと雰囲気にテンション上がります。
仕切りのないオープンな空間がとても良い感じ。
アンドシノワーズは、旧フランス領インドシナの古典料理とお酒のお店です。
旧フランス領インドシナは、ラオス、カンボジア、ヴェトナムに渡る地域になります。
フランスの支配下にあった1887年から1954年頃のインドシナの雰囲気の想像が搔き立てられます。
今回、予約は友人がしてくれましたが、予約は Instagramかメールで。
予約方法等の詳細は、Instagramかお店のホームページをチェックです!
ちなみに、インドシナの食卓は大皿料理をシェアする文化とのことで、4~8名のグループでの予約を受け付けています。
まずはドリンク。オススメの白ワインの中から、このワインをチョイス。みんなで飲むのでボトルで。
キリっと飲みやすく、とても美味しかったです。
本日のおつまみ ~インドシナの居酒屋の料理から一品をご紹介~
竹のかごの上に、メニューとカットされたオレンジが。
このオレンジは何に使うかというと、、、
本日のおつまみ
~インドシナの居酒屋の料理から一品をご紹介~
まずは、おつまみに巻貝が登場! これはバイ貝でしょうか。
これ4人分ですが、なかなかの量です。
最初にセッティングされていた、ソンベ焼きの小皿に入った塩。
なんと、この塩(胡椒も?)にオレンジを絞って、貝にからめて食べるとのこと。
レモンやライムではなく、オレンジとは初めてです。
レモンやライムほど味の主張はありませんが、ほんのり柑橘でなかなか良いですね。
貝の肝の苦みとも合います。
カンボジア式 水蛸と果物、ハーブの和えもの ~シャム湾をのぞむコッコンの海辺の料理~
カンボジア式 水蛸と果物、ハーブの和えもの
~シャム湾をのぞむコッコンの海辺の料理~
2品目は、「カンボジア式 水蛸と果物、ハーブの和えもの」。
魚介が続きます。蛸と柑橘(八朔?甘夏?)の組み合わせも新鮮。
ミントも散らされていて爽やかです! アンティークな器も素敵で、見た目にも爽やか!
蛸のコリコリ食感も良く、白ワインが進んでしまいます。
南部ヴェトナム式 ゴイ・バップ・チューイ ~焼いた鶏、バナナの花のつぼみの和えもの~
南部ヴェトナム式 ゴイ・バップ・チューイ
~焼いた鶏、バナナの花のつぼみの和えもの~
3品目は、「南部ヴェトナム式 ゴイ・バップ・チューイ」。
この鶏肉がとっても美味しかった!!
パリパリと香ばしくて、酸味のある味付けにバナナの花のつぼみやミントも合います。
食べ応えもあって嬉しい!
北部ヴェトナム式 太平洋カジキのチャーカー ~ハノイの郷土料理~
北部ヴェトナム式 太平洋カジキのチャーカー
~ハノイの郷土料理~
4品目は、「北部ヴェトナム式 太平洋カジキのチャーカー」。
チャーカーは、聞いたことはあるけど食べたことはなかったかも。
揚げた白身魚を、ネギやディルと一緒に炒め煮したもので、現地ではブン(米麺)と一緒に食べるようですが、今回は大葉やエゴマの葉、サンチュ?と一緒にいただきます。
カジキも美味しいし、ハーブもモリモリ! ニンニクの風味でしょうか、食欲をそそります。
白ワインと合いすぎて、困ってしまいます(笑)
中部ラオス式 白身魚のラープ ~フレッシュハーブと白身魚、ガランガルの風味~
そして5品目は、大量のミント!と、、、
ごはん!は、メニューによるとジャスミンライスのようです。
カンボジアで手に入れられたという、竹細工のお櫃が素敵です!
中部ラオス式 白身魚のラープ
~フレッシュハーブと白身魚、ガランガルの風味~
こちら、ラープでした!
ラープは、タイ料理屋さんでは必ずと言っていいほど注文しますが、ラープといえば、ひき肉ですよね。
それが、白身魚とこの山盛りのミント!! ラープの概念を覆されました!
これが絶品だったのです!
ガランガル(ショウガ)の風味とライムか何かの酸味、ミントの爽やかさとジャスミンライスの相性が抜群で、これはビックリしました。
初めての味に感動。。。
お腹いっぱいなのに、モリモリ食べられます(笑)
インドシナ華僑式 蜆のスープ ~ガランガル、薫製トウガラシの出汁~
インドシナ華僑式 蜆のスープ
~ガランガル、薫製トウガラシの出汁~
こちら、なんと一人分です!
蜆がいっぱい、、(驚)
スープにガランガルと薫製トウガラシの風味を感じつつ、蜆は一つずつきれいに全部いただきました。
一食でこんなに魚介をいただくことは、なかなかないですよね。
ココナッツプリン 生姜シロップ ~午後のサイゴンの思い出より~
ココナッツプリン 生姜シロップ
~午後のサイゴンの思い出より~
最後のデザートはココナッツプリン。
これがすっごく好みで美味しかったです♪
むっちり弾力のあるプリンに、やさしい甘さの生姜シロップがとても良い!
上に散らされているのは、ライムの皮でしょうか。すべてのコンビネーションが最高でした。
しかも結構大きく、食べ応えもありです!
あー美味しかった。お腹いっぱい、幸せな時間でした。
素敵な雰囲気の店内で、初めての味や食材の組み合わせに驚き、美味しく、お酒もすすみ、大満足。
しかも、ボリュームもあって、本当にお腹いっぱい満足できるので、コスパは悪くないと思います。(コースで税込み8,800円)
メニューは、大きく暖かい時期と寒い時期で変わるそうです。
次は冬の寒い時期に、またこの世界観に触れに訪れたいです。
『アンドシノワーズ』の地図・アクセス・営業時間
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