飯田橋駅から徒歩5分。神楽坂から地蔵坂へと左折し、道なりに進んだ右手。神楽坂センタービルANNEXの1階に、ジョージア料理を提供するお店『AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar』があります。
お店のオープンは2025年9月14日。東京初のジョージア料理とワインの専門ビストロ&ワインバーとのこと。
『AJIKA』の外観と店内の雰囲気
神楽坂センタービルANNEXの入り口です。
2階には高級中華の『榮林 神楽坂店』、3階にはミシュラン掲載の『鮨大矢』が入っています。
行燈が並ぶ路地を進んだ正面にあるのが『AJIKA』
ロゴマークには、ジョージア語があしらわれています。
扉を開けて、さっそく店内へ。
こちらが、『AJIKA』の店内です。
広めの店内は、中央に口の字型のカウンターテーブルがあり、大人数用の長テーブルや円卓席、4人掛けのテーブル席もあります。座席数は42席。
休日ディナータイムに食べログで事前予約の上訪問。座席はほぼ満席で、食べている間にも次々とお客さんが来店していました。
客層は外国人が8割ほど。スタッフは外国人と日本人がいました。
お店の内装は、コンクリート打ちっぱなしで、シンプル且つおしゃれ感あり。
天井から吊り下げられたシャンデリアや、壁に立て掛けられた木製の古い扉は、ジョージア本国から取り寄せたものだそう。
こちらは、長テーブルの上に置かれた「クヴェブリ」
「クヴェブリ」とは、伝統的なジョージアワインの醸造に使われる素焼きの土器のこと。
この「クヴェブリ」の中に破砕したブドウの果皮・種子を入れて密閉し、地中に埋めてワインの発酵・貯蔵・熟成を行うのだそう。
クヴェブリを使ったワインの醸造は、紀元前6千年紀には既に行われていたという証拠が残っており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
ちなみに、テーブルの上に置かれているこの「クヴェブリ」、約150年前にジョージア、カヘティ地方のアラヴェルディ教区で発見されたもので、ジョージアから日本まで運んできたのだそう。
『AJIKA』のメニュー
こちらが、『AJIKA』のディナーメニューです。
メニューの品数は多くはなく、メインは3種の「ハチャプリ」。アペタイザーが2品と、「ヒンカリ」や「シュクメルリ」「ハルチョー」などのジョージア料理があります。
それでもって、今回選んだお料理は↓
- 「ナスとクルミのロール」(3pieces:700円)
- 「ヒンカリ」(3pieces:1,180円)
- 「ハルチョー(ビーフ)」(S:1,900円)
- 「イメルリ・ハチャプリ」(2,200円)
- 「北海道バニラアイスクリームのクルミ&ハニーがけ」(550円)
ちなみに、写真の一番上の「ゴビ(ディナーセット)」ですが、はじめに手渡されたメニューには載っていませんでした(後で再度見せてもらったメニューには記載されていた)。
なので、アラカルトから頼んだのですが、セットを頼んでいるお客さんはいなかったので、「ゴビ(ディナーセット)」はまだ準備中のメニューなのかもしれません。
なお、ランチタイムでは、ハチャプリをメインにサラダとスープが付いた1,500〜1,900円ほどのランチセットを提供している様子。
「グラスワイン(日替わりジョージア白ワイン)」
まずは、お飲み物。
「グラスワイン(日替わりジョージア白ワイン)」です。
ジョージアの白ワインということで、オレンジ色の「アンバーワイン」を期待しましたが、白い色のワインでした。
銘柄は不明ですが、ほどよい辛口で飲みやすいワイン。
ジョージアワインカヘティ地方産「キンズマラウリ」↓
ちびちび飲んでいると、ほどなくしてお料理が運ばれてきました。
「ナスとクルミのロール」
こちらは、前菜の「ナスとクルミのロール」
薄く揚げた茄子に香ばしいクルミのペーストを包み込んだ、風味豊かな前菜
これがめちゃ旨! 今回いただいた料理のベストです。
揚げた茄子の香ばしい風味と食感。滑らかで溶けるようなクルミペーストはニンニクの旨味が効いていて、茄子と一緒にいただくとたまらない美味しさ♪ トッピングされたザクロのアクセントもGood!
「ヒンカリ」
続いて、ジョージア餃子の「ヒンカリ」
スパイスの効いた肉汁たっぷりのジョージア風小龍包
「ヒンカリ」は、小麦粉、水、塩、卵で作った厚めの皮の中に、ジューシーな羊肉や豚肉、牛肉のミンチ肉が入ったジョージアの名物料理のひとつ。
ミンチ肉と一緒にコリアンダーやクミン、赤唐辛子などが入っていて、スパイシーなのが特徴です。
いただいたヒンカリは、表面に塗されたブラックペッパーが効いているほかは、それほどスパイシー感は感じませんでしたが、もっちりとした厚めの皮と、噛むとほとばしるジューシーな肉汁&ミンチ肉の旨味が最高♪
ジョージアのトビリシで食べた「ヒンカリ」↓
「ハルチョー(ビーフ)」
お次は、「ハルチョー(ビーフ)」
「ハルチョー」は、牛肉と米を具材に、チェリープラムのピューレやクルミを加え、コリアンダーで風味付けされたジョージアを代表するスープのこと。
「ハルチョー」は、ジョージア現地でも、日本のレストランでもいただいたことがありますが、今回いただいたのは、今まで食べたハルチョーとは別物な感じ。
過去に食べた「ハルチョー」↓


柔らかい牛肉に、クルミの風味の効いたグレイビーが絡んで、これはこれで美味しかったですが、過去に食べた、酸味と辛味の効いた汁気多めの「ハルチョー」の方が好みかな。
「イメルリ・ハチャプリ」
そして、メインはジョージアのパン「イメルリ・ハチャプリ」
特製イメルリ・チーズをたっぷり包んだジョージアのパン
「ハチャプリ」は、ジョージアを代表する国民食。「ハチャ(チーズ)」を包んだ「プリ(パン)」です。
地域によって形や具材に違いがあり、代表的なものに生地にチーズを包んだ丸い「イメルリ・ハチャプリ」や、舟形のパンにチーズと卵を乗せて焼く「アジャリア・ハチャプリ」があります。
過去に食べた「ハチャプリ」↓


特製イメルリ・チーズを使った「イメルリ・ハチャプリ」
インパクトのある塩辛さとポソポソとした食感が抜群に美味しい「イメルリ・チーズ」。サクッとしたパンの表面ととろりとしたチーズの食感のコントラストがNice!
蜂蜜を掛けても美味しいかも。
「北海道バニラアイスクリームのクルミ&ハニーがけ」
デザートは、「北海道バニラアイスクリームのクルミ&ハニーがけ」
ゴロゴロ入ったクルミの食感と蜂蜜の甘味が滑らかなバニラアイスとマッチして美味♪
メニューには無いようでしたが、コーヒーが飲みたくなりました。
神楽坂にあるジョージア料理を提供するお店『AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar』
東京初のジョージア料理とワインの専門ビストロ&ワインバーです。
いただいたお料理は、クルミのペーストを揚げた茄子で包んだ「ナスとクルミのロール」が絶品! ジョージア名物の水餃子「ヒンカリ」や、チーズパン「ハチャプリ」も美味♪
店内に置かれた、伝統のワイン醸造壺「クヴェブリ」も必見です★
『AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar』は、ネット予約出来ます!
『AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar』は、ネット予約することが出来ます!
週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。
※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。
『AJIKA Georgian Bistro and Wine Bar』の地図・アクセス・営業時間
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