今年で第3回目を迎える世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2016」が、9月24日(土)、25日(日)の2日間、東京お台場の「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」にて開催されました。
「ツーリズムEXPOジャパン」は、2014年に日本観光振興協会の「旅フェア日本」と日本旅行業協会の「JATA旅博」が統合して誕生したイベント。
2016年度は、”旅は変える。人生を。世界を。”をテーマとして、出展者数は全国47都道府県、140カ国・地域、1,181企業・団体が参加。来場者数は185,800人を数えたとのこと。
1日じゃ全部を見て回れないほどの規模の「ツーリズムEXPOジャパン2016」
今回は、アジア、中東、アフリカ、中南米諸国のブースを中心に見て回ることにしました。
行列に並んでチケット購入。そして、会場へ
りんかい線の「国際展示場駅」から歩いて「東京ビッグサイト」へ。
途中のイーストプロムナードでは、「スリランカフェスティバル2016」も開催されていました。
「ツーリズムEXPOジャパン2016」は、ビッグサイトの東展示場1−6ホールでの開催です。
「ツーリズムEXPOジャパン2016」の看板
チケットカウンターでチケットを購入
入場する前に、まず、チケットカウンターでチケットを購入します。
このチケットカウンター、かなり長い行列ができていました。
クレジットカード払いと現金払いの2つの列があったのですが、現金払いの方が多少列の進みが早かったかな。でも、20分くらいは並びました。
こちらが当日券(1,300円)
こちらが当日券(1,300円)
実は、事前に「チケットJCB」のサイトから前売り券が購入できたみたいなのですが、前売り券だと1,000円。しかも、行列に並ばなくて済みます。
事前に行くことが決まっているなら、前売り券を買った方がいいかも。
兎にも角にもチケットゲットしたので、一路会場へ!
「ツーリズムEXPOジャパン2016」会場マップ
こちらが「ツーリズムEXPOジャパン2016」会場マップです。
東1〜6までホールがあって、かなり広いです。
今回は時間がなくて見ませんでしたが、日本の各都道府県のブースがかなりの面積を占めていました。
まずは、東1ホールのゲートから入って、アジア各国のブースを見ることにしましょうー♪
中央アジアのブース
最初に見たのが、中央アジアのブース。
日本人にはあまり馴染みのないこの地域ですが、シルクロードの国々だと言えば判りやすいでしょうか。
この地域には、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、トルクメニスタンといった国がありますが、国の観光局が出展しているのは、カザフスタンのみでした。
他は、中央アジア各国の旅行会社がいくつか出展。
カザフスタンのブース
カザフの民族音楽の演奏
カザフスタンの銀細工
こちらは、カザフスタンの「Tourism Industry Department Ministry of Investment and Development Republic of Kazakhstan」のブースです。
豪華な民族衣裳を着たカザフの人が伝統楽器を演奏しています。
テーブルの上に並べられた銀細工も見事なつくり。
カザフスタンは、ユーラシア大陸の中央部に位置する国で、国土面積は世界第9位。世界最大の内陸国です。首都はアスタナ。
国土の大半が砂漠や乾燥したステップに覆われているものの、鉱物資源に恵まれているため、経済成長が著しい中進国のひとつです。
シルクロードの国々の絵が綺麗
セントラル・アジアン・トラベル・システム
シルクロード中央アジアトラベル
中央アジア各国の旅行会社がいくつかブースを出していました。
ロマン溢れるシルクロード交易の歴史と、雄大な自然環境、美しいモスクや多様な民族文化がアピールポイントです。
アジアのブース
お次はアジアのブース。
日本に近いので、各国とも旅行者の誘致に積極的。
今回は、中国、タイ、ラオス、インド、オリッサ州、タミルナードゥ州、ラジャスタン州、ケララ州、ウッタルプラデシュ州、マニプリ州、スリランカ、バングラデシュ、インドネシア、ハノイ、モンゴル、カンボジア、ネパール、モルディブ、ブータン、マカオ、香港、マレーシア、韓国、済州、東ティモール、フィリピン、台湾、台東県、高雄市、彰化県、桃園市、雲林県、台北市、シンガポール、ミャンマーなどの政府や自治体の観光局が参加しているほか、アジア地域の航空会社、アジア各国・各地域の旅行会社が多数出展!
アジアブースの様子
中国国家観光局
ラオス情報文化観光省
タイ国政府観光庁のブース
スクート航空のブース
バンコク病院
スクート航空
中国国家観光局、ラオス情報文化観光省、タイ国政府観光庁のブース。
スクート航空やバンコク病院のブースもありました。
スクート航空は、シンガポールのLCC(格安航空会社)で、親会社はシンガポール航空です。
日本からは、成田〜台北〜シンガポール便、関空〜バンコク〜シンガポール便、関空〜高雄〜シンガポール便が就航しており、2016年10月からは台北経由札幌便も就航予定であるとのこと。
スクート航空のブースでは、オリジナルロゴdeボディーペイントや特別割引クーポン配布などが行われていました。
バンコク病院は、東南アジア最大の私立病院で、世界でも最先端の治療を提供する医療機関のひとつだそうです。
メディカルツーリズムの拠点としても有名で、160カ国を超える地域からの患者340万人以上にヘルスケアを提供しているのだとのこと。
また、日本人専用病棟があり、日本語のみで診察を受けられるそうです。
バンコク病院のブースでは、看護師による無料簡易検査(血圧検査、BMI、体脂肪率の測定)・医療相談(東南アジア旅行に関する医療相談)が行われていました。
インド、オリッサ州のブース
オリッサの個性的な雑貨たち
オリッサのカラフルな布
こちらは、インド東部にあるオリッサ州のブースです。
カラフルでインパクトのある図柄の布と、個性的なデザインの雑貨が魅力的。
日本じゃ絶対に手に入りません、オリッサの雑貨。
オリッサ州は、ベンガル湾沿いに位置するインド東部の州で、州都はブバネーシュワル。マハーバーラタの時代から続く歴史ある地域です。
観光名所としては、コナーラクの太陽寺院や、ジャガンナート寺院と美しいビーチで知られる聖地プリーが有名。インド四大古典舞踊のひとつ「オリッシー」の生まれた地としても知られています。
インド政府観光局のブース
インドのボディーペインティング、ヘナの体験
タージマハルとインド舞踊ダンサーの方
アーユルヴェーダのブース
インド政府観光局もブースを出していましたー。
他にもインドは、ラジャスタン州やタミルナードゥ州、ウッタルプラデシュ州、ケララ州、マニプリ州などが出展。アーユルヴェーダ・リゾートもブースを出していました。
スリランカのブース
セイロン・ティー販売コーナー
カラフルなスリランカの象の置物
バングラデシュのブース
バングラデシュの布製品
ネパールのブース
モルディブのブース
こちらは、スリランカ、バングラデシュ、ネパール、モルディブのブース。
スリランカのブースには、セイロン・ティーの試飲コーナーもありましたが、すぐ外で開催されている「スリランカフェスティバル2016」の方がリキが入っている感じだったかな。
と、その時、向こうから賑やかな音楽が聴こえてきました♪
音が聴こえる方に行ってみると・・・
マレーシア民族舞踊ショー
マレーシア民族舞踊ショーが行われていましたー♪
マレーシア・ジョホール州からツーリズムEXPOの為に来日した「州立舞踊団」によるパフォーマンスです。
多民族国家マレーシアの舞踊は、地域に根ざした舞踊に加え、東西交易の中継地だった時代にアラブ等から入ってきたエッセンスなどを取り入れたアジアを凝縮したような踊りであるのだとのこと。
確かに、東南アジア的な要素とインドやアラブ的な要素が混じり合ったような舞踊です。
踊りを観賞し、拍手喝采し終わった後、再びブースを巡り歩きます。
エアアジアの女の子たち
こちらは、マレーシアのLCC(格安航空会社)であるエアアジアの女の子たち。
にこやかに写真を撮らせてくれました。
インスタグラム風のボードがなかなかGood!
インドネシア共和国観光省のブース
インドネシア共和国観光省
着飾ったインドネシアのダンサー
カンボジアのブース
ベトナム・ハノイのブース
東ティモールのブース
フィリピンのブース
インドネシア、カンボジア、ベトナム・ハノイ、東ティモール、フィリピンの各ブース。
この中で気になったのは、東ティモールのブース。
日本ではまだ知られていない東ティモールという国、ブースのお姉さんが一生懸命、国の魅力についてアピールしていました。
2002年にインドネシアから独立した東ティモールは、日本の首都圏と同じくらいの大きさの小さな国。人口は約110万人で、キリスト教徒が99%以上を占めています。
かつてポルトガルの植民地だったため、公用語はポルトガル語ですが、実用語としてインドネシア語、他に14〜16の地域言語があるそうです。
主産業はポルトガル時代に持ち込まれ、プランテーション栽培されたコーヒーの生産で、国民の4分の1がコーヒーで生計を立てているのだとのこと。
ミャンマーのブース
幸運をもたらす金色のふくろう
ビルマの竪琴
シンガポール航空のCAと記念撮影
シンガポール航空
モンゴルのブース
ブータンのブース
ミャンマー、シンガポール航空、モンゴル、ブータンの各ブース。
シンガポール航空のブースでは、CAの方と一緒に記念撮影ができるコーナーがあって、結構行列ができていました。
シンガポール航空のCAの制服、魅力的ですよね★
ブータンのブースでは、民族衣装「ゴ」を着たスタッフの方と、マニ車の模型が。
先日、上野で「ブータン展」も開かれていましたし、ブータン、日本人観光客の誘致に力を入れていますね!
ブータン展についてはこちら→見るだけでしあわせになれた!“幸せの国”「ブータン展」 in 上野の森美術館
韓国ブースのゆるキャラ
韓国観光公社
韓国の調味料などの紹介
こちらは、韓国のブース。
日本に一番近い国のためか、アジアブースの中でも一番展示面積が広いブースでした。
民族衣装を着たゆるキャラも参加しています。
台湾観光協会など、台湾の複合ブース
台湾観光協会を始め、台東県、高雄市、彰化県、桃園市、雲林県、台北市などの各自治体の観光協会やエバー航空などが出展した台湾の複合ブースです。
台湾観光局のゆるキャラ
「くまモン」にそっくりなゆるキャラもいましたー♪
このゆるキャラ、高雄市のゆるキャラだそうで、名前は「高雄熊」と言うそうです。
上の動画は、台湾のニュースでの「くまモン」と「高雄熊」の比較検証コーナー。
台湾の人も、「高雄熊」は「くまモン」のパクリなんじゃないかと薄々感づいてはいるみたいです。
許願壁〜みんなで願い事を書いてかけましょう〜
見ただけで横顔の切り絵を作ってくれるパフォーマンス
台湾のからすみ「鳥魚子」
アミ族の女性たち
台東のブース
各地域の観光局が参加しているせいか、台湾のブースはバリエーション豊か。
願い事を書いてかける「許願壁」のコーナーや、見ただけで横顔の切り絵を作ってくれるパフォーマンスのコーナー、民族衣装を着たアミ族の紹介など、いろいろ!
アミ族についてはこちら→台湾の花蓮でアミ族の豊年祭を観る
VRでマカオグランプリ体験
マカオのブース
アガる香港「鶏蛋仔(ガイダンジャイ)」が初来日
香港のブース
香港エクスプレス
マカオと香港のブースです。
マカオのブースでは、VR(バーチャル・リアリティー)を使った「マカオ・グランプリ」の体験コーナーがあって大人気!かなり長い行列が出来ていました〜。
香港のブースでは、2016年度版のミシュランガイド香港・マカオにも掲載された、ベビーカステラ的な人気のストリートフード「鶏蛋仔(ガイダンジャイ)」が初来日していました。
黒海沿岸諸国のブース
ちょっと休憩した後、アジアブースとは反対側の東5ホールにある黒海沿岸諸国のブースへと向かいます。
ジョージアのブース
カスピ海ヨーグルト
ジョージアワイン
ブルガリアのブース
ルーマニアのブース
黒海沿岸諸国のブースでは、ジョージア、アゼルバイジャン、モルドバ、ブルガリア、ルーマニアが出展。
その中でも一番力が入っていたのは、ジョージアのブースです。
カスピ海ヨーグルトにジョージアワイン、観光資源も豊富なジョージアは、今、密かに人気急上昇中の国なんです。
ジョージアの旅行についてはこちら→ジョージア(グルジア)旅行。27時間かけて塔の町「メステイア」へ
北米・大洋州のブース
メキシコのブース
ドクロのマリアッチ
メキシコシティの空港のミニチュア
ミクロネシア連邦のブース
ソロモン諸島のブース
北米のブースでは、今回のブースの中で一番の展示面積を誇るアメリカと、カナダ、メキシコが出展。大洋州のブースでは、オーストラリア、グアム、ニューカレドニア、ニュージーランド、パラオ、ミクロネシア、ソロモン諸島が出展していました。
メキシコのブースでは、マリアッチの演奏とかあるのかな〜と思っていたのですが、特にイベントなどはなく、普通の観光名所紹介のみでした(マリアッチの演奏は、別の場所で行われていたみたいです)。
グアムのブースなどでは、水着ファッションショーなども行われていたみたいです。
アフリカのブース
南部アフリカ地域観光機構の紹介ブース
アフリカのブースでは、スーダン、ルワンダ、ボツワナ、マダガスカル、ケニア、ウガンダ、ガーナ、エチオピア航空、南部アフリカ地域観光機構などが出展。
ブース全体は広くないですが、かなりの存在感を放っているブースでした。
スーダンのブース
スーダンの雑貨
スーダンのブース
こちらは、スーダンのブース。
日本人にとってはかなり馴染みの薄いスーダンですが、日本人観光客誘致のために頑張ってアピールしています★
スーダンは、エジプトの南に位置するアフリカで3番目に面積が広い国。国土の大半は砂漠です。首都はハルツーム。国民の約7割がイスラム教徒でアラビア語が主に話されています。
見所としては、世界遺産にも指定された古代クシュ王国の遺跡や、青ナイル川と白ナイル川の合流地点、不思議な造形をした山があるカッサラという町などがあるとのこと。
人がとても親切で良い国だという話のスーダンですが、日本人の観光客を誘致するのはかなりハードルが高そう。
ケニアのブース
マサイの方が写真を撮らせてくれました。
立派なキリンの置物
アフリカの国の中では日本に馴染みのある国、ケニアのブースです。
ケニアのブースでは、民族衣装を着た背の高いマサイ族の方が目立っていました。
マサイ族は、ケニア南部からタンザニア北部に住む先住民族で、人口は20〜30万人ほどと言われます。
本来は家畜の遊牧で生計を立てる遊牧民でしたが、最近では都市で生活する者も多く、スーツに身を固めたマサイ族は他のケニア人と見分けはつかないとのこと。
赤い色がマサイ族の伝統的な色で、衣服や化粧には赤が使われるのだそう。また、誰よりも高くジャンプする者が尊敬されるらしく、マサイ族のジャンプ力の凄さは、日本でも度々メディアで紹介されています。
素朴なデザインの器や壺が魅力的な、ボツワナのブース
ルワンダのブースでは、コーヒーを試飲させてくれました。
ルワンダのブース
マウンテンゴリラのぬいぐるみ
ウガンダのブース
マラウイとモーリシャスの紹介コーナー
アンゴラの紹介コーナー
マダガスカル共和国
アフリカブースでは、政情が不安定な中部や北部アフリカや、日本からは距離的にかなり遠い西アフリカの出展はほとんどなく、東部や南部アフリカの国々が中心でした。
サバンナやサファリなど、日本人のアフリカイメージにピッタリなケニアや、経済成長著しいルワンダやウガンダ、アフリカ随一の安定的な政情のボツワナなど、納得のラインナップです。
中東のブース
中東のブースでは、エジプト、ヨルダン、チュニジア、イランの4カ国が出展。
いずれも、観光に力を入れている国です。
エジプトのブース
エジプトのブース
ルクソール遺跡の紹介
エジプトのブースでは、伝統的な旋回舞踊「タンヌーラ」のショーが行われていたみたいです。
今回「タンヌーラ」は見れなかったのですが、先日代々木公園で行われた「アラビアンフェスティバル」で鑑賞しました。
↓がその時の動画です。
ツーリズムEXPOの紹介によると、タンヌーラとは、
エジプトはタンヌーラと呼ばれる旋回舞踏ショーの国としても有名です。瞑想や宗教的実践の一つとして伝えられた舞踏は、エジプトで鮮やかな色彩、音楽と踊りが融合した芸術舞踏に発展していきました。エジプト・ブースではエジプト国内はもちろん、世界的にも名高いエジプト民族舞踏団「マフムード・レダ民族舞踏団」のメンバーによるタンヌーラ・ショーの上演を行います。
だそうです。
イランのブース
ギャッベやペルシャ絨毯
魅力的なギャッベ
こちらは、イランのブース。
ご存知、ペルシャ絨毯や、イランの遊牧民カシュガイ族が織る手織り絨毯ギャッベなどが販売されていました。
素朴で温かみのある風合いと、シンプルかつカラフルな図柄が魅力的なギャッベ。いつ見ても欲しくなってきます。
ペルシャ絨毯の手織りの実演
カラフルなペルシャ絨毯
こちらは、ペルシャ絨毯の手織りの実演コーナー。
この細かな模様を一本一本糸を紡いで織り上げていきます。びっくりするほどの繊細さです!
上の写真のペルシャ絨毯の色合いと図柄、かなり好みです。
チュニジアのブース
ヨルダンのブース
ヨルダンのファブリックや真鍮製品など
遺跡や街並みなど、観光資源が豊富なチュニジアとヨルダンのブース。
テロの影響により、観光客はかなり減っていそうですが、どちらも魅力的な国です。
中南米・カリブのブース
ボリビアのブース
中南米・カリブのブースでは、ボリビア、キューバ、エクアドル、ジャマイカ、ペルー、メルコスール(アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラ)が出展。
ちょうど、、ブースに差し掛かった時に音楽が流れてきたので、行ってみました。
ボリビアの民族舞踊のショーです。
ウユニ塩湖の人気で俄然注目度が高まっているボリビア。塩湖だけでなく、ボリビアには豊かな先住民族の伝統文化やスペイン時代のコロニアルな街、古代遺跡やカーニバルなど見所たくさんです!
ウユニ塩湖についてはこちら→「ウユニ塩湖」見渡す限りの白世界!ジープで行く乾季のウユニツアー【ボリビア】
メルコスール(アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラ)
パラグアイの紹介コーナー
エクアドルのブース
エクアドルのワインや食材など
ジャマイカのブース
ハバナ・クラブ(キューバのブース)
キューバのブース
パラグアイ、エクアドル、ジャマイカ、キューバ・・・
俄然注目なのは、もちろんキューバです!
アメリカとの国交が回復し、海外からの投資が熱を帯びつつあるキューバ。先日も安倍首相が日本の首相としては初めてキューバを訪問し話題になりました。
話によると、キューバ行きの航空券も、ホテルもツアーも予約が一杯でなかなか取れない状況みたいですが、ほんと、魅力的なところです。
クラシックカーの走るキューバの街→50年代のアメ車がたくさん!クラシックカーの街「ハバナ」(Habana)【キューバ】
ヨーロッパのブース
ヨーロッパのブースでは、フランス、イタリア、スペイン、ハンガリー、ポーランド、フィンランド、マルタ、トルコ、リトアニア、ラトビア、エストニア、キプロス、チェコ、イスラエル、マケドニア、スロベニア、ルクセンブルクなどが出展。
今回は、トルコ、ポーランド、バルト三国を見ました。
トルコのブース
イズミル、エフェソス、ベルガモン
メヴレヴィー旋回舞踊の紹介
トルコのブースにいたピエロの着ぐるみ
伸びるトルコアイスの試食コーナー
こちらは、トルコのブース。
かなり広いブースで力入っています!
トルコ共和国大使館のブースの他に、メブラーナ開発機構、イズミル・デベロップメント・エージェンシーもブースを出していました。
トルコのブースで人気だったのは、伸びるトルコアイス「ドンドゥルマ」の試食体験コーナー。
かなりの行列が並んでいました。
面白かったのは、アイスをサーブしてくれるトルコ人のお兄さんのパフォーマンス。
長い棒の先に付いたアイスをお客さんにサーブするのですが、取れそうで取れない!
言葉で説明するのは難しいけど、そんなパフォーマンスで、お客の笑いをとってましたー。
ポーランドのブース
ポーランド雑貨販売中!
ポーランドのフェルト靴
ポーランドのブース。
魅力的な陶器やフェルト靴などの雑貨が販売されてました。
ブースの出展者としては、ポーランド政府観光局の他に、ワルシャワ観光局、ザブジェ市、グダンスク&ポモルスキェ地方観光局、LOTポーランド航空、フルネル・トラベル、メロディツアーが出展。
バルト三国、ラトビア、リトアニア、エストニアのブース
ラトビアの布製品
今、注目のバルト三国
バルト三国、ラトビア、リトアニア、エストニアのブースです。
ヨーロッパ中世の雰囲気の街並み、カラフルな雑貨、美味しい食事、適度に近代化された便利な町&交通機関、美しい自然、治安の良さ。
最近、メディアにも取り上げられるようになったバルト三国は、女子受け要素満点の、今、注目の国々です。
ステージでアフリカ音楽と中国舞踊を鑑賞♪
「ツーリズムEXPOジャパン2016」の会場には、3つのステージが設置されていました。
そのうちのAステージで、南部アフリカ地域の音楽とダンスが行われるというので見に行きました♪
南部アフリカ地域の音楽とダンス(アフリカン・エキスプレス)
リハーサルの後、ざっくばらんな感じで始まった「南部アフリカ地域の音楽とダンス」
演奏するのは、日本で活動するグループ「アフリカン・エキスプレス」です。
「アフリカン・エキスプレス」は、ベーシスト&パーカッショニストの「トニー山本」率いるグループで、タンザニアの有名なヴォーカリストである「フレッシュ」、カリンバを担当する音楽教師&作家の経歴を持つタンザニア人の「リスタ」、ガーナではよく知られたヒップホップシンガーである「ナナヤオ」、ザイール出身のドラマー&パーカッショニスト「エドーシャ」が主要メンバー。
リズミカルな音楽&ダンスが素晴らしいです。
彼ら、乗せ方がうまい!会場はもうノリノリでした♪
重慶雑技芸術団
重慶雑技芸術団
重慶雑技芸術団
オープニングの舞踊しか見ませんでしたが、「重慶雑技芸術団」のパフォーマンスもちょこっと見ました。
「重慶雑技芸術団」は、1951年に設立された重慶市の市立雑技団で、中国国内でもトップクラスの雑技団であるとのこと。
アフリカの音楽&ダンスとはまた違った、優雅で美しい踊りでした。
航空・運輸、旅行会社のブース
スターアライアンスのブース
こちらは、航空会社や旅行会社などのブース。
スカイチーム、ワンワールド、スターアライアンスなどの航空連合や、アメリカン航空、ジェットスターなどの航空会社、JTB、HIS、日本旅行などの旅行会社、成田空港や農水省の検疫所など、いろいろ出展していましたー★
スカイチーム
ワンワールド
「スカイチーム」は、エールフランスやデルタ航空、KLMオランダ航空、アリタリア航空、大韓航空、アエロフロート、アエロメヒコ、チャイナエアライン、ガルーダ・インドネシア航空など20社が参加している世界第2位の航空連合。
「ワンワールド」は、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイ・パシフィック、カンタス、日本航空、マレーシア航空など15社が参加している世界第3位の航空連合。
スターアライアンスの飛行機の模型
「スターアライアンス」は、ユナイテッド、ルフトハンザ、エアカナダ、スカンジナビア航空、全日空、タイ国際航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、トルコ航空、エジプト航空、エア・インディア、中国国際航空など27社が参加している世界最大の航空連合です。
JTBのブース
HISのブース
ジェットスターのブース
成田国際空港のブース
日本旅行のブース
ここでもVR体験
農林水産省の動物検疫、植物検疫
旅行会社や航空会社、成田空港や農林水産省の検疫所のブース。
各ブース、展示やイベントなど、いろいろ趣向を凝らしていました。
クイズや抽選会、ダンスショーやトークショー、山歩きセミナーとか写真講座、ヨガ講座などもありました。
今流行りの「VR」(バーチャル・リアリティー)を体験できるブースも多かったです。
ツーリズムEXPOジャパン2017は、9月21日(木)〜24日(日)の開催予定!
食事の屋台もたくさん出ていて、キッズコーナーもあります。
日本、そして、世界の「旅」が大集結した世界最大級の旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン2016」
今回は時間が限られていたので、駆け足での訪問となりましたが、各ブース、いろいろなイベントや体験コーナーがあるので、じっくり見れば楽しみは満載です。
3つあるステージでも、バラエティーに富んだ各国のパフォーマンスを見ることができ、セミナールームでは、旅行やロングステイ、各国の文化に関するセミナーも多数行われていました。
各国から来た人の発信する現地の情報を収集することができ、様々な国の文化を体験し、交流ができるイベント、「ツーリズムEXPOジャパン」
各国の空気を味わえ、旅を満喫できる、大満足のイベントでしたー★
駅に向かってお帰りー?
ビルの明かりが灯り始めた展示場界隈。
駅へと向かって皆さんお帰りです。
来年、2017年の「ツーリズムEXPOジャパン2017」は、9月21日(木)〜24日(日)の開催予定であるとのこと。
来年もぜひ、参加したいと思います★
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