4月1日(金)~3日(日)、横浜赤レンガ倉庫で「アフリカンフェスティバルよこはま2016」が開催されました。
今年で9回を迎える「アフリカンフェスティバルよこはま」
アフリカの雑貨や衣料品、食品などを販売する「アフリカンマーケット」、音楽や踊りなどが行われるステージ、アフリカ民族楽器やダンスなどのワークショップ、アフリカ料理や飲み物を販売するフードコート、ゲーム体験やアフリカの大使館のプレゼンテーションなど、盛りだくさんの内容。
日本最大規模のアフリカンフェスティバルとして、年々来場者が増えてきており、今年も大盛況でした★
今年も「アフリカンフェスティバルよこはま」に行ってきましたー!
「アフリカンフェスティバルよこはま2016」の横断幕
「アフリカンフェスティバルよこはま2016」の横断幕です。
今年の出展は、大使館の出店が14、アフリカンマーケットの販売が20店舗、フードコートが2店舗。国数としては20カ国が大集合!
ステージではアフリカのプロのミュージシャンが8グループ参加、ワークショップではジャンベやムビラの体験講座を開催していました。
毎年ほとんど同じ構成と内容です。
昨年も訪問しましたが、なかなか充実したフェスだったので、今回も楽しみにしていました♪
フードコート?でアフリカ料理に舌鼓
アフリカ料理と飲み物が味わえるフードコート
まず、昨年スルーしていたフードコートに向かいます。
フードコートは赤レンガの3階の奥にありました。
お店は2店舗。ガーナとエジプトのお店です。
エジプトの方のお店には、ケバブサンドやクスクスがあって、かなり長蛇の列。
一方、ガーナのお店はドリンク中心で、食べ物はミートパイのみだったため、ガラガラでした。
ガーナのお店
手始めに、ガーナのお店でお飲み物を購入。
「やし酒」がかなり気になったのですが、とりあえずはビールを買うことに。
ガーナのクラブビール(600円)
ガーナのビール「クラブビール」です。
ガーナで一番人気なのは「スタービール」ですが、「スタービール」は飲んだことがあるので、今回は「クラブビール」にしてみました。
ラベルには「SINCE 1931」の文字。
結構歴史があるのがびっくり!
お味は、悪くないです。
可もなく不可もなく、そこそこ美味しかったです♪
エジプトの野菜飯
エジプトのケバブサンド
ガーナのミートパイ
ミートパイの中身
お料理は、エジプトのお店に15分くらい並んで、ケバブサンドと野菜飯(名前は忘れちゃいました?)、ガーナのお店でミートパイを購入しました。
この中で美味しかったのは、名前のわからないエジプトの野菜飯。
アフリカか中東のどこかで食べたことのあるようなお味ですが、スパイス風味のするシンプルな野菜ぶっかけ飯は、優しいお味で美味しかったです♪
ケバブサンドは、可もなく不可もなく、普通の美味しいケバブのお味。
ミートパイは、包んでいる皮が、美味しいんだけどちょっとしつこい感じです。
アフリカ音楽のステージ?とワークショップ
アフリカ音楽のステージ(パシチガレ・ムビラズ)
食後、フードコートの手前にあるステージでちょこっとライブを見てみます。
フードコートで食べている間も、お隣のステージから音楽が漏れ聞こえてきていました♪
この時演奏していたのは、ジンバブエの親指ピアノ「ムビラ」をメインとしたバンド「パシチガレ・ムビラズ」(PASICHIGARE MBIRAS)
「ムビラ」の癒される音色と、アフリカンなポリリズムのリズム。
なかなか良いです★
ワークショップ(ムビラ教室)
ステージのお隣では、ムビラのワークショップ「ムビラ教室」のレッスンが行われていました。
昨年は、西アフリカの太鼓「ジャンベ」の教室に参加しました。
今回、ムビラ教室に参加しようかなと思っていたのですが、行った時すでに始まっていて参加できず。
ちょっと残念でした。
アフリカンアート?が飾られた受付とゲームコーナー
アフリカンマーケットの入り口
さて、2階に降りて、アフリカ雑貨や食品の店舗が並ぶ「アフリカンマーケット」を見てみましょうー!
入り口には、昨年同様、ミネラルウォーターが並ぶブースが。
アフリカ各国の布や彫像など
アフリカらしい原色の絵画
入り口の広間には、アフリカ各国の布や彫像、アフリカの原色アートなどが飾られています。
昨年と同じですが、展示されているのは昨年とは違った作品です。
個性的なアートの数々。魅力的です★
アフリカのゲーム「オワレ」(OWARE)
アフリカのゲーム「ルドゥ」(LUDO)
アフリカのゲーム「ダム」(DAME)
広場には、テーブルと椅子がいくつかあって、テーブルの上には、アフリカのゲームが置かれていました。
ゲームは、
- 「オワレ」(OWARE)
- 「ルドゥ」(LUDO)
- 「ダム」(DAME)
の3種類。
プレーしなかったので、それぞれ、どんなルールなのかわからないですが、テーブルの上には遊び方も説明されていました。
背の高いスーツ姿の黒人2人が真剣にプレーしていたのが印象的★
アフリカ雑貨満載のアフリカンマーケット
入り口の広間を抜けると、小さなブースがたくさん並ぶ「アフリカンマーケット」の売り場が見えてきます。
ここには、34のブースがあり、各国の大使館のブースが14、エスニック雑貨屋さんやNPOなどのブースが20ありました。
それぞれの内訳は↓
●大使館
- エチオピア大使館
- モザンビーク大使館
- モロッコ大使館
- ナイジェリア大使館
- チュニジア大使館
- ボツワナ大使館
- セネガル大使館
- レソト大使館
- マラウイ大使館
- ザンビア大使館
- ウガンダ大使館
- ガーナ大使館
- ベナン共和国大使館
- ケニア大使館
●エスニック雑貨屋さんやNPOなど
- 株式会社バラカ(BARAKA)
- ジャンボ(African Heritage JAMBO)
- アフリカンスクエアー(AFRICAN SQUARE)
- ポレポレカンガショップ(POLE POLE KANGA SHOP)
- アフリキコ(AFRIKICO)
- NPO法人日本・ケニア友好協会(JAPAN KENYA FRIENDSHIP ASSOCIATION)
- モロッカンビューティー(GHASSOUL JAPAN JAMIELA)
- マサイカフェ(MASAI CAFE)
- 東京かんかん(TOKYO KANKAN)
- シアバターとオリーブオイルとパーニュの店(KARITE & OLIVE SHOP)
- 日本緑茶センター株式会社(JAPAN GREENTEA CO., LTD.)
- マデリーフ&カニールス(MADELIEF & KANEELS)
- ストリクトリーアフリカンジャパン(STRICTLY AFRICAN JAPAN)
- モロッコトレイルズ・バービルヘール(MOROCCO TRAILS・BAB EL KHAIR)
- 一村一品マーケット(ONE VILLAGE, ONE PRODUCT MARKET)
- マミヘリー コレクション(MUMYHERY COLLECTIONS)
- アンジェリカショップ(ANGERIKA SHOP)
- キリマンジャロ森と旅社(KILIMANJARO FOREST & TOURS)
- ティンガティンガアートテナテナ(TINGA TINAGA ART TENA TENA)
シアバターの「アフリキコ」とか、自由が丘にカフェをオープンしている「マサイカフェ」とか、「下北沢エスニック巡り」で見つけた「東京かんかん」とか、知っているところもいくつかあります。
さて、各ブースを物色することにしましょうー♪
色鮮やかなカンガ布
ケニアなど東アフリカの布「カンガ」
「タンザニア」のブース
まず、目に飛び込んでくるのが、カラフルな東アフリカの原色の布「カンガ」です。
「カンガ」は、ケニアなど東アフリカで衣類や風呂敷として使われている一枚布。
生まれは比較的新しく19世紀のことで、発案者はスワヒリ族であるとのこと。そのため、布にはスワヒリの格言などがプリントされていることが多いそうです。
原色を多用した色使い、バラエティーに富んだ大胆な図柄。
アジアやヨーロッパにはないデザインですね。
「ナイジェリア」のブース。服や布がとってもカラフル★
すごい色彩感覚です!
布も雑貨も原色いっぱい★
「ナイジェリア」のブース
東アフリカの「カンガ」以外でも、アフリカの布や服はとってもカラフル!
色のコントラストがはっきりしていて、図柄もインパクトのあるものが多いです。
ティンガティンガアート
ティンガティンガアート、描き中!
「カンガ」と並んで東アフリカで有名なものと言えば、「ティンガティンガアート」
Wikipediaによると、「ティンガティンガアート」は、
ティンガティンガ (Tingatinga) は、1960年代にタンザニア・ダルエスサラームにおいて、エドワード・サイディ・ティンガティンガ (Edward Saidi Tingatinga、1932年 – 1972年) が生み出したポップアートの手法。主に動物や植物などの自然が描かれる。ティンガティンガ絵画ともいう。
ティンガティンガ – Wikipedia
だそうです。
素朴な図柄と見ているだけで楽しくなるカラフルさが魅力的です★
シンプルかつ、力強い、アフリカらしい絵ですよね。
カゴバッグがたくさん!
キンキラな飾り付けのバッグ
日本のお店にはなさそうな個性的な商品の数々
カラフルなバッグがたくさん!
麦わら帽子とカラフルなバッグ
かごバッグやポーチなども、アジアのものに比べてかなり配色や図柄が大胆!
どれもこれもインパクトあり過ぎです!
アフリカらしい、動物や人物の人形
可愛いマグネットアート
貝殻の付いたカゴバッグ、ミニジャンベ、ミニムビラ
素朴な人形や絵(ウガンダのブース)
かごバッグとか、マスクとか、絞り染の洋服とか
プリミティブな感じのネックレス
名産品が小ぢんまりと(どこの国か忘れちゃいました?)
素朴な泥染め布が満載!
カメルーンの木彫り
動物モチーフの木彫りやしおり、切手など
アフリカらしいお土産と言えば、木彫りやソープストーンの動物や人物の人形。
東アフリカから西アフリカ、南アフリカまで、ブラックアフリカの雑貨は、素朴でかわいらしいものが多いです。
仮面はちょっと不気味な感じのが多いですが。
現代アートも真っ青の見事なデザインセンスです★
ビスケットとかコーヒーとか、「マラウィ」のブース
ガーナ名産、ヤシ酒とチョコレート
シアバターがたくさん!
ケニアの美味しいコーヒーは如何ですか。
「ケニア」の紅茶
チョコレートがズラリ!
ルイボスティーのティーバッグ
エチオピアコーヒー試飲コーナー
「エチオピア」のブース
ケニア国旗とタスカビール
食品やコスメ製品もたくさん売られていました。
ガーナのチョコレートとか、ヤシ酒とか、シアバターとか。
ケニアの紅茶やエチオピアのコーヒーなど。
ルイボスティーにタスカビール。
ただし、ここで売られていたのは、日本人に売れそうな商品ばかりで、未知の食べ物はなかったです。
カラフルなバブーシュ
モロッコのクッションカバー
モロッコのミントティーグラス
種類豊富なアルガンオイル
モロッコワインやオリーブなど
人気のアルガンオイル
ここもアルガンオイル
結構数が多かったのが、「モロッコ」のブース。
「モロッコ」はアフリカ大陸ですが、文化的にはアラブ圏に属します。
だから、売られているものも、ブラックアフリカのものとはちょっと毛色が違います。
だけど、モロッコ雑貨、人気ですよね!
皮サンダルの「バブーシュ」とか、アルガンオイル、ミントティーグラスなど。
日本の女子に売れそうな商品ばかり★
各ブースにも、かなり人が集まっていました!
「セネガル」のブース
「タンザニア」のブース
「南アフリカ」のブース
「ガーナ」のブース
「ベナン」のブース
昨年と同様、アフリカンマーケットの各ブースは大盛況!
大勢のお客さんでごった返していました。
今回は、特に商品を購入はしなかったのですが、普段なかなか見かけないアフリカの品々を見ることができて大満足!
アフリカの空気を満喫できた「アフリカンフェスティバルよこはま2016」
アフリカのフェスはなかなかないので、これからも毎年開催され続けて欲しいものです★
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