※前回の記事→ダカール到着〜!サハラを越えブラックアフリカへ(空港から市内へ)【セネガル】
「アフリカ」
日本とは一番関わりの薄い地域、未知の土地です。
そんなアフリカ(ブラックアフリカ)への初めての訪問。2003年に訪れたセネガルとマリをご紹介します。
今回は「ダカールの街さんぽ」!
ダカールの街をぶらぶら散歩!
宿の屋上から見たダカールの街
セネガルの首都、ダカールの朝。
朝、シャワーを浴びた後、宿の屋上に登り、周りの風景を眺めてみました。
明るい日差しが目に飛び込んできます。真っ青な空。今日も暑くなりそうです。
ダカールの建物はどれも薄汚れたクリーム色をしています。なんか寂れたような建物が多いです。
ダカールの街は黄色のタクシーがたくさん
活動し始める人々
路上に品物を並べ始める
街の色合いは淡白
朝から日差しが強い
通りを見下ろすと、活動し始める人々の姿が見えます。路上に靴を並べる人、店の準備をする土産物屋。黄色のボロいタクシーがたくさん走っています。
行きつけのスタンドカフェ
朝食をとるため宿を出ました。
独立広場を抜け、ダカールでの行きつけとなったスタンドカフェに行きます。
誠実そうなお兄さんがエスプレッソを淹れ、チョコクロワッサンを焼いてくれます。
おいしい!!
ダカールのマルシェ(市場)
ダカールのマルシェ(市場)
街の中心にあるマルシェ(市場)はごみごみしていました。
マルシェには、野菜やら日用品やらが雑然と並べられています。内部は暑苦しく埃っぽくて肉や魚の匂いでむんむんしているため、長時間いるのは辛いです。
マルシェの付近にはいろんな人がたむろっていて、引っ切り無しに声をかけられます。
調子のいいズボン売りが来ました。彼のノリに負けて派手なズボン(2,000CFA:424円)を購入してしまいました。
別の日には、やたら強引な男が付き纏ってきて、CDを買え買えとうるさく言ってきました。
CDはいずれは買おうとは思っていたのでその人の店で買ってあげましたが、案の定キズモノCDで、音割れがひどかったです(5,000CFA:1,062円)。
日本大使館に訪問
海岸沿いのアスレチックコース
歩いて海岸沿いにある日本大使館に行きました。
情報を集めるためです。ダカールには日本人はおろか、旅行者らしき人をほとんど見かけませんでした。
日本大使館は立派!周りを圧するような巨大な建物で要塞のようです。
中に入ると大使館の職員が笑顔で迎えてくれます。
情報ノートや本棚に並べられた日本語の本を指差して、「ご自由に見ていってください」と言われました。
大使館の方にマラリアについて聞くと、医務官を紹介してくれました。
医務官の方はマラリアの予防策、罹った時の対処法を教えてくれ、薬を買うための紹介状も書いてくれました。
マリ大使館でビザ取得
ダカールの建物(何の建物かはよくわかりません)
その後、ボロボロのタクシーをつかまえ、マリ大使館へ行きます。
セネガルの次は、隣国マリへ行こうと思っていたのですが、マリへの入国にはビザが必要なのです。
大使館では、フランス語がわからず四苦八苦しましたが、午前中に申請し、午後2時に受け取ることができました。
値段は27,500CFA(5,840円)。
「Touba」という地元食堂で「ヤッサ」を食べる
ダカールの港の風景
昼食は「Touba」という地元食堂で「ヤッサ」を食べました。
ヤッサとは、ライスの上に玉ねぎとレモンで煮たチキンや魚を載せた、この地域の代表的な料理。
コーラを飲みながらいただきます。なかなかおいしいです。これで1,700CFA(400円弱)です。
ダカールでは他にも、ライスにピーナッツシチューをかけた料理「マフェ」や、北アフリカ料理の「クスクス」、アラブ風サンドイッチ「シュワルマ」(ドネルケバブと同じようなもの)もよく見かけます。
飲み物は、コーラやファンタなどの清涼飲料水の他に「ビサップ」というジュースがよく飲まれています。
これは、ハイビスカスの花を煮出して砂糖を加えた飲み物で、色は真紅です。
この「ビサップ」、味はやたらと甘いのですが、さわやかな酸味があり暑いダカールにはちょうどいいです。
ダカールの街並み
旅行時期:2003年3月〜4月
※次の記事→セネガルの首都、ダカールの街さんぽ②(道端の金曜礼拝、イファン・ミュゼ、蚊帳購入etc.)【セネガル】
