渋谷区庁舎内2Fにて、10/31〜11/3まで開催のタイイベント「チャトゥチャックマーケットがやってくる!」
バンコクのウィークエンドマーケットとして有名な「チャトゥチャックマーケット」を渋谷に再現するという趣旨の初開催のイベントです★
チャトゥチャックマーケットって?
毎週末20万人以上が訪れると言われる、タイ・バンコクで大人気の観光地。衣類、インテリア、ペット、骨董品、古本、中古品、ガーデニング、飲食など15,000以上の屋台が連なる、世界でも最大級のマーケットです。
イベントチラシより
このイベント、渋谷区庁舎の建て替えにともなって開催される「さよなら渋谷区庁舎企画」でもあるとのこと。
すでに役所は仮庁舎に移転していて、「住民課」や「各種証明書の受付」などの案内表示がところどころに残る中でのイベントとなりました。
バンコクの市場「チャトチャックマーケット」が渋谷に出現!
渋谷区旧庁舎入り口のイベントの案内表示
イベント会場の入り口です。
渋谷区旧庁舎は代々木公園やNHKに隣接していて行きやすい所にあるのですが、PRがあまりされていなかったのでしょうか。あんまり人がおらず、ちょっとさみしい感じ。
この日が肌寒かったということもあるんでしょうか。
庁舎前の広場には、タイ料理などの移動屋台が3店舗ほどありましたが、ガラガラでした。
入り口にいたヤック像
庁舎の中に入ると受付があって、右手の奥にヤック像が2体立っているのが見えます。
ヤック像の入り口の向こうが「チャトゥチャックマーケットがやってくる!」の会場のようです。
この「さよなら渋谷区庁舎企画」では、「チャトゥチャックマーケットがやってくる!」以外にもイベントが開催されている様子でした。
おなじみ、シンハービール
ヤック像の入り口から中に入っていきます。
通路に沿って進むと・・・
シンハービールの広告板が並んでいたり。
タイ式曜日占い
スマホをいじる占い師
タイ式曜日占いのブースがあったり。
タイのアート作品
鯉をモチーフにしたアート
タイのアート作品が展示された小部屋があったりしました。
通路を抜けると大広間があって、そこには雑貨のお店やマッサージのお店、タイ料理の屋台店舗などが軒を連ねていて、正面にはステージ的なものも設置されていました。
「チャトゥチャックマーケットを再現」というのは、ちょっと怪しい気がしますが、お昼時になって徐々に人が集まってきて、それなりの賑わいを見せていました。
タイの音楽CD、レコードのお店
知られざるタイローカルのアーティストたち
CDやテープが売られています。
こちらのCD屋さん、「Soi48」というDJユニットが出しているブースだそうです。
「Soi48」は、タイ音楽を中心に世界の音楽を発掘し続けているユニットで、今回紹介・販売しているのは、「エム・レコード」と共同制作した「タイ音楽アーカイブ・シリーズ」
どれも、60年代や70年代にタイでリリースされたレコードの復刻版だそうで、かなりディープな感じ。
会場には、独特のメロディーとイントネーションが魅力のタイ歌謡が延々と流れておりました。
石鹸や化粧水などコスメ系のお店
タイマッサージ体験もできる
ボディークリーム
ハーバルバーム
美と健康の国、タイ。
石鹸やボディークリームなど、コスメ系の商品もたくさん売られています。
樫の木で作った「トークセン」
トークセン施術を体験
タイと言えば、「タイマッサージ」
タイ古式マッサージが有名ですが、今回は「トークセン」というのを試してみました。
「トークセン」とは、タイ北部に伝わる木槌と杭を用いた古代療法です。
木槌と杭を使って張っている筋肉や腱を叩き、その振動を筋肉に浸透させ、素早く筋肉を緩ませる効果があるのだとか。
施術者の力の強弱に左右されることもなく、施術者自身の体の負担も少ないことも特徴であるとのこと。
やってもらった感想はと言うと、それなりに気持ち良かったのですが、手のマッサージの方がやっぱり気持ちいい感じがします。
だけど、施術者の力量にあまり左右されることが無さそうなので、家庭でも気軽にできそうな気がしました。
カラフルなタイの雑貨が盛りだくさん!
細かな模様の刺繍バッグ
色とりどりの少数民族のバッグ
タイ北部やラオスの衣装
「チャトゥチャックマーケット」と言えば、雑貨!
店舗数自体は2、3店舗でしたが、売られている商品は盛りだくさん★
大広間の1/3くらいのスペースに、所狭しと雑貨が陳列されていました。
マレーシアのバティックなども
木彫りの壁掛け
華やかな柄のハンカチやミニタオル
ブレスレットや指輪など
ハンモックも売られてました!
エスニック柄のスカート
ムエタイやシンハービールロゴのTシャツ
商品は、もちろんタイの雑貨が中心。
ムエタイやシンハービールロゴのTシャツとか、カラフルな少数民族のバッグやポーチとか、あらゆるタイ雑貨が勢ぞろいです★
一番商品が多くて華やかだったのが、以前、芝浦のタイフェアに出展していてセミナーも行っていた「ラックタイ」というお店です。
芝浦のタイフェアはこちら→タイの料理や雑貨、マッサージなどなんでも!タイフェアin 芝浦
かわいい陶器がたくさん!
綺麗なグリーンのセラドン焼き
ゾウのぬいぐるみがかわいい
ロータスモチーフの壁掛け布
バティックやマラカスなどなど
インドのカシミアスカーフ
色とりどり、エスニック満載!
魅力的だったのが陶器です。
色合いがカラフルで可愛らしいですよね。
翡翠のようなグリーンと繊細なひび模様の「セラドン焼き」は、欲しいと思っているんですが、今回は品数もそれほどなかったので、またの機会にしました。
銀の食器がズラリ
パクチー売ってました!
お香や木の器
タイシール
これ、ぞうさんの描いた絵です。
ぞうさんの絵がたくさん売られてます
雑貨を見まくっているうちに、お腹が空いてきました。
そろそろ屋台でお食事を食べることにしましょうかー♪
お腹も空いたし、タイ料理屋台へGo!
タイ料理屋台が5、6店舗ほど
会場には、タイ料理の屋台は5、6店舗ほど。
トムヤムクンはなかったですが、グリーンカレーやマッサマンカレー、パッタイやガパオ、ソムタムやカオマンガイなど、タイ料理を代表するお料理がたくさん売られています。
タイの人って、いつも笑顔ですよね。
みんなニコニコ顔で呼び込みしてました★
チキンが美味しそう!
もち米と焼き鳥
パクチーが並んでます
青パパイヤサラダ、ソムタム
カオマンガイ
ガイヤーンやコームーヤーン
一生懸命呼び込みしてます。
シンハービール
何はともあれ、まずは「シンハービール」を購入(500円)
シンハービールをぐびり
安定の「シンハービール」
をぐびりと飲みながら、何を食べようかなーと物色します。
グリーンカレー
やっぱりここは、定番の「グリーンカレー」(500円)でしょう!
鶏肉とタケノコ、ナスなどの野菜にココナッツ風味のソースが絡んで美味しいです♪
もち米と焼き鳥
一生懸命呼び込みをしていたお兄さんから、もち米と焼き鳥を買いました(500円)
タイ北東部イサーン地方の主食であるもち米。焼き鳥と一緒に食べるとタイを思い出します★
ソムタムと焼き鳥
こちらも定番「ソムタム」
タイの屋台のつまみと言えばこれです。
青パパイヤにピーナッツの食感と青唐辛子のピリ辛さがアクセントになっている、こちらもイサーン料理のサラダです。
ビールに合いますね〜♪
食後、ムエタイを鑑賞し、チャイ長老の瞑想指導を体験
ムエタイのウォーミングアップ
ミット打ち
お料理を食べていると、真ん中にあるステージでアナウンスが始まりました。
見ると、引き締まった肉体のムエタイの選手がいます。
どうやら、ムエタイのデモンストレーションが行われるようです。
ムエタイのデモンストレーション
すごい美しいキックです!
このムエタイ選手、本場タイの上位ランカーだったそうですが、ここ最近は活動拠点を日本に移し、日本語もかなり上達してきているのだとのこと。
デモンストレーションは、ミット打ちと軽いスパーリング、観客のミット打ち体験という流れでしたが、ミット打ちが一番迫力があって格好よかったです★
チャーン・チャイ長老の瞑想指導
タイ仏教サンガ公認伝道師だそうです。
ムエタイを見終えて入り口へと向かう途中、ちょうど、瞑想教室が始まるとのことでしたので、参加してみることにしました。
先生は「チャーン・チャイ長老」
タイ仏教サンガ公認伝道師で、ヴィパッサナー瞑想のマスターだそうです。
長老によると、瞑想のポイントは、手や足の感覚や呼吸など体の営みを心で意識することなのだとのこと。
5分間の瞑想中、言われた通り、呼吸や体の感覚を意識し続けるようにしましたが、隣から聴こえてくる音楽に気を取られているうちに、いつの間にか体を意識するのを忘れてしまって・・・。
瞑想、そんな簡単にはいきません。
チャイ長老は、近畿大学に留学後に日系商社に勤務。1987年に出家し、タイの仏教大学、ミャンマーの瞑想コースで学び、マスターとなり、2010年以降、ロシア、スイス、日本でヴィパッサナー瞑想を指導し続けているのだとか。
長老は現在、東京の調布にある家賃3万円のアパートに暮らしながら、ヴィパッサナー瞑想の指導を行っているのだそうです。
さてさて、雑貨も見たし、タイ料理も味わったし、ムエタイも楽しんで、トークセンや瞑想も体験。
小ぢんまりとしたイベントながら、盛りだくさんの内容でした。
「チャトゥチャックマーケットがやってくる!」、なかなか満足できるイベントでしたー★
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