モダンベトナミーズがいただけるレストラン『アンディ(An Di)』で、ディナーのコース料理をいただきました。
知っているベトナム料理とは違う、食材の使い方も斬新でオシャレなお料理の数々。
ひとつひとつ驚きながら、楽しく美味しくいただくことができました。
店内も素敵で、テンションが上がります♪
おとなな雰囲気だけど、カジュアル感もある居心地の良い空間
銀座線外苑前駅から徒歩4分ほどの裏道に、モダンベトナミーズレストラン『アンディ(An Di)』はあります。
(訪問したのは、1月)
入口が、階段を上った中2階のようなところにあるので、一瞬気が付かず、通り過ぎてしまいました。Google map からそれてしまったので、あれ?と思い戻ってみると、看板が明るく光っていました。
たくさんの観葉植物と、籐の椅子が東南アジアの雰囲気を醸し出しています。
入口を入った通路の壁は、ワインセラーになっていて、たくさんのワインが並べられていました。
そして店内は、シンプルでお洒落な空間。
落ち着いていて、好きな雰囲気です♪
壁には、何やら茶色い壺がたくさん。何が入っているのでしょう。気になります。。
何だか、韓国ドラマの時代劇に出てきそう。。!?
厨房の前には、カウンター席もあり5人くらい座れます。
カウンターの上には、個性的な植物が。
今回は、事前にHPからコース料理の予約をして行きました(ディナーコースは8,800円)。
12月に行こうと思っていたのですが、その時は予約が取れなかったのでリベンジです!
モダンベトナミーズのディナーコース
コースにはドリンクは含まれていないので、別で注文します。
ワインを飲みたかったけど、自家製ドリンクが美味しそうだったので、1杯目はレモンスカッシュだったか、レモンジンジャーだったか、、、に。
飲みやすくて、なんだかクセになるような美味しさでした!
ドリンクをいただいていると、1品目の登場です!
か、かわいい♪ ミニサイズのバインミーです。(バッチャン焼きのお皿もかわいい!)
具材は、鯖・ごぼうなどで、クミンや大葉、ミントが使われています。
和の食材に、スパイスやハーブを合わせるのも爽やかで良いですね!
スタッフの方が、一品ごとにお料理の説明をしてくださるので、食材の味を感じながらいただくことができます。
お店の看板メニュー的な「ティーリーフサラダ」。
ミャンマーの、発酵した茶葉を野菜で和えた「ラペットゥ」をアレンジしたメニューです。
ラペットゥがお洒落になっています!
茶葉は、福岡の発酵した八女茶。
添えられていたみかんのドレッシングをかけて、混ぜ合わせてからいただきます。
うーん、とても身体に良さそう♪
お次は、ビーツのスープ。
ビーツのスープは色が華やかだし、栄養もあって身体に良くて美味しいので好きです。
なんとズワイガニが入っています。洋梨と薔薇の花びらも入ったゴージャスなスープ♪
味わっていただきました!
見た目が斬新な生春巻き。
レンコンの断面がきれい!生春巻き、きれいに巻けないので尊敬~
小皿に添えられているのは、焦がしバターと黒大根のソースです。
具材は、しらすと青のり、後は何だったかな。。
生春巻きって、野菜だしライスペーパーは米粉だし、ヘルシーですよね。
食べ過ぎはいけないけど、罪悪感のない食べ物。
2杯目は白ワインに。おすすめをお聞きしたら、3種類持ってきてくれて、一番飲みやすそうな南アフリカの「Rall」というワインにしました。
ワインは好きだけど、全然詳しくないので、色々知りたいけど奥が深くて難しそう。
単純に美味しくて飲みやすいワインが好みです。
そしてそして、お次はタラの白子。白ワインに合います!
根セロリのソースに、白子の上に乗っているのは、ブッシュ柑という柑橘。
全てのお料理の食材の組み合わせがとても面白いです。
なんでこれとこれを組み合わせたのか、、など、その発想がスゴい!
ブッシュ柑に反応していると、お店のスタッフの方がブッシュ柑を持ってきてくれました。
うわっ、初めて見た!なかなかのビジュアルですね。。
ブッシュ柑は、インド東北部原産の柑橘類の一種。
その形が、合掌する両手のように見えるので、「仏の手(ブッシュ)」と美称したものだそうです。
メインは、蝦夷鹿のローストです。
赤身がピンク色でキレイ!
美味しそう~♪
カラフルな野菜が添えられていて、周りに散らされている茶色い粉は何だと思います?
なんと、ベトナムコーヒーの粉なんです!
チョコレートかなと思いきや、コーヒーの粉。この発想にも驚きでした!
この写真では分かりませんが、ひとつ前の写真に写っているお皿の上の胡椒のような粒は、馬告(マーガオ)です。
ちょっと前に話題になっていたマーガオは、山椒のようなレモングラスのような、爽やかな香りの台湾のスパイスです。
お肉と一緒に食べると、アクセントになって美味しい♪
締めに、フォーの登場です!
牡蠣としめじのあんかけソースに抹茶塩が添えられていて、フォーというよりは、あんかけうどんと言う感じ。
パクチーをワサっと盛っていただきます。
牡蠣やキノコのダシも効いていて、身体が温まるほっとする一品で美味しかった~
最後にデザートもあります。
ココナッツプリンの上に、キウイと青紫蘇のシャーベットが乗っています。
キウイと青紫蘇の組み合わせ、さっぱりとしていて美味しいです。気に入りました!
コーヒーは、代々木公園の近くにあるカフェ「フグレントウキョウ」のコーヒー豆を扱っているとのこと。
「フグレントウキョウ」は、ノルウェーのカフェ「Fuglen(フグレン)」の海外一号店です。
浅煎りの焙煎で、豆本来の風味を生かしたコーヒーなので、すっきりクリアな飲み心地。
最近は、こういった浅煎りのコーヒーが多いのですね。
ベトナム料理の枠にとらわれない創作料理の数々で、食材の使い方や組み合わせがとても面白く勉強にもなり、そして美味しかったです!
お店の雰囲気も落ち着いていて、ゆっくりと食事を楽しめる空間でした。
特別な日にコース料理でいただくのがオススメです♪
◉『アンディ(An Di)』の地図・アクセス
- 住所:東京都渋谷区神宮前3-42-12 1F
- アクセス:東京メトロ 銀座線 外苑前駅3番出口より徒歩約4分
- 営業時間:(火~金)18:00~21:00 (土・日)12:00~13:30 18:00~21:00
- 定休日:月曜日
- 予約:『アンディ(An Di)』のネット予約はこちら(食べログ)
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