東京メトロ永田町駅直結。9a出口を出て「東京ガーデンテラス紀尾井町」に入りそのまま直進したところにある飲食店コーナーの一角に、南インド料理店『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』はあります。
このお店、東京八重洲にある南インド料理店『エリックサウス』の2号店。2016年7月にオープンした「東京ガーデンテラス紀尾井町」に先駆けて5月10日にオープンしたばかりの新しいお店です。
日本人シェフによる、本場の味に勝るとも劣らない南インド料理が食べられるお店として評判の高い『エリックサウス』。
その2号店がお洒落な赤坂・永田町界隈に満を持しての登場です。
シックかつスタイリッシュ!大人な雰囲気の『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』の店内
Meals Ready!
えっ!?冷やしカレーに出来ます??
できたてほやほやのお洒落な「東京ガーデンテラス紀尾井町」
居並ぶスタイリッシュなお店たちの中で、『エリックサウス』も八重洲の店舗とは違ったお洒落な装いを纏っています。
手書きの看板には、「HOTEL ERIC SOUTH」と「Meals Ready!」の文字が!
南インドの食堂では、よくこんな風な案内が店頭に掲げられています。
南インドでは、HOTELは食堂の意味もあるんです。
それにしても、のっけからかなり気になるお料理が紹介されていますね。
”日本の旬×南インド” ”数量限定” 鰹のミーンコランブー!
えっ⁉︎ 「冷やしカレーに出来ます」って?
『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』の店内
スタイリッシュで落ち着いた雰囲気
間接照明がいい感じ
『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』の店内です。
シックかつスタイリッシュ♪内装は大人な雰囲気でとってもオシャレ!
ギャラリー風にインドの写真がたくさん飾られた正面の赤い壁がインパクトあります。
座席は、カウンター席が6席、テーブル席が22席の合計28席。
デートや女子会はもちろん、おひとり様でも気軽に入りやすい雰囲気です。
キッチンカウンターの上には、スパイスがズラリ!
キッチンカウンターの上には、色とりどりの様々な種類のスパイスがズラリ!
その上の棚には、お酒やワインなども並べられています。
店内には、ジャズや静かめのインド古典音楽(サッチャル・ジャズが流れてました♪)が流れていて、大人な雰囲気を演出していました。
『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』のメニュー
ミールスも種類いろいろです
ビリヤニもチキン、ラム、ベジタブルの3種
『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』のメニューです。
お目あての「ミールス」は4種類。
- Plate MEALS(プレートミールス)お好みのカレー1種/本日の菜食小皿/サンバル/ラッサム/2種類のライス/パパド/サラダ又はヨーグルト 1,080円
- Eric MEALS(エリックミールス)お好みのカレー2種/本日の菜食小皿/サンバル/ラッサム/ワダ/ウプマ/2種類のライス/パパド/サラダ又はヨーグルト 1,450円(サンバル・ラッサム・ライスのおかわり無料)
- Veg MEALS(菜食ミールス)野菜カレー/菜食小皿2種/サンバル/ラッサム/ワダ/ウプマ/2種類のライス/パパド/サラダ又はヨーグルト 1,450円(サンバル・ラッサム・ライスのおかわり無料)
- Special MEALS of the day(スペシャルミールス)本日のスペシャルカレー/お好みのカレー1種/サンバル/ラッサム/2種類のライス/パパド/サラダ又はヨーグルト 本日のスペシャルカレーの価格+850円(サンバル・ラッサム・ライスのおかわり無料)
ここは迷わず「スペシャルミールス」一択!
本日のスペシャルカレーは、「鰹のミーンコランブー」「鱈のミーンモーレー」「チキンアチャリー」の3種がありましたが、鰹と鱈をチョイス(二人分)。
お好みのカレーは、6種類「エリックチキンカレー」「はちみつバターチキンカレー」「マラバール風キーマカレー」「黒胡椒ビーフカレー」「ココナツ野菜カレー」「本日の菜食カレー3種の盛り合わせ」から選べますが、「マラバール風キーマカレー」と「黒胡椒ビーフカレー」をチョイスしましたー。
ちなみに、お好みのカレーは、+80円で「青唐辛子ラムカレー」も選択することができます。
他にもお料理は、サラダや一品料理などのアラカルトメニューや、ビリヤニもあります。
ビリヤニも美味しそうですね。
「あらごしレモンパナシェ」(580円)
「エリックシャンディガフ」(580円)
さてさて、お飲み物を注文しましょうー。
今回頼んだのは、「あらごしレモンパナシェ」(ビールベースのカクテル。生ビール+自家製あらごしレモンスカッシュ)と「エリックシャンディガフ」(ビールベースのカクテル。生ビール+自家製スパイシージンジャーエール)
いつも、「キングフィッシャー」ばかりだったので、初めて見かけたこれらを頼んでみることにしました。
生ビールと、すっきりとした酸味が爽やかな”自家製あらごしレモンスカッシュ”、そして、ジンジャーのスパイシーな辛みが刺激的な”自家製スパイシージンジャーエール”、どちらも合いますねー。
普通のビールもいいですが、こういうカクテルビアーもなかなか美味しいです。
ミールス大図解。これがエリックミールスだ!!
楽しいミールスの食べ方
ビールを飲みつつお料理を待っている間、テーブルの上に置かれていたミールスついての紹介「ミールス大図解」「楽しいミールスの食べ方」を読みます。
ミールスを初めて食べる人にとって、これは分かりやすいです!
まぜまぜが、一番の楽しむコツ!
カラフルでフォトジェニックな「スペシャルミールスセット」
そうこうしているうちに、来ました〜!ミールス。
「スペシャルミールスセット」(1,650円)
「スペシャルミールスセット」です。
今回2皿頼んだので、スペシャルカレーが2皿見えます。
それにしてもカラフル!食欲をそそる色合いです。
ミールスって、ほんとフォトジェニックですよね★
バナナリーフ色のテーブルにお料理が映えます!
『エリックサウス』のミールスは、銀色のターリーさらに載せられてくるのですが、本場南インドではバナナの葉っぱがお皿として使われます。
『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』では、バナナの葉っぱを使わない代わりに、テーブルの色と柄がバナナの葉っぱのようにグリーンの葉っぱ柄。
お料理の色を映えさせ、食欲をそそらせるテーブルの色と柄です。
スペシャルカレー「鰹のミーンコランブー」
こちらは、本日のスペシャルカレー「鰹のミーンコランブー」
旬のお魚”鰹”を使い、トマトとタマリンドの酸味、黒胡椒やフェンネルなどのスパイスが織り成す爽快なカレー。
グリーンのパクチーと紫玉ねぎが真っ赤なカレーの上に添えられていて、ビジュアル的にも綺麗です。
お味はもちろん抜群の美味しさ。
身の引き締まった鰹とタマリンド&トマトの酸味、ブラックペッパーやマスタードシード、チリなどの絡みのマッチングがピカイチです♪
スペシャルカレー「鱈のミーンモーレー」
こちらは、スペシャルカレー「鱈のミーンモーレー」
”鱈”をたっぷりのココナッツミルクで煮込んだマイルドなカレー。
柔らかな鱈の身にクリーミーで甘みのあるココナッツの風味がマッチしていて美味しい。
マスタードシードなどのスパイスやトマトの酸味もアクセントを効かせてくれてます。
シャープでスッキリ辛い「鰹のミーンコランブー」に、マイルドで優しい「鱈のミーンモーレー」、良い組み合わせでした★
マラバール風キーマカレー、サンバル、ラッサム、ヨーグルト、ターメリックライス、バスマティライス、パパド
お好みのカレーは、「マラバール風キーマカレー」と「黒胡椒ビーフカレー」をチョイスしましたが、大量のスパイスが使われていて濃厚で味わい深い「マラバール風キーマカレー」と、黒胡椒がピリリと効いてシャープな「黒胡椒ビーフカレー」、どちらもなかなか!
そしてもちろん、ミールスといえば「サンバル」と「ラッサム」
トゥール豆とお野菜を煮込んだ定番の「サンバル」は、これぞサンバルって感じのスタンダードなお味。
「ラッサム」は、ひとつは普通のラッサムを、もうひとつは「レモンラッサム」にしてみました。
タマリンドの酸味にブラックペッパーの辛みがシャープな普通の「ラッサム」、レモンの味わいが爽やかな「レモンラッサム」、どちらも美味しいです。
個人的には、普通のラッサムの方が好みかな。
ポディ(インドのふりかけ)がかかったパラパラの香り米「バスマティライス」も、秋田こまちを使っている「ターメリックライス」も、揚げお豆煎餅「パパド」も満足のいくお味。
最初は、それぞれのカレーのお味を確かめ、その後は「楽しいミールスの食べ方」の通りに、ご飯の上に全てのカレーをかけて”混ぜ混ぜ”
バラエティーに富んだスパイスと素材のブレンドを堪能させていただきましたー!
そしてそして、「サンバル」と「ラッサム」、ライスはお代わり自由だったので、美味しい美味しいと言いつつ、結局2回もお代わりしちゃいましたー!
調味料3種「PODI(ふりかけ)」「URUGAI(つけもの)」「CHILLI OIL(辛味)」
それから、忘れちゃいけないのが、お料理のお味に広がりを持たせてくれる調味料3種(アチャール)。
「PODI(ふりかけ)」「IRUGAI(つけもの)」「CHILLI OIL(辛味)」の3種です。
「PODI」は、南インドのふりかけで、豆やタマリンド、カレーリーフなどを粉末にし、スパイスや塩などと混ぜて作られるのだとのこと。「URUGAI」は、南インドのピクルス。野菜や果物を各種スパイスやオイル、塩などで漬けたもの。「CHILLI OIL」は、スパイスが香る辛いオイルです。
それぞれ、個性的なお味で、混ぜ混ぜしたミールスにかけて食べると味にアクセントがついて美味しいです。
食後のデザートは、「グラブジャムン(ハニーバター)」と「ナプラタンクルフィ」
「マサラチャイ」(300円)
食後は、「マサラチャイ」でホッとひと息。
スパイスたっぷりのお料理の後のチャイは、ほっこりしますね★
「グラブジャムン(ハニーバター)」290円
情け容赦なく甘いハニーバター味
チャイと一緒にデザートも注文!
世界一甘いと言われる、ドーナツをシロップ漬けにしたインドのお菓子「グラブジャムン」です。
グラブジャムンには、情け容赦なく甘いハニーバター味と、それよりは多少マシなヨーグルト味がありましたが、ここはもちろん、ハニーバター味をチョイス!
もちろん激甘ですが、もう食べ慣れているので問題ありません。いつもの美味しいお味のグラブジャムンです。
「ナプラタンクルフィ」(290円)
水切りヨーグルト(シュリカンド)にドライフルーツやチョコレートをちりばめたムースのアイス
デザートもう一品は、「ナプラタンクルフィ」
水切りヨーグルト(シュリカンド)にドライフルーツやチョコレートをちりばめたムースを凍らせたアイスケーキ風のクルフィです。
練乳と牛乳をスパイスやナッツと一緒に煮詰め、超低温で凍らせたのが”クルフィ”
インドに多いベジタリアンの人でも食べられるようにと、卵が使われていないのが特徴で、お味はさっぱりしています。
さっぱりアイスに酸味のあるベリーがマッチしてます。
お洒落で大人な雰囲気をした店内空間でいただく日本人の好みにぴったりマッチした絶品ミールス。そして、この上なくスイートなデザート。美味しいお酒。
お料理のクオリティーに比して、お値段がかなりリーズナブルなところも素晴らしい!
一番シンプルな「プレートミールス」なんて、たったの1,080円ですよ!
それに、この『東京ガーデンテラス店』は、八重洲の本店では味わえないゴアのお料理を食べられることも魅力のひとつです。
『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』、八重洲の本店以上に魅力的なお店でした。
万人にオススメできる南インド料理屋さんです。
◉『エリックサウス 東京ガーデンテラス店』の地図・アクセス
- 住所:東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 2F
- アクセス:永田町駅から242m
- 営業時間:11:00~22:00
- 定休日:不定休(東京ガーデンテラス紀尾井町に準ずる)
- 電話:03-6272-5529
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